かつてスマホや携帯電話の提供は、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3社がほとんどのシェアを占めていました。
現在は打って変わって、無数の通信事業者がしのぎを削っており、各事業者ごとに独自のプランを展開しています。
「スマホの月々の支払いの平均はどれくらいなの?」
「1か月の支払いが1万円を超えるのは高すぎる?」
様々な選択肢が増えた現在、このような疑問を持っている方もいることでしょう。
そこで本記事では、ユーザーの利用状況ごとに分けて、スマホ代の平均がどの程度なのかを解説していきます。
スマホ代が高くなってしまう原因や、お得な格安SIMなども紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 状況別のスマホ代平均額世帯構成ごとに異なり、一人暮らしが最も高くなる
- データ容量別スマホ代平均額大容量は大手キャリア中心で高い
- スマホ代が高くなる原因大手キャリアを使うと高くなる
- スマホ代を安くできる格安SIM楽天モバイルは定額でデータ使用量無制限
一般ユーザーの実際のスマホ代を知ることで、ご自身のスマホ代を改善する参考にもなるでしょう。
また、povoやLINEMOなどの格安SIMは、うまく活用することで月々の支払い額を大きく下げることが可能です。
ご自身のスマホの利用状況も理解したうえで、スマホをお得に利用しましょう。
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携帯代の平均はいくら?状況別の平均額
MMD研究所が2023年9月に行った調査によると、1人あたりのスマホ料金(通信+通話代)の平均は、大手4キャリアで平均4,691円、MVMOで平均1,634円となっていました。
菅前首相が公約として掲げた「携帯電話料金の値下げ」政策によって、2018年以降、携帯代の平均額は段階的に下がっていく事になります。
かつては、携帯代が1万円前後であることは当然のこととして受け入れられていました。
それが現在では、5,000円を切るほどまで減少するに至ったのです。
過去の背景も頭に入れたうえで、携帯代の平均額を世帯構成別に見ていきましょう。
それぞれの平均額を知ることで、ご自身の携帯代を改善できるきっかけになるかもしれません。
一人暮らしの携帯代の平均
総務省が公表している「家計消費状況調査」によると、20代を中心とした単身世帯の携帯代の月平均は5,679円となっています。
世帯別の携帯代を確認すると、1人あたりの料金は単身世帯が最も高額となっていました。
要因としては、以下の点が挙げられます。
・セット割を活用していない
・自宅にインターネット回線がない
働き盛りの単身世帯の方の中には、通勤時にSNSやニュースをチェックして仕事中にもスマホを利用、帰宅後は動画視聴を楽しむというように、1日を通してスマホを使用している方が多いのではないでしょうか?
スマホの利用時間が多くなると、必然的にデータ使用量も増加していきます。
また、各キャリアには「家族割」や「ひかりセット割」など、家族や同居人とセットで加入することで割引を受けられるサービスがあります。
これらのサービスは同居していなくても適用できる場合も多いのですが、手続き等も必要なため、単身世帯では加入していない方が多い傾向にあるようです。
かつ一人暮らしであれば、インターネット回線や電話回線を引かずとも、スマホ1台で事足りる場合が多いでしょう。
電話代やネットの通信費がスマホ代に集約されることも、単身世帯の携帯代が高くなる要因となります。
夫婦2人での携帯代の平均
夫婦2人暮らしを含む、2人世帯での携帯代の平均は9,117円となっていました。
1人当たりに換算すると約4,558円となり、単身世帯の5,679円よりも安いことがわかります。
この要因としては、前述した各種セット割や、電話・インターネット回線を自宅に引いていることが考えられます。
セット割の例として、「ドコモ光セット割」を見てみましょう。
ドコモのスマホと「ドコモ光」をセットで契約すると、毎月のスマホの月額料金が割引になるのが「ドコモ光セット割」です。
同世帯の中で、ドコモのスマホを利用している全員がそれぞれ1,100円の割引を受けることができます。
2人世帯であれば、合計で2,200円割引されるということです。
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高校生・大学生の携帯代の平均
全国大学生活協同組合連合会の「第57回学生生活実態調査概要報告」によると、一人暮らしの大学生の携帯代は平均3,110円となっていました。
学生が携帯代を抑えられる要因として、以下の理由が考えられます。
・家族割を適用している
・格安SIMを利用している
学生の方の中には、保護者に携帯代を支払ってもらっている場合もあるため、家族割や学割を適用することが多くなるでしょう。
各種割引を適用することで、通常のプラン料金よりも携帯代を低めに抑えることができます。
また、大手キャリアを長年使用してきた大人と違い、格安SIMに抵抗がない世代であることも、携帯代が低い要因と考えられます。
