スマホの利用料金は、毎月の支払いが重荷になることがありますが、そのような場合に楽天モバイルに乗り換えることで、通信料金を抑えることができます。
特にデータ使用量が多い方は、ドコモから楽天モバイルに乗り換えることで、月々の通信費を格安に抑えることができます。
しかし、乗り換え手続きやタイミングなどがわからない場合、不安を感じることもあるかもしれません。
そこで本記事では、ドコモから楽天モバイルへの乗り換え手順やお得なタイミングについて詳しく解説していきます。
- 乗り換え時のデメリットとは?通信速度が遅くなる場合がある
- 乗り換え時のメリットとは?乗り換えキャンペーンがお得
- ドコモから楽天モバイルのに乗り換えるのはどんな人がおすすめ?データ量を無制限で使いたい人
- ドコモから楽天モバイルに乗り換えるベストタイミングはいつ?機種変更を検討しているタイミング
解説に入る前に、ドコモから楽天モバイルへの乗り換え手順を簡単に紹介しておきます。
・楽天モバイルに申し込む
・初期設定と開通手続きを行う
・データを移行する
データ量を気にせず使いたい人にとって、楽天モバイルは非常に優れたプランです。
本記事では、楽天モバイルの豊富なメリットや、乗り換えのベストなタイミングについても解説していきます。
乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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ドコモから楽天モバイルに乗り換える手順
ここでは、ドコモから楽天モバイルに乗り換える手順を詳しく解説します。
ドコモから楽天モバイルへ乗り換え手順
SIMロック解除が必要か調べる
まず、自分が使用している携帯電話端末がSIMロック解除されているかどうか確認する必要があります。
SIMロック解除されていない場合、楽天モバイルで利用することはできません。
確認方法は、ドコモのウェブサイトでIMEI番号を入力して調べることができます。
本人確認書類を用意
楽天モバイルの申し込みには、本人確認書類が必要です。
運転免許証やパスポートなどの身分証明書が必要ですので、事前に用意しておきましょう。
本人確認書類一覧
運転免許証
運転経歴証明書
マイナンバーカード(個人番号カード)
健康保険証
日本国パスポート
楽天モバイルでMNPワンストップを利用して申し込み
楽天モバイルから申し込み手続きを行います。
必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードします。
続いて、利用する電話番号を選択する画面になったら、「他社から乗り換え(MNP)」を選択します。
ただし、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えはMNPワンストップを利用できるのでスムーズです。
非常に便利なMNPワンストップですが、通常のMNP転出とは手続きの方法が多少異なります。
MNPワンストップの詳細については、MNPワンストップで紹介しているので参考にしてみてください。
他社から乗り換え(MNP)の申し込みが完了すると、登録したメールアドレス宛にお申し込み完了メールが届きます。
そこで、my楽天モバイルの申し込み履歴へアクセスすると、「MNP転入を開始する」ボタンがあるのでタップします。
注意事項をご確認のうえ、MNP転入手続きへ進みましょう。
MNP開通完了時間は以下の通りです。
受付時間 | MNP完了時間 |
---|---|
9:00~21:00 | 当日中 |
21:01~翌8:59 | 翌9:00以降 |
すぐに乗り換えをしたいなら9時から21時の間までにMNP手続きを済ませましょう。
申し込み履歴が「MNP転入完了」になった時点で次のステップに進みます。
届いたSIMを端末に挿入
楽天モバイルから送られてきたSIMカードを、スマートフォンに挿入します。
iPhoneとAndroidで挿入方法が異なるので、以下にそれぞれの方法を記載します。
iPhoneの場合
- iPhoneの右側面にあるシムカードトレイを専用のピンやクリップなどを使って開けます。
- SIMカードをトレイに差し込みます。
- トレイを端末に戻し、しっかりと押し込みます。
