柏レイソル新戦力瀬川選手の歩み

 Jリーグ2018シーズンが開幕して約一か月。柏レイソルは、第4節を終え現在1勝1敗2引き分けで7位につけています。第2節こそ完勝したものの、第3節、第4節は前半でリードしながらも終盤で追いつかれ、痛いドロー続きです。しかしそんな中、期待の新戦力が躍動しています。第4節では先月の「from 日立台一丁目蹴球団」にも出演したFW・江坂選手が2ゴールと躍動しました。そして今月の柏レイソル応援番組『Rising Reysol!』の選手の素顔に迫るインタビューコーナー「from 日立台一丁目蹴球団」ではMCの西谷綾子が、期待の新戦力、瀬川祐輔選手に突撃しました。

 

 瀬川選手は1994年生まれ、東京都出身の24歳。今季大宮アルディージャより柏に移籍し、柏では背番号18番を背負うフォワードです。瀬川選手は今月19日の流通経済大との練習試合ではハットトリックを決めています。そんな瀬川選手にサッカーを始めたきっかけや、オフでの過ごし方を伺いました。

 

――サッカーを始めたきっかけは何ですか?

瀬川選手「父親に野球かサッカーを選ぶよう言われて、どちらも体験に行ってサッカーを選びましたね。自分でボールを追いかけるのが楽しかったですね。走るのも得意ですので楽しかったです」

――大学時代4年生の頃に明治大学でスタメンを勝ち取りました。どんな心境でしたか。 

瀬川選手「自分が試合に出ていないときも親は試合に見に来てくれていて、スタメンでないときはつらかったですね。でもスタメンをとるまでほぼ毎日自主練習していました。トレーニングや、サッカーノートもつけましたし、試行錯誤を繰り返した結果が実ってよかったです」

 

――原動力になったきっかけなどありましたか?

瀬川選手「大学で試合に出場できていないとき、家族と夕飯を食べに行ったのですが、別れ際に母親が泣いて…。“祐輔なら試合に出られるから”と言われて、ハッとする気持ちになりました。当時就職活動もあり、どっちつかずになっていたので、もう一度気持ちが引き締まりました」

 

――そんな中プロチームからオファーがありましたよね。

瀬川選手「親戚から反対の声はありましたが、やりたい気持ちが強かったので、プロ選手として頑張る決意を固めました」

 

 プロ選手か、就職か、ギリギリまで悩んでプロ選手となった瀬川選手。インタビューでは、このほかオフの過ごし方や、瀬川選手のこれからの思いを語っていただきました。レイソルの次のリーグ戦は、サンフレッチェ広島をホーム・三協フロンテア柏スタジアムに迎えます。瀬川選手の加入により、柏の攻撃勢に更に厚みが増しました。インタビューをお見逃しなく!