昨今の格安SIMのブームもあり、格安SIMへの乗り換えでスマホの月額料金が大幅に下がった方も多いでしょう。
株式会社MM総研の調査によると、スマホユーザーの月間データ通信量の平均は8.95GBです。
本記事では、平均データ通信量をカバーしている、楽天モバイルのRakuten最強プランとドコモの新プランeximoの比較を解説します。
この記事でわかること
- eximoと楽天モバイルを6つの点で比較→価格重視なら楽天モバイル、電波や通話の質重視ならeximo
- eximoと楽天モバイルのデメリットを解説→erimo価格が割高、楽天モバイル電波に対する不安や実店舗の少なさ
- eximoと楽天モバイルはこんな人におすすめ!→データ容量を気にせず使いたい方
両プランは共に、1GB~無制限の範囲をカバーしており、データ使用量によって料金が変わる従量課金制をとっている点で、非常に類似しています。
今回のように他社比較をすることで、各プランのメリットとデメリットが理解できるでしょう。
どのような人におすすめかも紹介するので、参考にしてください。
データ高速無制限の最強プラン
eximoと楽天モバイルを徹底比較
格安SIMの比較には、料金プランやキャンペーン、通信エリアの違いなどの比較が必要です。
本記事では、以下の6つを解説します。
それぞれの比較内容を確認して、ご自身にあったプランを選択しましょう。
料金プランを比較
画像引用元/楽天モバイル公式サイト
Rakuten最強プランとeximoの料金比較の結果、プランは似ていますが、料金はRakuten最強プランの方が圧倒的に安いです。
以下の表に、楽天モバイルのRakuten最強プランと、eximoの料金プランをまとめました。
~1GB | ~3GB | 3GB~無制限 | 20GB~無制限 | |
---|---|---|---|---|
Rakuten最強プラン | – | 1078円 | 2178円 (3GB~20GB) |
3278円 |
eximo | 4565円 | 5665円 (1GB~3GB) |
7315円 | – |
※表の中は全て税込表記
Rakuten最強プランとeximoはどちらも、使用量に応じて料金が変化する従量課金制が取られています。
Rakuten最強プランは20GB、eximoは3GBを超過後は、定額でデータが使い放題である点も同様です。
プランは似ていますが、料金に関してはRakuten最強プランの方が圧倒的に安いことがわかります。
ただし、eximoには条件によって割引が複数適用されます。
・ドコモ光セット割/home5Gセット割 1100円/月割引
・dカードお支払割 187円/月割引
割引適用後のeximoの料金は以下の通りです。
eximo料金プラン | ~1GB | 1GB~3GB | 3GB~無制限 |
---|---|---|---|
割引適用後月額 | 2178円 | 3278円 | 4928円 |
※表の中は全て税込表記
割引により大幅に月額料金は下がりますが、それでも楽天モバイルの方が安いです。
Rakuten最強プランは楽天モバイルが2023年に発表した新プランです。
新プランでは、制限があったパートナー回線(au回線)の利用が無制限になりました。
使いやすくなっただけでなく、新プランへの移行で値上げがなかった点も大きなメリットと言えます。
データ高速無制限の最強プラン
通話料と通話オプションを比較
画像引用元/ドコモ公式サイト
結論は、無制限で無料通話をしたい方は楽天モバイル、有料でも高品質のかけ放題を望む方はeximoがおすすめです。
楽天モバイルとeximoでは、それぞれ通話料や通話オプションの種類が異なるため、別々に紹介します。
以下の表に楽天モバイルの通話料・通話オプションをまとめました。
楽天モバイル通話料・通話オプション | 月額料金 |
---|---|
Rakuten Linkアプリ使用時の国内通話料 | 無料 |
OS標準電話アプリ使用時の国内通話料 | 22円/30秒 |
15分かけ放題 | 1100円 |
※表の中は全て税込表記
楽天モバイルのメリットは、Rakuten Linkアプリの使用で通話料が無料になる点です。
Rakuten Linkアプリの使用料金は月額料金に含まれているため、実質0円で通話が可能です。
繋がりやすさや音声品質を重視する方は、標準電話アプリを使用できる15分かけ放題オプションの利用をおすすめします。
続いて、eximoの通話料・通話オプションが以下の表です。
eximoモバイル通話料・通話オプション | 料金 |
---|---|
国内通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 1980円 |
5分かけ放題 | 880円 |
※表の中は全て税込表記
eximoは、月額1980円で無制限のかけ放題が利用可能です。
楽天モバイルのRakuten Linkアプリでは0円で通話し放題ですが、通信品質が標準電話アプリと比べ、やや劣っている事実があります。
長時間通話の機会が頻繁にあり、高品質な通話をしたい方は、eximoのかけ放題プランがおすすめでしょう。
乗り換えキャンペーンを比較
楽天モバイル・eximoへの乗り換え時に適用できるキャンペーンを比較してみましょう。(2024年4月現在)