- iPhoneの画面に「SIMロック解除」という表示が出た場合は、楽天モバイルの指示に従って、SIMロック解除を行ってください。
Androidの場合
- 端末のバックカバーを取り外します。
- バッテリーの下にあるSIMカードスロットを探し、SIMカードを差し込みます。一部の機種では、バッテリーを取り外さずにスロットに直接挿入できる場合もあります。
- バックカバーをしっかりと閉じます。
- 端末の画面に「SIMロック解除」という表示が出た場合は、楽天モバイルの指示に従って、SIMロック解除を行ってください。
また、eSIMの場合は、契約=開通になるため、SIMカードを挿入する必要はありません。
APN設定をする
楽天モバイルに乗り換えた際に、データ通信が利用できない場合は、APN設定が必要になることがあります。
APN設定をすることで、データ通信が利用できるようになります。APN設定の方法は、端末によって異なります。
以下は、iOS端末の場合のAPN設定方法の一例です。
APN設定方法
- 「設定」アプリを開きます。
- 「モバイルデータ通信」をタップします。
- 「モバイルデータ通信オプション」をタップします。
- 「モバイルデータ通信ネットワーク」をタップします。
- 「APN設定」をタップします。
- 「楽天モバイル」のAPN情報を入力します。
APN設定に必要な情報は、楽天モバイルに記載されているので逐一確認しましょう。
端末によっては、自動的に設定が行われることもありますが、設定が必要な場合は、公式ウェブサイトの情報を確認し、正確に入力してください。
データ移行をする
乗り換え後は、旧端末から新端末へデータを移行する必要があります。
機種によってデータ移行の手順が異なるため、以下3つのパターンについて手順を紹介します。
・iPhoneからAndroid・AndroidからAndroid
・AndroidからiPhone
初めに、iPhoneからiPhoneへデータ移行する場合の手順は以下の通りです。
- Wifiに接続
- 設定をクリック
- 「ユーザー名」→「icloud」をクリック
- 「icloudバックアップ」をクリックし「今すぐバックアックを作成」をクリック
- iPhoneで復元をするとデータ移行完了
続いて、iPhoneからAndroidへの移行・AndroidからAndroidへデータ移行する場合の手順です。
- Googleドライブをダウンロードする
- 「メニュー」→「バックアップ」をクリック
- バックアップしたい項目をチェック
- Googleドライブを開きダウンロードするとデータ移行完了
最後に、AndroidからiPhoneへデータ移行する場合の手順を紹介します。
- 新旧のスマホで「iOSに移行」アプリをダウンロード
- iPhoneで「Androidからデータを移行」をクリック
- コードが表示される
- コードをAndroidで入力しデータ移行したい項目をチェックして完了
ちなみに、ドコモの「データ移行」アプリを利用して、データを移行することもできます。
アプリの指示に従うだけで移行ができるので、使用してみることをおすすめします。
キャリアメールの引き継ぎ方
画像引用元/楽天モバイル
楽天モバイルでは、ドコモから乗り換えた場合でも、キャリアメールの引き継ぎが可能です。
キャリアメールを利用している場合は、以下の手順に従って引き継ぎを行ってください。
キャリアメールの引き継ぎ方法
- 楽天モバイルにログインします。
- 「マイページ」を選択します。
- 「キャリアメール設定」を選択します。
- 「ドコモ」を選択します。
- 「ドコモのメールアドレス」、「パスワード」を入力し、「次へ」をクリックします。
- 「設定完了」が表示されたら、引き継ぎ完了です。
以上の手順に従って引き継ぎを行うことで、以前と同じメールアドレスを利用することができます。
ただし、楽天モバイルではキャリアメールをサポートしていないため、楽天モバイルのメールアドレスに移行することをおすすめします。
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ドコモから楽天モバイルに乗り換える時のデメリット
ドコモから楽天モバイルに乗り換えることで得られるメリットは多くありますが、乗り換える前に知っておくべきデメリットもあります。
