ドラマ『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』

チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸

ドラマ『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』
6/20(月)スタート! 毎週月曜 19:00~20:00



【見どころ】
バチスタコンビ史上最大の難事件!
あの二人がまたまた帰ってくる!

田口&白鳥が挑む今度の舞台は“死因不明社会”。
Ai(死亡時画像診断)センターの設立をめぐり、新型MRIの中で起こった、殺人事件。
犯人は一体誰なのか?その理由とは?

浮かびあがって来たのは・・・

警察の情報をウラで操るエリート官僚。
優秀だが気の強い女性法医学者。
彼女に秘かに好意を寄せる助手。
Aiの天才ながら問題児の画像診断医。
警察の暴力装置と呼ばれる男。
正義のために Aiをつぶそうとする男。

真相を探るうちに見えてくる、現代のズサンな死因究明制度の闇。
医療ミステリーのシリーズ第3弾にして未曾有の問題作、誕生!

※バチスタ手術とは・・・
従来、心臓移植しか治療法がなかった拡張型心筋症の、ふくらんだ心臓を切り取り、小さく作り直す手術のこと。

【原作】海堂尊「アリアドネの弾丸」(宝島社 刊)
【出演】
伊藤淳史、仲村トオル、小西真奈美、福士誠治、市川知宏、中村靖日、名取裕子、林隆三、利重剛、安田顕、尾美としのり、高橋克典 ほか
【放送公開日】2011年7月12日~9月20日/全11話
【制作】
MMJ



      • 【あらすじ 第1話~第5話】▼

        • 第1話 心不全トリックの謎

        • 東城医大病院の心療内科医・田口公平(伊藤淳史)は、路上で男性の遺体を発見。警察医は事件性がないと判断するが、田口の提案でAi(死亡時画像診断)してみると殺人の可能性が浮上。一方、厚生労働省の白鳥圭輔(仲村トオル)は、放射線科医でAiの第一人者・島津吾郎(安田顕)を中心にCTやMRIで死因を究明する「Aiセンター」を設立しようとする。しかし、警察庁の斑鳩芳正(高橋克典)や法医学教室の笹井スミレ(小西真奈美)らは猛反発。議論が紛糾する中、田口がセンター長に担ぎあげられてしまう。そんな折、新型MRIの導入を行なっていたシステムエンジニアが遺体となって発見された…。

        • 第2話 Aiが見逃した殺意

        • 遺体となって見つかったエンジニア・友野(矢柴俊博)。検視官は「事件性のない心不全」と診断。田口と白鳥は、殺人の可能性があると考え、司法解剖を主張するが却下される。
          そんな中、島津がAiを提案。だが不審な点は見つからず、白鳥が再び提案した解剖も遺族に拒まれてしまう。友野の葬儀前、島津は警察からAiセンター初の依頼が来たと色めき立ち、葬儀の出席を断った。
          その非情さに納得がいかない田口の目の前で、遺体は死因不明のまま火葬されてしまう…。

        • 第3話 偽りの死亡時刻

        • 友野の死亡推定時刻の3時間後に、友野の名でパソコンに作業記録があったことから、田口と白鳥は、死亡推定時刻が誤って鑑定されたのではないかと考える。田口と白鳥は笹井を訪ね、鑑定を誤るケースについて聞き出そうとする。そのとき、笹井は警察から依頼された遺体の司法解剖を行っていた。それは“同じ場所で発見されたのに死亡推定時刻が6時間も異なる2つの遺体”。意外な死因にたどり着いた二人は、友野が亡くなっていた縦型MRI室で、“あるモノ”を発見する…。

        • 第4話 2人目の不審死

        • 友野が亡くなった夜、斑鳩が東城医大で笹井と会っていたことを知った白鳥は斑鳩を追及。だが、白鳥の過去を調べていた斑鳩は、逆に意味深な言葉で挑発する。
          その頃、Aiセンターに“医療過誤”の疑いがある遺体の鑑定依頼が舞い込んでいた。Aiさらには解剖でも問題が見つからない中、ある疑惑を抱いた白鳥が再びAi鑑定を行うと言い出す...。そんな中、MRI室で二人目の謎の死体が発見された…!

