トーンモバイルはドコモ回線を利用したMVNOで、月額1,100円と低額でありながら容量無制限という格安SIMです。
しかし、トーンモバイルにも通信速度が遅いなどのデメリットがあり、解約を考えている人もいるかもしれません。
また、トーンモバイルをサブ回線として活用し、メイン回線となる格安SIMの導入を検討している人がいる可能性もあります。
この記事ではトーンモバイルを解約したときの乗り換え先や、サブ回線として活用する際におすすめの格安SIMを紹介していきます。
- ・トーンモバイル解約を検討するケースは?通信速度に不満がある
- ・トーンモバイル解約手続きの方法は?Webもしくは電話で行う
- ・トーンモバイル解約の注意点は?店頭での解約手続きは受け付けていない
- ・トーンモバイルとのデュアルSIMのメリットは?片方に障害が起きたときバックアップ可能になる
トーンモバイルを解約しようと考えたとき、実際に乗り換えるかどうを検討するための判断材料になれば幸いです。
月額1,100円で容量無制限!
トーンモバイル解約を検討するケース
画像引用元/トーンモバイル公式サイト
トーンモバイルの解約を検討する理由としては、通信速度への不満などが考えられます。
容量無制限に魅力を感じて契約したものの、実際にはあまりパケット容量を使用しておらず、オーバースペックになっているケースも、解約を検討すべきだといえます。
通信速度に不満がある
トーンモバイルは容量無制限の中では最安クラスの格安SIMではありますが、通信速度の方は必ずしも優秀な部類には入りません。
基本情報 | |
---|---|
料金プラン | トーンモバイル for docomo |
基本料金 | 1,100円/月 |
通話オプション | 音声通話かけ放題(5分以内無料):770円/月 TONE IP電話かけ放題(10分以内無料):550円/月 |
通信速度 | 35.43Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | ◯ |
公式サイト | トーンモバイル公式サイト |
※表の中は全て税込表記
計測日が異なっているので数値は違いますが、格安SIM 速度比較でも他社より遅めです。
通信速度が遅いのは、トーンモバイルがドコモ回線の一部を利用しているMVNOであることが原因です。
トーンモバイルが利用している回線は車線の少ない道路のようなもので、通信量が増えると渋滞を起こして速度低下を招きやすいのです。
ドコモ本体をはじめとするキャリアのように回線に余裕があるわけではないのですが、借りる回線を増やすとランニングコストが上がり、料金にも影響しかねないのが頭の痛いところです。
容量無制限がオーバースペック
トーンモバイルの容量無制限は大きなメリットですが、実際にはすべての利用者が容量無制限の恩恵を受けているわけではありません。
月に消費するパケット容量の平均が5GBに満たないようなユーザーにとっては、トーンモバイルの容量無制限はオーバースペックです。
トーンモバイルはあくまでも容量無制限の中での最安値であって、低容量ならばトーンモバイルよりも安い格安SIMはあります。
使用状況に合っている格安SIMへの乗り換えを検討することは、オーバースペックならば自然なことだと言えます。
オーバースペックであることが不安につながることはほぼないので、意外と気が付きにくいのですが、一度ご自身の利用状況を確認してみるのもおすすめですよ。
もっと安いプランに乗り換えたい
トーンモバイルの月額1,100円よりさらに安いプランへの乗り換えを考えている人も、解約を検討する必要があるケースです。
一例を挙げれば、ネットを利用するにしてもテキストのやり取りが大半で、トーンモバイルの通信速度でもオーバースペックというユーザーです。
同じ容量無制限であっても、トーンモバイルよりも通信速度が遅い格安SIMならば、さらに通信料金を抑えることが可能だからです。
また、格安SIM キャンペーン比較をしてみれば分かりますが、トーンモバイルのキャンペーンは極めて少ないのです。
キャンペーンを上手に利用することで、実質的な料金負担をトーンモバイルよりも抑えられる格安SIMがあれば、そちらへの乗り換えも検討して良いかもしれません。
ちなみに、通話が多い人の場合、かけ放題オプションが利用できる格安SIMに乗り換えることで、通信料金を抑えられるケースもあるかもしれませんよ。
トーンモバイル解約の手続き
トーンモバイルの解約手続きは、以下のような手順で行います。
「トーンモバイルが解約できない」というようなトラブルは、手続きについて前もって把握しておけば起きなくなります。
Webもしくは電話で手続きを行う
トーンモバイルの解約手続きは、Webもしくは電話で行うことになります。
Webでトーンモバイルの解約を行う場合、公式ホームページから専用のページにアクセスします。
画像引用元/トーンモバイル公式サイト
申し込んだ場所や時期によって窓口が違うので注意してください。
トーンモバイルの解約に当たって、特別なアプリをインストールする必要はありません。
Webでの解約手続きは、以下のような手順で行います。
