証券口座を複数持つメリット・デメリット
(画像=PIXTA)

これから証券口座を開設しようと考えている方はもちろん、すでに証券口座を持っている方も、取引に使う証券口座を複数持つべきか、悩むことがあるでしょう

証券口座を複数持つと、IPOの当選確率が上がる、各証券会社ごとのサービスを教授できるなど、多くのメリットがあります。一方、資産管理や確定申告が複雑になるなどデメリットもあるため、事前の対策が必要です。

IPO

未上場企業が、新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させること

今回は、証券口座を複数持つメリットやデメリットのほか、賢く使い分けるコツを解説。管理や確定申告の方法も解説しますので、読めば上手に使い分けることができるはずです。

目次

  1. 証券口座を複数持つメリット
    1. 利用可能なサービスが増える
    2. IPOの当選率がアップする
    3. 手数料がお得になる
    4. 自分に合う証券口座がわかる
  2. 複数の証券口座を持つデメリット4選
    1. 管理が手間になる
    2. 投資資金が分散する
    3. 確定申告が必要になる場合がある
    4. IDやパスワードの管理が大変
  3. 初心者必見!証券口座の選び方
    1. メイン口座の選び方
    2. サブ口座の選び方
    3. 対面証券用とネット証券用も分けておこう
  4. 複数の証券口座を開設するなら
    1. 希望の口座に開設を申し込む
    2. 必須となる本人確認書類
    3. NISA口座やつみたてNISA口座は「いずれかを1人1口座」
    4. 特定口座は証券会社につき1口座のみ
  5. 目的別!証券口座の組み合わせ
    1. ①外国株取引を希望する場合
    2. ②少額取引を希望する場合
    3. ③IPOを利用したい場合
    4. ④手数料を安くしたい場合
  6. 証券口座を複数持つときのおすすめの証券口座5選
    1. SBI証券について
    2. 楽天証券について
    3. 松井証券について
    4. マネックス証券について
    5. LINE証券について
  7. 証券口座を複数持つ場合、確定申告や損益通算はどうなるのか?
    1. 損益通算について
    2. 税金の控除を受けるには確定申告必須
  8. 確定申告について知っておこう
    1. 株式投資時は申請必須?
    2. 確定申告がいらない人とは?
    3. 確定申告が必須の人とは?
    4. 確定申告で必要な書類について
  9. 証券口座は複数持つことで上手に運用しよう
  10. 証券口座を複数持つ場合のよくあるQ&A
    1. 同じ証券会社内で複数の口座開設は可能?
    2. 口座を複数持つメリットとは?
    3. 口座を複数持つデメリットとは?
    4. NISA口座は複数開設できる?
    5. 証券口座を複数持つ場合の選び方とは?
    6. 複数の証券口座を持つならおすすめの証券会社は?
    7. 証券口座を複数持っていると確定申告はどうなる?

証券口座を複数持つメリット

株式投資を始めるときに必要な証券口座。証券口座は、別の証券会社であれば複数持つことが可能です。証券会社はそれぞれ、手数料や取り扱いの金融商品が異なるため、複数の証券口座を持つことで、それぞれの特徴を生かした投資ができるようになるのです。

複数の証券口座を持つメリットは、下記のとおりです。

複数の証券口座を持つメリット
  1. 利用できるサービスが増える
  2. IPOの当選率がアップする
  3. 手数料がお得になる
  4. 自分に合う証券口座がわかる

ひとつずつ見ていきましょう。

利用可能なサービスが増える

証券口座を複数持つことで、例えば楽天証券では便利なツールを、SBI証券では豊富な銘柄の投資信託を、といった具合に各証券会社の独自サービスを教授できます

IPOの当選率がアップする

当選が難しいといわれるIPOですが、複数の証券会社から応募することで当選確率を上げることが可能です。IPOとは、未上場の企業が上場するときに新規で公開される株のことです。

ここ数年の勝率が80%以上と、高確率で儲かるIPOは人気ですが、手に入れるには抽選に当たる必要があります。証券口座を複数持っていれば当選のチャンスが広がるでしょう。

手数料がお得になる

証券会社を複数持つと手数料がお得になる場合があります。例えば、楽天証券やSBI証券は、プランによっては1日100万円までの取引について手数料が無料です。

両方の口座を持っておけば、1日200万円まで手数料が無料になるのでお得でしょう。

自分に合う証券口座がわかる

複数の証券口座を利用すれば、どの証券口座が自分に合うのかわかります

比較検討することで、必要・不要なサービスが明確になるからです。

必要なサービスが用意された証券口座をメインにすることで、効率的に投資できます

複数の証券口座を持つデメリット4選

複数の証券口座を持つときは、メリットだけでなくデメリットも把握しておくのが賢明です。

複数の証券口座を持つデメリット
  1. 管理が手間となる
  2. 投資資金が分散する
  3. 確定申告が必要になる可能性がある
  4. IDやパスワードの管理が大変

メリットばかりを見ていくつか口座を開設したものの、「やはり1つにしておけばよかった」とならないように、しっかりチェックしておきましょう

管理が手間になる

証券口座を複数持つと管理が手間となります。

「この証券口座はこの取引のみ」と自分なりのルールを決めることで、管理の複雑さや混乱を防げます

利用しながらどの使い方が管理しやすいか、得になるのかを見極めていくことをおすすめします

投資資金が分散する

証券口座がいくつもあることで、投資用の資産が分散し、結果的に取引したいときに残高が足りない、他の証券口座から資金を移動させなければならないなど、手間やタイムロスにつながる可能性があります。

