mineoは格安SIMの中では老舗といえる存在で、キャリアから乗り換えることで通信料金を大幅に削減できます。
三大キャリアの回線すべてに対応しているうえ、eSIMを利用できるというメリットがあります。
ただ、いざmineoに乗り換えるとなると、何をやったらよいのか分からない人も多いでしょう。
これまでに格安SIMを利用したことがない人なら、乗り換えても大丈夫なのかという不安もあります。
今回の記事ではMNPを利用したmineoへの乗り換え方、利用に当たっての注意点、おすすめのタイミング、mineoのメリットなどについて解説します。
- ・mineoの乗り換え(MNP転入)の注意点は?mineoの回線切り替えが不要な場合もある
- ・mineoの乗り換え(MNP転入)におすすめのタイミングは?キャンペーン開催時
- ・mineoに乗り換え(MNP転入)するメリットは?大手キャリアよりも基本料金が安くなる
- ・mineoに乗り換え(MNP転入)で使えるキャンペーンは?マイピタまるっと990円キャンペーンなど
mineoをよりお得に使うため、どのようなキャンペーンが行われているかについても紹介していきましょう。
mineoへのMNP転出に少しでも役に立てれば幸いです。
三大キャリア回線対応で乗り換え不安なし!
mineoの乗り換え(MNP転入)方法
まず、mineoへの乗り換え手順について説明します。
mineoへのMNP転入のためには、以下の手順を踏む必要があります。
mineoへのMNP転出を行う場合、必要な日数の把握は予約番号の期限切れを防ぐために必要です。
ただし、MNP予約番号については、乗り換え元によっては発行が不要になることがあります。
また、mineoへのMNP転出が即日できるかどうかについては、やり方によって異なります。
本人確認書類を用意する
まず、契約を行うのが本人であるということを証明するための書類を用意しなければなりません。
本人確認書類としては、以下のようなものが利用可能です。
- ・運転免許証
- ・運転経歴証明書
- ・パスポート
- ・個人番号カード
- ・在留カード
- ・外交官等住所証明書
2020年2月4日以降申請のパスポートと、在留カードの場合は以下の補助書類も必要です。
- ・公共料金領収書
- ・住民票
また、上記の本人確認書類を所持していない場合、顔写真付き住民基本台帳カードと補助書類を用意しておいてください。
MNP予約番号を取得
今までの携帯番号をそのまま使いたい人は、mineoに乗り換える際、乗り換え元の業者からのMNP予約番号発行が必要です。
また、mineoへのMNP転入に必要な日数を把握しておかなければなりません。
MNP予約番号には発行日を含めて15日間という使用期限があるため、期限内に乗り換え手続きが終わるように作業を進めなければならないからです。
乗り換え手続き中にMNP予約番号の期限が切れた場合、番号取得からやり直しになってしまいかねないからです。
mineo乗り換え時に必要となる予約番号発行方法は乗り換え元によって異なります。
以下の画像のように、すべてオンラインで完結できればメリットが多いためうれしいところです。
mineoに乗り換えるための予約番号発行が電話でできるところもあれば、無理なところもあります。
前もって確認しておくことで、mineo転入に必要な予約番号発行ができないというトラブルは防げます。
mineo乗り換えに必要なMNP予約番号が電話でできないことを知っておけば、メリットの多いオンライン手続きを選択するからです。
また、mineo乗り換え時に使うMNP予約番号が即日発行できるかどうかも、乗り換え元次第です。
「mineoに乗り換えるまでにどれくらい時間がかかりますか?」と聞かれても、相手次第としか答えようがありません。
ただし、mineoはMNPワンストップに対応しているため、乗り換え元によってはMNP予約番号が不要になります。
MNPワンストップとは、乗り換え元と乗り換え先が対応していれば、以下の画像のように乗り換え先で手続きを行うだけで携帯番号がそのまま使える仕組みです。
乗り換え元がMNPワンストップに対応していれば、mineo転入のためのMNP予約番号を電話などで発行してもらわなくてもすむのです。
以下の画像内の業者からのmineoへの乗り換えなら、MNP予約番号の発行なしで携帯番号がそのまま使えます。
