ドコモ回線の格安SIMは会社の数が非常に多いです。
さらに、それぞれの格安SIMではデータ量や料金プランだけでなく、スマホ端末とのセット販売やeSIMに対応しているかなど、さまざまな特色があります。
そのため、どの格安SIMが自分に合っているのか迷ってしまう人も多いでしょう。
そこで、こちらの記事では、ドコモ回線を使っている格安SIMをさまざまな角度から比較していきます!
また、ドコモ回線の格安SIMを利用する上でのよくある質問にも答えていきます。
ドコモ回線の格安SIMを利用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
キャンペーンを利用してお得に!
ドコモ回線の格安SIM(MVNO事業者)を一覧で比較
ドコモ回線の格安SIMは非常に多くの種類があります。
下で詳しく説明していますが、MNOのahamo、ドコモのエコノミーMVNOのLIBMOやTONEモバイル、その他MVNOをまとめて22社がドコモ回線を使用しています。
まずは、ドコモ回線を利用している格安SIMを一覧で比較したものを見ていきましょう。
格安SIM | ahamo | QTモバイル | 日本通信SIM | NUROモバイル | b-mobile | OCNモバイルONE 2023年6月26日新規受付終了 |
DTI SIM | ヤマダニューモバイル | mineo | リンクスメイト | y.u mobile | イオンモバイル | LIBMO | IIJmio | HISモバイル | トーンモバイル | NifMo | BIGLOBEモバイル | エキサイトモバイル | ロケットモバイル | リペアSIM | センターモバイル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
データ容量(GB) | 20・100 | 2・4・6・10・20・30 | 1・10・20 | 0.2〜40 | 100MB・1・3・6・10・15 | 500MB〜1・3・6・10 | 1・3・5・10・1.4使い切り | 3.3・5.3・10.3・20.3・30.3・常時200Kbps | 1・5・10・20・無制限 | 100MB〜1TB | 5・10・20 | 1〜50 | 3・8・20・30・無制限 | 2・5・10・15・20 | 1・3・7・20・50 | 無制限 | 3・7・13・30・50 | 1・3・6・12・20・30 | 低速通信・3・7・12・17・20・25・30・40・50 | 1・2・3・5・7・20・無制限 | 3・10・20 | 3・12・20・50 |
月額料金 | 20GB:2,970円〜 | 2GB:880円〜 | 1GB:290円〜 | 0.2GB:330円〜 | 100MB:209円〜 | 500MB:550円〜 | 3GB:660円〜 | 常時200Kbps:577円〜 | 1GB:990円〜 | 100MB:165円〜 | 5GB:1070円〜 | 1GB:528円〜 | 3GB:858円〜 | 2GB:440円〜 | 100MB:290円〜 | 無制限:1,100円 (動画は1GBまで) |
3GB:990円〜 | 3GB:990円〜 | 低速通信:385円〜 | 1GB:649円〜 | 3GB:620円〜 | 3GB:1,298円〜 |
平均速度 | 96.0Mbps | 69.4Mbps | 58.3Mbps | 52.2Mbps | 49.9Mbps | 48.3Mbps | 42.7Mbps | 42.3Mbps | 41.4Mbps | 39.9Mbps | 38.9Mbps | 38.4Mbps | 38.1Mbps | 36.5Mbps | 30.4Mbps | 17.4Mbps | 16.5Mbps | 13.7Mbps | 13.7Mbps | 13.7Mbps | 不明 | 不明 |
通話料金 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 11円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 11円/30秒 | 22円/30秒 | 11円/30秒 | 9円/30秒 | 11円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 11円/30秒 |
データ繰越 | × | ○ | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | ○ | × | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | × |
eSIM対応 | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ | × | × | × | × | × | × | × |
5G対応 | ○ | × | ○ | × | × | ○ | × | × | ○ | ○ | × | ○ | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × |
店舗契約 | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × | × | ○ |
※表の中は全て税込表記
以上がドコモ回線を利用している格安SIMです。
ここからはドコモ回線の格安SIMで
- 音声通話のみ
- データ通信のみ
- 平均ダウンロード速度
- かけ放題や通話料金
- 昼でも速度低下なし
- eSIMあり
- お得なキャンペーン
の観点で、それぞれのおすすめをご紹介していきます。
通信速度の速さで定評!
音声通話のみの最安を比較
格安SIMの中には、データ通信のみできる「データ通信SIM」と音声通話が利用できる「音声SIM」があります。
先に紹介したドコモ回線を利用する格安SIM22社すべてで「音声SIM」は取り扱っています!
格安SIMを利用するなら、音声通話のみを使いたいという方もいるでしょう。
そこで、ドコモ回線の格安SIMの中の音声SIMで、最安の月額料金となる3社をご紹介します。
格安SIM | 最安月額料金 | 制限付きかけ放題 | 無制限かけ放題 | 通話料金 | 専用アプリ |
---|---|---|---|---|---|
日本通信SIM | 1GB:290円〜 | 5分:無料、70分まで:700円 | なし | 11円/30秒 | 不要 |
HISモバイル | 100MB:290円〜 | 5分:500円 | 1,480円 | 9円/30秒 | 不要 |
リンクスメイト | 100MB:517円〜 | 10分:935円 | なし | 11円/30秒 | 必要 |
※表の中は全て税込表記
音声通話SIMを利用するなら、日本通信SIM、HISモバイル、リンクスメイトが最も安いです。
そのため、通話のできる格安SIMを持っておきたいという方であれば、月額料金が一番安い日本通信SIMであれば、含まれるデータ量がHISやリンクスメイトに比べて「1GB」と多く、月々290円からスマホを持てるのはとても魅力的です。
ahamoにも、日本通信SIMと同じく月額料金の中に5分かけ放題がついていますので、5分かけ放題がデフォルトでついているものを探しているなら、ahamoと日本通信SIMで検討するのもよいでしょう。
普段から通話メインでデータ容量はあまり必要ないという方は、日本通信SIMを利用することをおすすめします。
通話もデータ通信もおとくに!
データ通信のみの最安を比較
サブ回線のスマホが欲しい!
基本的にはWi-Fi環境下でスマホが使えるので、データ通信のできるだけ安いプランのものを探している!