確定申告が必要になる場合がある

複数の口座を持つと、商品の運用状況によっては確定申告が必要になります。例えば、ひとつの口座で利益、もう一つの口座で損失が生じたとき、確定申告をすることで損益通算することが可能です。

損益通算

損益通算とは、一定期間内の利益と損失を相殺すること。上場株式等の投資を行って利益(譲渡益や配当など)が出た場合は税金がかかるが、損失が出た場合には利益から差し引いて、その分だけ税金を減らすことができる。

損益通算とは、上場株式や投資信託などで得たプラスの売却益とマイナスの売却損を相殺することです。

証券口座には下記の3種類があります

証券口座の種類
  1. 特定口座・源泉徴収あり:損益計算も確定申告も証券会社がやってくれる
  2. 特定口座・源泉徴収なし:損益計算は証券会社が、確定申告は自分で行う
  3. 一般口座:損益計算も確定申告も自分で行う

特定口座の源泉徴収ありの口座は、証券会社が売却損益・税金の計算を行い税金を売却代金から差し引いてくれるので、確定申告は不要です。しかし、源泉徴収ありの口座で利益が出て、別の口座で損失が出た場合、損益通算を行うには確定申告しなければなりません。

特定口座

特定口座とは、申告分離課税が適用になる上場株式等の譲渡益課税について、証券会社が投資家の代わりに損益の計算を行い、「特定口座年間取引報告書」を交付する制度です。投資家の選択により、証券会社が納税し、投資家は確定申告不要とすることも可能です。

IDやパスワードの管理が大変

証券口座ごとにIDやパスワードが異なるため、ログイン時のIDやパスワード管理が大変です。

自動ログインや、アプリの場合は指紋認証やフェイスIDなどを利用することでログインの簡素化は可能です。

しかし、取引時には取引パスワードの入力を、登録情報の変更時などには再度IDやパスワードを入力させる証券会社もあります

すべての証券会社のIDとパスワードを記憶することは簡単ではなく、メモなどに残すとしても管理が大変になってしまいます。とくに重要な個人情報なので、メモをなくしてしまい、情報流出してしまうとかなり危険です

危機感を持って管理しなければならない情報だからこそ、管理が大変になることで負担も増えてしまいます

初心者必見!証券口座の選び方

初心者が口座開設するときにおすすめな選び方やポイントを見ていきましょう。

口座開設のポイント
  1. メイン口座の選び方
  2. サブ口座の選び方
  3. 対面証券用とネット証券用も分けておこう

「どれでも良い」とやみくもに口座開設するのは、管理面から見てもおすすめではありません。自分はどのような取引をしたいのか、利用方法や希望を考えたうえで選択することが大切です。

メイン口座の選び方

メイン口座は、名前のとおり取引や運用のメインになるので、手数料、機能、銘柄の充実面から選びましょう

メイン口座は取引回数や金額が大きくなることが多いため、できるだけ手数料が低い証券口座を選択しましょう

微々たるものに感じても、取引回数や金額が上がっていくと結果的に大きな金額差につながります。できるだけ取引手数料が低い、または無料の証券会社を選択しましょう

取引手数料

取引が成立した際に金額に応じてかかる手数料。取引が成立しない場合には手数料はかからない。

機能面では、取引ツールの使いやすさはもちろん、チャートの見やすさ、情報配信などを重視することがポイントです。

とくにスマートフォンをメインに取引する場合は、アプリの使いやすさやどれほどの機能があるかをチェックしておきましょう

また、証券会社によって取扱銘柄数や種類が異なります。希望の銘柄を取り扱っているのか、とくに希望がない場合はできるだけ取扱銘柄が多い証券会社を選ぶことで、今後の取引の幅が広がります。

サブ口座の選び方

サブ口座を選ぶときは、メイン口座と同じように手数料や取扱銘柄、IPOを利用したい方はIPOの抽選方法をチェックしましょう

サブ口座の場合、取引量がそれほど大きくならない可能性もあるので、手数料の安い証券会社や上限金額までは手数料無料の証券会社を選びましょう

とくに上限金額までは手数料無料の証券会社を選ぶことで、手数料の軽減によって総合的に見てよりお得な取引が可能です。

また、IPOを利用したい方はIPOの取引実績や分配、抽選方法についてチェックしてください

証券会社によって割り振りや実績、抽選方法が大きく異なることもあり、どの証券会社で口座開設すべきなのか、当選率が上がりそうか判断してみましょう。

対面証券用とネット証券用も分けておこう

ネット証券が増えてきていますが、対面証券とネット証券を使い分けることで、お互いの良さを活用できます

対面証券の場合は担当者がついたり、セミナーや勉強会など、講師や専門家から直接学べる機会があります。

対面で相談したい方、学びたい方に向いていますが、取引に関して手数料が高いというデメリットもあるため、手数料の安いネット証券と組み合わせましょう。

ネット証券は対面で何かをすることはほとんどありません。セミナーなどを開催していてもオンラインや動画配信などがほとんどです。

対面で相談したい方、安心して任せられる担当者に聞いてほしい方にとっては不安に感じるかもしれません。このような場合は、相談は対面証券、取引はネット証券とメリットに応じて口座を使い分けるようにしてみましょう

