
4/14(木)スタート! 毎週月~金曜 14:00~14:55
【解説】
“必殺シリーズ” 第25弾
江戸へ舞い戻った竜や政は表の稼業に打ち込んでいる。加代は生活苦から、闇の元締から気軽に仕事を引き受けた。殺す相手はなんと北町奉行、神尾将監。加代に頼まれて手を貸した竜や政だが、相手は手ごわい。主水も乗り出さざるを得ない。仕事人の周辺に壱、弐、参と名乗る謎の男たちが出没する。いずれも一匹狼のはぐれ仕事人たちだ。主水は彼等の腕を見込んで、難しい仕事に力を借りることにした。
【出演】
中村主水……(藤田まこと)
南町奉行所同心。職場では田中様、家に帰れば妻・りつと姑・せんのイビリにあい、その上、苦情訴え所に配属されてクサっている。
鍛冶屋の政……(村上弘明)
花屋から鍛冶屋に転向。生真面目で無口、いつも黙々と鉄を打っている。殺しの武器も手製の短い槍に変わった。
組紐屋の竜……(京本政樹)
元・伊賀忍者。クールな二枚目。分銅代わりに鈴をつけた組紐で相手の首を絞める。
壱………(柴俊夫)
「二つが一つとなって列を成す・・」と、主水たちに近づき助っ人を買って出る。“はぐれ仕事人”のリーダー格で、正体不明の遊び人。怪力の持ち主で、指で相手の喉を締め上げ息を止める。金にはうるさく、加代の上をいくがめつさもある。
弐………(梅沢富美男)
“はぐれ仕事人”の一人。素顔を見せることはあまりなく、色っぽい芸者や若衆に姿を変えて相手に近づき、扇に仕込んだ鋭い針を殺しの武器に仕留める。
参………(笑福亭鶴瓶)
“はぐれ仕事人”の一人。上方出身で人なつっこい笑顔がトレードマーク。長崎のビードロ細工のポッペンを売り歩いているが、殺しの武器もこのポッペンを使い、鋭く削った柄を相手の眉間に刺して殺す。
加代………(鮎川いずみ)
“何でも屋”と称する何でも請け負う便利屋。根はお人好しなのだが金には細かい。彼女が“闇の会”から仕事を請け負って主水らに持ち込んでくる。
【放送公開日】1985年11月~/全33話
【制作】松竹株式会社
【脚本】吉田剛・保利吉紀 ほか
【監督】工藤栄一・松野宏軌 ほか