povoには独自の「トッピング機能」があり、数あるキャリア・格安SIMの中で比較しても、データ量の調整を最も柔軟に行うことができます。
長年povoを利用している方はもちろん、他のキャリアを使っている方の中には、povoで機種変更を検討している方もいることでしょう。
しかし、povoの機種変更はauショップの店頭ではできないため、諸々の手続きを自分で進めなくてはいけません。
本記事では、povoの機種変更の方法を詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- povoで機種変更をする方法端末はauオンラインショップでの購入がおすすめ
- povo機種変更時の注意点eSIMの場合は再発行の手続きが必要
- auオンラインショップ以外でのお得な端末購入方法アップルストアでiPhoneをお得に購入可能
- povoから機種変更後におすすめの格安SIMLINEMOでデータ使用量節約
機種変更における注意点や、端末を購入する方法についても紹介します。
本記事を参考に、お得かつスムーズにpovoでの機種変更を進めてください。
トッピングでデータ量が自由自在!
※povo1.0・auからpovo2.0への変更はこちら
povoで機種変更をする方法
povoでの機種変更では、データ移行や開通手続きなどを自分で行う必要があります。
機種変更においては、以下6つの手順が必要です。
機種変更後の端末購入は、auオンラインショップでの購入がおすすめです。
それぞれの手順について詳しく解説していきます。
現在のSIMの種類・povo対応端末を確認する
povoで機種変更をする際は、現在SIMとeSIMのどちらを使っているか、機種変更後の端末がpovoに対応しているかを確認しましょう。
新しい端末がeSIMに非対応の場合もあるので、変更前に現状のSIM種別は確認するのが無難です。
また、auオンラインショップで購入できるからと言って、必ずしもpovoに対応しているとは限りません。
povoの対応端末は、povo公式サイトで確認することができます。
端末のSIM種別も同時に確認できるので、eSIM利用を希望している方は、端末がeSIM対応かを一緒に確認するようにしましょう。
auオンラインショップで端末を購入する
povoの機種変更端末は、auオンラインショップで購入する方法がお得かつスムーズに進められます。
2024年1月現在、povo公式サイトでの端末販売は行っていません。
auオンラインショップで販売中のスマホであれば、ほとんどの機種がpovoに対応しています。
ただし、「iPhone6」や「Google Pxel 4」など、過去にauスマホとして販売された機種の中には、povoに非対応の場合もあるので注意が必要です。
あらかじめ、購入希望端末がpovoに対応しているかは必ず確認するようにしてください。
また、auオンラインショップでは、価格比較やプログラム適用の料金シュミレーションも行うことができます。
ちなみに、ドコモやソフトバンクなどで販売されているスマホで機種変更をすることも可能です。
しかし、これら他社のスマホではau回線と相性が悪い場合もあるため、auオンラインショップでauスマホを購入することがおすすめです。
スマホトクするプログラムでスマホをお得に購入!