キャリア系はすべて、MNPワンストップに対応していることが分かります。
乗り換え元次第ではありますが、MNP予約番号の期限を気にする必要がなくなったため、乗り換えのハードルは大きく下がったといえます。
mineoはMNPワンストップに対応していますが、乗り換え元が対応していない場合は予約番号を発行してもらわなければなりません。
MNPワンストップについて簡単に説明しましたが、より詳細な内容をMNPワンストップで解説していますので、参考にしてください。
対応機種の確認
今までの端末をそのまま使う場合は、mineo対応機種か確認しておく必要があります。
気をつけなければならないのは、キャリアで購入したAndroid端末の中には、そのキャリアの電波しか対応していないものがあることです。
mineoは三大キャリアの回線すべて利用可能ですが、キャリア購入端末の対応状況を見ると、そのキャリアの回線しか対応していません。
ドコモで購入した端末ならば、mineoのドコモ回線しか対応しておらず、auとソフトバンクでは利用できないといった具合です。
こうした端末は乗り換える回線が限られているので、申し込み時に注意が必要になります。
ちなみにiPhoneはどこのキャリアで買ってもハードウェアは全く同じなので、心配無用です。
決められた方法で乗り換え
mineoへの乗り換え手続きは、以下のように決められた手順で行います。
- 希望するサービスを選択する
- eoIDを取得してログイン
- 個人情報を入力する
- 本人確認書類を提出する
まず、希望するプランやオプションを選びます。
容量やかけ放題プランの選択は、ここで行うことになります。
次に、eoIDの取得ですが、eoの光回線のユーザーなどIDを取得している人はそのIDでログインしてください。
個人情報を入力し、本人確認書類の画像をアップロードすれば、申し込み手続き自体は完了です。
手続き方法については簡潔にまとめていますので、疑問がある場合にはmineo公式サイトで確認してくださいね。
回線を切り替える
申し込み手続きが終わった後は、回線をmineoに切り替えることになります。
ただし「mineoの回線切り替えのやり方は?」と聞かれた場合、SIMカードとeSIMでは若干やり方が異なるため、別個に説明する必要があります。
SIMカードの場合は、mineoへの回線切り替えのやり方は以下のようになります。
- SIMカードを入れ替える
- マイページで回線切り替えを行う
- ICCID/製造番号の下4桁を入力
- 回線切り替えを確認してテストコール
申し込み手続きが終わっても、SIMカードの場合はmineoへの回線切り替えがすぐにはできないのです。
このため、mineoへの回線切り替えが可能になるタイミングを待つことになります。
申し込み直後にmineoに回線切り替えできないのは、SIMカードの場合は当たり前なので焦らないでください。
SIMカードの到着までは、申し込みから1週間程度必要です。
mineoに回線切り替えを行えるようになる時間は、土日を挟むとさらに遅くなる可能性もあります。
いずれにしてもmineoへの回線切り替えのタイミングは、それ以降です。
ちなみに、mineoへの回線切り替えそのものは、土日でも可能です。
また、ICCID/製造番号はSIMカードの台紙に記載されています。
一方、mineoへの回線切り替えはeSIMの場合、以下のような手順で行います。
- マイページでeSIMプロファイルをダウンロード
- eSIMの設定を行う
- 回線を切り替える
- 回線切り替えを確認してテストコール
mineoへの回線切り替えが可能になる時間は、eSIMの方が短くなります。
mineoへのMNP転入をeSIMで行う場合、乗り換え手続きを行った直後から、プロファイルのダウンロードや設定が可能だからです。
mineoのeSIMプロファイル設定などについては、やり方が端末やOSによって違いがあるため、事前の確認が欠かせません。
事前準備がしっかりしていれば、mineoでeSIMが繋がらないというようなトラブルは防げます。
mineoでeSIMが設定できないということも、起きにくくなります。
eSIMはICCID/製造番号がないため、回線切り替え時の入力は不要です。
また、mineoへの回線切り替えが入力できないときでも、画面をタップするだけなので落ち着いて操作してください。
さらに、テストコールは回線によって番号が違います。