以下に、ドコモから楽天モバイルに乗り換えた場合のデメリットを8つ紹介します。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えた場合のデメリット
機種代残金は支払い続ける必要がある
ドコモから楽天モバイルに乗り換えても、既に購入したスマートフォンやタブレットの端末代金は支払い続ける必要があります。
ただし、端末代金を一括払いで支払っている場合はこの心配はありません。
つまり、機種変更後ドコモとの契約が解約された後も、端末代金が免除されるわけではないということですので注意が必要です。
ドコモのメールアドレス利用が有料になる
ドコモのメールアドレスを引き続き利用したい場合、有料のキャリア持ち運びサービスに申し込む必要があります。
この場合、月額330円の利用料金が必要になります。
ただし、楽天モバイルでは、@r.mobile.ne.jpのメールアドレスを無料で利用できるので、利用料金が発生する場合は、そちらを利用することをおすすめします。
通信速度が遅い時がある
楽天モバイルは自社回線に加え、ドコモ回線とau回線を利用していますが、通信速度が遅くなる場合があります。
これは、利用者が多い時間帯や、回線の混雑状況によるものです。
特に、地下や山間部など、回線が弱い場所では、通信速度が遅くなる可能性が高くなります。
ただし、楽天モバイルはプラチナバンドの活用を画策しており、これが現実になると通信速度はかなり改善されるでしょう。
場所によっては遅くなることもありますが、基本的に、楽天モバイルの通信速度は優れています。
数ある格安SIMの中でも、楽天モバイルの通信速度はトップクラスなので、そこまで心配する必要はありません。
格安SIMの通信速度については、格安SIM 速度比較で解説しているので参考にしてください。
ドコモの割引が外れる
ドコモから楽天モバイルに乗り換えることで、ドコモの割引が外れる場合があります。
例えば、ドコモの家族割引や学割などが該当します。
これらの割引を利用していた場合は、乗り換え後は適用されなくなるため、料金が高くなる可能性があります。
これまで楽天モバイルには、家族割や学割に該当する割引がありませんでした。
しかし、2024年2月21日より、家族割に該当する「最強家族プログラム」の提供が開始されました。
「最強家族プログラム」の詳細については、楽天モバイル 学割で詳しく解説しています。
楽天モバイルは、プラン料金自体が低価格であり、通話やデータ通信も無制限で行うことが可能です。
仮に割引を受けられなくても、ドコモよりも格安で利用できる場合が多いため、乗り換え先としてはおすすめと言えるでしょう。
Rakuten Linkを使わないと電話代が高い
楽天モバイルでは、通話料金が30秒ごとに22円課金されます。
ただし、Rakuten Linkという通話アプリを使うことで、国内通話のみ無料で通話をすることができます。
また、下記の通り、ナビダイヤルや災害伝言ダイヤルなどの通話は有料となりますので注意が必要です。
通話料が発生する主な番号
ナビダイヤル:0570
災害伝言ダイアル:171
消費者ホットライン:188
発信者番号非通知設定:147
発信者番号非通知設定解除:148
警察相談専用電話:#9110
JAF ロードサービス救援コール:#8139
Rakuten Linkを使わない場合は、通話料金が高くなってしまうため、通話を頻繁にする方は、Rakuten Linkを使うことをおすすめします。
dポイントが自動で貯まらない
楽天モバイルでは、dポイントを貯めることができますが、自動で貯まるわけではありません。
dアカウントを作成し、楽天モバイルのマイページにログインして、ポイントを申請する必要があります。
dアカウント作成手順
- 「dアカウント」の申し込み画面にアクセスする
- 必要事項を入力し、「次へ」ボタンをクリックする
- 確認画面で入力内容を確認し問題なければ「同意して登録する」ボタンをクリックする
- 登録完了画面が表示されれば、dアカウントの作成が完了です
dアカウントを作成しておけば、自動的にdポイントが貯まるため、忘れずに作成しておきましょう。
実店舗が減少傾向にある
楽天モバイルは、主にオンライン上での販売を推進しているため実店舗が減少傾向にあります。