という方であれば、データ通信だけで安く持てる格安SIMを探しているかもしれません。
サブで普段とは違う回線を持っておくことで、災害時や通信障害の時に使えない回線がでてきても、サブが機能していればスマホは不自由なく使えるため、備えとして格安SIMを持つ人がいます!
こちらの項目では、データ通信のみだけで月額料金が最も安い3つの格安SIMをご紹介します。
格安SIM | プラン名 | 月額料金 | データ繰越 | データ追加購入 |
---|---|---|---|---|
リンクスメイト | データ通信のみ | 165円〜 | × | 1GB:550円 |
HISモバイル | ビタップラン | 198円〜 | × | 1GB:330円 |
b-mobile | 190PAD SIM | 209円〜 | × | 1GB:220円 |
※表の中は全て税込表記
データ通信だけでみると、ドコモ回線の格安SIMではリンクスメイト、HISモバイル、b-mobileが最も安くスマホを持つことができます。
特に、リンクスメイトはデータ通信のみであれば100MBのデータ容量で税込165円ととても安いのが魅力的です。
とはいっても、100MBでどんなことができるのでしょうか?
以下に100MBのデータ容量でできることをまとめていきます。
操作内容 | 消費されるデータ量 | 100MBあたりの回数 |
---|---|---|
Yahoo!トップページ (モバイル版)を表示 |
300kB | 約341回 |
300文字程度の テキストメール |
5kB | 約20,480通 |
Twitterで全角140文字 でツイート後リロード |
91kB | 約1,125回 |
Twitterで全角140文字 でツイート後リロード |
91kB | 約1,125回 |
YouTubeで動画を 約5分閲覧 |
11MB | 約9回(約45分) |
Skypeを使用し 3分間通話 |
1.7MB | 約58回(約174分) |
テキストメールであれば問題なく使えそうですが、動画視聴をするとすぐにデータ消費してしまいます。
値段だけで言うとスマホをとても安くもてますが、100MBのデータ容量でできることは本当に最低限のことになってしまうことは念頭においておくとよいでしょう。
ただ、サブ回線のためやWi-Fi環境がある方などであれば、「データ通信のみでスマホを安く持っていたい」という方にリンクスメイトはとてもおすすめです!
月々165円からスマホを持てる!
平均ダウンロード速度で比較
回線の速度は「上り」と「下り」の2種類に分かれています。
上り:LINEなどで画像やメッセージをアップロードする速度のことです。
用途 | 速度 |
---|---|
メッセージ送信 | 1Mbps |
SNSでの写真投稿 | 3Mbps |
Youtubeなどでの動画投稿 | 10Mbps |
(引用:nojima)
下り:とはメッセージの受信やYoutubeの動画などをダウンロードする速度を表しています。
用途 | 速度 |
---|---|
メッセージ受信 | 128Kbps〜1Mbps |
WEBサイトやSNSの閲覧 | 1Mbps〜10Mbps |
動画視聴 | 3Mbps〜25Mbps |
オンラインゲーム | 30Mbps〜100Mbps |
(引用:nojima)
一般的に下り30Mbps・上り10Mbps以上の速度があればストレスを感じることなく、スムーズにネットを利用できます!
特にスマホを何気なく見ている時は、下りのダウンロード速度次第で快適に過ごせるかも変わっていきます。
そこで、ドコモ回線の格安SIMで平均ダウンロード速度が30GB以上あるものをご紹介します。
平均速度 | 超過時の速度制限 | |
---|---|---|
ahamo | 96.0Mbps | 最大1Mbps |
QTモバイル | 69.4Mbps | 最大300Kbps |
日本通信SIM | 58.3Mbps | 有 (速度未公表) |
NUROモバイル | 52.2Mbps | 最大200kbps |
b-mobile | 49.9Mbps | 有 (速度未公表) |
DTI SIM | 42.7Mbps | 最大200kbps |
ヤマダニューモバイル | 42.3Mbps | 常時200kbps |
mineo | 41.4Mbps | 最大32kbps〜3Mbps |
リンクスメイト | 39.9Mbps | 最大200Kbps |
y.u mobile | 38.9Mbps | 不明 |
イオンモバイル | 38.4Mbps | 最大500Kbps |
LIBMO | 38.1Mbps | 最大200kbps |
IIJmio | 36.5Mbps | 最大300kbps |
HISモバイル | 30.4Mbps | 最大200kbps |
ダウンロード速度を比較すると、ahamoが圧倒的に速いです。
また、速度制限がかかった後も最大1Mbpsの速度が出ることから、Webの閲覧程度であればスムーズにできます!
ahamoの次に速いQTモバイルも69.4Mbpsの平均速度です。
オンラインゲームを楽しむ人でも快適に利用できるでしょう。
QTモバイルは、九州在住の方中心の格安SIMサービスですが、全国でも使用可能です。
実際に、QTモバイル 評判も利用者から通信速度の点でとても高い評価を得ています。
QTモバイル キャンペーンを利用して申し込めば、お得に契約することができるでしょう。
ぜひ、通信速度の速さでスマホを選びたいなら、QTモバイルに申し込むのはいかがでしょうか?
オンラインゲームもサクサク楽しめる!
かけ放題や通話料金で比較
スマホを通話メインで使う方なら、通話料金が安かったりかけ放題の安いプランで契約したいと考える人が多いでしょう!
まずは、かけ放題プランの安い3つの格安SIMをご紹介します。
格安SIM | 最安基本料金 | 5分かけ放題 | 10分かけ放題 | 無制限かけ放題 | 最安+無制限かけ放題月額料金 |
---|---|---|---|---|---|
mineo | 990円 (マイそくスタンダード) |
– | 550円 | 1,210円 | 2,200円 |
y.u mobile | 1,070円 (5GB) |
– | 550円 | 1,400円 | 2,478円 |
イオンモバイル | 858円 (1GB) |
550円 | 935円 | 1,650円 | 2,508円 |
※表の中は全て税込表記
無制限のかけ放題が最も安いのはmineo、y.u-mobile、イオンモバイルです。
ドコモ回線の格安SIMの中で最も安いmineoであれば、10分以内のかけ放題は税込550円、無制限のかけ放題は税込1,210円で通話かけ放題になります。
mineoのマイそくスタンダードプランであれば、データ通信し放題でかつ音声通話かけ放題にすると、税込2,200円でスマホを持つことができます。
専用アプリを使わなくても、自分の電話番号から通話できるのでいつも通りの通話が可能です。
通話時間を気にせず、通話したいという方ならmineoがおすすめです!