- トーンモバイルの解約ページにアクセス
- オンライン確認コードを入力
- 解約か他社への転出かを選ぶ
- アンケートに回答する
- 最終確認を行い解約を申し込む
- MNPを利用する場合は予約番号が送られてくるのを待つ
トーンモバイルの解約ページに入ると、契約者のメールアドレスとパスワードを要求されるので、入力しましょう。
画像引用元/トーンモバイル公式サイト
オンライン確認コードがトーンモバイルからメールで送られてくるので、解約ページで入力します。
次に、トーンモバイルを単に解約するだけか、MNP転出を行うかどうかを選びます。
確認事項をチェックしてから、アンケートに回答しましょう。
最終確認を行ってトーンモバイルの解約を申し込めば、手続きは完了です。
電話での解約申し込みの場合は、以下のような手順です。
- お客様サポート窓口に電話する
- 該当する番号を選びオペレーターにつなぐ
- 解約かMNP転出かを伝える
- MNPを利用する場合は予約番号を記録
トーンモバイルの解約を電話で行う場合、オペレーターにつながれば必要事項を口頭で伝えるだけなので、難しいことを考える必要はありません。
Webでの受け付けが24時間OKなのに対し、電話は午前10時から午後7時までなので、留意しておきましょう。
オペレーター相手だと緊張してしまう人はWeb、対人でなければ不安だという人は電話での解約申し込みがおすすめですよ。
SIMは後日郵送で必ず返却する
トーンモバイルを解約したときに必ず行わなければならないのは、SIM返却です。
トーンモバイルにSIMを返却しないと、紛失手数料3,300円を支払わなければなりません。
トーンモバイルを利用していた端末からSIMカードを取り出し、郵送することになります。
公式サイトにA4用紙に印刷して返却用封筒が作製できるPDFファイルがありますので、利用すると切手が不要なので便利です。
紛失するとペナルティーがあるので、できるだけ早く送付しましょう。
ちなみに、トーンモバイル専用のAndroid端末については、そのまま利用し続けることができます。
トーンモバイルのSIMカードの取り出し方は端末によって異なっているので、マニュアルなどを見て確認してくださいね。
解約金が発生した場合は支払い手続きを取る
トーンモバイルをAndroidで利用している場合、24カ月という最低利用期間が設定されています。
最低利用期間中にトーンモバイルを解約すると、解約金1,000円の支払いが必要になります。
2年以上使い続ければ解約金は発生しませんが、支払わなければならなくなったときには早急に手続きを取りましょう。
iPhoneで利用している場合には、最低利用期間はなくなっています。
また、トーンモバイル解約時に、SIM紛失手数料と解約金以外に金銭支払いが生じるケースはありません。
最近は最低利用期間が撤廃されている業者が多く、忘れやすくなることなので、しっかり覚えておきましょうね。
トーンモバイル解約の注意点
トーンモバイルの解約で注意すべきこととしては、店舗では受け付けていないことなどが挙げられます。
Webでの解約申し込みではメールが送られてきますが、届かないときにはサポート窓口に電話をすることも重要です。
店舗での解約手続きは受け付けていない
トーンモバイルはドコモショップやカメラのキタムラの店舗で申し込みが可能ですが、解約はこうした店舗では受け付けていません。
トーンモバイルの解約専用ページと電話のみで、解約を受け付けています。
解約したいときに店舗に行っても「受け付けていません」で終わってしまいます。
「トーンモバイルが解約できない」ということにならないよう、必ずWebか電話で手続きを行ってください。
加入は店舗OK、解約は店舗NGというのはややこしいですが、覚えておきましょうね。
「050」の電話番号はMNPの対象外
トーンモバイルに加入すると、「090」「080」「070」という一般的な携帯電話の番号のほかに、「050」で始まる番号ももらえます。
この番号は、専用アプリからかけることができるIP電話用の番号です。
MNPで持ち出すことができるのは携帯電話の番号だけで、IP電話の番号については対応していません。
トーンモバイルを解約すると「050」で始まる電話番号は使えなくなってしまいますので、注意してください。
「050」で始まる番号を多く使っている人は、電話番号が変わることを早めにアナウンスしておきましょうね。
解約メールが届かないときはサポート窓口に電話を
トーンモバイルの解約をWebで行う場合、オンライン確認コードがメールで送られてきます。
また、MNPを利用するケースでは、手続き終了後にMNP予約番号がメールで送付されます。
トーンモバイル解約で必ず送られてくるメールが届かないというトラブルも、想定しておかなければなりません。
トラブルに迅速に対応するために最も適切な方法は、トーンモバイルのサポート窓口に電話をすることです。
トーンモバイルがトラブルに対し、可能な限り早急に対応することが可能になるからです。
公式サイトには、利用者を対象としたサポートフォームも設置されていますが、こちらは問い合わせから時間がかかってしまうケースが想定できます。
