明治安田生命J2リーグも中盤戦、第１６節のFC岐阜戦、そして千葉ダービー第１９節のジェフ千葉との試合を振り返ります。
今月の一丁目蹴球団はレイソル生え抜きの若手注目株、田中陸選手。今シーズンはリーグ戦にも先発出場するなど活躍中、ユース時代のエピソードなどをお聞きしました。
 

～訪れるチャンスを掴み取る～　田中 陸　選手インタビュー
 
●子どもの頃は空手を習っていたがすぐにサッカーを始めた
1番最初に習い始めたのが空手で兄貴が空手やっていたのでその影響で4歳の頃から空手を始めて、でも空手があまり合わなくて、友達がやっているサッカーを観てサッカーを始めたら凄く楽しくて。

●柏レイソルの試合を観て感動した
相手は覚えていないですけどでもレイソルの試合で、ピッチでプレーしている選手達が凄く輝いていたので自分もいつかこうなりたいと思っていました。
Qその時、ピッチにいる選手で誰かいましたか？
大谷さんはいました。北島さんとか栗さんもいました。
Q今こうやって大谷選手とプレーし、そして栗澤選手から教えてもらってるってどんな気持ちですか？
あの時に凄く遠く感じていたものが今一緒にプレー出来ているので凄く嬉しいです。
Q不思議な気持ちですか？
最初は不思議な気持ちでやっていました。

●U-15からU-19まで日本代表として活躍
最初自分が選ばれた時はレイソル入った時もそうだったんですけどビックリしたし、でも選ばれている以上はとにかく自分のプレーを続けていくしかないと思ったので、そうやって続けていく結果が19歳まで選ばれ続けてこれたのかなと思います。
 
Q 5月4日でお誕生日を迎えられました。おめでとうございます。19歳から20歳になるというのはどんな気分ですか？
より一層覚悟と自覚を持ってサッカーもそうですし、それ以外のところも取り組んでいきたいなと思っています。プロに入ってからなかなか絡めない試合も多いので、そういう意味では20歳になってある意味節目っていうことでより一層頑張らないといけないなと思います。
Qそんな中でも2月24日の山口戦は出られたというのはどういう風に捉えていますか？
去年1試合も出られなくて同期も試合に絡んでいく中で自分が出られないっていう悔しい思いがあったので開幕戦から途中出場ですけど少しでも出て結果勝利出来たことは、小さい頃から観ているチームでデビューすることが出来て凄く嬉しかったですし感動しました。
 
●いつも誰かに見られている、そう意識している
毎日手を抜かずに自分が出来る最高のパフォーマンスに近づけられるように全力でやっていくこと。
 
Qネルシーニョ監督からどういうことを言われていますか？
監督からはプレーに入ったらもう思い切ってプレーしてくれって言われていますし、もちろん戦術のことも言われますし、でもきっと求めているのは自分が出たときに100%のプレーをすることだと思うので期待に応えられるように。
Qミッドフィルダーとしての役割を果たしていく。子どもの頃からポジションは変わらないんですか？
いや、変わってばっかりです。小学校の時はセンターバックずっとやってましたし、そこからサイドバックやったりトップ下やったりサイドハーフやったりフォワードやる時期もありましたので、もうほとんどやったかな？（笑）

Qじゃあオールジャンル、全部出来るってことですか？
出来るほうだと思います。
Qいろんな角度からサッカーを観ることが出来る力があるから。
かもしれないです。自分でいうのもあれですけど。
Qそうすれば相手の動きもわかってきますね。
そうですね。いろんなポジションやることによってあのポジションの人の気持ちがわかったりというのはあるので吸収出来るものはたくさんあります。
 
（最後にサインを書いていただきました。）
Q「日々成長 日々感謝」どんな思いが込められていますか？
毎日の練習で成長していくことと毎日感謝を忘れずにプレーしていくことです。
Qこれは誰かに言われて？
実はおじいちゃんに言われた言葉なんですけど、いいなと思って自分の心の中にとめてやっています。
Qおじいちゃんや家族とかスタジアムに来てくださいますか？
はい。観に来てくれます。
Q嬉しいですよね。孫がサッカー頑張っているっていうのは
そうですね。自分が頑張ることで長生きしてくれたら嬉しいです。

Qサポーターにメッセージをお願いします。
今なかなか勝てない状況が続いていますが、少しでも勝利を掴み取るために日々頑張っていきます。応援よろしくお願いします。