学割の例でいうと、auの「スマホスタート応援割」では、22歳以下の人を対象に基本料金と端末代金がお得になるプランがあります。
22歳以下であれば、月額1,078円でスマホを利用することが可能です。
データ容量は20GBもあるため、動画視聴やWebページ閲覧も十分に楽しめます。
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家族3人以上の携帯代の平均
3人世帯での携帯代は平均13,947円、4人世帯では平均16,686円です。
1人当たりに換算するとそれぞれ約4,649円と約4,171円になります。
多人数世帯であれば、前述した「家族割」や「光セット割」の適用で、1人当たりの携帯代は安く抑えることが可能です。
また、小さいお子さんや高齢者の中には、スマホを持っていない年代の方も存在します。
スマホを持っていない方も含まれるため、世帯での平均額が下がっている事実もあるでしょう。
「家族割」は、基本的に対象サービスを利用している家族全員に適用されるため、世帯人数が多いほど平均額は下がる傾向にあります。
ソフトバンクの「新みんな家族割」は、親戚や同居していない家族も含め、対象プランに加入することで最大2200円の割引を受けることができます。
世帯人数や加入プランによって割引額は異なるため、詳しくは公式サイトで確認してください。
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データ容量別のスマホ代の平均額
各キャリアの料金プランは、データ容量に応じて変動するのが一般的です。
低容量(1GB~3GB)・中容量(3GB~20GB)・大容量(20GB~無制限)の3つの容量帯についての平均額を確認してみましょう。
データ容量別の携帯代の平均額
・小容量帯(1GB~3GB)の携帯代の平均
・中容量帯(3GB~20GB)の携帯代の平均
・大容量帯大容量(20GB~無制限)の携帯代の平均
ご自身のデータ使用量も念頭に置いて、料金プランと平均額をチェックしてみてください。
小容量帯の携帯代の平均
今回調査したキャリア・格安SIM合計10サービスの小容量帯プラン(1GB~3GB)の平均額は2,156円となりました。
各料金プランを一覧で紹介します。
キャリア・格安SIM名 | プラン名(データ容量) | 月額料金 |
---|---|---|
ソフトバンク | ミニフィットプラン+(~1GB) ミニフィットプラン+(~2GB) ミニフィットプラン+(~3GB) |
3,278円 4,378円 5,478円 |
au | スマホミニプラン5G/4G(~1GB) スマホミニプラン5G/4G(~2GB) スマホミニプラン5G/4G(~3GB) |
2,178円 3,278円 4,378円 |
ドコモ | irumo(0.5GB) irumo(3GB) eximo(0~1GB) eximo(1~3GB) |
550円 2,167円 4,565円 5,665円 |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン(~3GB) | 1,078円 |
LINEMO | ミニプラン(3GB) | 990円 |
povo | データトッピング(1GB) データトッピング(3GB) |
390円 990円 |
日本通信SIM | 合理的シンプル290プラン(1GB) 合理的かけほプラン(3GB) |
290円 2,728円 |
HISモバイル | 自由自在プラン(1GB) 自由自在プラン(3GB) |
550円 770円 |
イオンモバイル | さいてきプラン(0.5GB) さいてきプラン(1GB) さいてきプラン(2GB) さいてきプラン(3GB) |
803円 858円 968円 1,078円 |
mineo | マイピタ(1GB) | 1,298円 |
※表の中は全て税込表記
各社ごとに低容量プランを提供しており、0.5GB~3GBのように複数のプランを併設しているキャリア・格安SIMが多いことがわかります。
1GB 格安SIMや3GB 格安SIMを比較すると、キャリアの料金プランは割高で、格安SIMの方が全体的に割安という結果となりました。
なかでも、日本通信SIMの合理的シンプル290プラン(1GB)の290円が、最も低料金となります。
中容量帯の携帯代の平均
キャリア・格安SIM合計8サービスの中容量帯プラン(3GB~20GB)の平均額は2,119円となりました。
各料金プランを一覧で紹介します。
キャリア・格安SIM名 | プラン名(データ容量) | 月額料金 |
---|---|---|
au | スマホミニプラン5G/4G(~4GB) | 4,928円 |
ドコモ | irumo(6GB) irumo(9GB) ahamo(20GB) |
2,827円 3,377円 2,970円 |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン(3GB~20GB) | 2,178円 |
LINEMO | スマホプラン(20GB) | 2,728円 |
povo | データトッピング(20GB) | 2,700円 |
日本通信SIM | 合理的みんなのプラン(10GB) | 1,390円 |