株投資家のコメント

複数の証券口座を開設するなら

複数の証券口座を開設したいと決めたら、口座開設の申し込みや本人確認書類の準備、NISAかつみたてNISAかの選択と証券会社の選択、特定口座について考えましょう

NISA

毎年120万円の非課税投資枠が設定される少額投資非課税制度。株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象になる。

複数の証券口座について
  1. 希望口座の開設申し込み
  2. 必要となる本人確認書類
  3. NISA口座やつみたてNISA口座は「いずれかを1人1口座」
  4. 特定口座は証券会社につき1口座のみ

口座開設時の流れや注意点を知っておくことで、スムーズな口座開設ができ、間違えてしまう可能性が低くなります

希望の口座に開設を申し込む

どの証券会社で口座開設しようか悩んでいると、自分の希望とは違う証券口座を開設してしまう可能性もあるため、かならず「自分が希望する証券口座か」チェックしましょう

複数の証券口座を開設するときは、希望の証券口座をリスト化する、お気に入りやブックマークなどチェックをつけておくなど、間違えないための工夫をしましょう。

間違って口座開設してしまうと、希望していない口座を使うのか、それとも口座閉設手続きをするのかを選択しなくてはならず、結果的にタイムロスと負担増大につながります

また、申込時の個人情報の入力や重要事項の確認など、手間や時間がかかった分も無駄になってしまう可能性があります

口座開設の申込時は、自分が希望している証券口座か、内容は正しいかをかならずチェックしてください。

必須となる本人確認書類

証券会社によって必要となる本人確認書類の種類や個数が異なりますが、共通して必要なものは「マイナンバーカードもしくは通知カード」です。

マイナンバーカードもしくは通知カードはどの証券会社でも必要となってくるので、準備しておきましょう。

他に必要となる場合が多い本人確認書類は、運転免許証や各種健康保険証、在留カード、パスポートなどです。

証券会社によって必要書類が異なるのはもちろん、本人確認方法に応じて必要となる書類の種類と個数が変わってきます

スマートフォンなどのオンラインで本人確認をする多くの場合は必要書類は少なく、郵送で本人確認する場合は必要書類が増える傾向にあります。

NISA口座やつみたてNISA口座は「いずれかを1人1口座」

NISAは一般NISAとつみたてNISAに分かれますが、1人につき1口座しか持てません。また、一般NISAかつみたてNISAのいずれかを選択しなければなりません

口座開設時に同時申し込み可能な証券会社がほとんどなので、手間を省くためにも一緒に申し込みしましょう

まずは一般NISAにするのかつみたてNISAにするのか選択し、その後どの証券会社で口座を持つのか決め、申し込みに進むようにしてください。

特定口座は証券会社につき1口座のみ

特定口座を開設する場合は、1証券会社につき1口座までと決められています。複数の特定口座を持ちたい場合は、他の証券会社でも申し込みしましょう

複数の証券口座を持つことで、複数の特定口座を持てるようになるため、1つの特定口座では満足できない方、複数の特定口座を運用したい方におすすめです。

目的別!証券口座の組み合わせ

自分の希望や目的に応じて、証券口座の組み合わせ方法を変えてみましょう

目的
  1. 外国株式
  2. 少額投資
  3. IPO
  4. 手数料

ここでは以上を基準に見ていきます。自分が希望する取引は何か、何を重視したいのかを考えたうえで、組み合わせを検討してみてください。

①外国株取引を希望する場合

外国株式に興味がある方は、マネックス証券とSBI証券、もしくは楽天証券がおすすめです。

マネックス証券は取扱銘柄が6,000銘柄を超えていて、為替手数料が買付時無料という特徴を持っています。

SBI証券は米国株だけで5,000銘柄を超えていて、手数料も0ドル~22ドル(税込)となっています。

楽天証券も米国株の取扱銘柄数は約4,700銘柄と2社には劣りますが、最低手数料が0ドルと手数料はおさえられます。楽天ポイントをためている場合は楽天証券もおすすめです。

②少額取引を希望する場合

初心者の方など少額から投資を始めたい方におすすめの組み合わせは、LINE証券とSBI証券です。

通常であれば100株単位で購入しなければならない日本株式でも、単元未満株(ミニ株)として1株から購入可能です。

単元未満株

単元未満株とは銘柄ごとに決められている最低売買単位である1単元の株数に満たない端数株式のこと。株主総会における議決権の行使は認められないが、それ以外の利益配当請求権、書類閲覧謄写権、株主代表訴訟提起権等の株主の権利は認められる。

単元未満株は取引価格が下がることで購入に対するハードルが下がることはもちろん、100株で同一銘柄を購入するのか複数の単元未満株を購入するのかによって、リスク面や配当なども異なります。

③IPOを利用したい場合

IPOを重視したい場合は、SBI証券とSMBC日興証券がおすすめです。

SBI証券は取扱数が多く、60%は完全平等抽選、30%はIPOチャレンジポイントによる抽選です。残りの10%は、投資についての知識・経験・資力といった「適合性の原則」の徹底を留意しつつSBI証券が決める方式です。