SIMカードを入れ替える
新しい端末が手元に届いたら、SIMカードの入れ替えを行います。
SIMカードの入れ替え手順は以下の通りです。
SIMカード入れ替え方法
- 旧端末の電源を切る
- SIMカードを抜く
- 新端末にSIMカードを差し込む
- 新端末の電源を入れる
SIMカードに埋め込まれているICカードは剥き出しになっているため、取扱いには注意が必要です。
IC部分に触れてしまうと、指紋や埃がついて不具合を起こす原因になります。
また、SIMカードを入れる向きを間違えると、取り外しができなくなったり故障の原因になるので気を付けましょう。
データ移行を行う
povoではデータ移行を行ってくれる店舗サポートは提供しておらず、ご自身でデータ移行を行う必要があります。
iPhoneとAndroidではデータ移行の手順は異なります。
・Androidのデータ移行方法
・iPhoneのデータ移行方法
iPhoneのデータ移行は、iPhone→iPhoneの場合とiPhone→Androidで手順が異なります。
iPhone→iPhoneのデータ移行方法は以下の通りです。
iPhone→iPhoneのデータ移行手順
- 旧端末と新端末を近い位置に置く
- 新端末のホームボタンを押してロック解除
- 新端末で言語と地域を設定
- 旧端末で「新しいiPhoneを設定する」ポップが出たら、「続ける」をタップ
- 新端末に表示されている青い丸のイメージ画像を、旧端末のカメラの円の中に配置
- 新端末に旧端末のパスコードを入力
- 「続ける」をタップし、TouchIDの設定を行う
- 「転送開始」をタップ
- 利用規約を確認のうえ、「同意する」をタップ
- 画面の手順に従い、各種設定を行う
- 「データ転送が完了しました」の表示が出たら、旧端末・新端末ともに「続ける」をタップ
- 画面の手順に従い、各種設定を行う
- 「さあ、はじめよう!」をタップ
続いて、iPhone→Androidのデータ移行方法です。
iPhone→Androidのデータ移行手順
- 旧端末で「データお引っ越し」アプリをダウンロード
- 「同意してはじめる」をタップ
- au IDログインの画面が表示された場合は、画面の指示にしたがって操作
- 2段階認証の画面が表示された場合は、SMSで通知される6桁の認証コードを入力し、「次へ」をタップ
- 利用規約を確認のうえ、「同意して次へ」をタップ
- 同意事項のご確認を確認のうえ、「情報利用に同意する」をタップ
- アクセス権の説明を確認のうえ、「次へ」をタップ
- 各データに対するアクセス権に対して、すべて「OK」または「許可」をタップ
- 「この端末のデータを預ける」をタップ
- 移行するデータを確認して「預ける」をタップ
- データの保存が完了したら、「次へ」をタップ
- 「終了する」をタップ
- 新端末で「データお預かり」アプリをダウンロード
- 「許可」をタップ
- 「同意してはじめる」をタップ
- 「次へ」をタップ
- 各データに対するアクセス権に対してすべて「許可」をタップ
- au IDログイン、2段階認証が表示された場合は画面の案内にしたがって操作
- 「設定する」をタップ
- 「次へ」をタップ
- 「許可」をタップ
- 自動で預けるデータの種類欄にチェックをして、左上のアイコンより前ページに戻る
- 「閉じる」をタップ
- 「戻す」をタップ
- 戻したいデータにチェックを入れて「戻す」をタップ
- データの復元が完了したら、「完了」をタップ
- 預けているデータを残すか、削除するか選択
以上の手順で、データ移行は完了します。
ちなみに、iPhone→iPhoneの場合でも、「データお引越し」アプリでのデータ移行をすることは可能です。
・Androidのデータ移行方法
Androidのデータ移行についても、Androi→iPhoneとAndroid→Androidで手順はそれぞれ異なります。
バックアップまでの手順は、新端末がiPhone・Androidのどちらでも同様です。
Androidのバックアップ手順
- 「データお引っ越し」アプリをダウンロード
- 「同意してはじめる」をタップ
- au IDログインの画面が表示された場合は、画面の指示にしたがって操作
- 2段階認証の画面が表示された場合は、SMSで通知される6桁の認証コードを入力し、「次へ」をタップ
- 利用規約を確認のうえ、「同意して次へ」をタップ
- 同意事項のご確認を確認のうえ、「情報利用に同意する」をタップ
- アクセス権の説明を確認のうえ、「次へ」をタップ
- 各データに対するアクセス権に対して、すべて「許可」をタップ
- 「この端末のデータを預ける」をタップ
- 移行するデータを確認して「預ける」をタップ
- データの保存が完了したら、「次へ」をタップ