まず、楽天モバイルの乗り換えキャンペーンを紹介します。
楽天モバイルキャンペーン
・スマホそのまま乗り換えキャンペーン
特典:他者からの乗り換えで&初めてのお申し込みで6,000ポイントプレゼント
・楽天モバイルお申し込み&対象製品購入で値引きキャンペーン
特典:楽天モバイルへ申し込み&対象製品購入で26,930円値引き2回線以降も対象
・iPhone トク得乗り換えキャンペーン
特典:対象iPhone購入+初めて申し込み+他者から番号そのまま乗り換えで、最大32,000円相当お得
・スマホトク得乗り換えキャンペーン
特典:楽天モバイルへ初めての申し込み+他者から電話番号そのまま乗り換え+対象のスマホ購入で、最大19,000ポイント還元 他者から乗り換え以外は最大8,000ポイント還元
・【ショップ限定】楽天モバイルもう1回線お申し込みキャンペーン
特典:楽天モバイルショップにてもう1回線お申し込みで3,000ポイントプレゼント
続いて、eximoの乗り換えキャンペーンです。
eximo乗り換えキャンペーン
・オンラインショップ限定5G WELCOME割
特典:eximoに乗り換え+対象機種購入で最大16,500円値引+最大5,000dポイント還元
・5G WELCOME割
特典:eximoに乗り換え+対象機種購入で最大44,000の割引または最大30,000dポイント還元
・【オンラインショップ】SIMのみ乗り換えで10,000dポイント
特典:SIMのみ乗り換えで10,000ポイント
・eximoのプラン適用でポイントプレゼントキャンペーン
特典:erimoの対象プランに申し込むと2,000dポイントプレゼント
通信速度やエリアを比較
通信速度やエリアを比較した結果、エリアはeximo・楽天モバイルともに国内全域を網羅していますが、屋内など楽天モバイルには繋がりづらい場所があります。
以下の表に楽天モバイルとeximoの通信速度や対応エリアをまとめました。
楽天モバイル | eximo | |
---|---|---|
使用回線 | ・楽天 ・au(パートナー回線) |
ドコモ |
対応エリア | 国内全域 | 国内全域 |
通信速度(2023年10月17日測定) | 59.8Mbps | 56.5Mbps |
※回線速度はアプリポで測定
通信速度と対応エリアに関しては、ほとんど差異はありませんでした。
1点注目して頂きたいのが楽天モバイルの使用回線についてです。
楽天は自社回線の拡大によって、大手キャリアの仲間入りをしました。
しかし、楽天モバイルはローバンドと呼ばれる低周波数帯を自社回線に利用しているため、障害物に弱く、電波の届く距離が短いです。
そのため、大手キャリアが使用しているプラチナバンドに比べ、繋がりにくさを感じます。
この特性を補うために、楽天モバイルはパートナー回線として、プラチナバンドであるauの回線も利用しています。
2つの回線を利用している楽天モバイルですが、楽天回線に繋がる屋内や遮蔽物間などでは、au回線に比べて電波が悪くなってしまう場合があります。
この点を考慮すると、通信速度に関しては、eximoの方が利便性が高いです。
格安SIM 速度比較を調べると、各社によって通信速度には開きがあります。
通信速度は、スマホの利便性を考えるうえで、大きな要素なので、ご自身の利用状況にあわせて最適なプランを選択しましょう。
対応端末を比較
eximoと楽天モバイルの対応端末数を比較すると、楽天モバイルが170機種、eximoが128機種でした。
楽天モバイルに対応している端末は、以下の通りです。
楽天モバイル対応端末
・aiwa tab AB10L
・iPhone 15 Pro Max
・iPhone 15 Pro
・iPhone 15 Plus
・iPhone15
・iPhone 14 Pro Max
・iPhone 14 Pro
・iPhone 14 Plus
・iPhone 14
・iPhone 13 Pro Max
・iPhone 13 Pro
・iPhone 13
・iPhone13mini
・iPhone SE(第3世代)
・iPhone 12 Pro Max
・iPhone 12 Pro
・iPhone 12
・iPhone 12 mini
・iPhone SE(第2世代)
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11
・iPhone XS
・iPhone XS Max
・iPhone XR
・iPhone X
・iPhone 8 plus
・iphone 8
・iPhone 7 plus
・iPhoen 7
・iPhone SE
・iPhone 6s plus
・iPhone 6s
・Apple Watch Series 3
・Apple Watch Series 4
・Apple Watch Series 5
・Apple Watch Series 6
・Apple Watch SE
・Apple Watch Series 7
・Apple Watch Series 8
・Apple Watch Series 9
・Apple Watch SE(第2世代)
・Apple Watch Ultra