新規公開株の個人のお客様への配分は、配分の機会を公平に提供するため、原則として、個人のお客様への配分予定数量の60%については、抽選により配分先を決定いたします。 また、残りの30%については、3.(1)[6]に定める、当社IPOチャレンジポイントに基づく方法により配分先を決定いたします。 更に残りの10%については、(前述の方法により配分されなかったお客様のお申込分を対象に、)お客様の投資についての知識・経験・資力といった「適合性の原則」の徹底を留意しつつ、当社との取引状況等を踏まえて当社が定めた配分基準に従い配分先を決定いたします。

引用元:SBI証券「募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針」

SMBC日興証券では、85%が店頭完全平等抽選、10%がネット完全平等抽選、最大5%優遇抽選です。

2021年のIPO引受社数の実績を見ると、SBI証券が80社、SMBC日興証券が47社とネット証券でも多くのIPOを取り扱ったことがわかります。実績や抽選方法を考えるとこの2社がおすすめです。

ただし、完全平等抽選が良い場合は、マネックス証券などIPO抽選方法が「完全平等抽選」の証券会社を選びましょう

④手数料を安くしたい場合

手数料をおさえたい方、できるだけ安くしたい方は、SBI証券とGMOクリック証券がおすすめです。コース選択によって1日100万円までの取引は手数料無料になります。

100万円以上の取引の場合も両社ともに200万円までで1,238円、300万円までで1,691円です。

手数料が安いといわれている楽天証券やauカブコム証券でも200万円までで2,200円、300万円までで3,300円となるので、SBI証券とGMOクリック証券の手数料が安いことはおわかりいただけるでしょう。

証券口座を複数持つときのおすすめの証券口座5選

ここからは、複数の証券口座を持ちたい方必見のおすすめ証券口座5選を見ていきます。証券会社によって特徴や開催中のキャンペーン内容などに差があります

自分が希望する取引はできそうか、どの証券会社が向いていそうか考えながら見ていきましょう

SBI証券について

SBI証券
現物取引手数料(5万円まで) 55円(税込、スタンダードプラン)
現物取引手数料(10万円まで) 99円(税込、スタンダードプラン)
現物取引手数料(50万円まで) 275円(税込、スタンダードプラン)
投資信託銘柄数 2,676銘柄
米国株取扱銘柄数 5,002銘柄
つみたてNISA銘柄数 176銘柄
口座開設までの日数 最短即日(オンラインでの口座開設時)

現物取引

自身の現金と株式で取引をすること。信用取引や先物取引、オプション取引などと区別する際に使われる。

※2021年12月時点
※引用元:SBI証券公式サイト

取扱銘柄が豊富で最短即日に口座開設可能なSBI証券は、国内株式個人取引シェアナンバーワンを誇っています。

初心者にもおすすめなポイントとして、1日定額制のアクティブプラン、ためて使えるポイント、少額から始めるNISAやiDeCo、投資信託のクレジットカードでの購入、スマホでらくらく取引を掲げています。

特徴

スタンダードプランの場合、手数料は55円(税込)からスタートしますが、定額制のアクティブプランを選択することで、1日の約定代金合計100万円までは取引手数料0円です。

また、若年層の利用者向けに、25歳以下であれば国内株式の手数料が無料です。

おすすめポイント

米国株式の取扱銘柄数が5,002銘柄と、4,677銘柄の楽天証券や1,261銘柄のDMM.com証券と比べて多く、国内株式以外も利用したい方、今後運用範囲を拡大したい方におすすめです。

また、初心者など少額から始めたい方、手数料が気になる方には、少額からNISAを始められ、コース選択によって1日の約定代金合計100万円までは手数料0円なのは大きなポイントです。

お得なキャンペーン

投資デビューや継続利用者に対して常にキャンペーンを実施しているSBI証券は、期間限定キャンペーンとして以下の2つを開催中です。

・ハズレなし!当社への投信お乗り換えが超おトクキャンペーン
SBI証券へ投信のお引っ越し(入庫)を検討中の方は要チェック!10万円以上の投信のお引っ越し(入庫)&お取引で最大100,000ポイントがもらえるチャンス。

キャンペーン期間:2022年2月4日(金)~2022年3月31日(木)

引用元:SBI証券公式サイト

・デイトレードするならSBI証券で!日計り信用取引回転キャンペーン
日計り信用取引でデイトレはもう経験済みですか?今なら、インターネットコースの個人のお客さまで、対象期間中にエントリーをして、一般信用「日計り信用取引」における新規建約定代金が、期間中に1日でも一定の条件を満たされた方は、STEPに応じて現物取引手数料及び信用取引手数料をキャッシュバックいたします(それぞれ上限1万円)。

キャンペーン期間:2022年1月4日(火)9:00~2022年3月31日(木)

引用元:SBI証券公式サイト

信用取引

現金や株式、投資信託を担保として証券会社に預けることにより証券会社からお金や売買に必要な株式を借りて行う取引。

いずれも手数料の還元、キャッシュバックがあるため、条件を満たすことでよりお得に取引が可能です。

楽天証券について

現物取引手数料(5万円まで) 55円(税込、超割コース)
現物取引手数料(10万円まで) 99円(税込、超割コース)
現物取引手数料(50万円まで) 275円(税込、超割コース)
投資信託銘柄数 2,669銘柄
米国株取扱銘柄数 4,677銘柄
つみたてNISA銘柄数 179銘柄
口座開設までの日数 1~2週間程度

※2022年1月時点
※引用元:楽天証券公式サイト

楽天証券はSBI証券に並ぶほど、投資信託や米国株の取扱銘柄が充実しています。

口座開設までの時間は少し長めですが、楽天グループの利用でためたポイントを使ったり、楽天証券でもためられるメリットがあります。楽天グループを利用している方やポイントを利用したい方から人気です。

