千葉市の小学校教諭を送検

 男子高校生の口の中に指を入れて喉仏を押すなどの暴行を加えたとして、小学校教諭の男が逮捕された事件で、男が新たに「ゲップのニオイを嗅ぐのが好き」と話していることがわかりました。

 暴行の疑いで14日送検されたのは、千葉市稲毛区に住む小学校教諭中村将容疑者(29)です。

警察によりますと、中村容疑者は8月11日の夕方、千葉市稲毛区にある千葉大学工学部のトイレ内で17歳の男子生徒の口の中に指を入れ、喉仏を押すなどの暴行を加えた疑いが持たれています。

中村容疑者と男子生徒に面識はなく、中村容疑者が帰宅途中の男子生徒に対し、「歯並びがいい、自分の歯を鏡で見た方が良い」などと声をかけ、大学内のトイレに連れ込んだということです。

調べに対し、中村容疑者は「性的欲望を満たすためにやった」と容疑を認めたほか、「ゲップのニオイを嗅ぐのが好き」「出来れば体を触りたい」などと話していることが新たに分かりました。

また中村容疑者は「数年前から同様の犯行を市内で十数件やった」と供述していて、警察は余罪があるとみて捜査しています。

事件を受けて千葉市教育委員会磯野和美教育長は「事実を確認した上で、厳正に対処する」とコメントしています。