ドコモ回線とau回線は「111」、ソフトバンク回線は「11112」です。
ちなみに、mineoでeSIMが利用可能なのはドコモ回線のDプランとau回線のAプランで、ソフトバンク回線のSプランは使えません。
以上の手続きを経ることで、mineoへのMNP転入切り替えは完了です。
次に、mineoに乗り換える際の注意点について解説していきます。
mineoの乗り換え(MNP転入)の注意点
mineoに乗り換えるに当たっての注意点としては、以下のようにMNP転入にかかる時間を前もって把握しておくことなどが挙げられます。
乗り換えの際にどのぐらいの手数料が必要になるのかという点も、あらかじめ調べておく必要があります。
mineoへのMNP転入ができないというようなトラブルは、これらの注意点を把握しておくことで減らすことができるのです。
mineoの回線切り替えが不要な場合もある
mineoに乗り換えた際に、回線切り替えを行わなくても利用できたというケースが報告されています。
なぜそのようなことが起きるのか、どのぐらいの頻度で発生するのかについては、現時点で把握できていません。
そもそも、回線を切り替えなくても利用できたという情報自体、正しいという保証もないのです。
とはいえ、実際に切り替えなしで利用できた場合でも、こうした情報がある以上、不具合ではないと判断できます。
「切り替えなしで使えてラッキー」ぐらいに、軽く考えておいた方が良さそうです。
MNP転入にかかる時間や日数を把握する
MNPワンストップに対応していない業者からmineoに乗り換える場合、MNP転入に必要な時間を把握しておかなければなりません。
mineoへのMNP転出が即日できない場合、MNP予約番号の期限切れを避けるためです。
MNP予約番号は、取得日を含めて15日という有効期限が設定されています。
また、mineoは申し込み時点で、MNP予約番号の有効日数が10日以上残っていなければなりません。
MNP予約番号を取得してから、長くても5日以内に申し込まなければならないのです。
mineoのMNP転入に必要な日数に満たなければMNP予約番号が無効になり、再び取得し直しになります。
ちなみに、MNPワンストップに対応していれば予約番号の取得そのものが不要なので、気にすることはありませんよ。
MNPの手数料を把握しておく
mineoにMNPでの転入切り替えを行う場合には、手数料がどのぐらいかかるかも把握しておかなければなりません。
公式サイトの説明によると、mineo転入に当たって必要な支払いは以下の通りです。
- ・事務手数料3,300円
- ・SIM発行料金440円
SIM発行料金については、SIMカードもeSIMも同じです。
eSIMは物理的なカードがない分、安いというわけではないのです。
ちなみに端末買い替えなどに伴いmineoでのeSIM再発行が必要になった場合も、440円の支払いが生じます。
実は事務手数料については、無料にできる方法があります。
通販サイトや家電量販店などで取り扱っているmineoのエントリーパッケージを使えば、事務手数料を無料にできるのです。
エントリーパッケージを350円で入手すれば事務手数料が無料になるので、乗り換え時に必要になるお金は790円に抑えられます。
mineoの事務手数料を無料にする方法のひとつに触れましたが、他の方法についてはmineo 事務手数料無料で解説していますので参考にしてください。
次に、mineoへの乗り換えタイミングについて説明していきます。
mineoの乗り換え(MNP転入)におすすめのタイミング
mineoへの乗り換えがおすすめなタイミングとしては、以下のようにキャンペーンが行われている時期などが挙げられます。
乗り換え元のパケット容量を有効活用するため、月末に乗り換えるのもおすすめです。
キャンペーン開催時
mineoにMNP転入した人を対象にしたキャンペーンが行われているときは、実質的に料金を抑えれられるので乗り換えがおすすめです。
以下の表のように初期費用や月額料金、端末の購入価格などを安くすることができるからです。
乗り換えに当たって各社のキャンペーンを比較し、実質的な負担が少しでも抑えられるようにする人は多いです。
格安SIMのキャンペーンを利用して初期費用が抑えられれば乗り換え時の負担が減り、月額料金が安くなれば月々の必要経費が下げられるといった具合です。