・Apple Watch Ultra 2
・ROG Phone 5
・ROG Phone 5s
・ROG Phone5s Pro
・ROG Phone 6
・ZenFone 7
・ZenFone 7 Pro
・ZenPhone 8
・ZenPhone 8 Flip
・ZenPhone 9
・ZenPhone 10
・BALMUDA Phone X01A
・arrows RX
・arrows BZ02
・Pixel 4
・Pixel 4 XL
・Pixel 4a
・Pixel 4a(5G)
・Pixel 5
・Pixel 5a(5G)
・Pixel 6
・Pixel 6a
・Pixel 6 Pro
・Pixel 7
・Pixel 7a
・Pixel 7 Pro
・Pixel 8
・Pixel 8 Pro
・Pixel Fold
・HP Chromebook x360 13c
・HP Chromebook x2 11
・HUAWEI nova 5T
・HUAWEI nova lite 3
・HUAWEI P30 lite
・M2000
・ThinePad X1 Nano Gen1
・ThinkPad X1 Carbon Gen 9
・ThinkPad X1Yoga Gen 6
・ThinkPad X13s Gen1
・motorola edge 20
・moto g32
・Aterm MP02LN
・Aterm MR05LN RW
・Aterm MR51FN
・Nothing Phone(1)
・Nothing Phone(2)
・AX7
・Find X
・Find X3 Pro
・OPPO A5 2020
・OPPO A54 5G
・OPPO A55s 5G
・OPPO A73
・OPPO A77
・OPPO A79 5G
・OPPO Reno A 128GB
・OPPO Reno3 A
・OPPO Reno5 A
・OPPO Reno7 A
・OPPO Reno9 A
・OPPO Reno10 Pro 5G
・R17 Pro
・Reno 10x Zoom
・Galazy A7
・Galaxy A23 5G
・Galaxy M23 5G
・Galaxy Note10+
・Galaxy S10
・Galaxy S23
・Galaxy Z Flip4
・AQUOS R compact SH-M06
・AQUOS R2 compact SH-M09
・AQUOS R5G
・AQUOS R6 SH-M22
・AQUOS sense lite SH-M05
・AQUOS sense lite SH-M07
・AQUOS sense2 SH-M08
・AQUOS sense3 lite SH-RM12
・AQUOS sense3 plus SH-M11
・AQUOS sense3 plus SH-RM11
・AQUOS sense3 SH-M12
・AQUOS sense4 SH-M15
・AQUOS sense4 lite SH-RM15
・AQUOS sense4 plus SH-M16
・AQUOS sense5G SH-M17
・AQUOS sense6 SH-RM19
・AQUOS sense6 SH-M19
・AQUOS sense6s SH-RM19s
・AQUOS sense7 SH-M24
・AQUOS wish SH-M20
・AQUOS wish3 SH-M25
・AQUOS zero SH-M10
・AQUOS zero2 SH-M13
・AQUOS zero6 SH-RM18
・Xperia 1 Ⅳ
・Xperia 1Ⅴ
・Xperia 5 Ⅲ
・Xperia 5 Ⅳ
・Xperia 5 Ⅴ
・Xperia 10 Ⅲ Lite
・Xperia 10 Ⅳ
・XperiaⅤ
・Xperia Ace
・Xperia PRO-I
・VAIO SX12
・VAIO ProPJ
・VAIO SX14
・VAIO ProPK
・POCO F4 GT
・Redmi Note 11
・Redmi NOte 11 Pro 5G
・Mi Note 10 Lite
・Redmi Note 10T
・Mi 11 Lite 5G
・Xiaomi 11T Pro
・ZTE Cute Wi-Fi
・Rakuten BIG s
・Rakuten BIG
・Rakuten Hand
・Rakuten Hand 5G
・Rakuten Mini
・Rakuten WiFi Pocket
・Rakuten WiFi Pocket 2B
・Rakuten WiFi Pocket 2C
続いて、eximoの対応端末です。
eximo 5G通信対応端末
・iPhone 14 Pro Max
・iPhone 14 Pro
・iPhone 14 Plus
・iPhone 14
・iPhone 13
・iPhone 13 mini
・iPhone13 Pro
・iPhone 13 Pro Max
・iPhone 12 Pro Max
・iPhone 12 Pro
・iPhone 12
・iPhone SE(第3世代)
・Google Pixel 8 Pro
・Google Pixel 8
・Google Pixel Fold
・Google Pixel 7a