特徴

いちにち定額コースを選択することで、1日の約定代金合計100万円までは取引手数料0円になります。この場合、SBI証券のアクティブプランと同じ手数料になります。

手数料をおさえたい方や、少額の取引を希望している方におすすめです。

おすすめポイント

超割コースの場合は手数料支払額に応じて楽天ポイントがつき、ためることができることはもちろん、ためたポイントを使ってポイント投資も可能です。

ポイント投資によって楽天市場での買い物時にポイント倍率が+1倍になるなど、楽天グループ独自の特典も得られます。

お得なキャンペーン

楽天証券も常時多数のキャンペーンを開催しています。とくにおすすめのキャンペーンは、以下の3つです。

・【第19回】楽天銀行口座開設+自動入出金設定で1,000円プレゼント
期間中に、条件を達成された方に現金1,000円をプレゼントいたします。
※対象:2021年12月30日(木) 10:00~2022年2月28日(月) 9:59までに銀行口座を申込まれた方

引用元:楽天証券公式サイト

・米株積立orポイント投資で200万ポイント山分けキャンペーン
キャンペーン期間中にエントリーし、はじめての米株積立または、ポイント投資(米国株式_円貨決済)設定と約定をされたお客様全員で200万ポイントを山分け!

キャンペーン期間:2022年1月7日(金)10:00 ~3月31日(木)10:00まで

引用元:楽天証券公式サイト

・はじめるならいまがチャンス!はじめての国内株式(現物)取引でもれなく100ポイントプレゼント!
本キャンペーンにエントリーし、はじめて国内株式(現物)を取引されたお客様にもれなく100ポイントをプレゼントいたします。

キャンペーン期間:2022年2月7日(月)~2022年3月4日(金)16:00

引用元:楽天証券公式サイト

楽天証券では、キャッシュバックキャンペーンよりもポイントプレゼントのキャンペーンに力を入れています

松井証券について

現物取引手数料(50万円まで) 0円
現物取引手数料(100万円まで) 25歳以下(未成年含む):0円
26歳以上:1,100円(税込)
投資信託銘柄数 1,577銘柄
米国株取扱銘柄数 取り扱いなし(2022年2月より対応予定)
つみたてNISA銘柄数 172銘柄
口座開設までの日数 最短3日(オンライン申込時)

※2022年1月時点
※引用元:松井証券公式サイト

松井証券は、基本的な取引手数料が1日の約定代金合計50万円まで0円、そして25歳以下の場合は約定代金にかかわらず0円です。

HDI-Japan主催2021年度問合せ窓口格付け(証券業界)において最高評価の「三つ星」を獲得しています。しかも11年連続で獲得していることもポイントです。

特徴

業界初の信用取引として、無期限信用取引と一日信用取引があります

無期限信用取引は決済期限がない取引、一日信用取引は取引手数料0円や金利、貸株料が年利0〜1.8%と低コストでデイトレードできるサービスです。

松井証券はサイトはもちろん、専用フォームやフリーコール、リモートサポートなども充実しています。

おすすめポイント

大正7年に創業した松井証券は、100年以上の歴史を持っています。

それだけでなく業界や需要に応じて取引方法や取り扱い、サービス導入など常に進化を続けています。最近では2020年に投資信託の信託報酬のうち一部を還元するサービスを開始しました。

お得なキャンペーン

松井証券も常時さまざまなキャンペーンを開催しています。

・抽選で毎月50名様に2,000ポイント当たる入金デビューキャンペーン
期間中に口座開設を完了し、口座開設月の翌月までに1万円以上の入金をした方の中から、抽選で毎月50名様に松井証券ポイントを2,000ポイントプレゼントします。

キャンペーン期間:2022年1月14日(金)〜2022年3月31日(木)

引用元:松井証券公式サイト

・つみたてデビュー応援!総額1億円還元キャンペーン
キャンペーン期間中に松井証券に口座を開設して、投資信託を合計10,000円以上積立すると、最大10万名様に現金1,000円または松井証券ポイント1,500pをプレゼントします。
NISA・つみたてNISAでの購入も、もちろん対象。松井証券でつみたてデビューするなら、イマがオトク!
お得なキャンペーンをぜひご活用ください。 キャンペーン期間:2022年1月15日(土)~2022年12月30日(金)

引用元:松井証券公式サイト

・毎月抽選で100名に1万ポイントプレゼント!株アプリで取引スタートキャンペーン
2022年1月4日より、スマートフォン向けトレーディングアプリ「松井証券 株アプリ」を利用してお取引いただいた方を対象として、抽選で松井証券ポイントをプレゼントするキャンペーンを開催します!
1月から3月の各月において、キャンペーン対象の方の中から毎月抽選で100名に松井証券ポイント1万ポイントをプレゼントします。
さらに、各月に誕生日を迎える方は、当選確率が2倍となります! 2021年11月には、注文の有効期間を最長1か月まで延長するなど、2021年3月のアプリリニューアル以降も継続的な機能拡充に取り組んでおります。
この機会にぜひ、株アプリでのお取引をお試しください!