        • 第5話 20年目の復讐

        • 東城医大のMRI室で警察庁の北山錠一郎(尾美としのり)の遺体が発見され、そばで拳銃を手にした島津が倒れていた。捜査官の宇佐見壮一(福士誠治)は収賄を追及されていた島津の犯行と断言。北山の司法解剖が東城医大で行われることになった。東城医大の存亡の危機かと思われたが、なぜか北山の事件は一切報道されない。情報操作した斑鳩の思惑に不審を抱いた田口と白鳥が解剖室へと向かうと、なぜか斑鳩の姿が。斑鳩の意外な目論みが明らかになる中、事件当夜を再び調べた田口と白鳥は、北山を殺した犯人を特定する決定的なある事に気づく…。


      • 【あらすじ 第6話~第11話】▼

        • 第6話 完全犯罪のメロディー

        • 笹井に北山を殺す動機があると知った田口と白鳥は、笹井が北山の解剖中、一瞬だけ手が止まった理由を追求。真犯人に不利な証拠を見つけたのではないかと揺さぶりをかける。笹井への疑惑が濃くなる中、事件発生時の録音を聞き直した二人は、MRI室にあるはずのないある音が聞こえていることに気づく。白鳥は犯人がCDを流し、殺害時刻を偽装して島津に罪を着せたと推理。犯人が隠したと思われるCDをMRI室で探す中、荷物の影に隠れている小さな扉を発見する…。

        • 第7話 真犯人

        • 北山を殺害した弾丸は、拳銃から発射されたものではなかった。島津逮捕まであと1日。証拠品の拳銃と弾丸を調べていた田口と白鳥は、ある殺害トリックに気づく。斑鳩や宇佐見に「事件のからくりがわかったのでMRI室に来てほしい」と告げる2人。そして約束の時間、笹井や解剖助手の須賀秀介(市川知宏)ら事件関係者が集まった。すべての答えは、北山が絶命していた縦型MRIにあった。真犯人は一体誰なのか?その驚くべきトリックと、思いもよらぬ殺人の動機とは…?

        • 第8話 貫通

        • 計画を暴かれた宇佐見は田口を撃って逃走。意識不明の田口が救命センターで和泉(加藤あい)らに緊急処置を施される中、白鳥は弾丸が田口の肩を貫通していたと聞き、北山の事件に残された謎に気づく。
          一方、20年前の「松崎事件」の冤罪が確定。謝罪は避けられないはずの記者会見で斑鳩が切り出したのは、誰もが予想すらしなかった事実だった。
          その頃、白鳥は新たに浮上した謎を田口に明かしていた。北山殺害トリックに残る最大の謎。それはさらなる共犯者の存在を示すものだった…!

        • 第9話 20年目の再犯

        • 晴れて釈放された父・松崎行雄(六平直政)と和解し、島津が戻ってきた。
          Aiセンターに新たな鑑定依頼がきた。遺体は川原で発見され、体表には目立った外傷のない女子高生。Aiと解剖の結果、死因は心不全で事件性なしと診断される。Aiセンターとしばらく距離を置きたいと解剖を断っていた笹井だが、遺体の"ある特徴”が20年前の松崎事件と酷似していることに気づき、密かに再解剖を行う。そこで発見したのは、まぎれもない松崎事件再来の“証”だった!

        • 第10話 点と線

        • 女子高生殺しの容疑をかけられた松崎が遺体で発見された。病死に納得できない島津はAiを行うが、不審な点を見つけることができない。そんな折、島津は留守番電話に残されたメッセージから、松崎が真犯人について何かを伝えようとしていた矢先に突然死していたことを知る。疑惑を深めた島津は笹井に解剖を依頼。その結果、驚くべき死因が判明し、松崎は殺された疑いが濃厚になる。そんな中、白鳥は3年前にも同様の事件が起きていたと知り、田口とともにその現場を訪れる。そこには20年前と3年前、そして今回の女子高生殺しを繋ぐ一本の線が…!

        • 最終話 さよならバチスタコンビ! 殺人迷宮からの救出

        • 笹井が宇佐見に連れ去られ騒然となる田口ら。その直後、斑鳩が田口を訪ねてきた。宇佐見の身柄を確保するため、田口に発砲した殺人未遂で指名手配したと明かす。あまりに不自然なタイミングでの公表に、田口は不審を抱く。一方、笹井と宇佐見は、20年前松崎が「犯人に心当たりがある」と挙げていた人物の名前を見つける。そんな中、またしても女子高生が行方不明との通報が入った。真犯人を突き止めるべく動き出す田口と白鳥。彼らを待ち受けていた驚きの真実とは…!?