基本料0円で利用できるpovoは、海外利用にもおすすめです。
povoの海外ローミングは、世界160以上の国や地域で対応しています。
また、使用する地域や期間に合わせて、お得なトッピングを購入できることも魅力の一つです。
今回は、povoの海外ローミングについて徹底解説します。
- povo海外ローミングの基本情報対応している国や地域、主要な国における通話料も解説
- povo2.0のデメリットデータの翌月への繰越ができない
- povo2.0のメリットギガ活でギガを普段の生活で貯めることが可能
基本料0円で利用できるpovoは、サブ回線としても最適です。
海外への出張や旅行が多い方は、お得なpovoの利用を検討してみましょう。
海外トッピングが超お得!
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povo2.0の海外利用を解説
結論から言うと、povo2.0は海外で使えます。
そんなpovo2.0は海外でどう使えばいいかわからない方もいらっしゃるかと思います。
そこで本項目では、povo2.0を海外で使ってみたらどうなるかなど、povo2.0の海外利用について以下4項目を解説します。
それぞれの項目について解説します。
povo2.0で海外ローミングがスタート
まず初めに、海外ローミングとは、国内で契約しているスマホを使って、海外でインターネットを利用することを言います。
海外ローミング対応ならWi-Fi接続がなくてもデータ通信を利用でき、Wi-Fiルーターの持ち運びも不要で手間がかかりません。
ただし、現在お持ちのスマホを海外で使うには、海外ローミングに対応している必要があるわけです。
povo2.0はいつ海外ローミングが開始されたかというと、2023年8月です。
povo2.0が海外ローミングに対応したことによって、海外でのデータ通信が可能になり、LINEやマップなども海外で使うことが可能になりました。
povo2.0で海外でSMSを受信する方法は簡単で、海外ローミングをONにするだけです。
povoの評判では、
- 通信速度が優れている
- 1万円以上も毎月の料金が安くなった
- 毎月1,000円以下まで節約できた
このように良い声が集まっています。
povoの評判や口コミなど、実際の利用者の声をより詳しく知りたい方は、povo 評判で紹介しているので確認してください。
povo2.0の海外通話や海外SMSの料金
povo2.0を利用していて、海外でSMSが受信できない、届かない場合は、送信元が電話番号以外の文字列になっているのかもしれません。
送信元が電話番号以外の文字列になっているSMSは、海外ローミング中は受信できませんので注意しましょう。
また、povo2.0で海外通話を利用する際は、auの海外通話の通話料に準じます。
通話料は国によって異なりますが、基本的に国内通話より高く設定されてます。
povo2.0の主要な国における通話料は以下の通りです。
国 | 発信(国内滞在) | 発信(日本あて) | 着信(日本以外あて) | 着信 |
---|---|---|---|---|
アメリカ | 120円/分 | 140円/分 | 210円/分 | 165円/分 |
ブラジル | 80円/分 | 280円/分 | 280円/分 | 140円/分 |
韓国 | 50円/分 | 125円/分 | 265円/分 | 70円/分 |
中国 | 70円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 145円/分 |
オーストラリア | 80円/分 | 180円/分 | 280円/分 | 80円/分 |
表を見ていただけると分かると思いますが、国内の22円/30秒に比べるとかなり高いです。
さらに、発進時だけでなく着信時にも通話料がかかります。
一方、SMSは海外でも受信料は無料です。
送信料は70文字まで100円/通ですが、134文字までは2通分、その後67文字ごとに料金が加算されていきます。
また、povo2.0を海外で使う際には、トッピング購入をする必要があります。
料金は以下の通りです。
トッピング種別 | 対応の国・地域 | データ容量 | 有効期間 | 料金 |
---|---|---|---|---|
レギュラートッピング | 90以上の国・地域 | 0.5GB | 24時間 | 640円 |
1GB | 3日間 | 1,480円 | ||
2GB | 5日間 | 2,880円 | ||
3GB | 7日間 | 4,280円 | ||
5GB | 14日間 | 7,080円 | ||
エリアトッピング | 韓国 | 1GB | 3日間 | 690円 |