・Galaxy Z Flip5 SC-54D
・Galaxy Z Fold5 SC-55D
・Galaxy S23 SC-51D
・Galaxy S23 Ultra SC-52D
・Galaxy A54 5G SC-53D
・Galaxy Z Flip4 SC-54C
・Galaxy Z Fold4 Sc-55C
・Galaxy A23 5G SC-56C
・Galaxy S22 SC-51C
・Galaxy A53 5G SC-53C
・Galaxy A22 5G SC-56B
・Xperia 5 V SO-53D
・Xperia 1 V SO-51D
・Xperia 10 V SO-52D
・Xperia 5 Ⅳ SO-54C
・Xperia 10 Ⅳ SO-52C
・Xperia Ace Ⅲ SO-53C
・Xperia 1 Ⅳ SO-51C
・Xperia 5 Ⅲ SO-53B
・Xperia 1 Ⅲ SO-51B
・Xperia 1 Ⅱ SO-51A
・AQUOS sense8 SH-54D
・AQUOS R8 pro SH-51D
・AQUOS R8 SH-52D
・AQUOS wish SH-53D
・AQUOS sense7 SH-53C
・AQUOS R7 SH-52C
・AQUOS wish2 SH-51C
・AQUOS sense6 SH-54B
・arrows N F-51C
・arrows We F-51B
eximo 4G通信対応端末
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11
・iPhone XS MAX
・iPhone XS
・iPhone XR
・iPhone X
・iPhone 8 Plus
・iPhone 8
・iPhone 7 Plus
・iPhone 7
・iPhone 6s
・iPhone 6 Plus
・iPhone 6
・iPhone SE(第2世代)
・iPhone SE(第1世代)
・Xperia Ace Ⅱ SO-41B
・Xperia 10 Ⅱ SO-41A
・Xperia 5 SO-01M
・Xperia 1 SO-03L
・Xperia Ace SO-02L
・Xperia XZ3 SO-01L
・Xperia XZ2 Compact SO-05K
・Xperia XZ2 Premium SO-04K
・Xperia XZ2 SO-03K
・Xpiria XZ1 Compact SO-02K
・Xperia XZ1 SO-01K
・Xperia XZ Premium SO-04J
・Xperia XZs SO-03J
・Xperia X Compact SO-02J
・Xperia XZ SO-01J
・Xperia X Performance SO-04H
・Xperia Z5 Premiumu SO-03H
・Xperia X5 Compact SO-02H
・Xperia X5 SO-01H
・Xperia A4 SO-04G
・Xperia Z4 SO-03G
・Xperia(TM) Z3 Compact SO-02G
・Xperia Z3 SO-01G
・Xperia X2 SO-03F
・arrows Be4 Plus F-41B
・arrows Be4 F-41A
・arrows Be3 F-02L
・arrows Be F-04K
・arrows NX F-01K
・arrows NX F-01J
・Galaxy A21 SC-42A
・Galaxy A41 SC-41A
・Galaxy A20 SC-02M
・Galaxy Note10+Star Wars Special Edition SC-01M
・Galaxy Note10+SC-01M
・Galaxy S10+ Olympic Edition SC-05L
・Galaxy S10+ SC-04L
・Galaxy S10 SC-03L
・Galaxy Feel2 SC-02L
・Galaxy Note9 SC-01L
・Galaxy S9+ SC-03K
・Galaxy S9 SC-02K
・Galaxy Note8 SC-01K
・Galaxy S8 SC-03J
・Galaxy S8 SC-02J
・LG VELVET L-52A
・LG V60 ThinQ 5G L-51A
・LG style3 L-41A
・LG style2 L-01L
・LG style L-03K
・V30+ L-01K
・AQUOS sense4 SH-41A
・AQUOS sense3 SH-02M
・AQUOS zero2 SH-01M
・AQUOS R3 SH-04L
・AQUOS sense2 SH-01L
・AQUOS R2 SH-03K
・AQUOS sense SH-01K
・AQUOS R SH-03J
・HUAWEI P30 Pro HW-02L
・HUAWEI P20 Pro HW-01K
・Google Pixel 3a
・Google Pixel 3XL
・Google Pixel 3
・M Z-01K
auとソフトバンクのサブブランドとの比較
画像引用元/UQモバイル公式サイト
大手キャリアのサブブランドとも比較しました。