画像引用元/トーンモバイル公式サイト
特にMNP予約番号には15日間の期限が設定されているため、メールの到着が遅れると使用できなくなってしまう可能性があります。
乗り換え時に残り期限が足りないとMNP予約番号の再発行が必要になりますので、少しでも早く対処できる方法を取るべきです。
トラブルが起きることはめったにないとは思いますが、あらゆる想定はしておいた方が良いですよね。
解約に当たっての注意点に留意し、決まった手続きを順番通りに行えば「トーンモバイルの解約ができない」というようなことは起こらないでしょう。
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デュアルSIMで片方をサブ回線として活用
トーンモバイルを解約しようと考えている人に考えてほしいのは、デュアルSIMにして片方をサブ回線として活用することです。
サブ回線の活用によって、通信障害が起きたときのバックアップが見込めるなどの利点があるからです。
トーンモバイルで利用できる端末のうち、Androidは最新のe22、iPhoneは2018年9月以降に発売されたものがeSIMを利用したデュアルSIMに対応しています。
通信障害発生時にバックアップ可能に
デュアルSIMとは1つの端末に2つのSIMをインストールし、切り替えて使えるようにするものです。
トーンモバイルで利用している端末をデュアルSIM化する場合、専用端末もiPhoneもSIMカード1枚とeSIMに対応していますので、新たに導入する回線はeSIMを活用することになります。
デュアルSIMとして活用することで、片方に回線障害が起きたとき、もう片方に切り替えてバックアップすることが可能になります。
トーンモバイルはドコモ回線を利用しているので、ドコモ回線に障害が起きれば同じように通話やネットの利用ができなくなります。
このため、バックアップとして利用するならば、ドコモ回線以外の業者がおすすめになります。
ドコモは回線が安定しているイメージがありますが、実際には2023年12月に回線障害が発生しており、万が一への備えは不要ではありません。
通信速度が必要なときに一時的に切り替えも
トーンモバイルは格安SIMの中でも通信速度が遅い部類に入りますが、一般的な用途では不便に感じるレベルではありません。
ただ、4K動画をスムーズに見られるほどではないので、動画をよく見る人にとっては不満に感じる可能性はあります。
デュアルSIMとして活用すれば、動画を見る際に高速回線に切り替えられるため、回線速度の不満は解消されるのです。
高速回線への切り替えが目的ならば、もう片方の回線はキャリアの格安プランなど、回線速度が速いものがおすすめです。
最新端末はeSIM対応なのでSIMカード不要
トーンモバイルの専用端末のうち、最新のe22はeSIMに対応しています。
デュアルSIM化する場合でも、新たにSIMカードを挿入するのではなく、eSIMに必要情報をインストールすればOKです。
新たに格安SIMを契約する場合、既にSIMスロットにはトーンモバイルのSIMが挿入されているので、eSIMを利用すれば差し替えなしでデュアル化可能です。
契約に当たってはSIMカードで行わないように、注意してくださいね。
ちなみに、iPhoneは2018年9月以降に発売された端末ならeSIMに対応しているので、同じような形でデュアルSIM化できます。
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トーンモバイルからの乗り換え先とサブ回線のおすすめ
格安SIM 比較すると、トーンモバイルからの乗り換え先としてはahamo、NUROモバイル、mineoのマイそくプランがおすすめとなります。
一方、デュアルSIMとして活用する場合のおすすめは、povoと楽天モバイルです。
povoの場合はサブ回線、楽天モバイルの場合はメイン回線として利用することが想定されます。
ahamo|ドコモ回線を安く利用できる
画像引用元/ahamo公式サイト
トーンモバイルと同じドコモ回線で、最速クラスが必要ならば、ahamoが有力な選択肢となります。
基本情報 | |
---|---|
料金プラン | ahamo(20GB) ahamo大盛り(100GB) |
基本料金 | ahamo:2,970円/月 ahamo大盛り:4,950円/月 |
通話オプション | かけ放題:1,100円/月 ※国内5分以内なら無料 |
通信速度 | 85.77Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | △(有償サポートのみ) |
公式サイト | ahamo公式サイト |
※表の中は全て税込表記
ahamoはMVNOではなくドコモの格安プランなので、高速なドコモ本体の回線を利用しています。
このため、回線速度もドコモ本体と遜色ない数字を叩き出しているのです。
トーンモバイルより料金は高くなりますが、動画を多く見るような人にとっては、回線速度は大きな魅力ですよね。