キャンペーン期間:2022年1月4日(火)~2022年3月31日(木)

引用元:松井証券公式サイト

キャッシュバックや還元キャンペーンだけでなく、松井証券独自のポイント付与や金利アップキャンペーンなどを開催しています。

新規取引や口座開設時だけでなく、毎月抽選のキャンペーンもあるため、取引しながら応募し、当選するか楽しめるでしょう。

マネックス証券について

現物取引手数料(~10万円以下) 110円(税込、取引毎手数料コース)
現物取引手数料(10万円超~50万円以下) 198円〜495円(税込、取引毎手数料コース)
現物取引手数料(50万円超〜100万円以下) 成行:1,100円(税込、取引毎手数料コース)
指値:1,650円(税込、取引毎手数料コース)
投資信託銘柄数 1,241銘柄
米国株取扱銘柄数 5,000銘柄以上
つみたてNISA銘柄数 152銘柄
口座開設までの日数 2~3営業日(オンライン口座開設、証券総合取引口座)

※2022年1月時点
※引用元:マネックス証券公式サイト

マネックス証券は、お手ごろな手数料と充実した商品がポイントです。業界内で見るとお手ごろな手数料ですが、SBI証券や楽天証券、松井証券と比べると安いとは言えません。

また、ワン株と呼ばれる単元未満株の取引も可能です。買付時の手数料は0円、売却時は約定代金の0.55%(税込)が手数料となります。

特徴

米国株の取扱銘柄数が多く、SBI証券と楽天証券と同じくらいです。5,000銘柄はかなり多く、米国株の取引を希望している方におすすめです。

また、米国株の手数料は最低0米ドル、最低手数料以上は約定代金の0.495%、最大の手数料は22米ドルと上限も決まっています。

おすすめポイント

投資デビューにおすすめな国内株をはじめ、米国株、投資信託やつみたて、IPO、ETF、FX、暗号資産CFD、債券、ON COMPASSなどが利用できます

ETF

証券取引所に上場し、株価指数(「東証株価指数(TOPIX)」など)に代表される指標への連動を目指す投資信託で、「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれています。

また、ステップアップ商品として、信用取引、先物やオプション、中国株、金やプラチナ、私募ファンドと、かなり充実したラインアップと言えるでしょう。

ファンド

投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品です。

また、投資信託を所有しているとマネックスポイントが手に入り、ポイントはAmazonギフト券などに交換可能です。

お得なキャンペーン

米国株が充実しているマネックス証券は、米国株に関するキャンペーンが豊富です。

・米国株デビュー応援がキャッシュバック期間延長&上限なしキャンペーン
マネックス証券は、皆様の2022年米国株取引デビューを後押しするため、米国株の取引手数料(税抜)をキャッシュバックする「米国株デビュー応援プログラム」をパワーアップする拡大キャンペーンを実施します。キャンペーン期間中に外国株取引口座への初回入金を行った方は、その日から40日間の米国株取引手数料(税抜)を全額キャッシュバックいたします。ぜひマネックス証券の米国株取引をご検討ください。 キャンペーン期間:2022年2月7日(月)〜2022年5月31日(火)

引用元:マネックス証券公式サイト

エントリー不要のキャンペーンも多くあるため、自動的にキャンペーンに応募できている場合もあります。もちろんエントリー必須キャンペーンも半数はあるため、応募時はチェックしましょう。

LINE証券について

現物取引手数料(5万円まで) 55円(税込)
現物取引手数料(10万円まで) 99円(税込)
現物取引手数料(50万円まで) 275円(税込)
投資信託銘柄数 32銘柄
米国株取扱銘柄数 取り扱いなし
つみたてNISA銘柄数 取り扱いなし
口座開設までの日数 最短翌営業日

※2022年1月時点
※引用元:LINE証券公式サイト

LINE証券は、基本的な操作がLINEで完結できる、LINEならではの証券会社です。情報の配信や通知はもちろん、LINE証券を友だち追加することで、LINEアプリ内での株価チェックや注文などの取引も可能です。

いちかぶと呼ばれる1株から選べる取引も可能なので、資金面で不安に感じている方や、少額から始めたい初心者の方におすすめです。

特徴

LINE独自のサービスが充実しているなか、LINE Payによる入出金、LINE POINTの入金も可能です。LINE POINTはつみたて投資にも利用できるため、ポイントを持て余している方にもおすすめです。

SBI証券のスタンダードプランや楽天証券の超割コースと同じく、手数料はかなり低いと言えます。直感的に利用したい方、専用アプリでなくても取引したい方、できるだけ手数料を安くしたい方に向いています

おすすめポイント

スポット投資として最低100円から投資ができ、毎月のつみたても月1,000円から投資可能です。少額からコツコツと始められ、投資やつみたてに対するハードルを下げています。

本格的な株取引を希望する方は、現物取引の100株単位で株取引をしてみましょう。少額から始めたい初心者だけでなく、本格的な株取引を希望する方にもおすすめです。

お得なキャンペーン

LINE証券では証券口座開設時にクイズに正解することで、最大3,000円相当の株がもらえます。クイズに正解すると、どの株にするか自分で選べ、その株を運用できます。

その場で売って他の購入資金に充てても良いですし、持ち続けて株の運用について学ぶのもおすすめです。

他にも口座開設から最大30日間はいちかぶ取引コスト(グループA銘柄のみ対象)が0円になるキャンペーンも開催しています。初めて取引する方におすすめです。

証券口座を複数持つ場合、確定申告や損益通算はどうなるのか?

