ゲスト:ユン・ソギョン選手

柏レイソル応援番組「Rising Reysol!」。今月24日放送回の選手の素顔に迫るインタビューコーナー「from 日立台一丁目蹴球団」では、ゲストにユン・ソギョン選手を迎え、番組MC西谷綾子と対談をしました。今季の柏の左サイドバックに定着しつつあるユン選手ですが、序盤は怪我で出遅れ、順風満帆な移籍1年目のシーズンとは言えません。しかしながら、第22節 清水エスパルス戦で、スタメンフル出場を果たすと、以降は連続でスタメン出場を果たし、柏の左サイドバックとしてその地位を確固たるものとしています。
「サッカーは10歳から始めた」
母国韓国では、その身体能力を生かし、他競技の大会でもよい成績を収めたそうです。
ユン選手「小さい時から走り回るのが好きな子供でした。いつも近所の子たちと走り回っていて、サッカーに向いているんじゃないかと思いました。向いていると思ったことはとことんやるタイプですね」「子供の頃、陸上大会で優勝しました。それがきっかけでスカウトもされたのですが、サッカーが好きだったのでサッカーの道を選びました。サッカーのプレーに関しては、今とは違って、とても頭のいい選手でしたよ(笑)。今はディフェンダーですから守備が中心ですが、子供の頃は攻撃が好きでした」
――日々大切にしていることはありますか。 「1日を大事に過ごすのが自分のポリシー。プロサッカー選手になれたのも日々一生懸命練習したおかげだと思う」
――今季柏に加入しましたが、開幕前は怪我で出遅れました。当時を振り返っていかがですか。 「チームのために頑張ろうと思っていた矢先の怪我で自分でもショックでした。そんな中、監督の言葉に支えられましたね。焦らずしっかり治してチームのために頑張ってくれと言われて嬉しかったです」
異国の地という慣れない環境に加え、怪我で調子を崩すという逆境。そんな中でも、下平隆宏監督からの一言により、あせらず着実に怪我を治すことができたと話すユン選手の表情からは、選手と監督の深い信頼関係が垣間見られました。
「1対1では絶対に負けたくない」 ――自信のあるプレーを教えてください。 「1対1では自信もありますし、絶対に負けたくないですね。あとは攻撃的で鋭いクロスに注目してほしいです。いま自分のコンディションは試合に出るたびに上がっています。そして選手たちとの連携もうまくいっていますので、是非スタジアムに足を運んで欲しいです」
――サポーターの方々へ一言お願いします。 「サポーターのみなさんのおかげで頑張れています。これからも引き続きみなさんのために頑張る姿を見せられればと思います。そして何より優勝したいです。残り試合はすべて決勝戦のつもりで臨みます」
現在J1リーグ3位の柏レイソル。首位・鹿島アントラーズとの勝ち点差は8で、残り試合は7。今やチームに欠かせない存在となった柏の左サイドバックは、優勝の話になると、穏やかな表情から一変、真剣な顔つきに。 2011年以来の歓喜の瞬間をサポーターへ届けるために、次節もユン選手が左サイドを駆け上がってくれるでしょう。次節の川崎戦、勝利に期待です!