3GB | 7日間 | 2,000円 | ||
アメリカ | 1GB | 3日間 | 780円 | |
3GB | 7日間 | 2,260円 | ||
シンガポール・マレーシア | 1GB | 3日間 | 840円 | |
3GB | 7日間 | 2,430円 | ||
タイ・ベトナム | 1GB | 3日間 | 760円 | |
3GB | 7日間 | 2,200円 | ||
ワイドトッピング | 160以上の国・地域 | 0.3GB | 30日間 | 6,980円 |
povo2.0のトッピングは渡航先の国に見合ったトッピングを0.3GBから購入可能です。
auのような世界データ定額などの大容量プランがないのが注意点です。
海外でpovo2.0を使われる方はWi-Fiでの利用がおすすめとなります。
LINEMO、ahamo、楽天モバイルの海外ローミングを比較
povo2.0のライバルであるahamo、LINEMO、楽天モバイルでも海外留学などでの海外ローミングが利用可能です。
そこで、本項目ではpovo2.0、ahamo、LINEMO、楽天モバイルの海外ローミングを比較してみました。
結果は以下の通りです。
キャリア | 通話料 | SMS | データ通信 |
---|---|---|---|
povo2.0 | 国によって異なるが、50円=280円前後 | 送信料:100円/通 受信料:無料 | 0.3GB〜トッピング購入可能 |
ahamo | 国によって異なるが75円〜280円前後 | 送信料:100円/通 受信料:無料 | 20GB/月 |
LINEMO | 国によって異なるが39円〜184円前後 | 送信料:100円/通 受信料:無料 | 25MBまで:0〜1,980円/日 25MB以上:2,980円/日 |
楽天モバイル | 通常の通話:国によって異なるが50円〜280円前後 Rakuten Link同士:無料 国際通話かけ放題:980円/月 | 送信りょう:100円〜1,000円/通 Rakuten Link同士:無料 受信料:無料 | 2GB/月 |
海外留学などでスマホをそのまま持っていく場合におすすめのSIMカードはahamoです。
国内で契約したデータ容量を20GBそのまま海外で使うことができます。
価格の安さを重視するならpovo2.0やLINEMO、楽天モバイルもおすすめです。
留学などで海外に行く際は、海外赴任プランのあるドコモやau、ソフトバンクもおすすめです。
海外でスマホを利用する際は、ご自身のスマホの利用環境に合ったキャリアを選ぶようにしましょう。
格安SIMであれば、キャンペーンを利用することもできますので、乗り換えるなら格安SIMがおすすめです。
さまざまな格安SIMで種類豊富に乗り換えキャンペーンを提供しています。
お得に乗り換えたい方やキャンペーンについて詳しく知りたい方は、格安SIM キャンペーンも確認してみましょう。
また、自分にあった格安SIMを見つけるにはプランの比較が大切です。
アプリ利用で通話料が無料になる楽天モバイルと、povoの比較について詳しく知りたい方は楽天モバイル povo 比較も確認してみましょう。
そして、povoと同じく大手キャリアのサブブランドであるahamoやLINEMOと比較を行いたい方は、ahamo・povo・LINEMOの比較も確認しましょう。
海外でpovo2.0を利用するならデュアルSIMがおすすめ
povoは基本料0円で利用できるため、デュアルSIMとして活用することもおすすめです。
したがって、デュアルSIMの副回線として契約するのにおすすめです。
普段は主回線でデータ通信を行い、音声通話や必要な時にギガをトッピングするなど使い方は豊富です。
デュアルSIMの利用にはeSIMがおすすめです。
eSIMとは、元からスマホに内蔵されているSIMのことですが、乗り換え時にSIMカードを入れ替える必要がなく、eSIM すぐ使えるので便利です。
しかし、eSIM デメリットもありますので、契約前にしっかりと確認しておきましょう。
また、povo2.0を契約するにはSIMフリーのスマホが必要なのですが、iPhoneであれば比較的新しい機種、AndroidであればMoto g52j 5Gなどが対応しています。
povo2.0ではドコモやソフトバンクなどで購入した機種も使えます。
しかし、povo2.0では一部の中華スマホが非対応機種であったりするので、契約前に公式サイトからしっかりと確認するようにしましょう。
デュアルSIMは、複数のSIMを利用し用途に合わせた使い分けや通信障害への対応ができる便利な使い方です。
デュアルSIMについて詳しく知りたい方は、デュアルSIMも確認してみましょう。
デュアルSIMでの利用が便利!