無制限のかけ放題プランがお得!
昼でも繋がりやすい!速度低下のない格安SIM
格安SIMでは、昼休みのある12-13時のお昼の時間帯が最も混みあいます。
その結果、通信速度が遅くなって繋がりにくい、と感じる方もいるでしょう。
先述の通り、下りのダウンロード速度が30Mbpsあれば快適にネットの利用が可能です。
そこで、お昼の時間帯のダウンロード速度が30Mbps程度あるものをまとめています。
格安SIM | 昼の通信速度 |
---|---|
ahamo | 69.54Mbps |
y.u mobile | 31.65Mbps |
NUROモバイル | 29.0Mbps |
※通信速度はみんなのネット回線速度より引用
※2023年4月~6月の平均3ヵ月の昼(12:00~12:59)のダウンロード速度
昼の速度制限があることもある格安SIMですが、ドコモ回線の格安SIMの中でahamo、y.umobile、NUROモバイルであれば快適にネット利用をすることができます。
ahamoだけでなく、y.umobileであれば昼の時間帯も31Mbpsの速度が出ていますので、お仕事や学校の昼休みの時間帯に、スムーズにネット利用できます。
ただし、格安SIMが最も混み合う時間帯は昼の12時台です。
13時台になれば徐々に速度も改善してくるので、昼の速度だけでなく、料金やプランなども自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
昼の通信速度も速い!
eSIMのあるドコモ回線の格安SIM
格安SIMの中には、物理的な「SIMカード」なしで、契約後にすぐに使える「eSIM」に対応したサービスも増えてきました。
そこで、ドコモ回線の格安SIMの中でeSIMに対応しているものをまとめていきます。
格安SIM | データ容量(GB) | 月額料金 | データ繰り越し | 5G対応 |
---|---|---|---|---|
ahamo | 20・100 | 2970円〜 | × | 〇 |
日本通信SIM | 1・10・20 | 290円〜 | × | 〇 |
NUROモバイル | 0.2〜40 | 330円〜 | 〇 | × |
b-mobile | 0.1・1・3・6・10・15 | 209円〜 | × | × |
mineo | 1・5・10・20・無制限 | 990円〜 | 〇 | 〇 |
リンクスメイト | 0.1~1000 | 165円〜 | × | 〇 |
※表の中は全て税込表記
ahamoをはじめとした、7つの格安SIMであればeSIMを利用できます。
オンラインで格安SIMを契約する際にeSIMの申し込みをすれば、すぐに利用することができます。
eSIMの利用を検討している方は、上記の7つの格安SIMとの契約をおすすめします!
eSIMを使ってスムーズにスタート!
格安SIMのお得なキャンペーンで比較
ドコモ回線の格安SIMの中には、お得なキャンペーンを用意しているものもあります。
そこで、ここからは編集部がおすすめしたいお得なキャンペーンをいくつかご紹介します。
キャンペーン名 | 内容 | |
mineo | 格安スマホ はじめてパッケージ | 契約事務手数料無料/mineoスマホコーティング/スマートフォン充電器付与 |
LINEMO | ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン! | 最大6ヶ月990円(税込)相当のPayPayポイントがもらえる |
HISモバイル | アイサポでの修理代金最大10%OFF | 全国のiPhone修理アイサポ店舗での修理料金を特別優待価格でご提供 |
NUROモバイル | NEOプランお申し込み特典 | 月額基本料金が12か月間1,980円 |
上記のキャンペーンを利用してそれぞれの格安SIMと契約すれば、とてもお得に始めることができます。
また、別記事に、格安SIM キャンペーン比較についてまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてください。
格安SIMを始めるならお得なキャンペーンを利用して始めるのがおすすめです!
キャンペーンを利用してお得に!
ドコモの格安プランahamoとMVNOとの違いを解説
ドコモにはahamoなどの格安プランとMVNO(格安SIM)があります。
すべて安いから同じなのでは?と思う方もいるかもしれませんが、全く違うものです。
こちらの項目では、ahamoをはじめとするドコモの格安プランとMVNOの違いを詳しく解説していきます。
ahamoとMVNOとの違い
まず始めにahamoとは、NTTドコモが提供する低価格料金プランのことです。
ドコモのサブブランドと言われることもありますが、実際はドコモにサブブランドはありません。
よって、ドコモのモバイルサービスは、ドコモの通常のプラン、ギガ無制限のeximo、低価格プランのahamo、データ量が少ない方のためのプランのirumo、そしてドコモのエコノミーMVNOの5つということになります。
これらすべてのモバイルプランで、ドコモ回線を利用しています。
eximo、ahamo、irumoとドコモのエコノミーMVNO、その他MVNOとの違いを簡単にまとめていきます。
名前 | 会社 | 最安価格 |
---|---|---|
eximo | ドコモ | 4,565円 (1GB) |
ahamo | ドコモ | 2,970円 (20GB) |
irumo | ドコモ | 550円~ (0.5GB) |
ドコモ エコノミーMVNO | 他社 | ・1,100円 (トーンモバイル/無制限) ・858円〜 (LIBMO/3GB) |
MVNO | 他社 | 209円~ (b-mobile/0.1MB) |
※表の中は全て税込表記
これらのモバイルサービスで一番大きな違いは、eximo/ahamo/irumoがドコモ回線のMNO(自社で回線網を有する事業者)なのに対して、ドコモのエコノミーMVNOはドコモ回線を借りて使う他社のMVNO(キャリアの回線を借りている事業者)であることです。
つまり、MVNOは同じドコモ回線でも「帯域を借りた分のみ」使えるのです。
そのため、同じ時間帯に多くの人が利用すると遅くなってしまう、ということが生じてきてしまいます。
価格と通信速度のバランスの取れた格安SIMと契約すると良いでしょう。
ドコモの格安ブランドエコノミープランとは
本来、MVNO(格安SIM)の多くは料金を格安にするために実店舗がありません。
ただ、ドコモの格安ブランドエコノミープラン(通称:「エコノミーMVNO」)では、全国約2200店舗のドコモショップで申し込むことができます!