そのため、実店舗でのサポートが受けられないことがありますが、オンライン上でのサポートが充実しており、専用のチャットや問い合わせフォームを通じて、迅速かつ丁寧なサポートを受けることができます。
また、楽天モバイルは、楽天市場の店舗でもサポートを行っており、楽天市場の店舗で商品を購入した場合でも、サポートを受けることができます。
ただし、手元の機種に何かあるとすぐにサポートを受けることができないというデメリットはあるため、自己責任で利用することが求められます。
どうしても不安な場合は、契約前に自宅周辺の楽天モバイルの店舗を調べておくことが重要といえるでしょう。
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ドコモから楽天モバイルに乗り換える時のメリット
ドコモから楽天モバイルに乗り換える際にはデメリットもある一方で、多くのメリットも存在します。
ここでは、ドコモから楽天モバイルに乗り換える際に得られるメリットについて、9つ紹介します。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えた場合のメリット
料金プランがシンプルで安い
楽天モバイルの料金プランは以下の通り、毎月のデータ利用料で月額料金が変わる「最強プラン」のみとシンプルなのが特徴です。
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
データ利用料 | 3GBまで | 20GBまで | 無制限 |
※表の中は全て税込表記
この料金プランでは、データをいくら使っても最大の月額料金が決まっているため、データ利用が多ければ多いほどお得なプランになるといえます。
ドコモの主要プランの中で、楽天モバイルの料金体系と最も似通っているのがeximoです。
eximoの料金プランを以下に示します。
月額料金 | 4,565円 | 5,150円 | 6,650円 |
データ利用料 | 1GBまで | 1GB~3GBまで | 無制限 |
※表の中は全て税込表記
2つの料金プランを比較してみると、どのデータ容量帯においても、楽天モバイルの月額料金の方が安いことがわかります。
違約金・解約金なしで乗り換えられる
楽天モバイルに乗り換える際、違約金・解約金がかからないため、自由に乗り換えることができます。
事業者によっては解約金を設定している場合もありますが、ドコモと楽天モバイルでは必要ありません。
ドコモから各社への乗り換えについて詳しく知りたい方は、ドコモから乗り換えを参考にしてみてください。
乗り換えたい時にいつでも乗り換えられるのは、ありがたいポイントですね。
機種そのままで乗り換えできる
楽天モバイルでは、docomo、au、SoftBankなど他社の端末も利用可能です。
そのため、機種変更をする必要がなく、手持ちのスマートフォンをそのまま利用することができます。
ただし、SIMロックがかかっている場合は解除が必要ですので、事前に確認しておくことをおすすめします。
また、楽天モバイルでは契約事務手数料が無料なため、乗り換えはスムーズかつ費用も安く行うが可能です。
乗り換えも簡単なうえ、乗り換えてしまえば、定額でデータ量は使い放題になります。
ご自身に合ったタイミングで、楽天モバイルに乗り換えましょう。
販売端末の全てがSIMフリー
楽天モバイルで販売されている端末はすべてSIMフリーとなっています。
そのため、楽天モバイル 端末のみ購入をすることで、自分の好きな端末を選ぶことができますし、海外旅行時に現地のSIMカードを利用することもできます。
海外利用する際は、設定手順や注意点について確認しておきましょう。
楽天モバイルの海外利用については、楽天モバイル 海外で詳しく解説しています。
乗り換えキャンペーンでiPhone15がお得に手に入る
楽天モバイルのキャンペーンを活用することで、iPhone15などの最新機種をお得に手に入れることができます。
現在実施している「iPhoneトク得乗り換えキャンペーン」では最大で32,000円相当分のポイントをもらうことができます。
最大のポイントをもらうための条件は以下の通りです。
- 対象商品を購入&初めての申し込み
- プランの利用開始
- 楽天モバイル買い替え超トクプログラム利用
- スマホ下取りサービスで下取り成約
最大32,000円のポイント還元となるのは楽天モバイルのオンライン申し込み限定です!