キャンペーンの種類としては、以下のようなものがあります。
いずれも、キャンペーンを利用することで料金負担を抑えられるものです。
mineoでは現在、以下のようなキャンペーンが行われています。
- ・マイピタまるっと990円キャンペーン
- ・パスケット110円割引キャンペーン
- ・Hulu最大12ヶ月間毎月220円割引キャンペーン
- ・安心バックアップ最大6ヶ月無料キャンペーン
- ・かけ放題初月無料
まるっと990円キャンペーンのように、mineoに乗り換えた人がお得になるキャンペーンを利用できるときが、MNP転出するタイミングです。
乗り換えれば後々の支払額が減り、他のことにお金を回せるようになるからです。
mineoへのMNP乗り換えで複数のキャンペーンが利用できるタイミングなら、さらにおすすめですよ。
mineoのキャンペーンについて説明しましたが、各社のキャンペーンについて格安SIM キャンペーン比較で解説していますので、参考にしてください。
機種代金が支払い終わった時
機種代金が支払い終わった時の乗り換えは、端末を更新しやすいため乗り換えにおすすめのタイミングといえます。
端末を更新する際に、価格割引キャンペーンを利用して代金を抑えることができるからです。
乗り換え時、端末とのセットならさらにお安くなるキャンペーンが行われていることもあります。
「マイネオに乗り換えるタイミングはいつがベストですか?」という質問に、自信を持って「今です」と答えられる時期のひとつといえます。
端末の割引キャンペーンについては、後ほど詳しく説明しますね。
データ通信を使った後の月末
キャリアや格安SIM業者の多くは料金が日割り計算ではないため、データ通信を使った後の月末に乗り換えるのもおすすめです。
月初めの乗り換えでは、パケット容量をほとんど使っていないのに全額を払わなければならず、損になってしまうからです。
特に、料金の高いキャリアから乗り換える場合、高い月額料金を払うだけになってしまうのは痛いところです。
それならばキャリアの容量を使い切ってしまってから、安いmineoに乗り換えた方がお得というわけです。
ただし、使ったパケット容量が少なければ料金が安くなる業者なら、あまり容量を使っていない月初めに乗り換えてしまうのもありですよ。
次は、mineoに乗り換えるメリットについて解説します。
mineoに乗り換え(MNP転入)するメリット
mineoに乗り換えるメリットとしては、以下のように大手キャリアより基本料金が安くなることなどが挙げられます。
三大キャリアすべての回線に対応しているため、どこのキャリアからでも乗り換えやすいことも、mineoの評判を高めている要素のひとつです。
大手キャリアよりも基本料金が安くなる
mineoに乗り換えると、基本料金は三大キャリアより安くなります。
以下の画像のようにmineoの評判はなかなかのものですが、料金が安いことも評判の良さにつながっています。
5Gやテザリングについての評価も高めです。
mineoユーザーの評価についてはmineo 評判でより詳しく取り上げていますので、参考にしてください。
mineoには大きく分けて「マイピタ」「マイそく」の2系統のプランがあります。
マイピタはあらかじめ決まった量の高速通信が利用できるプランです。
基本情報 | |
---|---|
料金プラン | マイピタ |
基本料金 | 1GB:1,298円/月 5GB:1,518円/月 10GB:1,958円/月 20GB:2,178円/月 |
オプション | 時間無制限かけ放題:1,210円/月 10分かけ放題:550円/月 パスケット:110円/月 夜間フリー:990円/月 パケット放題Plus:385円/月 ※10GB以上のプランは無料 |
通信速度 | 40.24Mbps ※直近3ヶ月の平均速度 |
店舗対応 | ◯ |
公式サイト | mineo公式サイト |
※表の中は全て税込表記
利用できる高速通信の量に合わせて、4つのプランがあります。
一方、マイそくは高速通信はできませんが、容量無制限のプランです。
基本情報 | |
---|---|
料金プラン | マイそく |
基本料金 | スーパーライト(最速32kbps):250円/月 ライト(最大300kbps):660円/月 スタンダード(最大1.5Mbps):990円/月 プレミアム(最大3Mbps):2,200円/月 |