ただし、料金設定は各格安SIMに任されており、通信速度も従来どおりドコモ回線の一部を帯域を借りた形です。
基本的には通常の格安SIMと同じです!
ドコモショップで対面で申し込みができるという、大手キャリアの強みをMVNOにサービスとして提供するかわりに、ドコモはドコモ回線を使ってくれるMVNOを獲得するという狙いがあります。
ドコモのエコノミーMVNOは、以下の通りです。
ドコモのエコノミーMVNO
格安SIMで契約したい方にとって、トーンモバイルやLIBMOの2つのドコモのエコノミーMVNOであれば、店舗で安心して契約することができるでしょう。
速度重視で選ぶならahamoがおすすめ
格安SIM 速度比較でも堂々の1位のahamo。
多くの格安SIMよりも通信速度の点で速いと、ahamo 評判は非常に良いです!
先述の通り、通常ドコモ回線の格安SIMはドコモの回線の一部の帯域を借りています。
一方、ahamoはNTTドコモが提供する低価格料金プランであることから、ドコモ回線を利用することができるのです。
そのため、ドコモ本来の回線を使っているahamoは、回線を借りて運用している格安SIMよりもとても速い速度が出ます!
厳密に言うとahamoはドコモの格安プランなのですが、格安SIM(MVNO)と同価格帯で提供されているサービスとしてよく比較されています。
ドコモから乗り換えを検討している方であれば、同回線で速度も申し分ないahamoを選ぶのがおすすめです。
ドコモからahamoへの乗り換えの場合は乗り換えキャンペーンが適用されませんが、それ以外であればahamo キャンペーンを利用すると、とてもお得に契約することができますよ。
乗り換え特典の有無についてはこちらの画像をご覧ください。
通信速度重視で選ぶなら、ahamoは間違いなくおすすめです!
通信速度の速さで定評!
ahamoより安い!ドコモ回線のおすすめ格安SIM10選
ドコモの格安SIMは全部で22社もあります。
その中から今回は、それぞれの良さを紹介しながら編集部おすすめのドコモ回線のおすすめ格安SIMを10個まとめていきます。
ぜひ、選ぶ際の参考にしてください。
ジュニアからシニアにおすすめのトーンモバイル
画像引用元/トーンモバイル
データ容量(GB) | 無制限 ただし動画は1GB |
---|---|
月額料金 | 1,100円 |
平均速度 | 17.4Mbps |
通話料金 | 11円/30秒 |
データ繰越 | × |
eSIM対応 | × |
5G対応 | ◯ |
店舗契約 | ◯ |
※表の中は全て税込表記
トーンモバイルは、ドコモのエコノミーMVNOです。
そのため、ドコモショップで対面で契約することができることから、オンラインで契約するのが不安な方でも安心です。
トーンモバイルはとくに、子供やシニア世代に対して嬉しいサービスがたくさんあります。
例えば、子供向けには様々な見守り機能がついています。
- 位置情報サービス
- 利用時間・アプリ制限
- 自撮り被害防止
これらの見守り機能は、トーンモバイル 評判の中でも非常に高い評価を得ており、東京都からの推奨を得ている格安スマホとなっています!
親のスマホから簡単に設定や確認ができるので子供のスマホ利用を安全にサポートも可能です。
また、シニア世代にとっては、「60歳以上の方」で「月間通信量が300MB未満」であれば最大1年間の基本料金を0円にする「シニア割」があります。
トーンモバイル キャンペーンの中でもお得な割引です!
トーンモバイルはシンプルながら、ジュニアからシニアまでとても使いやすい格安SIMです。
スマホデビューにトーンモバイルで申し込んでみるのはいかがでしょうか?
ジュニアからシニアまでおすすめ
通話を頻繁にするならLIBMO
画像引用元/LIBMO
データ容量(GB) | 3・8・20・30・無制限 |
---|---|
月額料金 | 858円〜 |
平均速度 | 38.1Mbps |
通話料金 | 22円/30秒 |
データ繰越 | ◯ |
eSIM対応 | × |
5G対応 | × |
店舗契約 | × |
※表の中は全て税込表記
LIBMOでは、「なっとくプラン」と「ゴーゴープラン」の2つのプランがあります。
なっとくプランであればデータ容量を、ゴーゴープランであれば音声通話をメインに選ぶことが可能です。
特に、ゴーゴープランでは、自分にあったかけ放題サービスを「5分・10分・無制限」の中から選択できることから、LIBMO 評判はとても良いです!
かけ放題 | 価格 |
---|---|
5分以内 | 1,100円 |
10分以内 | 1,320円 |
無制限 | 1.980円 |
※表の中は全て税込表記
ゴーゴープランでは500MBのデータ容量がついて、上記の価格になるので通話メインでスマホを利用したい方にもとてもおすすめです。
LIBMO キャンペーンを利用して契約すれば、さらに安くお得にできますので、まずはチェックしてみてください。
音声通話を頻繁に使うという方なら、ぜひLIBMOをはじめてみるのはいかがでしょうか?
かけ放題がとてもお得!
データを買うか速度を買うか選べるmineo
画像引用元/mineo
データ容量(GB) | 1・5・10・20・無制限 |
---|---|
月額料金 | 990円〜 |
平均速度 | 41.4Mbps (マイピタ) |
通話料金 | 22円/30秒 |
データ繰越 | ◯ |
eSIM対応 | ◯ |
5G対応 | ◯ |
店舗契約 | ◯ |
※表の中は全て税込表記
mineo 評判がとても良い理由としては、データ量か通信速度を選ぶプランがあることが挙げられます。
プラン名 | 内容 |
---|---|
マイピタ | データ量を1・5・10・20GBから選べる |
マイそく | 通信速度を32k・300k・1.5M・3Mから選べる |
マイピタプランは4つのデータ容量から、自分にピッタリ合った容量を選ぶことができます。
マイピタの基本料金は以下の通りです。
画像引用元/mineo
またマイそくプランでは、12時から13時までの間は速度制限がありますが、データ量は無制限で自分に合った通信速度を選択することが可能です。
マイそくの基本料金は以下の通りです。
画像引用元/mineo
スタンダードプランであれば最大1.5Mbpsの速度がでるので、ほとんどのスマホ操作ができます!
