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ライブ配信は終了いたしました。
◆予選リーグ(全21試合を配信)
第1~3戦
◆決勝トーナメント(全13試合を配信)
1回戦 10/22(土)八幡球技場、中台球技場 7試合
準々決勝 10/30(日)千葉県総合スポーツセンターラグビー場(天台B)4試合
◆準決勝戦[地上波・中継録画]
【放送日】11/5(土)18:05-21:00
◆決勝戦[地上波・生中継]
【放送日】11/13(日)12:00-13:30
解説:小幡幸次郎(千葉県高体連ラグビー専門部 委員長)
実況:西達彦、リポーター:西村志野
第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会展望
千葉県立千葉工業高等学校 ラグビー部 部長
千葉県高体連ラグビー専門部 委員長 小幡 幸次郎
新型コロナウィルス感染拡大防止により、2ヶ月遅れの高校入学となった世代の最後の戦いが9月より始まった。
今年度からは、予選リーグを勝ち上がった7チームを加え、15チームによる決勝トーナメントがスタートする。王者流経大柏を筆頭に、専修大松戸、関東大会初出場を果たした東海大浦安に、県立千葉の関東予選ベスト4のチーム、幕張総合・八千代松陰・東京学館浦安・芝浦工大柏のシード校を中心に大会は進んでいくと思われる。
予選を勝ち抜いたチームがシード校にどう戦いを挑むか、1回戦から熱い戦いが期待される。
準決勝総括と決勝戦展望
千葉県立千葉工業高等学校 ラグビー部 部長
千葉県高体連ラグビー専門部 委員長 小幡 幸次郎
第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会千葉県大会も、いよいよ決勝戦を迎える。3年連続、流経経済大柏対専修大学松戸の対戦が11月13日(日)キックオフを迎える。両チームの準決勝を振り返ると、絶対王者流経大柏高校は今大会登録選手が満遍なく出場し、誰が出てもリュウケイのラグビーができるようにと、王者の風格が漂っている。対する幕張総合高校は、DFが揃った時点でハイプレッシャーをかけ、粘りのDFが目立った。だが、ボールをグラウンド幅大きく動かし、DFの薄い部分を確実に攻め、確実にスコアを重ねた流経大柏高校が危なげなく勝利した。幕張総合は後半16分ゴール前まで攻め込み、FWの連続攻撃でトライをあげ一矢を報いた。専修大学松戸高校は、2年連続準決勝進出の東海大浦安高校と対戦した。お互い攻め込むも反則により波に乗れず、もどかしい展開が続いていたが、相手のミスから一気にゲインラインを突破するなど、少しずつセンマツらしさが見えゴール前に持ち込んだチャンスをものにした専大松戸高校が勝利した。東海大浦安高校も終盤、FWがゴール前でねじ込み一矢を報いた。
決勝戦は王者流経大柏に対してチャレンジャー専大松戸がクイックテンポのラグビーができるかが、鍵となる。今期は、FWもサイズ、走力と例年以上に仕上がっており、FW戦で互角の戦いができればチャンスがあるだろう。流経大柏は今大会初のスターティングメンバーを揃え、試合に臨むことが予想される。パスの長短を駆使して、相手のDFを揺さぶり、どこからでもアタックを仕掛けるダイナミックなラグビーが見所である。両チームの健闘を期待する。
試合結果
10/22(土) |
佐倉 12 |
(5-24) (7-14) |
県立千葉 38 |
幕張総合 52 |
(19-0) (33-0) |
市立船橋 0 |
千葉東 15 |
(12-5) (3-14) |
東京学館浦安 19
|
千葉日大一 7 |
(7-45) (0-33) |
専修大松戸 78 |
芝浦工大柏 21 |
(14-7) (7-12) |
千葉南 19 |
千葉北 22 |
(7-28) (15-7) |
八千代松陰 35 |
東海大浦安 80 |
(40-0) (40-0) |
市立松戸 0 |
10/30(日)準々決勝 |
流通経大柏 97 |
(52-3) (45-0) |
東京学館浦安 3 |
幕張総合 50 |
(24-0) (26-7) |
県立千葉 7 |
東海大浦安 5 ※抽選により東海大浦安が次戦出場権獲得 |
(0-5) (5-0) |
八千代松陰 5 |
芝浦工大柏 19 |
(0-31) (19-24) |
専修大松戸 55 |
10月30日(日)の戦評
流通経大柏 対 東京学館浦安
前半2分流通経大柏が早い展開からトライを決めるとその後も立て続けにFW、BK一体となったアタックでトライを決める。東京学館浦安は10番のキックかたチャンスを作り前半10分にPG成功。その後もアタック、ディフェンスともに果敢に仕掛けるが、点差を詰めるには至らず、試合終了。終始ゲームの主導権を握った流通経大柏が勝利した。
幕張総合 対 県立千葉
非常に速いテンポでボールを動かし、上手いタイミングでキックをいれながら陣地を奪い、スコアを重ねる幕張総合に対し、ハードアタックで対抗する県立千葉だったが、一歩およばず幕張総合が勝利した。
東海大浦安 対 八千代松陰
開始2分、八千代松陰15番のカウンター攻撃でスコアが動いた。両チームともセットプレーが安定せず攻撃のリズムが掴めなかったが、終了間際FWが押し込み東海大浦安が同点とした。キックが外れ、抽選にて東海大浦安が次戦出場権を得た。
芝浦工大柏 対 専修大松戸
前半激しいコンタクトで始まった両チーム、素早いパス回しからトライを重ねる専修大松戸に対して、後半FWが強みのモールやショートラックで巻き返した芝浦工大柏のゲームであった。
11/5(土)準決勝 地上波中継録画 |
東海大浦安 7 |
(0-12) (7-10) |
専修大松戸 22 |
流通経大柏 64 |
(33-0) (31-5) |
幕張総合 5 |
11月5日(土)の戦評
東海大浦安 対 専修大松戸
開始1分過ぎにスコアは動いたが非常に引き締まったゲームであった。前半24分に専修大松戸がスコアを重ねたあと、東海大浦安もトライ目前まで迫ったが、あと一歩及ばず、後半もお互い体を張ったいいゲームで東海大浦安が意地のトライをみせるも、試合を優位に進めた専修大松戸が勝利した。
流通経大柏 対 幕張総合
終始、優位にボールを動かし続けた流通経大柏に軍配が上がった。幕張総合も相手のペナルティやミスから優位な形を作り、1トライを取ったが、流通経大柏の速いテンポと堅いディフェンスが光る試合となった。
11/13(日)決勝 地上波生中継 |
流通経大柏 48 |
(17-0) (31-3) |
専修大松戸 3 |