購入対象となるiPhoneは、最新のiPhone15やiPhone14Pro、iPhoneSE(第3世代)などの人気製品です。
楽天モバイルの各キャンペーンについては、楽天モバイル キャンペーンで解説しているので参考にしてください。
また、楽天モバイルで最新のiPhone15を購入する方法についても、楽天モバイルでiPhone15を予約する方法で紹介しています。
新しいiPhoneをお得にゲットしたい!という方は、楽天モバイルのキャンペーンを利用して、新しいiPhoneをお得に手に入れましょう。
その他、各社のお得なキャンペーンについては、格安SIM キャンペーンで比較しているので、ご覧になってみてください。
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デュアルSIMで他社回線が使える
楽天モバイルは、ドコモ回線と楽天回線の両方を利用するデュアルSIMに対応しています。
デュアルSIMとは、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスに、複数のSIMカードを挿入して使用することができる機能です。
通常、1つのデバイスには1つのSIMカードしか挿入できないため、別のキャリアを利用する場合は別のデバイスを用意することが必要です。
それが、デュアルSIMを搭載したデバイスを利用することで、1つのデバイスで2つのキャリアを利用することができます。
デュアルSIMによって、楽天モバイルと他のキャリアの併用が可能になります。
これによって、楽天モバイルの回線が届かない場所ではもう一方の回線を使えばよいため、通信エリアや通信速度が改善されるメリットがデュアルSIMにはあるのです。
注意点として、デュアルSIMの対応機種が限られる点や、手続きが通常のSIM発行とは異なる点が挙げられます。
デュアルSIMの詳細については、デュアルSIMで解説しているので、ご利用を検討している方は参考にしてください。
Rakuten Linkで国内通話はかけ放題
Rakuten Linkは、楽天モバイルが提供するサービスのひとつで、電話をかける際に使うアプリです。
Rakuten Linkを使うことで、国内通話がかけ放題になり、電話料金を節約することができます。
ただし、0570から始まるナビダイヤルは有料となりますので注意が必要です。
Rakuten Linkの初めての利用にはアプリの使い方に慣れる必要がありますが、慣れると非常に便利なアプリです。
電話帳に登録している人の名前や電話番号を一括でRakuten Linkに移行することもできるため、面倒な手続きや設定も必要ありません。
楽天モバイルに乗り換えたら、積極的にRakuten Linkアプリを活用しましょう。
楽天ポイントが溜まりやすい
画像引用元/楽天モバイル
楽天モバイルの料金プランには、楽天ポイントが付与されます。
例えば、月々のお支払い110円につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。
ポイントを利用した分も含めて、ご利用代金の1%分の楽天ポイントが付与されます。
また、ご利用代金全てをポイントで支払った場合にも、ポイントは付与されます。
その他にも、楽天市場での買い物やキャンペーンへの応募でも楽天ポイントは獲得可能です。
料金プランによっては、月額料金の一部を楽天ポイントで支払うこともできてしまいます。
楽天モバイルを使うのであれば、楽天ポイントは必ずチェックするようにしましょう。
SIMのみ購入もできる
楽天モバイルでは、通信契約を変更したい場合や海外旅行先などで、一時的に通信手段が必要な場合にSIMのみの購入が可能です。
自分が持っている端末をそのまま使い続けることができるため、実際にSIMのみを購入したユーザーからも評判も上々です。
楽天モバイルユーザーの実際の評価が気になる方は、楽天モバイル 評判を参考にしてみてください。
費用を抑えられる上に、スマートフォンの買い替え時期にも自由度が高いから、といえます。
ここまでは、楽天モバイルのメリットやデメリットの情報をお伝えしました。
乗り換え前に気づけたこともあると思いますので繰り返しチェックされることをおすすめします。
無制限プランがお得!
ドコモから楽天モバイルに乗り換えがおすすめな人
無制限でデータ通信を行いたい人にとって、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は非常におすすめのプランです。
以下に、楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人について紹介します。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えがおすすめな人
通信量は無制限がいい
楽天モバイルの料金プランは「最強プラン」というシンプルなワンプランです。
楽天モバイルの魅力は何と言っても月額料金3,278円で通信量が無制限で利用できることでしょう。
楽天モバイルでは毎月のデータ使用量に応じて支払い金額が決まり、3GBまで、20GBまで、20GB超過後という3段階で月額料金が変わります。
ドコモと楽天モバイルのデータ通信料を比較した場合、契約容量における月額の違いは以下の通りです。
データ容量 | 楽天モバイル最強プラン | eximo |
---|---|---|
3GB | 1,078円/月 | 5,665円/月 |
20GB | 2,178円/月 | 7,315円/月 |
無制限 | 3,278円/月 | 7,315円/月 |
※表の中は全て税込表記
また、通話料のプランを比較した場合の表が、以下の通りです。
楽天モバイルは、RakutenLink利用時の国内通話の月額利用料となっています。
通話オプション | 楽天モバイル | ドコモ |
---|---|---|
5分通話無料 | 無料(無制限かけ放題) | 880円 |
かけ放題 | 無料(無制限かけ放題) | 1,980円 |
※表の中は全て税込表記
比較するとドコモより楽天モバイルがお得であることがわかります。
年間総額の比較
- 3GB→楽天モバイルが55,044円お得
- 20GB→楽天モバイルが61,644円お得
- 無制限→楽天モバイルが48,444円お得
例えば、ドコモと比較した場合に1年間の総額を通話料と併せて考えると、最大で77,480円もの差額が出るほど、非常にお得な価格設定となっています。
無制限で使える楽天モバイル最強プランを利用する方がデータ容量を気にする必要なく使えてお得です。
ドコモから楽天モバイルへの乗り換えを検討している人なら、ある程度通信速度も気になるかもしれません。
楽天モバイルは、パートナー回線としてau回線を使っています。
そのため、通信エリアも広くカバーしていることが特徴的です。
地域によっては通信速度が異なる場合があります。
通信速度が気になる場合は、「みんそく」などを利用して住んでいる地域の楽天モバイルの速度を調べてみると安心できるでしょう。
外出先で動画をみたりすることが多い方なら、無制限プランのある楽天モバイルがおすすめです。
サポートよりも安さを求める
サポートよりも安さを求めている方に、楽天モバイルはおすすめです!