ドコモのeximoと同じく、大手キャリアのソフトバンクとauにも格安プランを提供するサブブランドがあります。
そうなると、どこのプランを選ぼうかと悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、他の大手キャリアのサブブランドが提供する格安プランに値するプランがあります。
2021年から提供されている格安プラン「alamo」に加え2023年7月から「eximo」と「iruma」のサービスが開始となりました。
3つともドコモの格安プランですが、それぞれ違いがあります。
「irumo・eximo・ahamoを比較」した記事があるので内容を確認してみましょう。
この記事では、楽天モバイル・eximo・povo・UQモバイルの4プランについて比較してみます。
楽天モバイル | eximo | povo | UQモバイル | |
料金プラン | ・~3GB:1078円 ・3GB~20GB:2178円 ・20GB~無制限:3278円 |
・~1GB:4565円 ・1GB~3GB:3278円 ・3GB~無制限:7315円 |
基本使用料0円 データトッピング ・1GB:390円 ・3GB:990円 ・20GB:2700円 ・60GB:6490円 ・150GB:12980円 ・300GB:9,834円 |
・4GB:2,365円 ・15GB:2,178円(1GB以下 990円) ・20GB:2,970円 ・100GB:4,980円 |
---|---|---|---|---|
通話料 | Rakuten Linkアプリ使用時:無料 OS標準電話アプリ使用時:22円/30秒 |
22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 ※コミコミプラン(20GB)では、10以内の国内通話は無料 |
通話オプション | 15分かけ放題:1100円 | ・かけ放題:1980円 ・5分かけ放題:880円 |
・かけ放題:1650円 ・5分かけ放題:550円 |
・かけ放題:1980円 ・10分かけ放題:880円 ・通話パック(60分/月):550円 |
通信速度 | 59.8Mbps | 56.5Mbps | 52.0Mbps | 54.7Mbps |
※表の中は全て税込表記
※回線速度はアプリポで測定
1GB 格安SIM・3GB 格安SIMを見ると、povoのデータトッピングが他に比べて安価だとわかります。
対して格安SIM 無制限の比較では、楽天モバイルの料金3278円が他を圧倒していることがわかりました。
また、無制限のかけ放題オプションの料金では、povoの1650円が最安値という結果となりました。
データ高速無制限の最強プラン
eximoと楽天モバイルのデメリット
eximoには「かけ放題が有料」や「割引を適用しないと月額料金が高い」などのデメリット、楽天モバイルには「場所によって電波が悪い」や「実店舗が少ない」というデメリットがあります。
デメリットを把握することで、どちらのプランに乗り換えるべきかの参考にしてみてください。
eximoと楽天モバイルのデメリット
・eximo | かけ放題が有料
・eximo | 割引なしやデータ使用量が少ないと月額が割高
・eximo | 5G対応端末しか利用できない
・楽天モバイル | 場所によって電波が悪い場合がある
・楽天モバイル | プランやサービスが突然変わる可能性がある
・楽天モバイル | 他キャリアより実店舗が少ない
それぞれ詳しく解説していきます。
eximo | かけ放題が有料
eximoのデメリットに、かけ放題が有料である点が挙げられます。
通話料と通話オプションを比較でも解説したように、eximoのかけ放題オプションはいずれも有料です。
eximoかけ放題オプション | 料金 |
---|---|
かけ放題 | 1980円 |
5分かけ放題 | 880円 |
※表の中は全て税込表記
対して楽天モバイルには、Rakuten Linkアプリが初期実装されており、アプリを使えば実質無料で通話し放題です。
LINE通話など、eximoユーザーでも利用できる無料通話サービスは存在します。
しかし、無料通話サービスでは、繋がりづらかったり突然通話が切れてしまったりというような、不具合が頻発することも否めません。
OS標準電話アプリに比べると通話品質は劣りますが、Rakuten Linkアプリの無料通話は楽天モバイルの肝いりのサービスのため、品質は担保されています。
低価格で、ある程度の通話品質を楽しみたい方には、楽天モバイルがおすすめと言えるでしょう。
eximo | 割引なしやデータ使用量が少ないと月額が割高
画像引用元/ドコモ公式サイト
eximoの料金設定は割引適用が前提になっており、通常料金は割高となっています。
楽天モバイルはもちろん、povoやUQモバイルと比較しても割引前の月額料金は、
「高すぎる、請求内容がおかしいんじゃないの?」
と思われても仕方のない料金となっています。
eximoの割引前と割引後の料金は以下の通りです。
eximo料金プラン | ~1GB | 1GB~3GB | 3GB~無制限 |
---|---|---|---|
割引適用前月額 | 4565円 | 5665円 | 7315円 |