- 「復元方法を確認する」をタップ
- 「データお引っ越しを閉じる」をタップ
バックアップ手順は以上で完了です。
続いて、iPhoneでのデータ復元方法は以下の通りです。
iPhoneのデータ復元方法
- 「データお引っ越し」アプリをダウンロード
- 「同意してはじめる」をタップ
- au ID認証のための確認画面が表示された場合は「続ける」をタップ
- au IDログインの画面が表示された場合はデータを預けたau IDでログイン
- 2段階認証の画面が表示された場合は、au IDと紐付いているスマホにSMSで通知される6桁の認証コードを入力し、「次へ」をタップ
- アクセス許可の説明を確認のうえ、「次へ」をタップ
- 写真のアクセス権に対して、「すべての写真へのアクセスを許可」をタップ
- 各データに対するアクセス権に対して、すべて「OK」または「許可」をタップ
- 「預けたデータをこの端末に復元する」をタップ
- 「復元する」をタップ
- データの復元が完了したら、「完了」をタップ
- アドレス帳の保存先が表示された場合は、アドレス帳の復元先を選択し「決定」をタップ
Androidのデータ復元方法は以下の通りです。
Androidのデータ復元方法
- 「データお引っ越し」アプリをダウンロード
- 「同意してはじめる」をタップ
- au IDログイン画面が表示された場合は、画面の指示にしたがって操作
- 2段階認証の画面が表示された場合は、SMSで通知される6桁の認証コードを入力し、「次へ」をタップ
- アクセス許可の説明をご確認のうえ、「次へ」をタップ
- 各データに対するアクセス権に対して、すべて「許可」をタップ
- 「預けたデータをこの端末に復元する」をタップ
- 「復元する」をタップ
- データの復元が完了したら、「完了」をタップ
以上で、Androidからのデータ移行は完了です。
ここまで、データ移行に関しての4パターンについて紹介してきました。
手順自体は長く感じるかもしれませんが、基本的に画面に表示された指示通りに進めていくだけです。
データ移行は数分~十数分程度で終わるので安心してください。
APN設定をする
SIMカードを挿入後、APN設定をすることで通信が行えるようになります。
新端末がiPhoneの場合は、SIMカード挿入後、自動的にAPNの設定が行われます。
他社からの乗り換えと一緒に機種変更をする場合は、他社のプロファイル(APN)を削除する必要があります。
プロファイル(APN)削除方法
- 「設定」アプリをタップ
- 「一般」をタップ
- 「VPNとデバイス管理」をタップ
- 「プロファイル」をタップ
- 表示されている他社のプロファイル名をタップ
- 「プロファイルを削除」をタップ
- 利用端末のパスコードを入力
- 「削除」をタップ
auで購入したAndroidであれば、既にAPN設定は完了しています。
他社で購入したスマホや、SIMフリースマホの場合は、手動でAPN設定を行う必要があります。
AndroidのAPN設定方法
- 「設定」アプリをタップ
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「詳細設定」をタップ
- 「アクセスポイント名」をタップ
- 画面上部の「+」をタップ
- 「名前」をタップ
- 「povo2.0」と入力し、「OK」をタップ
- 「APN」をタップ
- 「povo.jp」と入力し、「OK」をタップ
- 「APNプロトコル」をタップ
- 「IPv4/IPv6」をタップ
- 画面右上の3つの点をタップ
- 「保存」をタップ
- 「povo2.0」の右横の丸をタップ
以上で、APN設定は完了です。
入力項目は、1文字でも間違えると通信ができないため注意してください。
開通手続きをする
最後に、開通手続きを行って機種変更は完了します。
開通手続きの方法
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話を掛け、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切る
- Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してpovo公式サイトが閲覧できるかを確認
発信テストとモバイルデータ通信の確認が済めば、開通手続きは完了です。
開通手続きを行っても通信が繋がらない場合は、以下の方法を試してください。
・端末を再起動
・APN設定を行う
・iPhoneの場合、iOSをアップデート
以上の方法を試しても繋がらない場合は、povoサポートのチャットで問い合わせてみましょう。
解説してきたように、povoの機種変更のほとんどの手順はオンラインで済ませることができます。