オプション | 時間無制限かけ放題:1,210円/月 10分かけ放題:550円/月 24時間データ使い放題:198円/回 |
通信速度 | 40.24Mbps ※直近3ヶ月の平均速度 |
店舗対応 | ◯ |
公式サイト | mineo公式サイト |
※表の中は全て税込表記
作業別の通信速度の目安を見ると、さすがにスーパーライトとライトは実用上問題が出そうですが、それ以外は動画やゲームでなければこなせそうです。
mineoの料金体系から分かるのは、オプションを付ければ容量無制限に近い使い方ができることです。
マイピタでパスケットを利用すれば余った容量をいつでも使えますし、パケット放題Plusに入れば低速通信の速度を1.5Mbpsに上げられます。
動画やゲームでなければ1.5Mbpsあれば十分実用になります。
また、夜間フリーは午後10時から翌日午前7時30分まで容量が使い放題になります。
これら3つのオプションをマイピタ20GBプランにつけても、月額料金は3,663円です。
マイそくも高速通信が必要ならば、198円を支払えば24時間の高速通信が可能なので、不自由はありません。
一方、キャリアの無制限プランの料金は以下のようになっています。
- ・ドコモ「eximo」7,315円/月
- ・au「使い放題MAX」7,328円/月
- ・ソフトバンク「メリハリ無制限」7,425円/月
いずれも、マイピタ20GBに3つのオプションを付けた料金の2倍前後です。
キャリアには通信速度が高い、店舗が多いなどのメリットがありますが、価格差2倍に見合うものかとなると意見は分かれます。
少なくとも、mineoに乗り換えることで料金を半分に抑え、容量無制限に近い使い方ができることは間違いありません。
通信料金を抑えることが最優先ならば、迷うことなくmineoだといえますね。
ドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応している
mineoは三大キャリアすべての回線に対応しているので、SIMロックがかかっている端末でも解除なしで利用可能です。
特定のキャリアの回線しか使えないAndroid端末も、対応する回線のプランを選べば使えます。
au回線しか対応していない端末はドコモ回線のみのMVNOでは使えませんが、そのような心配をしなくてすみます。
ただし、格安SIMの速度比較をしてみると分かりますが、回線が同じであっても速度が同レベルというわけではありません。
一般的に同じ回線であっても、以下の図のようにキャリアの回線はMVNOより早くなります。
実際に比較をしてみると、キャリアとMVNOの差は予想以上に大きいことが分かります。
各社の回線速度については格安SIM 速度比較でより詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
mineoもMVNOのひとつなので、回線速度はさすがにキャリアと同等というわけにはいきません。
画像によると、mineoの回線速度は、キャリアの半分程度にすぎません。
mineoの速度が早いとはいえないのは、キャリアの回線の一部を借りて運営されているMVNOであることが理由です。
以下の画像のようにMVNOはキャリアと比べて狭い道路を使っているようなもので、渋滞=速度低下を起こしやすいのです。
ただ、mineoの回線速度は複数人でのオンラインゲームをやらない限り、実用上問題ないレベルです。
ハードな使い方をしない人ならば、不便を感じるような局面は多くないといえます。
mineoがMVNOである限り通信速度の問題は付いて回りますが、料金の安さと天秤にかけて判断してくださいね。
mineoの通信速度についてのより詳しい情報がmineo 速度にありますので、参考にしてください。
端末セット購入で契約もできる
mineoは端末セット購入も可能なので、利用可能な端末を確実に入手できます。
動作確認が行われていないような古い端末を使用しており、そのままでの乗り換えに不安がある人ならば、申し込みとのセットで購入は不安解消につながります。
最新機種ではありませんが、iPhoneも取り扱っています。
回線契約と同時に購入すれば、mineoの端末価格割引キャンペーンが利用できる時期もありますよ。
回線でも端末でも障害になることが少ないmineoは、乗り換えのハードルが低いMVNOのひとつと言ってよいでしょう。
三大キャリア回線対応で乗り換え不安なし!
