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生活情報
吉田礼志選手(中央学院大学4年・駅伝部主将)
(出身校:蔵波小学校→蔵波中学校→拓殖大学紅陵高等学校)
選手としての主な経歴
・2022年の箱根駅伝で、1年生ながらエースが集う花の2区に出走
・2023年に行われた丸亀国際ハーフマラソンで、ハーフマラソンの日本人学生歴代2位のタイム(1時間00分31秒)をマーク
・2024年の箱根駅伝予選会で日本人トップという成績を収める
・陸上を始めたきっかけ
元々、小学校・中学校は野球をやっていました。
入学した拓殖大学紅陵高等学校では(自分の野球のレベルがついていけないため)野球をやるつもりがなく、何かしら部活に入りたいと思い、陸上という道に進みました。
本当にたまたまでした。
・それまで陸上の知識はなかったか
中学校で陸上のイベントみたいなのがあると、(自分は野球部でしたが)半強制的に出ていました。
・野球でのポジションはどこだったか
小学校の時はサードで、中学校の時は外野でした。
・陸上部に入るって言った時のご両親の反応は
両親は自分がやりたいって言ったことを応援してくれました
・陸上競技の中で駅伝(長距離)を選んだ理由
中学校から短距離より長距離の方が得意だったので、駅伝を選びました。
・初めて駅伝大会に出た時
小学生の時。袖ケ浦市の小学校対抗駅伝だと思います。
・中央学院大学を選んだのは
箱根駅伝に出たいなって高校時代に思ったので、川崎監督に声をかけていただいて、チャンスだなと思い入りました。
○大学時代
・大学に入ってから大きな怪我や病気などはあったか
1年生の夏に肺気胸という病気にかかり、2ヶ月ぐらい走れなかった時期があったが、箱根駅伝予選会にはギリギリ間に合いました。
・肺気胸を患った時は焦りがあったか
夏合宿が始まって1日目で(過呼吸になり)走れなくなってしまったので、自分だけ練習できない状況になり焦りはありました。
・今年に入って(4年生になって)からはどういう意気込みで取り組んでいるか
2024年の箱根駅伝が終わってから、2025年の箱根駅伝では、5位以内を目標にチーム全体でやってきました。5位という目標を言い出したのは、キャプテンである僕なので、言い出したからには何としても目標を達成したいと思っています。
・吉田選手の走りを見ていると他の選手の後ろにつくシーンをほとんど見ないが、前を走った方が気持ち良いのか
負けたくないって強気になってしまうのだと思います。
アドレナリンか何かわかりませんが、(気づいたら)前に出ちゃいますね。
2022年の全日本大学駅伝で集団を引っ張る吉田選手(写真/Getsuriku)
・故障が少なくてずっとレースに出続けている印象ですが、レース以外のところでこだわっていることは
練習をやる時とやらない時のメリハリを意識しています。
やりすぎると故障してしまいますし、やらなすぎると体が鈍るので、ONとOFFの切り替えは大事にしています。
・ちなみにOFFの時は何をしているか
ずっとゲームをしています(笑)
空いている時間があれば(笑)
○篠原倖太朗選手に関して
(写真/中央学院大学駅伝部)
(写真/アフロスポーツ)
・篠原選手の存在を知ったのは
高校3年生ぐらいだったと思います。富里高校の中でも、1人ずば抜けている子がいるなと思っていました。
・丸亀ハーフマラソンで篠原選手に破れた時は悔しかったか
悔しかったですけど、篠原という目標がいたから、頑張ろうと思えた部分もあります。それがあったからここまで強くなれたと思います。
・仲は良いのか
僕は他の大学で陸上をやっている友達があまりいません。篠原はご飯行くぐらい仲が良いですし、LINEでも結構連絡を取っています。レース前とか後とかも、お互い頑張れと言い合っています。またご飯を行く約束もしています、それぐらい仲が良いです。
・お互いに大学ラストイヤーですが、篠原選手にかけたい言葉はあるか
「一緒に頑張ろうな」もそうですけど、負けたくないんで…
まあ「一緒に頑張ろう」なんですかね(笑)
・吉田選手から見て篠原選手はどんな人か
面白いです。思っていた以上に明るい、ふざけるタイプですかね。
○最後に
・最後に一言
チームとしては、(箱根駅伝で)5位というのを目標にしていて、個人としては2区で区間賞を目指してチームの目標に大きく貢献できれば良いかなと思います。