HISモバイル | 自由自在プラン(7GB) 自由自在プラン(20GB) |
990円 2,190円 |
イオンモバイル | さいてきプラン(4GB) さいてきプラン(5GB) さいてきプラン(6GB) さいてきプラン(7GB) さいてきプラン(8GB) さいてきプラン(9GB) さいてきプラン(10GB) さいてきプランMORIMORI(20GB) |
1,188円 1,298円 1,408円 1,518円 1,628円 1,738円 1,848円 1,958円 |
mineo | マイピタ(5GB) マイピタ(10GB) マイピタ(20GB) |
1,518円 1,958円 2,178円 |
※表の中は全て税込表記
小容量帯と同様に、大手キャリアは割高で、格安SIMでは2,000円前後かそれ以下の金額で利用できることがわかりました。
MM総研の調査によると、1か月のスマホデータ使用量の平均は6.94GBです。
この数値は、5GB 格安SIMや10GB 格安SIMのような、本項で紹介している中容量帯に含まれます。
イオンモバイルのように、データ容量ごとにプランを多数用意している場合もあり、各ユーザーのニーズに合わせてプランを選択できるのはありがたい点と言えます。
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大容量帯の携帯代の平均
最後に、大容量帯プラン(20GB~無制限)の平均は約6,194円です。
各料金プランの一覧は以下の通りです。
キャリア・格安SIM名 | プラン名(データ容量) | 月額料金 |
---|---|---|
ソフトバンク | メリハリ無制限+(無制限) | 7,425円 |
au | 使い放題MAX5G/4G(無制限) | 7,238円 |
ドコモ | eximo(3GB~無制限) ahamo大盛り(無制限) |
7,315円 4,950円 |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン(20GB~無制限) | 3,278円 |
povo | データトッピング(60GB) データトッピング(150GB) |
6,490円 12,980円 |
HISモバイル | 自由自在プラン(50GB) | 5,990円 |
イオンモバイル | さいてきプランMORIMORI(30GB) さいてきプランMORIMORI(40GB) さいてきプランMORIMORI(50GB) |
3,058円 4,158円 5,258円 |
※表の中は全て税込表記
格安SIMはもともと、低容量を低料金で提供することが前提のため、大容量帯をカバーしているプランは少なくなります。
20GB 格安SIMや格安SIM 大容量の大容量帯に関しては大手キャリアのプランが大半となり、平均月額も小・中容量帯に比べ大幅に上昇しました。
スマホ代が高くなる原因
ここまでスマホ代の平均額を紹介してきましたが、大手キャリアの使用やセット割を活用していない場合などに、スマホ代が高くなることがわかりました。
この章ではあらためて、スマホ代が高くなってしまう原因を解説していきます。
スマホ代が高くなる原因
・大手キャリアのスマホを使っている
・学割を適用していない
・家族割を適用していない
・セット割を適用していない
・機種代を分割払いしている
原因を知ることで、スマホ代見直しのきっかけになるかもしれません。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
大手キャリアのスマホを使っている
携帯料金が平均より大幅に高くなる原因として、大手キャリアのスマホを使っていることが考えられます。
Yahoo知恵袋で調べたところ、以下のような相談が多数挙げられていました。
20代 女性
月々のスマホの支払いが1万超えるのはなぜですか?
友達は5000円以内に収まっている人が多いのに、私は13000円掛かっています…
格安SIMの普及に伴い、月々の携帯料金の平均額は年々減少しています。
しかし実際には、現在でも1万円以上を支払っている方も多いようです。
原因として最も可能性が高いのが、大手キャリアを使用していることでしょう。
大手3キャリア(ソフトバンク・au・ドコモ)の料金プランを、一覧で見てみましょう。
キャリア | プラン名(データ容量) | 月額料金 |
---|---|---|
ソフトバンク | ミニフィットプラン(~1GB) ミニフィットプラン(~2GB) ミニフィットプラン(~3GB) メリハリ無制限+(無制限) |
3,278円 4,378円 5,478円 7,425円 |
au | スマホミニプラン5G/4G(~1GB) スマホミニプラン5G/4G(~2GB) スマホミニプラン5G/4G(~3GB) スマホミニプラン5G/4G(~4GB) 使い放題MAX5G/4G(無制限) |
2,178円 3,278円 4,378円 4,928円 7,238円 |
ドコモ | irumo(0.5GB) eximo(0~1GB) eximo(1~3GB) irumo(3GB) irumo(6GB) irumo(9GB) ahamo(20GB) eximo(3GB~無制限) ahamo大盛り(無制限) |