スムーズに機種変更を進めるためにも、次に解説する注意点についても確認しておきましょう。
povo機種変更時の注意点
povoを機種変更する際の4つの注意点を解説していきます。
スムーズに機種変更を進められるよう、注意点も確認しておきましょう。
auショップなどの店頭では機種変更できない
povoの機種変更は、auショップなどの店頭で行うことはできません。
オンライン専用プランであるpovoは、機種変更の他、契約変更などの各種手続きをオンラインで進めることになります。
そのため、auショップで端末のみ購入をすることはできるのですが、端末購入と同時に機種変更はできません。
auオンラインショップやAppleストアなどで端末を購入後、ご自身で機種変更の手続きを進めるという手順を踏む必要があるのです。
データ移行や開通手続きもご自身で行う必要があるため、スマホ操作の知識がある程度必要になります。
eSIMの場合は再発行手続きが必要
機種変更前の端末でpovoのeSIMを利用している場合、eSIMの再発行手続きが必要です。
eSIMを再発行する際には用意しなくてはいけない書類があり、受付時間も24時間ではありません。
必要書類 | 受付時間 |
---|---|
運転免許証 在留カード マイナンバーカード |
9:30~20:00 |
必要書類は3種類の中の、いずれか1つを用意してください。
eSIMの再発行は「povo2.0」アプリから行います。
eSIM再発行方法
- 左上の人型マークをタップ
- 「契約管理」をタップ
- 「SIM再発行」をタップ
- 「eSIM」をタップ
- 再発行理由として、「機種変更」をタップ
- 契約管理ページに戻り、「次へ進む」をタップ
- 必要事項の入力と本人確認を行う
以上で、eSIMの再発行は完了です。
Androidの場合は以上の手順となりますが、新旧端末がどちらもiPhoneの場合は、iPhoneの設定メニューから手続きをすることもできます。
iPhoneの設定からeSIMを再発行する方法
- 新端末で「設定」アプリをタップ
- 「iPhoneにサインイン」をタップ
- Apple IDとパスワードを入力し、「次へ」をタップ
- 旧端末に送られたApple ID確認コードを新端末で入力し、iCloudにサインイン
- 新旧のiPhone両方で、新たに設定したパスコードを入力
- 新端末で「設定」アプリをタップ
- 「Face IDとパスコード」をタップ
- 「パスコードをオンにする」をタップ
- パスコードを設定後、現在ログイン中のApple IDのパスワードを入力
- 「設定」アプリをタップし、「モバイル通信」をタップ
- 「モバイル通信を設定」をタップ
- 再発行を希望する電話番号をタップ
- 旧端末に「(再発行を希望する電話番号)のSIMを転送しますか?」の通知が表示されるので、「SIMを転送」をタップ
- 開通手続きを行う
以上で、iPhone同士のeSIM再発行が完了します。
この方法であれば本人確認が不要のため、「povo2.0」アプリからの手続きよりも簡単にeSIMを再発行することができます。
povoでのSIM再発行では、SIM・eSIMともに手数料が掛かります。
SIM種別 | 手数料 |
---|---|
SIMカード(eSIMからの変更時含む) | 3,850円 |
eSIM(SIMカードからの変更時含む) | 440円 |
※表の中は全て税込表記
eSIM再発行の方が手数料は安いため、新端末がeSIM対応の場合は、eSIMを選択したほうが良いでしょう。
SIMの種類を悩んでいる方は、機種変更前にeSIM デメリットも確認しておきましょう。
auオンラインショップでもpovo非対応端末がある
auオンラインショップで購入した端末であっても、povoに非対応の場合があるため注意が必要です。
2024年1月現在、auオンラインショップで購入できる端末のほとんどはpovoに対応しています。
しかし、過去に販売していた「iPhone6」や「Google Pxel 4」などの端末は、povoに対応していません。
機種変更の際は、変更後の端末がpovoに対応しているかを確認するようにしましょう。
povoの機種変更がお得になるキャンペーンを確認する
povo キャンペーンを活用することで、お得に機種変更をすることができます。
機種変更時に適用できるキャンペーンには、以下の3つがあります。
povoの機種変更がお得になるキャンペーン
・スマホギガトレード
特典:古いスマホの買取額に応じて、「povo2.0」アプリで利用できるトレードコード20GBと交換
・スマホトクするプログラム
特典:auでスマホを購入し、25か月目に機種を返却すると残りの支払いが不要
・新規加入で3日間データ使い放題プレゼント!