自分に合ったプランで申し込みをすれば、スマホ料金を無駄なく安くすることができます。
mineo キャンペーンを利用すると、さらにお得に契約できますので、契約する前にまずはチェックしてください。
データ量で選ぶか通信速度で選ぶか、自分に合った方法でスマホのプランを決めたい!という方であればmineoがおすすめです!
データ容量か通信速度を選ぶならココ
1GBずつ細かく選べるイオンモバイル
画像引用元/イオンモバイル
データ容量(GB) | 1〜50 |
---|---|
月額料金 | 528円〜 |
平均速度 | 38.4Mbps |
通話料金 | 11円/30秒 |
データ繰越 | × |
eSIM対応 | × |
5G対応 | ◯ |
店舗契約 | ◯ |
※表の中は全て税込表記
イオンモバイルは、全国展開する総合スーパーの「イオン」の運営会社イオンリテールによるMVNOです。
データプランや音声プラン、シェアプラン、シニア向けのやさしいプランなどそれぞれの利用方法に応じた幅広いプランがイオンモバイル 評判の良さの1つです。
とくに、全国に200店舗以上あるイオン実店舗での契約・サポートを受けられる点から、ファミリー層やシニア層に人気のある格安SIMといえるでしょう!
自分の使うデータ容量に合わせて、1GBごとからプランを選べるので、月額料金を安くすることもできます。
さらに、イオンモバイル キャンペーンを利用すれば、さらにお得に契約することも可能ですので、まずはチェックしてみてください。
実店舗で悩みを相談しながら、自分にあったプランを探したい方にイオンモバイルはおすすめです!
データ容量を1GBずつから選べる!
動画や音楽も無制限になるBIGLOBEモバイル
画像引用元/BIGLOBEモバイル公式サイト
データ容量(GB) | 1・3・6・12・20・30 |
---|---|
月額料金 | 990円〜 |
平均速度 | 13.7Mbps |
通話料金 | 22円/30秒 |
データ繰越 | ◯ |
eSIM対応 | × |
5G対応 | ◯ |
店舗契約 | ◯ |
※表の中は全て税込表記
BIGLOBEモバイルはビッグローブ株式会社が運営するMVNOです。
インターネットのプロバイダーとして知られています!
BIGLOBEモバイルには音声通話SIM【1・3・6・12・20・30GB】と、データプラン【3・6・12・20・30GB】があります。
音声通話SIMでもデータプランでも、好きなデータ容量から選べるので自分の予算や使い方に合わせてギガの中からプランを選択可能です。
また、BIGLOBE家族割やビッグローブ光利用時であれば、上記の表の料金から2台目以降が毎月200円割引されるのでお得になります!
そのため、BIGLOBEモバイル 評判も安さの点で好評です。
さらに、BIGLOBEモバイル キャンペーンにはエンタメフリー・オプションがあります。
音声通話SIMなら税込308円、データプランなら1,078円で付けられるオプションです。
YouTubeをはじめとした対象サービスの通信量がノーカウントになるサービスとなっています!
対象サービスは以下の通りです。
エンタメフリー対象サービス
- 動画配信
- 音楽・ラジオ配信
- 電子書籍配信
- その他のアプリ
YouTube/ABEMA/U-NEXT/YouTube Kids
YouTube Music/Apple Music/Spotifyなど
dマガジン/dブック/楽天マガジン/楽天Kobo
Facebook Messenger/au PAY マーケット
通信速度制限になってしまっても、対象サービスだけは速度制限がないので、引き続きサクサク楽しめるでしょう!
普段から動画を見たりラジオを聞いたりする方にBIGLOBEモバイルは特におすすめです。
ぜひ検討してみてください。
速度制限中も動画をサクサク見るならこちら!
とにかく価格を抑えたいならHISモバイル
画像引用元/HISモバイル
データ容量(GB) | 1・3・7・20・50 |
---|---|
月額料金 | 290円〜 |
平均速度 | 30.4Mbps |
通話料金 | 9円/30秒 |
データ繰越 | × |
eSIM対応 | ◯ |
5G対応 | × |
店舗契約 | ◯ |
※表の中は全て税込表記
HISモバイルは旅行会社HISの運営する格安SIMです。
プランは前もって使うデータ容量分の料金を支払う「基本プラン」と、データ通信のみ使った分だけ支払う「従量課金制プラン」の2つです。
基本プラン | 従量課金制プラン |
---|---|
自由自在290プラン (音声・SMS・データ通信) |
ビタッ!プラン (データ通信のみ) |
データ定額440プラン (データ通信のみ) |
– |
ビタッ!プランでは、100MB最低料金が198円(税込)であることをはじめ、その他のデータ容量でも非常に安く利用できます。
例えば、音声通話も可能なプランでデータ容量が3GBのものを比較してみます。
格安SIM | 月額料金 | 通話料 |
---|---|---|
エキサイトモバイル | 690円 | 22円/30秒 (エキモバでんわ:11円/30秒) |
HISモバイル | 770円 | 9円/30秒 |
NUROモバイル | 792円 | 11円/30秒 |
IIJmio | 850円 | 11円/30秒 |
リンクスメイト | 902円 | 22円/30秒 (Mate Phone利用:11円/30秒) |
※表の中は全て税込表記
HISモバイルは、データ容量が3GBのとき、月額料金はエキサイトモバイルに次いで安くなっています!
また、通話量も30秒につき9円と最安レベルです。
データ容量も通話料も安くしたい方にHISモバイル 評判はとても良いといえます。
また、HISモバイル キャンペーンを利用すれば、契約時の割引や特典などお得なものが盛りだくさんです!
自分の使い方に合わせて安く格安SIMを持ちたいなら、HISモバイルはいかがでしょうか?
とにかく月額料金を安くしたいならここ!
ゲームやSNSがカウントフリーになるリンクスメイト
画像引用元/リンクスメイト
データ容量(GB) | 0.1~1000 |
---|---|
月額料金 | 165円〜 |
平均速度 | 39.9Mbps |
通話料金 | 22円/30秒 |
データ繰越 | × |
eSIM対応 | ◯ |
5G対応 | ◯ |
店舗契約 | × |
※表の中は全て税込表記
リンクスメイトは、大手ゲーム会社のCygamesの子会社が運営している格安SIMです。
データ通信容量は100MBから1TBまでと非常に幅広いのが特徴です!