次に、mineoへの乗り換え時にはどのようなキャンペーンが利用できるのかについて説明します。
mineoに乗り換え(MNP転入)で使えるキャンペーン
mineoのキャンペーンのうちMNP転入時に利用可能なものは、以下の通りです。
特に、mineoキャンペーンの中でも端末価格に関係するものは、割引額が大きいのでおすすめです。
マイピタまるっと990円キャンペーン
画像引用元/mineo公式サイト
マイピタまるっと990円キャンペーンは、マイピタのどのプランを申し込んでも6ヶ月間、月額基本料金が990円になるというキャンペーンです。
最も容量の大きい20GBプランに申し込んだ場合、月額1,188円もお得になります。
どのプランに申し込んでも料金は同じなので、まず20GBプランに申し込みましょう。
利用状況を見てから半年後、より安いプランに切り替えれば良いので、プランを決めてから「容量が足りなかった」などというようなことが起きにくいからです。
キャンペーンが適用されるのは通話SIMのみで、データSIMは対象外です。
キャンペーン期間は2024年6月3日までです。
かけ放題初月無料
画像引用元/mineo公式サイト
mineoのかけ放題サービスが、初月のみ無料になるキャンペーンです。
以下の2種類のかけ放題サービスが、mineoには設定されています。
サービス | 月額料金 |
---|---|
10分かけ放題 | 550円 |
時間無制限かけ放題 | 1,210円 |
※表の中は全て税込表記
これらの料金が、いずれも初月無料になるのです。
通話が多く、かけ放題サービスが必須の人にとっては、うれしいキャンペーンです。
ちなみに、mineoのかけ放題オプションは安い部類に入るので、ずっと使い続けるのもありですよ。
Hulu最大12ヶ月間毎月220円割引キャンペーン
画像引用元/mineo公式サイト
動画配信サービス「hulu」の料金が割引になるキャンペーンです。
キャンペーンを利用することでhuluの初月料金が無料になり、最大で12ヶ月間にわたり月額220円の割引になります。
期間は2024年6月30日までで、mineoオプションのhuluに申し込むだけでOKです。
動画配信を見る機会が多い人なら、ぜひ利用してほしいキャンペーンですね。
mineoの最新のキャンペーンについてはmineo キャンペーンでより詳しく説明していますので、参考にしてください。
次に、mineo乗り換えに関するよくある質問を紹介します。
mineoに乗り換え(MNP転入)に関するよくある質問
mineo乗り換えに関する質問で多いものとしては、以下のようにeSIMに関するものが挙げられます。
回線切り替えやMNPワンストップについても、質問されることが多いようです。
mineoはMNP転入でeSIM契約できる?
ドコモ回線のDプランと、au回線のAプランはeSIM契約が可能です。
Dプランの場合、端末を同時に購入した場合などは、eSIM申し込みに当たって端末のEID登録が必要になります。
登録したEIDの端末以外では、eSIMを利用することができないからです。
mineoに転入してからeSIMに変更することも可能ですが、手数料440円が別に必要です。
余談ですが、端末買い替え時などに必要になるmineoのeSIM再発行の手数料も440円です。
mineoはMNPワンストップに対応している?
mineoはMNPワンストップに対応しています。
乗り換え元がMNPワンストップに対応していなければ、MNP予約番号の発行は不要です。
相手側がMNPワンストップに対応していなければ、MNP予約番号を発行してもらわなければなりません。
mineoの回線切り替えする方法は?
mineoのマイページにログインし、「登録情報の変更・サポート」→「MNP転入切り替え・回線切り替え手続き」の順でタップします。
SIMカードの場合はICCID/製造番号の下4桁を入力し、回線切り替えをタップしてください。
eSIMの場合はプロファイルのダウンロードを行ったあと、マイページから回線切り替えを行います。
ICCID/製造番号の入力は不要です。
SIMカードの場合は到着まで時間がかかるので、申し込み直後の切り替えはできません。
mineoで回線切り替えができない時の対処法は?
何らかのトラブルが起きている可能性があるので、サポートに連絡するのが確実です。
問い合わせは公式サイトのチャットサポート、メールフォーム、サポートダイヤル(0120-977-384)のいずれかで行います。
サポートダイヤルの受け付け時間は午前9時から午後6時なので、覚えておいてくださいね。
mineoは乗り換え(MNP転入)で即日開通できる?
SIMカードの場合は到着まで時間がかかるので、即日開通は無理です。
しかし、eSIMならばオンライン手続きのみでSIMが入手できるため、即日開通できます。
乗り換え元がMNPワンストップ対応ならばMNP予約番号が不要なので、eSIMで申し込めばほぼ確実に即日開通です。
もちろん、eSIMを利用する場合は対応端末が必要ですよ。
mineo以外にもeSIMがすぐ使える格安SIMがありますが、eSIM すぐ使えるで解説していますので、こちらもご覧ください。
最後に、これまで紹介した内容をまとめてみましょう。
mineoに乗り換え(MNP転入)をして毎月お得に利用しよう
mineoに乗り換えることで、三大キャリアより大幅に通信料金が下げられます。
また、三大キャリアすべての回線に対応しているので、乗り換えの不安もありません。
さすがに通信速度はキャリア並みとはいきませんが、ヘビーゲーマーでない限り問題ないレベルです。
余ったパケット容量を貯めておけるパスケットなど、独自のサービスも魅力です。
三大キャリアの通信料金の負担が大きいと感じている人は、mineoへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
三大キャリア回線対応で乗り換え不安なし!
人によっては手間がかかることもありますが、絶対に必要なものなので絶対に用意しておいてくださいね。