※povo1.0・auからpovo2.0への変更はこちら
povo2.0の海外での使い方
海外でpovoをどのように使用するのか、使い方を以下の3項目から確認していきましょう。
まずは、海外用のトッピングを購入する必要があります。
トッピングの購入方法を詳しく見ていきましょう。
海外用トッピングの購入
povoを海外で使うには、通常のトッピングとは異なる海外用トッピングの購入が必要です。
また、海外トッピングはレギュラートッピングやエリアトッピングなど複数の種類があり、それぞれ対応する地域が異なります。
旅行や出張先で使用する地域に合わせてトッピングを購入する必要があるため、注意しましょう。
また、トッピング料金をお得にしたいなら使用する期間に合わせてトッピングを選択することも大切です。
必要な分だけデータを購入し、無駄なくトッピングを活用しましょう。
海外トッピングは、旅行前に国内で事前に購入します。
povoアプリのホーム画面から「海外」を選択し、必要なトッピングを購入しましょう。
海外ローミングの設定
海外ローミングの設定は渡航前に実施します。
スマホの設定画面から簡単に設定ができますよ。
まずはiPhoneの設定から確認していきましょう。
- スマホの「設定」を開く
- 「モバイル通信」を選択
- 「通信のオプション」を選択
- 「データローミング」をON
次にAndroidでの設定方法を見ていきましょう。
- スマホの「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「SIM」を選択
- 「povo2.0」のSIMを選択
- 「ローミング」をON
海外ローミングの設定がONになっていないと、海外でデータ通信を利用することはできません。
必ず渡航前に設定と確認を行うようにしましょう。
現地でインターネットの利用開始
海外トッピングを購入すると、データ通信の利用が「待機状態」となります。
「待機状態」は、渡航先の現地でインターネットを利用すると解除され、購入したデータトッピングが利用できるようになります。
スマホのデータローミングが有効になっていれば、すぐにデータ通信を利用できますよ。
また、現地でデータ通信を利用した瞬間から、海外トッピングの有効期限がカウントされます。
渡航前に早めにトッピングを購入しておくと安心ですが、海外トッピング購入後の「待機状態」にも有効期限があるため注意が必要です。
「待機状態」の有効期限は30日間となっており、海外トッピング購入から30日以内にデータ通信を行わない場合はトッピングが利用不可となります。
そのため、海外トッピング購入のタイミングには注意しましょう。
povo2.0のデメリット
povo2.0には基本料金が0円で使えるなどのメリットもありますが、デメリットもあります。
ご契約前にデメリットを確認しておくことで、契約後に失敗したという思いをしなくて済みます。
povo2.0のデメリットは以下です。
それぞれの項目について解説します。
データ容量の翌月への繰越ができない
povo2.0はデータ通信の翌月への繰越ができません。
また、トッピングで購入したデータ通信料には有効期限があります。
たとえば、3GBのデータトッピングを購入した場合、30日間で使い切らなければ残りのデータは消失してしまいます。
翌日繰り越しが可能な格安SIMは、月によってデータ使用量に変動がある方に向いています。
繰り越しできる格安SIMについて詳しく知りたい方は、データ繰越できる格安SIMも確認してみましょう。
povo2.0は海外ローミングに対応しており、格安料金で利用できます。
しかし、povo2.0は海外での大容量プランを用意していないため、海外でデータを大容量使われる方はWi-Fiの利用がおすすめです。
実店舗でのサポートがない
povo2.0はオンライン専用ブランドのため、実店舗でも契約やサポートは受けられません。
全ての手続きや問い合わせは、公式青売りやWEBサイトから行う必要があります。
これは、オンラインでの操作が苦手な方にとっては不安になるかもしれません。
オンラインでのサポートは充実しているのでご安心ください。
また、povo2.0を利用中に身に覚えのない国際SMSが届く場合があります。
iPhoneを利用中であればアプリなどを使っていれば国際SMSが届くこともあるようです。
身に覚えがないのならサポートに問い合わせましょう。
キャリアメールが利用できない
au、ドコモ、ソフトバンクの大手キャリアからpovo2.0へ乗り換えた場合、元のキャリアで使っていたキャリアメールは使えなくなります。
しかし、メールアドレス持ち運びサービスを利用すれば、月額料金はかかりますが引き続きpovo2.0でもキャリアメールを利用することはできます。