余談ですが、トーンモバイルの専用端末はSIM挿し替えそのものは可能ですが、動作についてはサポート対象外となっています。
iPhoneはどこで購入してもハードウェア的には同じなので、ahamoなどに乗り換えても問題なく使用できます。
ドコモ本体回線がリーズナブルに
NUROモバイル|MVNOでは最速クラス
画像引用元/NUROモバイル公式サイト
ahamoの料金は高いけれど、回線速度は確保したい人にとっては、MVNO最速級のNUROモバイルがおすすめです。
基本情報 | |
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料金プラン | VSプラン(3GB) VMプラン(5GB) VLプラン(10GB) VLLプラン(15GB) NEOプラン(20GB) NEOプランW(40GB) |
基本料金 | VSプラン:627円/月 VMプラン:825円/月 VLプラン:1,320円/月 VLLプラン:1,625円/月 NEOプラン:2,699円/月 NEOプランW:3,980円/月 |
通話オプション | 定額通話オプション 5分:490円/月 10分:880円/月 かけ放題:1,430円/月 |
通信速度 | ドコモ回線:63.12Mbps au回線:28.7Mbps ソフトバンク回線:39.84Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | 〇 |
公式サイト | NUROモバイル公式サイト |
※表の中は全て税込表記
ahamoと同じ20GBプランで比較した場合、NUROモバイルの方が安くなります。
NEOプランとNEOプランWは、乗り換え時にキャッシュバックキャンペーンが利用できるメリットがあります。
また、5GB以下のプランを選べば、トーンモバイルよりも通信料金を安く抑えることができるのです。
トーンモバイルの容量無制限がオーバースペックという人にとって、NUROモバイルの低容量プランはベストの選択肢になる可能性もありますよ。
回線速度についてはahamoには及ばないものの、ドコモ回線ならばトーンモバイルを上回っているので、ストレスを感じることは少なくなります。
MVNOでは最速クラスの回線
mineo|マイそくは容量無制限でさらに安い
mineoには低速でも容量無制限のマイそくと、定量プランのマイピタがあります。
トーンモバイルからの乗り換え先としては、同じ容量無制限であるマイそくがおすすめです。
画像引用元/mineo公式サイト
基本情報 | |
---|---|
料金プラン | マイそく |
基本料金 | スーパーライト(最速32kbps):250円/月 ライト(最大300kbps):660円/月 スタンダード(最大1.5Mbps):990円/月 プレミアム(最大3Mbps):2,200円/月 |
オプション | 時間無制限かけ放題:1,210円/月 10分かけ放題:550円/月 24時間データ使い放題:198円/回 |
通信速度 | ドコモ回線:41.71Mbps au回線:43.47Mbps ソフトバンク回線:29.27Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | ◯ |
公式サイト | mineo公式サイト |
※表の中は全て税込表記
さすがにスーパーライトとライトの通信速度では実用面で大きな不安がありますが、スタンダードとプレミアムならWebサイト閲覧レベルなら問題ありません。
スタンダードは月額990円でトーンモバイルより安いので、通信料金を抑えられます。
安くて容量無制限っていうのは、大きな魅力ですよね。
マイそくは通信速度は固定されていますが、24時間データ使い放題オプションを購入すれば高速通信が可能になります。
マイそくに乗り換えて、どうしても高速通信が必要な場合、購入をおすすめします。
容量無制限を激安料金で
povo|最安で回線維持が可能
画像引用元/povo公式サイト
トーンモバイルをデュアルSIMで活用する場合、サブ回線として最もおすすめになるのがauの格安プランであるpovoです。
基本情報 | |
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データトッピング | データ使い放題(24時間) データ追加1GB(7日間) データ追加3GB(30日間) データ追加20GB(30日間) データ追加60GB(90日間) データ追加150GB(180日間) |
データトッピング料金 | データ使い放題(24時間):330円 データ追加1GB(7日間):390円 データ追加3GB(30日間):990円 データ追加20GB(30日間):2,700円 データ追加60GB(90日間):6,490円 データ追加150GB(180日間):12,980円 |
通話トッピング | 通話かけ放題:1,650円/月 5分以内通話かけ放題:550円/月 |
通信速度 | 100.46Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | ✕ |