楽天モバイルのサポートについては、自分で対応する必要があることがほとんどです。
万が一トラブルが起きた場合でも、サポートセンターには利用者が自分でアプリをインストールして解決するよう求められることも・・・
このようにサポート体制に関しては、大手キャリアと比較すると手厚くはありません。
しかし、楽天モバイルの場合、人件費の分コストがかからない仕組みになっています。
またオンラインでのサポートも充実しています!
どうしても店舗サポートを受けたい場合は、全国で1000店舗以上ある楽天モバイルショップでもサポートを受けることも可能です。
サポートよりも魅力的な料金プランを優先したい方にはおすすめといえるでしょう。
自宅にWifi回線がある
自宅にWifi回線がある場合、楽天モバイルに乗り換えることで通信費を大幅に削減することができます。
楽天モバイルは、大手3キャリアのように普及しきっていないため、通信速度が遅いエリアがあります。
しかし、自宅にWifi回線があれば、外出先でのデータ通信量を抑えることが可能です。
楽天モバイルの変動性の料金プランを活用し、通信量を抑えることで、スマホの利用料金を最大限節約することができます。
無制限プランがお得!
ドコモから楽天モバイルに乗り換えるおすすめのタイミング
ここまで、ドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリット・デメリットを紹介しましたが、実際にいつどのタイミングで乗り換えれば良いのか、悩む方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方に、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えのおすすめのタイミングについて、以下に解説していきます。
おすすめのタイミング
スマホの機種変更を検討している
スマートフォンの機種変更を考えている場合、楽天モバイルは最新のiPhone14を含む、様々なスマートフォンを取り扱っているためおすすめです。
また、他の格安SIMサービス(例:mineo、povo、ワイモバイル、ahamo等)と比較すると、料金が非常に安いため、コスト面でも魅力的な選択肢となります。
ただし、他の格安SIMサービスごとに取り扱っているスマートフォンは違い、キャンペーンもそれぞれ異なるため、あらかじめ比較しておく必要はあります。
キャリアごとの比較については、格安SIM 比較で解説しているので、ご自身に合ったものをさがしてみましょう。
楽天モバイルのキャンペーンに関しては、iPhoneトク得乗り換えキャンペーンが機種変更時には最適です。
キャンペーンを最大限に活用すれば、最大32,000円相当の楽天ポイントの還元を受けることができます。
このように、iPhoneの購入を検討している方にとって、楽天モバイル 機種変更は大きなメリットのある選択肢と言えます。
端末の払い込みが完了した
スマホの乗り換えは、端末代金を払い終えたタイミングがおすすめです。
古い端末の分割代金を残したまま新しい端末を購入すると、乗り換え後は、新旧2台分の代金を支払い続けることになります。
楽天モバイルに乗り換えて月額料金を下げることができても、端末2台分の代金を払っていては請求額も大きくなってしまうことでしょう。
家計の圧迫を避けるためにも、乗り換えは端末代金を払い終えてからにすることがおすすめです。
無制限プランがお得!
