韓国ドラマ『漆黒の四重奏(カルテット)』
10/14スタート! 毎週月~金曜日 10:55~11:25
初恋の記憶を忘れた女と、初恋に囚われた男、男の妻、妻の元恋人――
引き裂かれたあの日から8年後、再会した4人の男女が織りなす愛憎劇!!!
しつこくて、切なくて、苦しい思いの果てに残る、真実の愛とは――
【あらすじ】
レシピの開発者として奮闘するハジンとLK食品で代理として働くドユンは、つきあって10年の恋人同士。毎日公園でハジンが作ったお弁当を食べ、平凡ながらも仲睦まじく過ごしていた。そんなある日、ドユンがハジンにプロポーズし、二人の幸せは絶頂に。
ところが、ドユンにミョンハ財団の娘であるミニとの政略結婚の話が持ち上がる。当初は養母であるヨンスクの指示の元、縁談を進めていたミニであったが、自分が元恋人であるジョンウの子どもを妊娠していることに気付くと、事実を隠蔽するためドユンをおなかの子どもの父親に仕立て上げようと画策する。ハジンに接近したミニは、二人が別れなければドユンに無実の罪を着せると脅迫。ドユンを守るため、彼との別れを決意したハジンもまた、自分がドユンの子どもを妊娠していることを知る。そんな中、ドユンはハジンと結婚するため、父に相続を放棄すると宣言する。しかし、ハジンはドユンを守るため、他に男がいると嘘をつき一方的に別れを告げる。突然のことに納得できないドユンはハジンを追いかけるのだが、交通事故に遭い生死をさまよう。目覚めた時には何もかも失っていたドユンは、失意のままミニに持ちかけられた政略結婚を受け入れる。
8年後――。LKグループの社長に就任したドユンは、子どもと良き妻に支えられ、誰もが羨む人生を送っているかのように見えた。しかし、8年経った今もハジンへの思いを断ち切ることができず、彼女を捜し始める。そして時を同じくして、姿を消したはずのジョンウも、ソウルに戻ってきていたのだが…。
【登場人物】 ▶イ・ハジン(ミョン・セビン)
ドユンの恋人。穏やかで楽天的な性格だが、大切な人を守るためならどんなつらいことでも背負い込んでしまうところも。料理の才能があり、レシピ開発者として奮闘する毎日を送っていた。しかし、最愛の恋人ドユンとの幸せな未来がすぐそこまで来ていた矢先に、ペク・ミニの策略によってドユンの前から姿を消す。8年後、ソウルでドユンと再会するのだが、ハジンは彼に関する記憶をすべて失っていた。
▶チャ・ドユン(キム・スンス)
ハジンの恋人。学生時代からつきあっているハジンは一番大切な存在。実は、LK食品社長の御曹司だが、その恩恵を受けずとも仕事のできる優秀な男。両親の強い反対を押し切り、ハジンとの結婚に踏み切るのだが、ミニに脅されていたハジンから一方的に別れを告げられる。8年後、ミニを妻に迎えたドユンは、LKグル―プの社長として就任。順調な人生を歩んでいるかのように見えたが、今もハジンへの思いを断ち切ることができず、彼女を捜し始める。
▶ぺク・ミニ(ワン・ビンナ)
ミョンハ財団理事長の一人娘。幼少の頃に養女となり、義母のヨンスクに利用されながら育ったため、ゆがんだ性格に。プライドの塊で、自分にとって邪魔になる相手は容赦なくたたきのめす。ヨンスクが決めた婚約者のドユンと結婚するためハジンを陥れ、無理やりにドユンと別れさせる。その後、自分は首尾よくドユンの妻となり、何不自由ない生活を送っていた。ところが8年後、記憶喪失になったハジンが現れたことによって、順風満帆だった毎日に暗雲が立ち込める。
▶チェ・ジョンウ(パク・ジョンチョル)
ミニの元恋人。幼少のころ、カネを横領した頭取として世間の非難を浴びた父が亡くなり、ミニの母であるヨンスクに引き取られる。父を憎み続けていたが、ミニとの淡い恋を経験し、つかの間だが人生に希望を見出す。しかし、亡くなった父を陥れたのは、他でもないヨンスクだったことを知ってしまい、家から追い出されるようにアメリカへと旅立つ。8年後、ソウルに帰国したジョンウは、ヨンスクへの復讐に向けて刃を研いでいた。
【演出】ユン・チャンボム
【脚本】パク・ピルジュ
【放送年】2016/11~
【制作】KBS/全104話
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