みんなドコモ割 | -1100円 | ||
ドコモ光セット割/home 5G セット割 | -1100円 | ||
dカードお支払割 | -187円 | ||
割引適用後月額 | 2178円 | 3278円 | 4928円 |
※表の中は全て税込表記
「みんなドコモ割」は、家族内で利用しているドコモ回線の数に応じて割引されるサービスです。
家族2人でドコモを利用している場合は550円、3人以上が利用している場合は1100円が月額料金から割引されます。
「ドコモ光セット割」はドコモのスマホとドコモ光、「home 5G セット割」はスマホとホームルーターというように、スマホとインターネットサービスを同時契約している場合に1100円割引されるサービスです。
最後の「dカードお支払割」については、月額料金をdカードに設定することで187円の割引を受けることができます。
このように、eximoに適用可能な割引は、3つとも他サービスの利用という条件付きとなります。
家族内でドコモユーザーが自分のみの場合や、ドコモとは関係のないインターネット環境を使っている場合など、必ずしも割引を受けれる訳ではない点はデメリットと言えるでしょう。
eximo | 5G対応端末しか利用できない
eximoは5G未対応端末でも利用できますが、5G対応端末でしかeximoの5G通信は利用できません。
eximoは5G通信に対応したプランとなっており、5GとXi(4G/LTE)両方のエリアに対応しています。
Xi(4G/LET)エリアでも、現状では使用時に不便と感じることはほぼないと言ってよいでしょう。
しかし、今後の5G通信の拡大に伴って、使用できるサービスの数や品質に、差が出てくることは十分にあり得ます。
eximoへの乗り換えをする際は、利用する端末が5G通信に対応しているかを確認することをおすすめします。
楽天モバイル | 場所によって電波が悪い場合がある
画像引用元/楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルを使用していると、建物や地下に入った際などに電波が悪くなることがあります。
自社回線を保有する楽天モバイルでは、大手3キャリアと同様に、全国各地に基地局の設置を進めてきました。
2024年4月現在、47都道府県すべてのエリアに楽天回線エリアは拡大しており、日本全国で楽天回線での通信が可能です。
楽天モバイルのユーザーは、楽天回線とパートナー回線であるau回線の両方を使用します。
エリアの拡大に伴い、楽天モバイルを使用する際に楽天回線に繋がることが、以前よりも多いです。
努力して拡大を続けてきた楽天回線エリアですが、拡大がユーザーにとってのデメリットとなっている部分もあります。
通信速度やエリアを比較でも紹介したように、ローバンドを使用している楽天回線では、建物内や遮蔽物の間では電波が届きにくいです。
楽天モバイルに関しては以前より、電波が悪いというユーザーの声が頻繁に挙がっていました。
電波に関するデメリットは、改善策が講じられるのを期待しましょう。
楽天モバイル | プランやサービスが突然変わる可能性がある
画像引用元/楽天モバイル公式サイト
楽天モバイルの便利なサービスが、突然変更される可能性も考慮しておく必要があります。
楽天モバイルは、楽天グループが提供するサービの一つです。
日本経済新聞によると、楽天グループの2023年12月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が3394億円の赤字でした。
三木谷浩史社長は会見で「さまざまな資金繰りの改善計画によって2024年度以降のファイナンスについても基本的にはそれほど心配することはないと考えている」と述べています。
SBI証券の森行眞司シニアアナリストは、「勝負のための原資を用意できるかが焦点だったが、それができると分かった。フェーズが変わった」と見通しは明るいです。
しかし、楽天グループの変化に伴い、楽天モバイルのサービス内容が、突如変更される可能性は十分に考えられます。
Rakuten Linkアプリの無料通話や、定額でのデータ無制限利用など、ユーザーにとって有難い限りのサービスが終わりを迎えてしまう可能性も0ではないと言えるでしょう。
楽天モバイル | 他キャリアより実店舗が少ない
自社回線導入に伴い、キャリアの仲間入りを果たした楽天モバイルですが、大手3キャリアと比較すると実店舗の数が少ないことは明白です。
大手3キャリアと楽天モバイルの店舗数は以下の通りです。
キャリア | 店舗数 |
---|---|
ソフトバンク | 2237 |
NTTドコモ | 2208 |
au | 2135 |
楽天モバイル | 1173 |
※参考:BUSINESS NETWORK2023年2月時点
契約や端末購入など、ほとんどの手続きがWEB上で行えるとは言え、実店舗の数が少ないのは大きなデメリットです。
特に、スマホ操作になれていない高齢者の方や初めてスマホを購入する若い方であれば、実店舗での手続きやサポートを受けたいというのが当然の心理でしょう。
eximoと楽天モバイルがおすすめな方
ここからは、どのような方にeximoや楽天モバイルがおすすめなのかを解説していきます。