リンクスメイト 評判で最も高評価なのは、すべてのプランで「カウントフリーオプション」が税込550円でつけられることでしょう。
カウントフリーオプションとは、対象のゲームやSNSの通信量を90%以上OFFにできるオプションサービスです。
低速状態でも対象の通信は高速のままになります!
カウントフリーオプション対象コンテンツは公式サイトでご確認ください。
リンクスメイト キャンペーンを利用すれば、もっとお得に始めることもできます。
ぜひゲームやSNSを中心にスマホを利用するという方は、リンクスメイトを検討してみてください!
ゲームやSNSがカウントフリーになる!
2台持ちしたい方におすすめの日本通信SIM
画像引用元/日本通信SIM
データ容量(GB) | 1・10・20 |
---|---|
月額料金 | 290円〜 |
平均速度 | 58.3Mbps |
通話料金 | 11円/30秒 |
データ繰越 | × |
eSIM対応 | ◯ |
5G対応 | ◯ |
店舗契約 | × |
※表の中は全て税込表記
日本通信SIMは「THE合理的」の理念のもと、スマホ利用者のニーズに合わせたシンプルなプランが大きな特徴です。
その特徴が一番わかりやすいのが、5つあるプランのうち「合理的シンプル290プラン」でしょう。
「合理的シンプル290プラン」は、データ容量1GBでは業界最安値の290円です。
無駄のないわかりやすいプランが、日本通信SIM 評判が良い理由の1つです!
もちろん、データ追加も1GB220円でできますし、かけ放題プランも700円から追加できます。
必要なものだけを購入し、その分だけ支払うという合理的なプランが嬉しいです!
そのため、2台目のスマホとして日本通信SIMを持てば、自分の使いたいプランで安く持つことができます!
また、日本通信SIMはMNPワンストップにも対応しています。
MNPワンストップに対応しているキャリア同士であれば、MNP予約番号発行手続きがなしで乗り換えることができます。
そのため、上記にあるキャリアや格安SIMから日本通信SIMに乗り換えれば、乗り換え前のキャリアでの設定はなく、日本通信SIMのサイトで契約をしてしまえば終わるので非常に乗り換えが楽になるでしょう。
安く格安SIMを持ちたいならここ!
専用帯域でストレスフリーなNUROモバイル
画像引用元/NUROモバイル
データ容量(GB) | 0.2〜40 |
---|---|
月額料金 | 330円〜 |
平均速度 | 52.2Mbps |
通話料金 | 22円/30秒 |
データ繰越 | ◯ |
eSIM対応 | ◯ |
5G対応 | × |
店舗契約 | ◯ |
※表の中は全て税込表記
NUROモバイルはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOです。
プランは、音声通話付きSIM、データ通信+SMS SIM、データ通信専用の3つがあります。
その中でも、 音声通話付きSIMのプラン「NEOプラン」【データ容量20GBを税込2,699円で利用できる】がNUROモバイル 評判の中でも非常に良いです!
「NEOプラン」は、専用帯域を設けています。
専用帯域があることで、混み合う昼間の時間でもスムーズに通信ができ、ユーザーがストレスなく安定した通信環境を手に入れられるでしょう。
また速度制限がかかっても、最大1Mbpsの制限なのでメッセージのやりとりや、Webサイトの閲覧程度であればスムーズです!
さらに、NUROモバイル キャンペーンを利用することで、とてもお得に契約できますので、ぜひチェックしてください。
通信速度を気にすることなく利用したいかたにNUROモバイルはおすすめです!
専用帯域があるからいつでもサクサクネット利用!
永久繰り越しギガがおすすめのy.u mobile
画像引用元/y.u mobile
データ容量(GB) | 5・10・20 |
---|---|
月額料金 | 1070円〜 |
平均速度 | 38.9Mbps |
通話料金 | 22円/30秒 |
データ繰越 | ◯ |
eSIM対応 | × |
5G対応 | × |
店舗契約 | ◯ |
※表の中は全て税込表記
y.u mobileは、U-NEXTとヤマダ電機の合弁会社Y.U mobileの格安SIMです。
y.u mobileの評判の良いところとして、「昼休みの時間(12:00-12:59)の速度低下」に対応していることです。
混み合う時間帯でも速い理由
- U-NEXTの法人向けサービスの回線を共同利用しているため帯域に余裕がある
- 昼や夕方は、法人回線を抑えている
個人利用が多い時間帯は、回線の割合を個人利用が多くすることで、速度維持ができています!
さらに、y.u mobileでは余ったデータ量は100GBまで永久に繰越できます。
データが余る月があっても足りない月があっても、データを無駄にしたり追加したりする可能性が減るのは嬉しいポイントでしょう。
安定した通信速度や月によってデータ容量の使い方が変わる方にはy.u mobileはおすすめです。
ギガを永久繰越できるのはここだけ!
ドコモ回線の格安SIMに乗り換えるメリット
ここまで、ドコモ回線の格安SIMをご紹介してきました。
ただ、メリットがなければ現在利用しているスマホ会社から乗り換えたくないでしょう。
そこで、こちらの項目では、ドコモの格安SIMに乗り換えるメリットをご紹介していきます。
スマホ代が年間で数万円単位も安くなる
格安SIMに乗り換える最大のメリットは、毎月のスマホ料金が安くなることでしょう。
会社によっては年間数万円単位で安くなることもあります。
例えば、ドコモの料金プランとドコモの格安SIM「mineo」の価格を比較してみましょう。
データ容量無制限の場合で見ていきます。
プラン名 | 基本料金 | |
---|---|---|
ドコモ |
eximo | 7,315円 |
mineo | マイそくスタンダード (最大1.5Mbps) |
990円 |
※表の中は全て税込表記
同じ、無制限のデータ容量といった点でmineoとドコモの月額料金はおよそ7倍ほど違います。
もちろん、通信速度はドコモが14.2Mbps(数値参考:みんなのネット回線速度)と圧倒的に速いですし、遅くなる時間帯もありません。
対して、mineoのマイそくスタンダードは昼の時間帯が遅くなってしまいますが、普段は最大1.5Mbpsの速度が出ており、ほとんどのデータ容量を使う作業はスムーズに行きます。
どうしても昼にスムーズに使いたいときは「24時間データ使い放題(税込198円/1回)を利用すれば昼でも安心です。
使い方を工夫すれば、ドコモを利用するよりも格安SIMを利用したほうが価格面で圧倒的な節約になるでしょう。
利用中のiPhoneやAndroidをそのまま使える
格安SIMでは新しいスマホをわざわざ購入しなくても、SIMフリーのスマホであれば利用することができます。
そのため、現在使っているiPhoneやAndroidのスマホ端末をそのまま使えます!