特典:キャンペーンコードを入力してpovoの新規契約をすると、3日間データ使い放題
このように、機種変更時に適用できるキャンペーンは複数あり、データ量や機種代金をお得にすることができます。
「スマホトクするプログラム」は10万円以上の端末であっても、残額の支払いが無料になるお得なキャンペーンのため、auから乗り換えの方にはおすすめです。
8000円相当のau Payが還元される「他社からお乗り換えでau Pay残高還元キャンペーン」や、旧端末の分割残債が無料になる「アップグレードプログラム」もありましたが、現在は受付が終了しています。
機種変更の際に紹介してきた4つの注意点を踏まえて置けば、スムーズに変更することができるでしょう。
また、スマホの機種変更が安い時期やタイミングについての把握も大切なので、スマホ 安い時期の内容も参考にしてください。
続いて、端末をお得に購入する方法についても解説していきます。
auオンラインショップ以外でのお得な端末購入方法
家電量販店やアップルストアなど、auオンラインショップ以外でも端末をお得に購入することができます。
ショップごとに特徴があり、割引やキャンペーンなどを活用することでスマホをお得に購入することが可能です。
ご自身に合った購入方法を探してみてください。
家電量販店で購入
家電量販店やオンライン通販では、SIMロックが掛かっていない「SIMフリースマホ」を購入することができます。
「SIMフリースマホ」であれば、機種変更の手続きを行った後にSIMカードを入れ替えることで、povoの利用開始が可能です。
購入する際は、端末がau回線に対応しているかを確認するようにしてください。
auオンラインショップと同様、au回線に対応しているからと言ってpovoに対応しているとは限らないので注意が必要です。
auショップで購入
auショップでは、スマホを実際に手に取って端末を選ぶことができます。
auショップであれば、「スマホトクするプログラム」を適用し分割支払いにすることで、25か月目以降の支払いは無料になります。
店頭であれば、端末がpovoに対応しているかを直接訊けるため、端末の選択が不安な方にはおすすめの方法です。
アップルストアで購入
機種変更でiPhoneを購入したい場合は、アップルストアを使うのも良いでしょう。
アップルストアでiPhoneを購入することの最大のメリットは、キャリアでの購入よりも価格が安くなることです。
大手4キャリアとアップルストアでの、iPhone15の本体価格を比較してみましょう。
キャリア(ショップ) | iPhone15(128GB)本体価格 |
---|---|
アップルストア | 124,800円 |
ドコモ | 149,490円 |
au | 145,640円 |
ソフトバンク | 145,440円 |
楽天モバイル | 140,800円 |
※表の中は全て税込表記
いずれのキャリアでも、アップルストアでの価格と比較すると2万円以上高いのがわかります。
キャリアごとにスマホをお得に購入できるキャンペーンがあるため一概には言えませんが、iPhone購入に関してはアップルストアがおすすめと言えるでしょう。
大手キャリアショップで購入
ドコモやソフトバンクなどの大手キャリアショップで端末を購入する方法もあります。
通常、キャリアショップで端末を購入しようとすると、各キャリアのプラン加入を同時に勧められます。
端末のみを購入したい旨を販売員に伝えることで、端末のみでの購入も可能です。
大手キャリアでは各社ごとに、スマホの下取りやレンタルなど、端末のみをお得に購入できるプログラムが用意されています。
ただし、auショップ以外で購入したスマホでは、回線がau以外になっている場合があるので注意が必要です。
au以外の回線に対応しているスマホでは、povoの通信が不安定であったり繋がらないという事態になりかねません。
購入端末がどこの回線に対応しているかは、確認するようにしましょう。
また、楽天モバイルでも端末のみ購入ができるので、購入方法や注意点について知りたい方は楽天モバイル 端末のみ購入を参考にしてください。
ご自身の状況に応じて、端末の購入方法は選択するようにしてください。
次の章では、povo以外への乗り換えを検討している方向けに、おすすめの格安SIMを紹介していきます。
povoから機種変更後におすすめの格安SIM
トッピング機能によっていつでもデータ量の調整ができるのが、povoの最大のメリットです。
月額料金を抑えたい方にとって最適のプランではありますが、機種変更をするタイミングで、他の格安SIMを検討している方もいることでしょう。