公式サイト | povo公式サイト |
※表の中は全て税込表記
povoには基本料金という概念がなく、必要なときにトッピングを購入する仕組みになっています。
さすがに契約後いつまでも何もトッピングを買わないと解約されてしまいますが、180日に1回トッピングを購入すればpovoの回線維持は可能です。
最安220円のトッピングであるsmash.使い放題パックを180日ごとに購入すれば、年間440円で回線維持が可能な計算になりますね。
ドコモの通信障害でトーンモバイルが使えなくなった場合でも、au回線であるpovoならばつながるので、回線を切り替えればスマホが使えるようになります。
ネット接続が必要ならば、24時間データ使い放題トッピングを330円で購入するだけで、容量を気にしないで利用できるようになります。
購入すればその後180日間はトッピング購入が不要になるので、回線維持が目的のトッピングは買わなくてすむのです。
サブ回線は利用機会が少ないので、回線維持費が安いうえにドコモ回線ではないpovoは、ピッタリだと言っても過言ではありません。
トッピング活用で回線維持は最安クラス
楽天モバイル|高速かつ容量無制限
逆に、トーンモバイルをサブ回線として利用する場合、メイン回線としては楽天モバイルがおすすめになります。
画像引用元/楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルは容量無制限のうえ、自社回線なので通信スピードが速いのが特徴です。
基本情報 | |
---|---|
料金プラン | 最強プラン |
基本料金 | 3GBまで:1,078円/月 3~20GB:2,178円/月 20GB超:3,278円/月 |
通話オプション | 15分以内:1,100円/月 Rakuten LINK利用で国内無料通話かけ放題 |
通信速度 | 86.22Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | ◯ |
公式サイト | 楽天モバイル公式サイト |
※表の中は全て税込表記
ただし、低周波数帯のプラチナバンドを自社で持っていないため、室内や地下街で圏外になりやすいというデメリットがあります。
トーンモバイルはドコモ回線なのでプラチナバンドが利用でき、室内や地下街でも問題なく使えるため、楽天モバイルの欠点を補完できるサブ回線に適しているのです。
もちろん、楽天モバイルやパートナーのauに通信障害が起きたとき、バックアップ回線として使うことも可能ですよ。
楽天モバイルも将来的にプラチナバンドが利用できるようになりますが、計画ではサービス開始時期を2026年3月としており、一部地域で計画を前倒ししたとしてもすぐに使えるわけではありません。
少なくとも現時点では、トーンモバイルを楽天モバイルのサブ回線として活用することは、現実的な方法のひとつだと言えます。
最強プランは安くて速い
トーンモバイル解約でよくある質問
トーンモバイルを解約する場合、主な質問としては違約金の金額などが挙げられます。
解約したとき、料金が日割りになるかどうかも気になるところです。
トーンモバイルの解約違約金はいくらですか?
専用のAndroid端末でトーンモバイルを利用している場合、24カ月以下の利用期間だと解約違約金が必要になります。
解約違約金は1,000円で、消費税の課税対象外となっています。
iPhoneで利用している場合には最低利用期間がないので、解約違約金は発生しませんよ。
トーンモバイルの解約締め日は?
トーンモバイルの解約締め日は、その月の最終日です。
どのタイミングで解約を申し込んでも、月末まで回線を使い続けることは可能です。
月初めに乗り換えを思い立った場合、時間はたっぷりありますので、じっくり考えて実行するかどうかを決めることができますよ。
トーンモバイルの解約日割りは?
そもそも、トーンモバイルはいつ申し込んでも解約は月末になるのですから、日割りという概念が存在していません。
解約月の料金については、必ず満額の1,100円を支払うことになります。
乗り換え先にもよりますが、トーンモバイルからの乗り換えは基本的に月末がおすすめとなりそうですね。
トーンモバイル解約ルールの確認と乗り換え先の検討を
通信速度などに不満があり、トーンモバイル解約を考える人がいること自体は、不思議なことではありません。
ただし、トーンモバイルから他の格安SIMに乗り換えた場合、本当に満足できるかどうかについては未知数です。
乗り換えたらさらにストレスが溜まったというようなことになったら、目も当てられませんよね。
月額1,100円でネット使い放題というのは、MVNOとしては比較的好条件というのも確かです。
解約せず、デュアルSIMとして運用する方法もあります。
トーンモバイルの解約を思い立ったらじっくりと考え、絶対に後悔しないと確信できてから、実行に移しても遅くないのです。
月額1,100円で容量無制限!
トーンモバイルが自社回線を持たないMVNOである限り通信速度の問題は付きまといますので、それならば解約を検討してみるのもありかもしれないですね。