また、家族が以前使っていたスマホ端末を使うことも可能です!
これまでスマホを使ったことがない人が、家族のスマホで格安SIMのスマホデビューをすることもできるでしょう。
最近では、非常に高価な新しい端末もわざわざ購入する必要なく、使い慣れたスマホで乗り換えられるのは非常に便利です!
ネット経由で今すぐ申し込める
格安SIMは、インターネットで契約できるので思い立った時に申し込める点で、とても手軽です。
ウェブサイトに必要事項を記入していけば、1週間以内には自宅にSIMカードが送られてきます!
キャリアの店舗が家から離れたところにしかない方や、忙しくて店舗に行く時間がない方には、手続きも簡単でおすすめです!
ちなみにeSIMカードを申し込めば、最短即日で格安SIMを利用することができます。
いますぐ、格安SIMに乗り換えたい方はぜひeSIMも検討してみてください。
データ容量か通信速度を選ぶならココ
ドコモ回線の格安SIMに乗り換えるデメリット
ドコモ回線の格安SIMに乗り換えることで多くのメリットがあることをご紹介してきました。
ただその一方で、デメリットもあります。
そこで、ここからはドコモ回線の格安SIMに乗り換えるデメリットをご紹介していきます。
ピークタイム時に回線が繋がりにくい
一般的に、格安SIMは大手キャリアより通信速度が遅くなります。
ドコモ回線だけでなく、どの回線の格安SIMであっても同じです!
それは、格安SIMが大手キャリアの通信回線の一部を借りてサービスを提供しているからです。
とくに、回線が混雑する昼時や夕方はピークタイムともいわれ、繋がりにくいと感じるユーザもいるでしょう。
ピークタイムで利用することが多い方は、その時間帯でも回線速度が落ちにくい格安SIMを選ぶのがおすすめです。
別記事に格安SIM 速度比較したものをまとめていますので、ぜひご確認ください!
トラブルが起きた時に相談ができない
格安SIMでは、人件費を抑えて価格を安くしていることから、店舗でのサポートがほとんどありません。
そのため、申し込み手続きをはじめすべてオンラインで完結します。
トラブルが起こった時に、対面での相談ができない場合がほとんどです。
トラブルが起こった際も、オンライン上で解決しなければならないので、手続きしている間は不安を感じる方もいるかもしれません。
ただし、格安SIMでは対面サポートがない分、オンライン上のマニュアルは非常に充実しているため、個別相談しなくても解決することも多いでしょう。
さらに、最近ではチャットでの個別相談ものってもらえるので、すぐに問題も解決できるはずです。
トラブルが起こってしまったときは、まずはそれぞれの格安SIMの公式サイトのマニュアルを読んだり、チャットなどを利用して相談することで、対面サポートと変わらないサービスを受けられるでしょう。
機種変更で最新型が手に入らない
格安SIMの会社の中には、オンラインショップを持っている会社もあります。
オンラインショップでスマホ端末を購入することが可能です!
端末自体をとても安く購入できたり、端末を購入すれば契約時に月額料金のサービスがある格安SIMもあったりと、とてもお得に契約することができるでしょう。
ただし、その一方で最新型のスマホは購入できない場合があります。
例えば、iPhoneであればSEシリーズであれば格安SIMのオンラインショップで購入できますが、最新型のiPhone14シリーズは新品で購入するなら大手キャリア【ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル】に限られてきます。
特に、楽天モバイル キャンペーンを利用して購入するととてもお得になりますので、ぜひチェックしてください。
最新機種を利用したいなら、使いたいスマホ端末を家電量販店やAppleStoreでSIMフリーの端末を購入するのもよいでしょう。
ただし、スマホ端末によっては、回線タイプが違うものだと利用できないこともあります。
購入前には必ず各格安スマホ公式サイトの対応機種ページをチェックするようにしてください。
キャンペーンを利用してお得に!
ドコモの格安SIMに乗り換える前の注意点
ここからは、ドコモの格安SIMに乗り換える前にチェックしておきたい点をご紹介します。
場合によっては、せっかく契約したのに利用できなかったり、よりお得な方法があったのに見逃してしまうこともあるかもしれません。
そこで、これから紹介する乗り換え前の注意点に留意することで、安心して乗り換えができますのでぜひご覧ください。
今使っているスマホが対象機種か
格安SIMで契約する際、自分の現在持っているスマホをそのまま利用したいという方もいるでしょう。
乗り換え先がドコモ回線の格安SIMであれば、以前使っていたキャリアがドコモ、あるいは他のドコモ回線の格安SIMであれば、端末は問題なく利用できます。
というのも、スマホ端末がドコモ回線のタイプに対応しているものだからです。
一方で、ドコモの回線が使えないという機種(例えば海外で購入したスマホなど)は、ドコモ回線の格安SIMでも使えないと思って良いでしょう。
詳しくは、それぞれの格安SIMの公式サイトにある対応機種のページをよく読んで、自分がこれから使おうとしているスマホが利用可能かチェックしてください。
乗り換えキャンペーンが適用できるか
格安SIMでは、ドコモをはじめ他キャリアから乗り換える際に「乗り換えキャンペーン」が適用になる場合があります。
契約の際の、事務手数料が無料になるものや、月額料金が一定期間安くなる、といったものです。
詳しくは、別で格安SIM キャンペーン比較した記事にまとめています。
7月時点でのお得なキャンペーンは以下の3つです。
気になっている格安SIMがあれば、まずはキャンペーンの有無をチェックしてみてください。
自宅の光回線やポケットWi-Fiを併用したほうがお得にならないか
ドコモ回線の格安SIMと契約をする前に、自宅の光回線やポケットWi-Fiの併用を検討することもおすすめします。
例えば、自宅の光回線をドコモ光にするだけで、ドコモ光セット割が利用できるでしょう。
ドコモ光セット割とは
ドコモのスマホと「ドコモ光」をセットで契約すると、「ドコモのスマホ」の月額料金が割引になるサービスのことです。
離れている家族でも、ネットとスマホをまとめれば最大「永年1,100円」割引になります!