この章では、povoから機種変更後におすすめの格安SIMを7つ紹介していきます。
・ahamo|ドコモ回線で安定の高速通信
・楽天モバイル|Rakuten最強プランでデータ量無制限
・J:COMモバイル|データ盛で10GBが550円
・IIJmio|選べるデータ量が豊富
・mineo|フリータンクでパケットを分け合える
・ワイモバイル|家族で使うほどお得
月額料金の安さや通信の安定性など、乗り換えの理由には様々な理由があることでしょう。
ご自身のスマホの使い方を把握したうえで、格安SIMそれぞれの特徴やキャンペーンを活用することで、よりお得な乗り換え先を見つけることができるでしょう。
乗り換えを検討している方は、参考にしてみてください。
LINEMO|LINEギガフリーでLINEが使い放題
「LINEギガフリー」はLINEMOの独自の機能で、LINEアプリでの通信をデータ消費量0で行うことができます。
この機能はLINEアプリの通話にも当てはまるため、どれだけ通話をしても通話料は0円です。
LINEMOの料金プランを以下に紹介します。
料金プラン | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
※表の中は全て税込表記
「LINEギガフリー」を活用することで、メッセージや通話のやり取りにおけるデータ消費量は、ほぼ0に抑えることができます。
LINEMOには、データ容量が3GBの小容量プランも用意されています。
SNSや動画視聴などでデータ消費量が多い人は、1か月のデータ量を3GB以内に抑えるのは難しいかもしれません。
普段のスマホ利用がメッセージや通話がメインの方に、LINEMOはおすすめの選択肢と言えるでしょう。
LINEギガフリーでLINEが使い放題!
通話・メッセージのやり取りに関して、LINEMOの「LINEギガフリー」は非常に有用性のあるサービスです。
とは言え、仕事などのオープンな場面では、LINEアプリのみで全てを済ませることは難しいでしょう。
メールや通話が多い方は、業界トップラスの通信安定性と大容量プランを兼ね備えたahamoがおすすめです。
ahamo|ドコモ回線で安定の高速通信
ドコモ回線を利用しているahamoの通信の安定性は、数ある格安SIMの中でもトップクラスの優秀さを誇っています。
2024年1月時点での格安SIM通信速度ランキングを見ても、ahamoは3位という高順位をキープしています。
位置づけとしては格安SIMに分類されるahamoですが、格安SIM 速度比較の中でも大手キャリアに引けを取ることはありません。
また、ahamoの料金プランはとてもシンプルで、主に大容量ユーザー向けのプラン内容になっています。
料金プラン | データ容量 | 月額料金 |
---|---|---|
ahamo | 20GB | 2,970円 |
ahamo大盛り | 100GB (ahamo20GB+大盛りオプション80GB) |
4,950円 |
※表の中は全て税込表記
20GBの基本プランがあり、大盛りオプションを付けたahamo大盛りは、データ容量が100GBという超大容量をカバーしています。
業界トップクラスの通信速度・安定性に加え、お得な料金で大容量のデータを使用できるのがamamoの特徴です。
通信・データ量ともにハイレベルを求めている方は、ahamoへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
安定した通信を大容量で!
大容量のデータを使用したいけど、月額4,950円では高いと思われる方もいるかもしれません。
そんな方には、月額料金3,278円でデータ量無制限の楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイル|Rakuten最強プランでデータ量無制限
楽天モバイルは月額料金3,278円で、高速データ通信が無制限で利用可能です。
データ量無制限の先駆けである楽天モバイルでは、データ使用量によって料金が変わる従量課金制を採用しています。
ご自身でプランを変更しなくても、月額料金はデータ使用量に応じて自動的に決まります。
使用量が少ない月は、勝手に安くなる点も楽天モバイルの大きなメリットです。
また、楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリを使用すれば、無制限で無料かけ放題を利用することができます。
通信面に多少の懸念点がある楽天モバイルですが、料金面と無制限であることを考慮すると、十分にカバーできる範囲と言えるのではないでしょうか。
無制限で高速データ通信が使い放題!