また、povo2.0を海外で使っている時は文字列が電話番号以外の場合はSMSを受信できません。
したがって、povo2.0を海外で利用中にアプリなどに登録した際にSMS認証ができないのは、電話番号以外のメールアドレスから送信されているからかもしれませんので注意しましょう。
povo2.0のメリット
ここまで、povo2.0に関するデメリットを紹介してきましたが、ここからはpovo2.0のメリットについて解説します。
povo2.0のメリットは以下の通りです。
それぞれの項目について解説します。
トッピングで利用環境に合わせたプランのカスタマイズが可能
povo2.0の最大の特徴は、自分に合ったデータ容量をトッピングできることです。
月によって使うデータ容量が変わる人や、必要な時に使いたい人にとってはとても便利です。
トッピングは1GB390円から150GB12,980円まで幅広く選べ、有効期限も7日間〜180日間まであります。
データ使い放題もあり、有宇高期限は24時間です。
自分の好みや予算に合わせてプランをカスタマイズできるので、無駄なくスマホを使えます。
その他にもpovo2.0では、海外赴任時に便利な電話番号保管が税込440円で使えます。
また、海外在住の方が一時帰国した際にもpovo2.0は基本料金0円で契約できます。
格安SIMの速度を比較すると、povo2.0の速度は格安SIMの中でも2番目に速く、au回線のため通信も安定しております。
その他の格安SIMの通信速度について詳しく知りたい方は、格安SIM 速度比較も確認してみましょう。
格安SIMへの乗り換えに迷われているならpovo2.0は非常におすすめです。
ギガ活でギガを貯めることができる
povo2.0では、au Payでの支払いや、対象施設を利用することでデータを貯めることができます。
対象店舗はローソンやダイコクドラッグ、ドトールなど幅広い施設が対象です。
他にも対象施設は多数ありますので、povo2.0の公式サイトから確認してみましょう。
日常生活でお得にギガを貯めることができるサービスは非常に嬉しいです。
基本料金が0円でデュアルSIM利用が最適
povo2.0は基本料金が0円なので、デュアルSIMとして利用するのにおすすめです。
デュアルSIMとは、1台のスマホに2つのSIMを挿入して、2つの回線を使い分けることです。
たとえば、主回線として他社の回線を持っておき、副回線にpovo2.0を契約しておけば必要な時にトッピングを購入してデータ通信を行うことができます。
また、povo2.0はeSIMにも対応しているので、eSIM対応スマホであれば物理SIMを用いなくてもデュアルSIMが利用可能です。
eSIMは申し込みをすればすぐ使えるようになります。
デュアルSIMとして便利なpovo2.0はお得に便利にスマホを利用したい人におすすめです。
副回線での利用も基本料金が0円!
海外で使えるpovo2.0への乗り換え方法
ここからは、海外で使えるpovo2.0への乗り換え方法を紹介します。
povo2.0への乗り換え方法は以下です。
それぞれの項目について解説します。
乗り換えに必要なものを準備する
まず、最初にpovo2.0の契約には専用のアプリをダウンロードしておく必要があります。
App StoreやGoogle Playから検索すれば出てきますが、「povo」で検索するとpovo1.0のアプリも出てきますので注意が必要です。
選ぶのは黄色いアイコンのpovo2.0のアプリです。
また、povo2.0の契約には以下のものが必要になります。
povo2.0の契約に必要なもの
- 本人確認書類
- クレジットカード
- 利用する端末
auからpovo2.0への乗り換えであれば、SIMカードそのままで乗り換えれますし、本人確認書類は必要ありません。
利用端末にはSIMフリー端末が必要です。
povo2.0で海外端末を使う場合は、契約前に対応機種であるか公式サイトからしっかり確認しましょう。
本人確認書類には以下のものが必要です。
povo2.0の本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
クレジットカードは、新規契約だけでは費用はかかりませんが、トッピングの購入をする際に登録したカードから支払われます。
また、povo2.0の本人確認処理には待ち時間が発生しますので少し面倒に感じるかもしれません。
SIMロックを解除する
povo2.0への乗り換えには、SIMロックが解除されたSIMフリー端末が必要です。
SIMロックが解除されていない端末をお持ちの場合は以下の手順でSIMロックを解除しましょう。