また、ポケットWi-Fiを利用することで、ドコモのままでもWi-Fiのデータ量と合わせて使うことができます。
スマホのデータ量を抑えて月額料金を下げることができるかもしれません。
さらに、家族もドコモを使っている場合は、家族内の国内通話が無料になる「ファミリー割」や代表回線から三親等以内の親族であれば最大1,100円(税込)割引になる「みんなドコモ割」を利用して月々の料金が安くなることもあります。
もともとドコモを利用している方なら、光回線やポケットWi-Fiを利用したり家族割を利用したほうが、利用方法によっては格安SIMにするよりも安くなることもあるかもしれません。
そのため、まずは「いまドコモで契約している状況」を再度確認して、料金やデータ量などを加味してから、格安SIMへの乗り換えを検討したほうが良いでしょう。
安い月額料金ならここ!
ドコモ回線の格安SIMでよくある質問
ドコモ回線の格安SIMについてよくある質問に回答していきます。
ドコモ回線の格安SIMと契約する際にも安心できるようにわかりやすくなっているので、ぜひチェックしてください。
ドコモ回線と格安SIMの違いは何ですか?
大手キャリアであるドコモは、自社の通信網を持っています。
そのため、データ通信が安定してとても速いです。
一方で、格安SIMは大手キャリアから回線の一部を借りて、サービスを提供しています。
特に多くのひとが利用するピークタイムには遅くなってしまうこともあります。
月々安くもてる反面、デメリットもあることを理解して、大手キャリアと比較してから契約すると良いでしょう。
ドコモのサブブランドはどこですか?
ドコモにサブブランドはありません。
というのも、ドコモは電気通信事業法に定める「禁止行為規制」の対象となっていることから、他社との連携が難しいからです。
よって、ドコモはサブブランドをもたず、NTTグループ企業をはじめとした全ての格安SIMに対して、公平に回線を貸し出しています。
ドコモ回線のMVNOとは何ですか?
MVNOとは【Mobile Virtual Network Operator】(仮想移動体通信事業者)の略称です。
一般的には「格安スマホ」や「格安SIM」と呼ばれています。
ドコモ回線のMVNOであれば、ドコモの回線の一部を借りて運営費を削減することで、安い料金を実現している会社ということになります。
ドコモ回線が繋がらない時の対処法は?
ドコモ回線の格安SIMを利用していて、繋がりにくいときはどうしたらいいか気になる方もいるでしょう。
そこで、まずは自分で解消できる方法をご紹介します。
①高速データ容量が無くなっていないかチェック
時間帯に関わらず速度が遅いときは、高速データ通信量がなくなっているかもしれません。
格安SIMはデータ通信量を使い切ると、最大通信速度が大幅に制限されてしまいます。
ただし、制限後も最大1Mbps程度の速さの出る格安SIMもあります。
制限後も最大1Mbps程度の速さの出るドコモ回線の格安SIM
格安SIM | 制限後速度 |
---|---|
ahamo | 最大1Mbps |
mineo | 最大1.5Mbps(マイそく) |
リンクスメイト | 最大1Mbps |
速度制限後も快適に使いたい人は、上記のドコモ回線の格安SIMもぜひ検討してみてください。
②高速通信がオフになっていないか確認
格安SIMの中には高速通信のオン/オフを切り替えられるものがあります。
高速通信をオフにすることでデータ通信量を消費しません。
ただ、高速通信をしたいのにオンにするのを忘れてしまうと、制限がかかった時の通信速度と同じになってしまうので、注意してください!
③再起動してみる
いろいろ試してみても通信速度が遅い場合は、もしかするとスマホ端末自体の動きが遅くなっていることもあります。
そのようなときは一度、スマホの電源を落として再起動してみるのがおすすめです。
一時的な不具合であれば、再起動後は解決している場合が多く、通信速度も戻っているかもしれません。
それでも戻らず、端末の不具合が原因であれば、格安SIMのサポートに連絡してみると良いでしょう。
④周波帯の問題があるか
格安SIMに申し込むときに、自分自身が用意したスマホを使っているという方も多いでしょう。
そこで、契約したのにも関わらず、データ通信ができないといったトラブルが生じている方もいるかもしれません。
その場合は、使っているスマホと契約した格安SIMの回線の周波数帯があっていない可能性があります。
SIMロックしたからといって、すべてのスマホが使えるわけではないことを念頭に置いておく必要があるでしょう!
格安SIMと契約する際は、契約後自分が使いたいスマホ端末が対応機種であるか公式サイトでチェックしておくとよいでしょう。
ドコモ回線で楽天モバイルは使えますか?
楽天モバイルでのドコモ回線の新規受付は、2020年4月7日で終了しています。
現在は、通信事業者名が「Rakuten」になっており、「Rakuten最強プラン」を利用していることになります。
SIMカードを入れ替えたらアプリはどうなりますか?
格安SIMに契約する前からのスマホ端末を、乗り換え後も使いたい方は、そのスマホ端末にSIMカードを入れ替えることになります。
そこで、もしSIMカードを入れ替えたら、これまでつかっていたアプリはどうなってしまうのか不安に思う方もいるかもしれません。
ただ、基本的にアプリはそのまま使うことができます。
乗り換えても、いま利用しているアプリは継続して使うことができますので安心してください!
ドコモ回線の格安SIMに乗り換えてスマホ代を安くしよう!
今回の記事では、ドコモ回線の格安SIMについてそれぞれの特徴や乗り換える際のメリット・注意点を比較・解説していきました。
ドコモ回線を利用している格安SIMは非常に多いので、迷ってしまうかもしれません。
ただ自分にあった使い方のできる格安SIMを利用することで、大手キャリアを利用していた時よりも格段に安く利用することができます。
ぜひ、本記事を参考に、どの格安SIMが自分に合っているかを検討し、申し込みしてみてください!
ストレスなくサクサクデータ通信!
データ通信SIMを選んでしまうと、音声通話はできなくなってしまうのでご注意ください。