楽天モバイルには、家族割に該当する割引がありません。
セット割や家族割を積極的に活用したい方は、次に紹介するワイモバイルを検討してみてください。
ワイモバイル|家族で使うほどお得
画像引用元/ワイモバイル
ワイモバイルには最大9回線まで適用できる「家族割引サービス」があり、家族で使うほどお得になります。
家族で利用する複数の回線を指定のプランで契約することで、2回線目以降の料金から毎月割引を受けることができます。
指定のプランと割引額は以下の通りです。
回線 | 指定プラン | 割引額 |
---|---|---|
1回線目 | ・シンプル2 S/M/L ・シンプルS/M/L ・スマホベーシックプラン ・Pocket WiFiプラン2 ・データベーシックプランL |
– |
2回線目以降 | ・シンプル2 S/M/L | 1,100円 |
・シンプルS/M/L | 1,188円 | |
・スマホベーシックプラン ・Pocket WiFiプラン2 ・データベーシックプランL |
550円 |
※表の中は全て税込表記
適用可能な回線数も多く、家族で利用している方のワイモバイル 評判は高いようです。
ワイモバイルを使っている家族全員が割引を受けられるため、家族の人数が多いほど割引総額は大きくなります。
家族みんながお得!
ワイモバイルの家族割やセット割によって、月額料金は大幅に下げることが可能です。
家族割やセット割の適用が難しい方は、データ量がお得になるJ:COMモバイルをチェックしてみましょう。
J:COMモバイル|データ盛で10GBが550円
J:COMモバイルの「最強ヤング割」に「データ盛」を組み合わせることで、6か月間10GBを使えて月額料金は550円で済ませることができます。
「最強ヤング割」は26歳以下の方が加入できる割引サービスで、J:COMモバイルを使っている家族も対象になります。
5GB以上のプランであれば、どのプランであっても6か月間1,078円の割引を受けることが可能です。
J:COMモバイルとJ:COMサービス(テレビ、ネット、固定電話、電気)を併用することで「データ盛」が自動適用され、使えるデータ量が通常よりもアップします。
「データ盛」適用時のデータ増量と月額料金は以下の通りです。
通常データ量 | 「データ盛」適用後データ量 | 月額料金 |
---|---|---|
1GB | 5GB | 1,078円 |
5GB | 10GB | 1,628円 |
10GB | 20GB | 2,178円 |
20GB | 30GB | 2,728円 |
※表の中は全て税込表記
上記の表で「データ盛」を適用できるのは、通常データ量5GB以上のプランです。
つまり、通常データ量5GBのプランを「データ盛」で10GBに増量したうえで、「最強ヤング割」で1,078円の割引を受けると、月額料金が550円になるのです。
最強ヤング割で10GBが550円!
データ容量の選択肢が多い格安SIMを探してるという方は、次に紹介するIIJmioがおすすめです。
IIJmio|選べるデータ量が豊富
IIJmioは料金プランが豊富で、データ使用量が少ない方でも最適なプランが見つけやすいメリットがあります。
IIJmioの料金プランは以下の通りです。
データ容量 | 音声SIM・音声eSIM | データSIM | データeSIM |
---|---|---|---|
2GB | 850円 | 440円 | 740円 |
5GB | 990円 | 660円 | 900円 |
10GB | 1,500円 | 1,100円 | 1,400円 |
15GB | 1,800円 | 1,430円 | 1,730円 |
20GB | 2,000円 | 1,650円 | 1,950円 |
※表の中は全て税込表記
データ量が豊富であるだけでなく、IIJmioは複数のSIM種別に対応しているのも特徴の1つです。
また、IIJmioの回線はauかドコモのどちらかを選ぶことができます。
このように、「データ量」と「SIM種別」と「回線」の3つについて、好きな組み合わせを選択することができるのです。
IIJmio キャンペーンも参考に、ご自身に合った組み合わせを探してみてください。
豊富な料金プランで自在な組み合わせ!