- 解除する端末を準備する
- 乗り換え元のキャリアの店頭や公式サイトからSIMロック解除を申し込む
キャリアによって手続き方法は若干異なりますので、公式サイトをご確認ください。
ソフトバンクなどでは、2021年5月12日以降に購入されたスマホであればSIMロックが解除された状態で端末が受け渡しされてます。
povo2.0へ申し込む
今の電話番号を変えたくない場合は、MNP予約番号も必要です。
MNP予約番号は乗り換え元のキャリアで取得可能ですが、各キャリアで取得方法が違うのでしっかりと確認しておきましょう。
MNP予約番号は15日間有効なので焦らず早めに取得しておきましょう。
ちなみにMNPワンストップに対応しているキャリアであれば、乗り換えの手順が省略できます。
MNPワンストップとは、MNP予約番号の発行不要で簡単に乗り換えができるサービスです。
MNPワンストップについて詳しく知りたい方は、MNPワンストップも確認してみましょう。
SIMロック解除やMNP予約番号の取得が完了したらpovo2.0アプリからpovo2.0へ申し込みましょう。
以下の手順で申し込みが可能です。
- povo2.0アプリのアカウントを登録する
- 認証コードを入力
- SIMカード/契約タイプを選択
- 内容確認と重要事項説明の確認
- クレジットカードを登録
- 本人確認(書類登録/名義情報入力)
基本的にアプリの指示にしたがって進めば迷うことはないでしょう。
上記手順完了後、「本人確認中」となったら一旦作業は完了します。
本人確認完了までには審査に少し時間がかかるため(約半日〜1日)、結果が出るまで待ちましょう。
povo2.0から「本人確認完了のお知らせ」メールが届くか、アプリを確認し、「本人確認完了」となっていれば本人確認は完了です。
ちなみに、povo2.0では海外からMNP申し込みはできますが、SIMカードの赤以外への発送はしていないようですので、eSIMがおすすめです。
povo2.0のSIMカードへ入れ替える
本人確認が完了したら、回線切り替えとSIMの有効化をしましょう。
povo2.0のSIMカード入れ替え方法は簡単で、以下の通りです。
- スマホのSIMトレーを引き出す
- 乗り換え元のキャリアのSIMカードを取り出す
- 届いたpovo2.0のSIMカードをSIMトレーに載せる
- SIMトレーをスマホに挿入する
SIMカードは小さいため、入れ替える際は紛失に注意が必要です。
その他のSIMカードの入れ替えに関する注意点やポイントについて詳しく知りたい方は、SIMカード 入れ替えも確認しましょう。
海外SIMからpovo2.0のSIMへ入れ替える場合は、SIMカードの規格が対応しているか事前に確認しておきましょう。
特にスマホによっては規格が対応していない可能性がありますので注意が必要です。
povo2.0のSIMカード交換のやり方は上述した通りですが、iPhoneであれば専用のSIMトレーを引き出すピンが必要です、
これはiPhoneを購入した時の箱に同封されていますので、必要な方は付属品をご確認ください。
また、eSIMであればSIMカードの入れ替えが不要ですので、手間が省け非常におすすめです。
初期設定を行う
povo2.0への乗り換え作業について解説してきましたが、ここからはpovo2.0の初期設定について解説します。
海外SIMを海外で利用する際にはAPN設定が必要です。
現地に到着したら、フリーWi-Fiに接続し、契約したキャリアのホームページから「APNプロファイル」データをダウンロードすればOKです。
大抵、マニュアルにあるQRコードを読み込めば対象のページへ飛ぶことができます。
iPhoneでの設定は簡単で、以下の通りです。
- iOSのバージョンを最新にする
- 現地のフリーWi-Fiに接続する
- 契約した回線のAPN構成プロファイルをダウンロード
- 「設定」→「プロファイルがダウンロードされました」のメッセージからインストールをクリック
- iPhoneのパスコードを入力
- 右上に表示される「インストール」をクリックしてインストール
- 完了ボタンをクリック
Androidの場合、APN設定情報は手入力のためミスが発生しやすく、機種により設定場所も異なります。
ちなみに、povo2.0では迷惑SMSをブロックできるSMS設定も搭載されています。
必要に応じて利用してみましょう。
povo2.0の海外利用に関するよくある質問
ここからは、povo2.0のよくある質問について紹介します。
povo2.0のよくある質問は以下です。
それぞれの項目について解説します。
povoの海外ローミングの料金は?