複数の証券口座を持っている場合、「かならず確定申告が必要になる」というわけではありませんが、確定申告が必要になるケースもあります。それは、損益通算時です

証券口座を複数持つ場合
  1. 確定申告が必要になる損益通算とは
  2. 税金の控除に関する確定申告とは

以上は大切なことなので、事前に知っておきましょう。

損益通算について

損益通算とは、利益と損失を合算することで「実際の損益」を計算することです。たとえば、1つの証券口座では利益が出ていて、もう1つの証券口座では損失が出ている場合、合算することで適正税額が算出可能です。

利益に対して20.315%の課税がありますが、損益通算することで払い過ぎた税金の還付を受けられます

この損益通算は複数の証券口座を持っているときに利用でき、確定申告によって還付を受けられることから、結果的にお得になる可能性があります。

税金の控除を受けるには確定申告必須

税金の控除を受けるためには確定申告が必須です。利益に対して20.315%課税されることは、特定口座であれば証券会社が税額を差し引いた金額にしてくれます。

ただし、税金の控除や複数の証券口座間のものに関しては、証券会社が勝手に申請してくれるわけではありません

とくに損失の繰越控除は、証券口座を持っている方、利用している方にとっては得になる可能性がかなり高いものです。確定申告は面倒に感じるかもしれませんが、かならず申請しましょう。

確定申告について知っておこう

そもそも確定申告とは何か、初めてでよくわからないという方も多くいるでしょう。

確定申告について
  1. 株式投資時は申請必須なのか
  2. 確定申告がいらない人
  3. 確定申告が必須の人
  4. 確定申告で必要な書類

証券口座を持っていて利用している方の確定申告は、特定口座では必要のないパターンと必須のパターンがあること、そして申請時に必要となる書類について知っておくことが重要です。

株式投資時は申請必須?

株式へ投資している場合、原則として確定申告が必要です。ただし、特定口座の源泉徴収ありを選択することで証券会社が税金分を差し引くことから、確定申告が不要になります。

利益に対して20.315%の税金がかかることから、一般口座や特定口座の源泉徴収なしを選ぶと、自分で確定申告し、税金の支払いが必要になります。

確定申告を面倒に感じる方が多いこともあり、特定口座の源泉徴収ありが人気を集めています。

証券会社も特定口座の源泉徴収ありを推奨していることから、複数の口座を持っていない場合は確定申告しなくて良い方が増えています。

確定申告がいらない人とは?

確定申告が不要な方は、2パターンに分けられます

確定申告が必要ない場合
  1. 一般NISAもしくはつみたてNISA口座
  2. 特定口座の源泉徴収あり

この2パターンは確定申告不要です。NISA口座はそもそも非課税なので、利益や損失があっても、複数の証券会社で損益通算したいと考えても、対象外です。

また、特定口座の源泉徴収ありは証券会社が20.315%の税金を差し引いているため、証券口座が1つであれば確定申告は不要です。

確定申告が必須の人とは?

口座の種類や数によって申告が必須かどうかが異なります

確定申告が必須の場合
  1. 特定口座(源泉徴収なし)を選択している方
  2. 一般口座の方
  3. 特定口座を複数持っている方
  4. 損失が出たもしくは繰越控除期間中の方

どうしても確定申告はしたくないと考えている方は、特定口座の源泉徴収ありを選択し、1つの証券口座を利用することがおすすめです。

ただし、確定申告することで税金の還付や繰越控除による税金控除が受けられます

面倒に感じるかもしれませんが、実は証券口座を持っているから利用できる特権とも言えます。

確定申告で必要な書類について

確定申告時に必要な書類は、取引口座の区分によって異なります。必須となる書類は下記のとおりです。

特定口座
  1. 年間取引報告書
一般口座
  1. 取引報告書
  2. 取引残高報告書

申請時には公的年金などの源泉徴収票、支払い保険料の証明書が必要になるので、事前に用意しておきましょう。

以前は年間取引報告書や支払通知書も一緒に提出していましたが、2019年4月1日より添付不要に変更されました。ただし、申告時の添付が不要になっただけで、申請書類を作成するときは必要です。

証券口座は複数持つことで上手に運用しよう

複数の証券口座を持つことで手数料をおさえられたり、証券会社ごとの特徴を最大限に生かせます

複数の証券口座の運用について
  1. 利益を得やすくするためには証券会社ごとのメリットを把握
  2. 複数の証券口座からIPOに応募

IDやパスワード、資産の管理が大変に感じるかもしれませんが、自分なりのルールや基準を決めておくことで口座を増やしてもスムーズな取引が可能です。

特定口座の源泉徴収ありを選択しても、複数の口座を持つことで源泉徴収が必要になるケースがあります。

損益通算や繰越控除は確定申告しなければならず、申告しなければ税金の還付はされず、控除を受けられません。自分が確定申告の対象かチェックする必要があるでしょう。

証券会社ごとのメリットを理解して口座開設、活用していくことで、1つの証券口座で運用するよりも利益を得やすく、IPOの当選率を上げることにもつながります

悩んでいる方はこの機会に証券口座を増やすことを検討してみましょう

証券口座を複数持つ場合のよくあるQ&A

証券口座を複数持とうか悩んでいる方、何が良いかわからない方は、よくある質問から疑問を解消しましょう。

証券口座を複数持つ場合のQ&A
  1. 同じ証券会社内で複数の口座開設は可能?
  2. 口座を複数持つメリットとは?
  3. 口座を複数持つデメリットとは?
  4. NISA口座は複数開設できる?
  5. 証券口座を複数持つ場合の選び方とは?
  6. 複数の証券口座を持つならおすすめの証券会社は?
  7. 証券口座を複数持っていると確定申告はどうなる?