ドコモから楽天モバイルに乗り換える時によくある質問
ドコモから楽天モバイルに乗り換える場合、初めてのことで分からないことが多いかもしれません。
ここでは、以下のよくある質問について解説していきます。
・楽天モバイルでドコモ端末が使えない原因は?
・SIMフリー端末が使えない
・ドコモのメールが引き継げない原因は?
・店舗受け取りにかかる日数は?
・ドコモと楽天モバイルは併用できるか?
1つずつ回答していきます。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えて後悔する?
料金や通信速度の面から見ても、乗り換えで後悔することはほとんどないでしょう。
唯一、楽天モバイルでは電波が繋がらない場合があるので注意が必要です。
楽天モバイルの自社回線ではローバンドと呼ばれる周波数帯が使われており、屋内などでは繋がりづらい特徴があります。
そのため、特定の建物内や街中の一角などで、電波が途切れてしまうことがあるのです。
この欠点も回線増加に伴い、年々改善はされています。
楽天モバイルの料金面のメリットと、電波に関するデメリットについて、ご自身の利用状況を考慮したうえで乗り換えるようにしましょう。
楽天モバイルでドコモ端末が使えない原因は?
ドコモのスマートフォンは、基本的にはSIMロックがかかっているため、楽天モバイルのSIMカードをそのまま挿入しても使うことができません。
SIMロック解除を行う必要があります。
また、ドコモと楽天モバイルは異なる通信方式を使用しているため、一部の機種では利用ができない場合があります。
SIMフリー端末が使えない
楽天モバイルのSIMカードは、IIJ、UQ mobile、楽天回線を利用している格安SIMカードと同じく、UQコミュニケーションズの回線を使用しているため、SIMフリー端末でも使用することができます。
ただし、対応していない周波数帯を使用している場合は、通信ができないことがあります。
ドコモのメールが引き継げない原因は?
ドコモのメールアドレスを楽天モバイルに引き継ぐ場合、31日以内に持ち運び手続きを忘れた場合や、設定がきちんとできていない場合は引き継げません。
引き継ぎの手続きを忘れた場合は、ドコモの利用を停止する前に楽天モバイルへ手続きをする必要があります。
また、設定がうまくできていない場合は、楽天モバイルのサポートセンターに問い合わせることで解決できます。
店舗受け取りにかかる日数は?
楽天モバイルの端末を実店舗で受け取る場合は、事前に電話予約または来店予約の電話をする必要があります。
予約後は、通常であれば最短で翌日から受け取ることができますが、店舗受け取りにかかる日数は、手続き完了後に商品が入荷するまでの期間によって異なります。
通常は、数日から1週間ほどで商品が入荷し、受け取りが可能になります。
ドコモと楽天モバイルは併用できるか?
ドコモと楽天モバイルは、同じ端末で同時に利用することはできません。
ただし、デュアルSIMにより、ドコモを本回線、楽天モバイルをサブ回線にすることで、2つの回線を1台の端末で使い分けることができます。
ただし、デュアルSIMに対応していない端末を使っている場合はこの方法は使えません。
また、端末によっては同時に利用することができる回線のバンドが限られている場合があるため注意が必要です。
事前に端末の仕様を確認してから、利用する回線を決めることが大切です。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えてお得に格安SIMを楽しもう!
この記事では、ドコモから楽天モバイルに乗り換える手順やおすすめのタイミングについて解説してきました。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えるベストタイミングは以下の2つです。
おすすめのタイミング
そして、楽天モバイルでは、最新のiPhone15をはじめとするSIMフリー端末が購入でき、他の格安SIMと比較しても低価格で利用できる点が魅力的です。
また、ドコモと楽天モバイルはデュアルSIMにより併用することができるなど、ポイントを押さえた上でドコモから楽天モバイルに乗り換えることで、よりお得に格安SIMを楽しむことができます。
楽天モバイルは、安価な料金プランや高速通信、充実したサポートなど、魅力的なサービスが盛りだくさんです。
ぜひ、ドコモユーザーの方は楽天モバイルへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
無制限プランがお得!
通常だと他社から乗り換えをする場合、MNP予約番号を取得する必要があります。