povoの海外ローミングの料金は以下のようになっています。
トッピング種別 | 対応の国・地域 | データ容量 | 有効期間 | 料金 |
---|---|---|---|---|
レギュラートッピング | 90以上の国・地域 | 0.5GB | 24時間 | 640円 |
1GB | 3日間 | 1,480円 | ||
2GB | 5日間 | 2,880円 | ||
3GB | 7日間 | 4,280円 | ||
5GB | 14日間 | 7,080円 | ||
エリアトッピング | 韓国 | 1GB | 3日間 | 690円 |
3GB | 7日間 | 2,000円 | ||
アメリカ | 1GB | 3日間 | 780円 | |
3GB | 7日間 | 2,260円 | ||
シンガポール・マレーシア | 1GB | 3日間 | 840円 | |
3GB | 7日間 | 2,430円 | ||
タイ・ベトナム | 1GB | 3日間 | 760円 | |
3GB | 7日間 | 2,200円 | ||
ワイドトッピング | 160以上の国・地域 | 0.3GB | 30日間 | 6,980円 |
povo2.0のトッピングは渡航先の国に見合ったトッピングを0.3GBから購入可能です。
また、povo2.0の主要な国における通話料は以下の通りです。
国 | 発信(国内滞在) | 発信(日本あて) | 着信(日本以外あて) | 着信 |
---|---|---|---|---|
アメリカ | 120円/分 | 140円/分 | 210円/分 | 165円/分 |
ブラジル | 80円/分 | 280円/分 | 280円/分 | 140円/分 |
韓国 | 50円/分 | 125円/分 | 265円/分 | 70円/分 |
中国 | 70円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 145円/分 |
オーストラリア | 80円/分 | 180円/分 | 280円/分 | 80円/分 |
povoは、SMS利用が海外でも受信料無料です。
用途に合わせて、トッピングを購入しましょう。
povoで海外に電話できますか?
結論から言うとpovo2.0では日本から海外に手続きなしですぐに国際電話がかけられます。
ダイヤル方法は、「010→国番号→相手先電話番号」です。
国番号は、公式サイトの国番号一覧からご確認いただけます。
相手先電話番号が「0」から始まる場合は、「0」を除いて電話します。
ただし、イタリアの一般電話にかける場合は「0」が必要です。
ご利用料金は30秒あたり65円〜95円で利用できます。
お得な料金設定となっておりますので、国際電話を利用するときはpovo2.0を選びましょう。
海外旅行でSIMカードを入れ替えるタイミングは?
海外でSIMカードを入れ替えるタイミングは、現地のSIMの受け取り方で変わります。
海外ローミングで日本から同じpovo2.0を使う場合は簡単です。
現地に到着したら設定から「データローミング」をONにするだけです。
- 現地に到着
- 「設定」を選択
- 「その他」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「データローミング」をONにする
- 現地に到着
- 「設定」を選択
- 「接続」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「ローミング」を選択
- 「データローミング」をONにする
Androidは機種によって設定方法が若干異なりますが、「モバイルネットワーク設定」で海外ローミングのON、OFFが可能です。
現地の海外SIMを利用される方は、別途APN設定が必要です。
現地の海外SIMを利用する場合は、使えない機種に注意が必要です。
海外SIMについて詳しく知りたい方は、海外 SIMも確認しましょう。
povoのデメリットは海外ではどうですか?
povo2.0の海外利用でのデメリットとしては、トッピングシステムを採用していますので、海外用のデータトッピングを購入しない限りスマホでデータ通信を利用できません。
海外データトッピングを購入するには、一時的に現地のWi-Fiに繋ぐ必要がありますから、ネット環境が全くない場所ではトッピングを購入できない点には注意が必要です。
旅行時には、Wi-Fiが使える場所をしっかりと確認しておきましょう。
povo2.0の海外トッピングで海外SIMを利用しよう!
今回は、povo2.0の海外利用について解説しました。
まとめると以下の通りです。
povo2.0の海外利用
- povo2.0の海外ローミング開始時期は2023年8月からです。デュアルSIMでの利用もおすすめです。
- povo2.0のデメリットはオンラインでしか契約ができないことです。ネットでの操作に慣れている方におすすめです。
- povo2.0のメリットはフレキシブルに料金プランを組むことができることです。自分に合った分だけデータ容量を購入することができます。
フレキシブルな料金プランが魅力のpovo2.0ですが、海外ローミングに対応したことでより活用できる範囲が広がりました。
一時帰国での利用や海外旅行、海外留学での利用は非常におすすめです。
また、基本料金0円のためデュアルSIMとしても組み合わせやすいです。
自分に合った料金プランをpovo2.0で組みましょう。
ギガ活でギガを貯めよう!
ワイモバイルのガラケーであるSimply 603SIもpovo2.0では使えるようですが、通信が悪かったりするようですので使用には注意が必要です。