多くの方が疑問に感じている質問を7個紹介します。これから口座開設を考えている方、すでに1つの口座はあるけれど増やそうか悩んでいる方はチェックしておきましょう。

同じ証券会社内で複数の口座開設は可能?

基本的に同じ証券会社内で複数の特定口座を開設することはできません。証券会社1つにつき特定口座は1口座までの開設です。ただし、特定口座とNISA口座を開設する、特定口座とFX口座を開設するなどは可能です。

特定口座を複数持ちたい場合は、証券会社を変えて口座開設しましょう。証券会社を変えることで、特定口座や他の口座開設の数に制限はなくなります。

「同じ証券会社」の場合は、特定口座は1つまでなので覚えておきましょう。

口座を複数持つメリットとは?

複数の口座を持つメリットとして、手数料がお得になる、IPOの当選率アップ、各証券会社の特徴を生かせる、自分に合った証券会社を見つけられるなどがあります。

自分がどのような取引をしたいのか、何を重視しているのかによって、どの証券会社を選ぶべきか、組み合わせはどうすべきなのかが変わってきます。

できるだけ手数料を安くしたい場合、一定額まで手数料0円の証券会社を複数選びましょう。約定代金100万円まで手数料0円の口座を3種類持つことで、約定代金合計300万円まで手数料0円で取引可能です。

IPOの抽選方法など証券会社によって特徴や強みが異なるからこそ、複数の口座を持ち、実際に使うことで各証券会社の特徴を比較、検討できます。

口座を複数持つデメリットとは?

証券口座を複数持つデメリットは、管理が大変な点と、確定申告が必要になる点です。

証券口座ごとにIDやパスワードが発行されますが、複数の証券口座を持っていることでどのIDがどの証券口座のものかわからなくなる、メモの管理や変更時の情報更新が大変になるなどが考えられます。

資産も分散されやすいため、スピード感を持った取引ができにくく、難しく感じる場合もあります。

また、口座を複数持つことで、損益通算や繰越控除のために確定申告が必要になるケースがあります。損益通算では、所有している口座の利益と損失を合算して、払い過ぎた分の税金還付を申請できます。

繰越控除は、大きな損失が出たときに損失分を繰り越すことができ、相殺される利益分が増えるため、結果的に税金の支払いが減ります。

損益通算と繰越控除は確定申告によって還付や税金控除を受けられるものですが、面倒に感じる方にとってはデメリットになってしまいます。

NISA口座は複数開設できる?

一般NISAとつみたてNISAはいずれか1つを選択しなければならず、証券会社も1社でしか口座開設できません。これは、「NISA口座は1人につき1口座まで」と決められているからです。

間違って複数の証券会社でNISA口座の開設を申し込んだ場合、税務署の審査により口座開設がキャンセルになります。

一般NISA口座とつみたてNISA口座の両方を開設しようとしても審査に通らないため、「1人につき1口座」を忘れないようにし、どの証券口座で開設するか、一般NISAかつみたてNISAのどちらにするか検討してみてください。

証券口座を複数持つ場合の選び方とは?

複数の証券口座を持つ場合は、自分が希望する取引や重視するポイントを考えたうえで、証券会社を選びましょう。

たとえば、手数料を下げたい場合は手数料が安い証券会社を、IPOの当選率を上げたい場合はIPOの実績や抽選方法をチェックしてから決めましょう。

複数の証券口座を持つからこそ得られるメリットやお得な取引、当選率アップなどは、組み合わせ方によって異なります。

まずは何を重視したいのか、そして重視したいポイントを満たす証券会社はどこなのかを比較検討してみましょう。

複数の証券口座を持つならおすすめの証券会社は?

おすすめの証券口座は、以下の5つです。

おすすめの証券口座
  1. SBI証券
  2. 楽天証券
  3. 松井証券
  4. マネックス証券
  5. LINE証券

手数料の安さやIPO抽選方法、キャンペーンなどが充実しているので、このなかで組み合わせても良いでしょう。この5つのうちいずれかをメイン口座に、他の気になる証券口座をサブ口座にすることもおすすめです。

おすすめとして紹介しましたが、個人によってほしい機能や特徴、希望の取引方法などは異なるため、自分の希望に合うかぜひチェックしてみてください。

証券口座を複数持っていると確定申告はどうなる?

複数の証券口座を持っていると、損益通算や繰越控除のために確定申告が必要になるケースがあります。ただし、複数の口座を持つことでかならず確定申告が必要になる、というわけではありません。

1つの口座であれば、特定口座の源泉徴収ありを選択することで確定申告は不要になります。

ただし、特定口座の源泉徴収ありを選択しても複数の口座があり、口座によって利益や損失などがばらついている場合は、確定申告が必要になります。

損益通算による還付や繰越控除による税金控除は、確定申告しなければ受けられないため注意が必要です。

※本記事で記載の情報は、個別に記載のない限り、2022年1月25日時点でのものになります。証券会社等の口座開設やキャンペーン利用の際には、各社公式ホームぺージの最新情報をご確認ください。

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