Rising Reysol!

毎月第4日曜 19:00~19:30

Rising Reysol! #177/ゲスト:キムボギョン選手

2017.12.24
ゲスト:キムボギョン選手

柏レイソル応援番組Rising Reysol!。24日放送の選手の素顔に迫るインタビューコーナー「From 日立台一丁目蹴球団」では、ゲストにキム・ボギョン選手を迎え、番組MC西谷綾子と対談をしました。

 キム・ボギョン選手は、現在28歳の韓国出身のミッドフィルダーです。大分トリニータ、セレッソ大阪、松本山雅などJリーグでも多くの実績を持ち、今年7月に柏に加入しました。韓国代表でプレーした経験も多く持つ、巧みなミッドフィルダーの素顔に迫ります。

【始めたのは小学3年生】
 ボギョン選手にサッカーを始めたきっかけを聞くと、「自然に」との答えが返ってきました。周りでサッカーをやっている人が多かったのもあり、自然とサッカーを好きになったそうです。

ボギョン選手「そうですね。小学3年生の時にサッカーを始めて、いい指導者に巡り合えたので本格的に始めました。特に小学生の頃はプロになりたいという気持ちはありませんでしたが、中・高と続けていくうちにプロになりたいと思いましたね」

【海外移籍は不安よりも期待感】
  実は、ボギョン選手がサッカー選手としてキャリアをスタートした場所は日本でした。その時の心境をうかがうと、様々なチームでプレー経験を持つ選手ならではの考えを語ってくれました。

――プロになろうと思った時に韓国か日本でプレーするのか、どちらの思いが強かったのでしょうか。
「自分がプロになりたいと思った時にはJリーグもあり、Jリーグでプレーしたいという気持ちはずっと持っていました。海外移籍には様々な不安や期待があると思いますが、僕は不安よりも期待感の方が強かったですね。移籍するたびに成長できると思っていますから」

――レイソルからオファーが来たときはどう思いましたか。
「素直に嬉しかったです。移籍するかどうか悩みましたがレイソルが自分を必要としてくれていたので、このチームに来ました」

【覚悟を決めてチームの「中心」へ】
――リーグ後半戦ではキャプテンマークを巻くシーンがたくさんありました。あのときどんな思いで、何を意識していましたか。
「試合当日に監督からキャプテンをできるかと言われて最初は冗談かと思いました。でも監督は真剣な顔をしていたので冗談じゃないと分かりました。若い選手が多い中で自分は経験もあるので、覚悟を決めてチームの中心になってやろうと思いました。外国人選手がキャプテンとして試合に臨むのは難しいことですが、そうした経験をさせてもらうことで成長できたと思います。プレッシャーはありましたがいい経験でしたね」

 自分がチームでどんな存在になりたいかというよりも、チームの力になりたいという思いが強いボギョン選手だからこそ、下平監督・チームメイトからの信頼も厚い。最後に今年支えてくれたサポーターへメッセージです。
 
ボギョン選手「いつも柏レイソルを応援いただいてありがとうございます。いいサッカーができるように引き続き頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」

 レイソルの今シーズンの戦いは終わりました。しかし来シーズンへの戦いは既には始まっています。来季も下平監督のもと更に成長したチームをみられることを今から願って止みません。