eximoや楽天モバイルがおすすめなのは、以下の項目に該当する方です。
eximoと楽天モバイルがおすすめな方
・データ容量を無制限で使いたい方にはeximoと楽天モバイルがおすすめ
・月毎に使用データ量が増減する方にはeximoと楽天モバイルがおすすめ
・家族でドコモを使う方にはeximoがおすすめ
・楽天ポイントを活用したい方には楽天モバイルがおすすめ
それぞれ解説します。
データ容量を無制限で使いたい方にはeximoと楽天モバイルがおすすめ
eximoと楽天モバイルはともに、データ使用量無制限のプランが用意されているため、データ使用量が多い方におすすめです。
eximoでは「3GB~無制限」のプランが月額7315円(割引適用後で4928円)、楽天モバイルでは「20GB~無制限」のプランが月額3278円という料金体系となっています。
動画視聴を思う存分楽しみたい方や、仕事や学校などで1日中オンライン作業をする方にとって、大容量プランがあるのは大きなメリットと言えるでしょう。
低容量を低価格で提供するというビジネスモデルを採っている格安SIMでは、基本的にデータ使用量無制限のプランは提供していません。
中には、無制限プランを提供している格安SIMもありますが、通信速度に制限がある場合がほとんどです。
高速通信のまま無制限でデータを使用できるプランには、以下の4つしかありません。
高速データ通信無制限プランのあるキャリア(プラン)
・au(使い放題MAX)
・povo(データ使い放題 ※24時間)
・ドコモ(eximo)
・楽天モバイル(Rakuten最強プラン)
上記の4プランの料金一覧を表で紹介します。
キャリア(プラン) | 月額料金 |
---|---|
au(使い放題MAX) | 7238円(割引適用後:4928円) |
povo(データ使い放題 ) | 330円/回(24時間) |
ドコモ(eximo) | 7313円(割引適用後:4928円) |
楽天モバイル(Rakuten最強プラン) | 3278円 |
※表の中は全て税込表記
このように、高速データ通信無制限に関しては、大手キャリアが独占しているのが現状です。
月毎に使用データ量が増減する方にはeximoと楽天モバイルがおすすめ
月毎でデータ使用量が大幅に増減する方には、eximoと楽天モバイルがおすすめです。
以下の表のように、eximoと楽天モバイルは、使用データ量によって段階的に料金が変動する従量課金制となっています。
~1GB | ~3GB | 3GB~無制限 | 20GB~無制限 | |
---|---|---|---|---|
Rakuten最強プラン | – | 1078円 | 2178円 (3GB~20GB) |
3278円 |
eximo | 4565円 | 5665円 (1GB~3GB) |
7315円 | – |
※表の中は全て税込表記
両プランともに、使用したデータ量によって月額料金が決まるため、月額料金を抑えやすいという特徴があります。
高速データ通信の無制限利用に加えて、従量課金制を採っているのは、数あるスマホプランの中でもeximoと楽天モバイルのみとなっています。
家族でドコモを使う方にはeximoがおすすめ
家族内の複数人がドコモユーザーの場合、「ファミリー割引」と「みんなドコモ割」の2つの割引を適用できます。
「ファミリー割引」を適用すると、家族間の国内通話が最大20回線まで無料になります。
さらに、ファミリー割引内でグループを組むと、最大1100円の割引となる「みんなドコモ割」も同時に適用が可能です。
「みんなドコモ割」では、家族2人でドコモを利用する場合は550円、3人以上で利用する場合は1100円が月額料金から割引されます。
家族内での通話頻度が少ない方でも単純に月額料金を下げられるため、可能であれば適用したほうが良いでしょう。
楽天ポイントを活用したい方には楽天モバイルがおすすめ
画像引用元/楽天カード公式サイト
複数の楽天サービスを利用することで取得可能な「楽天ポイント」を使えば、楽天モバイルの月額料金を大幅に抑えることが可能です。
楽天市場や楽天カードなど、楽天グループのサービス利用で取得できるのが「楽天ポイント」です。
貯まった楽天ポイントは1ポイント=1円相当で、楽天市場はもちろん、コンビニやスーパーでの買い物で使用できます。
また、楽天市場の買い物でポイントがアップする「SPU(スーパーポイントアップ)」というシステムがあります。
SPUは、楽天の対象サービスを利用すると最大15.5倍まで取得ポイントを増やすことが可能です。
SPUの対象サービスの1つには、楽天モバイルも含まれています。
そのため、楽天モバイルを利用しつつ楽天ポイントを活用することで、月額料金を実質下げられるでしょう。
ポイント還元率の変更が頻繁にあり、「改悪」と揶揄されることの多い楽天サービスですが、実際に楽天経済圏を利用しているユーザーの楽天モバイル 評判はまだまだ高いです。
楽天ポイントを上手に活用して、お得に楽天モバイルを使いましょう。
データ高速無制限の最強プラン
eximoと楽天モバイルに関するよくある質問
eximoと楽天モバイルに関する以下の質問に回答します。
eximoと楽天モバイルに関するよくある質問
・楽天モバイルの2年目以降の料金はいくらですか?
