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和菓子で巡る京の四季

和菓子で巡る京の四季
 繊細な京の四季の移ろいや風物を巧みに映す京菓子。
 朝廷文化が華開いた平安期に端を発し、その後、点心や茶の子の要素を取り入れ、江戸期には町衆文化の成熟とともに飛躍的に発展、季節の行事や儀式、祭りなどとも密接に結びつきながら独特の菓子文化を醸成し続けてきました。
 芸術的ともいえる京菓子の意匠とそれらを創り上げる職人たちの技を美しい京の四季も交えて、精細な映像でお届けします。
 そして何よりお伝えしたい「京菓子の美味しさ」
 1時間の甘い旅にテレビの前の皆さまをご案内します。

放送日 サブタイトル あらすじ
5/3(日) 「冬・雪編」 京の冬は、しんしんと冷え込み、風景をモノトーンで包み込みます。1年で最も寒さが厳しい季節こそ、春に一番近い季節。降り積もった雪の下に…伝統の中に…京の人びとは厳しい冬の中にも春の気配を見つけ、そこにうつろう季節の喜びを見出してきました。今回は冬から春へと向かう季節にふさわしいお菓子を、京都各地に伝わる春迎えの伝統行事とともにご紹介します。
5/10(日) 「春・お花見編」 春の盛りはやはり桜。京都の桜は平野に始まり、御室で終わるといわれています。兵何時代から桜の名所とうたわれた、その平野神社を皮きりに、哲学の道、半木(なからぎ)の道、そしてインクラインからからラストを飾る御室のおたふく桜まで…今回は京都の桜をたっぷりご堪能いただきます。そして、春の華やかさ、喜び、彩り。お菓子がまとう、豊な季節感をぜひお楽しみください。
5/17(日) 「春・洛中名物編」 伝統の技と洗練の美意識から生み出される京菓子の数々。なかでも、この地を訪ねたらぜひこれを、という名菓を求めて、新緑の京都をめぐります。四条通と坊城通が交わる壬生界隈は、新撰組ゆかりの地。幕末期、新撰組の屯所となった旧家は、菓子司として新しい歴史を踏み出し、新撰組に因むお菓子をはじめ、雅な上生菓子も手掛けています。また、葵祭で名高い下鴨神社近くでは、東本殿に祀られた玉依姫(たまのよりひめ)の神話から名前をいただいたといわれるお菓子に出逢えます。葵祭の厳粛な神事の風景とともに、素朴なその味わいを紹介します。さらに丹波から若狭へと通じる鞍馬街道の出入り口、鞍馬口へ。かつてここにあった茶店の名物を受け継いだ一軒の店があります。街道を行く旅人らに愛されたお菓子は、今も人々を魅了する名菓。洛中名物には、京の歴史や文化と深く関わる物語が秘められています。
5/24(日) 「夏・宇治編」 平等院、宇治上神社というふたつの世界遺産を擁する宇治は、源氏物語「宇治十帖」の舞台でもあります。そして宇治は宇治茶のふるさと。宇治川の朝霧がお茶の栽培に最適な環境であったため、足利義満が茶園を作るように命じて以来、最高級日本茶の産地として現在に至っています。今回は全国に名だたる茶舗を訊ね、茶商が作るお菓子をご紹介します。ここでしか味わえないレアなお菓子の数々を宇治の観光スポットと共にお楽しみください。
5/31(日) 「夏・祇園祭編 弐」 祇園祭で幕を開ける京の夏。祇園祭ちなみの和菓子で綴る第2弾をお送りします。祭りのクライマックス、山鉾巡行で、注連縄切りの大役を担う長刀鉾の稚児。そんな稚児にちなむお菓子を、祇園祭発祥の地、神泉苑近くのお店で味わいます。また巡行する山鉾のひとつ、占出山の銘菓を手掛けている菓舗を訪ね、ふんわり、もっちりとしたおいしさの秘密にたどり着きます。さらに涼しげなお菓子も紹介します。 そして、京都でも屈指の有名老舗店へ。祇園祭ちなみの美しくも雅なお菓子の数々に、最高峰の技と美意識を見出します。千年の歴史の中で、京の季節感や暮らしに深く根づいてきた祇園祭。その雅を、その神髄を、職人が京菓子になぞらえます。

放送日 サブタイトル あらすじ
6/7(日) 「夏・暑気払い編」 京都の夏はうだるような蒸し暑さ。吉田兼好は『徒然草』の中で「家の作りは夏を旨とすべし」と記しています。平安の昔より、京都の人は夏をいかに快適に暮らすかに重きを置いてきました。京都では、涼は五感で感じるもの。お菓子もただ冷たいだけでなく、見た目も涼やか。今回は暑さをしのぐ夏のお菓子の数々を、京都の夏の風物や暮らしの知恵と共にご紹介します。 二度目の登場、鞍馬口にある菓子司主人の最高傑作を、京町家の夏の暮らしと共に。京都屈指の観光地三千院。紅葉だけでなく、境内にあふれるように咲くあじさいでも知られています。そんな紫陽花の風情を映した自慢のカステラも一緒に。できたての季節のお菓子を楽しめる茶房からはくずきりを。白峯神宮で行われる伝統的な七夕祭も必見です。
6/14(日) 「夏・残暑編」 暑さがおさまる処暑を過ぎて尚、盆地特有の暑さが残る京都。行事食によく使われるのが「京生麩」。その生麩を使った「麩まんじゅう」は中にしっとりとしたこしあんを包んで、のど越しのよい和菓子です。また、御所出入りの老舗こんにゃく屋が考え出したシーズンオフ対策としての「ところてん」。定番の味に新味を取り入れたものが、暑さが残る季節に嬉しい和菓子となりました。 そして、日本独自の食文化「お米とお茶」に合うものをと、佃煮と和菓子を商う老舗から琥珀菓子を紹介。朝夕、少しは凌ぎやすくなった京都。まだ涼味が恋しい季節に合った和菓子で、残暑厳しい京の様子を伝えます。