Rising Reysol!

毎月第4日曜 19:00~19:30

Rising Reysol! #225/ゲスト:古賀太陽選手

2021.12.26
古賀選手!

今シーズンのチームの戦いや来シーズンのことについても語ってくれました!

 



~今シーズンは苦しい1年だった~

 

正直なところ、苦しいシーズンではありました。


チームとしてもなかなか勝てない時期が続いていたり、
守備の選手として失点が多い試合が多かったりしたシーズンでもありましたし、
苦しいシーズンにはなったかなとは思いますね。

 



東京五輪に関しては、メンバーに入れなかったことはもちろん悔しかったですけど、これから先、A代表という場所は残されているので。

とにかく落ちなかったことをポジティブに変換していけるようにっていう風には自分の中で切り替えられてましたし。

 

チームの状況は正直、本当に苦しい時間は長くて、なかなか自分の中でも上手く切り替えができない時期もあったりはしたんですけど、
落ち込んでる場合じゃないなとか、そういう苦しい状況の中でも自分が率先してピッチの中でコミュニケーションをとったり、
上手くいかないことを選手と共有したりということをやっていくべきだなと思えていたので。

 

“これがあったからこの1年間で自分自身が成長した”と思う部分はありますか?

 



残留に向けて厳しい状況で戦うだけじゃなくて、キャプテンマークを任せてもらって、今まで以上に責任感がある立場になって…という経験をさせてもらえたので、
振る舞いだったり、苦しい状況の中でもどう選手たちと接していくかというところも貴重な1年になったと思いますし、自分自身の足りなかった部分を含めて成長できたんじゃかなと思っています。

 

古賀選手から積極的に声をかけていたりしたんですか?




 そうですね。もともと人より喋るタイプではないんですけど、「やらなきゃ」みたいな感じっていうよりかは、

「チーム全体でまとまってやってく」みたいな形になっていけてたので、そこまで特別何かしていたわけでは無いですけど、
今まで以上に意識というのは変わっていたのかなと思います。

 



~心折れずにやれた~

 

折れずにやり続けられたから、実際に残留もできたのかなと思います。

来年もJ1で戦えるということをポジティブにとらえてやっていければなと思います。

 



~試合のたびにプレッシャーに押しつぶされそうになったことも~

 

やっぱり、勝ち点を1つでも積み上げなければいけないというのは今まで以上にあったと思いますし、
内容の部分でもなかなか上手くいかない試合が多かったので、そういう部分を含めて毎試合プレッシャーはあったと思います。
苦しかったですね。

 



~チームのスタイルが整っていたのは22節 鹿島戦だった~

 

チームのスタイルとして結果が出たのは、鹿島戦なんじゃないかと思っていて。

 

いい守備から、はやい攻撃という形で実際に点数も獲れていましたし、失点はしてますけど、
「やられる」という感じはしないというか、実際全員が繋がって守備をできてた試合だったと思うので。

監督がいつも言う「いい守備からいい攻撃に」みたいなことを、しっかり90分通して出来てたのは、鹿島戦なのかな。

 

あの鹿島戦のいいイメージが有ったからこそ、中断明けのすぐの成績も悪くない成績ではあったと思うので、
あの鹿島戦は大きかったんじゃないかなと思います。

 

1つ1つのゲームの中で自信をつかんだり、繋がったりするんですね。

 

勝った試合でも、勝ち方ってすごい大事だと思う。
選手の試合に臨むメンタルだったり、日頃の練習に臨むメンタルも変わってくると思うので、

あの鹿島戦の内容で勝てたっていうのは、今年1年通した中でも自信になった試合だと思います。

 

福岡での1年間は古賀選手にとって成長の成長があったと思いますが、いかがですか?

 



大きかったですね!

半年だけでしたけど、実際試合に出させていただいた半年は大きくて。


それまでなかなか大きい試合にコンスタントに出続ける経験をできていなかったので、
毎週次の試合がやってくるっていうサイクルをあの半年間で過ごせたっていうのは、
柏に返ってきてからの自分にもすごく繋がっていると思います。

 

あの半年が無かったら今の自分はないと思います。

 

最後にサポーターへのメッセージをお願いします!

 



今シーズン、本当に苦しい時期になりましたし、サポーターのみなさんの期待に答えられるようなシーズンでは無かったですけど、
とにかく来シーズンもJ1で戦えるということポジティブに捉えて、少しでもチームが成長していけるように考えて行動して戦っていければと思うので、
変わらずサポートをよろしくお願いします!と伝えたいですし、来シーズンこそサポーターのみなさんに答えられるシーズンにできるよう頑張りたいなと思います。