データ容量やSIM種別の選択肢も多いため、自身に合ったカスタマイズをできるのがIIJmioの特徴でした。
次に紹介するmineoでは、「フリータンク」「パケットギフト」などのような、ユニークなサービスが提供されています。
スマホの利用を楽しみたいという方はチェックしてみてください。
mineo|フリータンクでパケットを分け合える
パケットサービスが充実しているmineoでは、「フリータンク」機能で他のユーザーとパケットを分け合うことができます。
全国のmineoユーザーとパケットをシェアすることで、足りないときにはパケットを使わせてもらい、余ったときには他のユーザーにおすそ分けすることが可能です。
他にも、「パケットシェア」や「パケットギフト」の機能もあり、パケットの残量に合わせて様々なサービスを楽しむことができます。
また、余ったデータ量を翌月に繰り越すこともできるため、データ量を無駄にする心配もありません。
料金プランやオプションサービスも充実しているため、単純なスマホ利用以上に楽しみや使い方を選べるのがmineoの最大の特徴となっています。
フリータンクでパケットをシェア!
povoの機種変更後におすすめの格安SIMを7種類紹介してきました。
ご自身のスマホライフや格安SIM キャンペーンの比較も参考にしてうえで、最適な格安SIMを選んでみてください。
最後に、記事内で紹介しきれなかった、povo機種変更に関するよくある質問にも答えていきます。
povo機種変更に関するよくある質問
povo機種変更に関するよくある質問に答えていきます。
疑問点を解消して、スムーズに機種変更を行いましょう。
それぞれ詳しく解説します。
POVOのeSIMの機種変更のやり方は?
機種変更前の端末でeSIMを使っていた場合は、「povo2.0」アプリかiPhoneの設定画面でeSIMの再発行手続きを行います。
eSIMの再発行手続きには、以下の必要書類の内いずれか1つを用意する必要があります。
再発行の手順については、eSIMの場合は再発行手続きが必要で解説しているので参考にしてください。
POVOの機種変更はauショップでできますか?
2024年1月現在、auショップでpovoの機種変更を行うことはできません。
また、povoでは端末の販売をしていないため、機種変更後の端末はご自身で用意する必要があります。
家電量販店や大手キャリアショップで購入することもできますが、auオンラインショップで購入することをおすすめします。
auオンラインショップであれば、povoに対応している端末かも確認できるうえ、購入と同時に「スマホトクするプログラム」に加入することも可能です。
「スマホトクするプログラム」は、auで購入したスマホを25か月目返却することで、残りの支払いが不要になるプログラムです。
povoの機種変更時にトッピングは引き継ぎされますか?
機種変更をしても、トッピングのデータ量はそのまま引き継がれます。
端末が変わっても、契約はSIMカードに紐づいているためトッピングが無くなる心配はありません。
eSIMの場合でもpovo トッピングは引き継がれるので、安心して機種変更を行いましょう。
povoの機種変更ではお得なキャンペーンを活用しよう
povoの機種変更は、すべての手順をオンラインで完結させることができます。
データ移行や開通手続きなどを自分で行う必要はありますが、手順自体は簡単なので、本記事を参考に手続きを進めてみてください。
スマホ業界でも独特の機能である「データトッピング」の便利さから、povo 評判は非常に高いのは確実です。
とは言え、現在povoを利用している方の中には、他の格安SIMへの乗り換えを検討している方もいることでしょう。
料金やオプション、多様なキャンペーンなど、格安SIMを選ぶ基準は人それぞれです。
格安SIM 比較をして、ご自身に合った格安SIMを探してみても良いかもしれません。
本記事を参考にして頂き、お得な方法でpovoでの機種変更を行ってください。
トッピングでデータ量が自由自在!
※povo1.0・auからpovo2.0への変更はこちら
auからpovoへの乗り換えの場合も、同様の理由でauオンラインショップの利用をおすすめします。