・楽天モバイルから乗り換えるのにおすすめなプランは何ですか?
・eximioと楽天モバイルはテザリングでデータ容量は無制限ですか?
・楽天モバイル端末は他の格安SIMでも使えますか?
eximoと楽天モバイルについて、他プランへの乗り換えや料金に関する質問が中心です。
それぞれ回答します。
楽天モバイルの2年目以降の料金はいくらですか?
楽天モバイルでは、2年目以降も月額料金は変化しません。
今後、プランの変更等がない限り、2年目になっても現在と同じプランであれば料金は同じです。
しかし、データ使用量やオプションの有無などで、月額料金は変わります。
楽天モバイル公式サイトでは、料金シュミレーションによって実際の金額を調べることも可能です。
楽天モバイルから乗り換えるのにおすすめなプランは何ですか?
楽天モバイルから乗り換えるのにおすすめなプランは、auの低料金プランであるpovoです。
楽天モバイルからpovoへの乗り換えをおすすめする理由として、以下の2点があります。
・必要な分だけデータ量を追加する「データトッピング」機能がある
これらの特徴は、従量課金制である楽天モバイルの代わりとしては、最適のプランと言えるでしょう。
povoのデメリットとしては、オンライン専用ブランドである点です。
楽天モバイルとは違い、契約やデータ移行などのサポートを店舗で受けられません。
オンラインでの操作が苦手な方にとっては、大きな懸念点でしょう。
楽天モバイル 乗り換えに関しては、データ量や店舗サポート以外にも、通話料や特典など、様々な判断材料が必要になります。
しっかり確認したうえで、スマホの乗り換えを行いましょう。
eximioと楽天モバイルはテザリングでデータ容量は無制限ですか?
eximo・楽天モバイルともに、テザリングのデータ容量は無制限です。
テザリングとは、インターネット接続されている機器にパソコンやゲーム機などの外部機器を接続して、インターネットを利用する機能です。
スマホと外部機器をテザリングするには、以下の3つの方法があります。
・USBテザリング
・Bluetooth®テザリング
このように、有線・無線の両方を利用できます。
データ無制限というメリットを、存分に活用しましょう。
楽天モバイル端末は他の格安SIMでも使えますか?
楽天モバイルで購入した端末は、povoやUQモバイルなど、他の格安SIMでも使えます。
各社毎に対応端末は異なるため、公式サイトで確認してから乗り換えるようにしましょう。
eximoよりお得な楽天モバイルにスマホ乗り換えよう
本記事では、eximoと楽天モバイルの比較を解説しました。
この記事のまとめ
・eximoと楽天モバイルの比較→どちらも従量課金制で月額料金が抑えやすい
・eximoと楽天モバイルのデメリット→eximoはかけ放題が有料・楽天モバイルは無料だが電波が繋がりづらい
・eximoと楽天モバイルがおすすめな人→eximoも楽天モバイルもデータ容量無制限
eximoと楽天モバイルはともに、使用したデータ量によって月額料金が決まる従量課金制です。
さらに、一定のギガ数を超えた後も高速データ通信を無制限で使える点は、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
2つのプランを比較した結果、月額料金や無料通話の点などでは、楽天モバイルに軍配が上がりました。
なにかと話題に上がることの多い楽天モバイルですが、プランのシンプルさや料金の低さなど、数ある格安SIMの中でもユーザーにとってメリットの大きいキャリアであることがわかりました。
興味を持たれた方は、楽天モバイルへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
データ高速無制限の最強プラン
格安SIM キャンペーンの比較については単純に比較するのが難しいため、ご自身の状況に合わせてメリットがある方を選択してください。