550円 4,565円 5,665円 2,167円 2,827円 3,377円 2,970円 7,315円 4,950円 |
※表の中は全て税込表記
表からもわかるように、データ容量が少なくても4,000円を超えるプランが多く、無制限のプランになると大半が7,000円を超えることになります。
本記事では、通信+通話代の料金を携帯料金として解説しています。
この金額に、分割の端末代金や追加オプションの料金を加えると、優に1万円は超えてしまうのでしょう。
相談にあった2万円や3万円を超えているような人の場合は、以下の原因が考えられます。
・スマホゲームやサブスクなどの課金を頻繁にしている
とは言え、携帯料金が減少傾向にある現在、一人分の料金が1万円を超えるのは明らかに多すぎます。
携帯料金が1万円を超えている方は、格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。
学割を適用していない
学生や20歳前後の若い方の中には、適用できるはずの学割プランを活用せずに、携帯料金が高くなっているケースがあります。
2023年11月時点で適用できる学割を、以下に一覧で紹介します。
キャリア | プラン名 | 対象 | 月額料金 |
---|---|---|---|
ソフトバンク | スマホデビュープラン | ・新規契約(5~22歳) ・ガラケーから乗り換え ・機種変更 |
・ライトプラン(4GB):1,078円 ・ベーシックプラン(20GB):2,728円 |
au | スマホスタートプラン5G/4G | ・新規契約(22歳以下) ・auケータイからの機種変更・データ通信端末からの切り替え ・他社ケータイからの乗りかえ |
・4GB:2,728円 |
ドコモ | U15はじめてスマホプラン | 加入者が15歳以下で、下記いずれかの条件を満たす ・新規契約 ・契約変更(FOMA→Xi、FOMA→5G) ・Xiのフィーチャーフォンからの料金プラン変更・契約変更(Xi→5G) ・他社フィーチャーフォンからのMNPポートイン |
・5GB:1,980円 ・10GB:2,860円 |
※表の中は全て税込表記
表からもわかるように、大手3キャリアには学割に相当するプランがあり、通常プランよりもお得な料金で利用することができます。
いずれも対象年齢さえ満たしていれば、加入自体は容易に行うことが可能です。
家族割を適用していない
家族と同じキャリア・格安SIMを使うことで、家族割を適用できるにも関わらず利用しないことで損をしている人がいます。
家族割を提供している格安SIMもあり、もともと料金が安いうえに、家族割を適用することで更に料金を下げることができます。
各社の家族割を、以下に一覧で紹介します。
キャリア・格安SIM | サービス名 | 内容 |
---|---|---|
ソフトバンク | 新みんな家族割 | 対象プランに加入すると、最大2,200円割引 |
au | 家族割プラス | 同居家族2回線の場合550円、3回線以上の場合1,100円割引 |
ドコモ | みんなドコモ割 | 「ファミリー割引」グループ内で、2回線の場合550円、3回線以上の場合1,100円割引 |
UQモバイル | UQ家族割 | 対象プランに加入すると、2回線目以降で550円割引 |
ワイモバイル | 家族割引サービス | 対象プランに加入すると、2回線目以降で最大1,188円割引 |
BIGLOBEモバイル | BIGLOBE家族割 | 対象プランに加入すると、2回線目以降で200円割引 |
mineo | 家族割引 | 家族で契約すると、最大5回線まで55円割引 |
※表の中は全て税込表記
家族割の割引額に関しては、大手キャリアの方が高額であることがわかります。
3回線以上に対応している点がすべてのサービスで共通しており、対象回線が多いほど割引総額は大きくなります。
同じ家計内で生活している家族がいるのであれば、格安SIM 家族割を利用することがおすすめです。
セット割を適用していない
自宅にインターネット回線を引いている方や、通信事業者が提供している電力サービスを使っている方は、セット割を活用しないと損をしてしまいます。
セット割は主に、指定されたプロバイダと契約することで割引を受けられる、インターネット回線に関するものが多くを占めます。
大手キャリアでは、電力サービスに関するセット割も提供しおり、インターネットか電力サービスのどちらかを選択することが可能です。
各キャリア・格安SIMのセット割の例を以下に示します。
キャリア・格安SIM | サービス名 | 内容 |
---|---|---|
ソフトバンク | おうち割 ひかりセット
|
対象固定通信サービス(SoftBank 光・NURO 光 でんわ等)に加入すると、1,100円割引 |
au | auスマートバリュー | 対象固定通信サービス(au ひかり・J:COM等)に加入すると、1,100円割引 |
ドコモ | ・ドコモ光セット割 ・home 5G セット割 |
対象固定通信サービス(ドコモ光・home 5G等)に加入すると、1,100円割引 |
UQモバイル | 自宅セット割 | 対象固定通信サービス(auひかり・auでんき等)に加入すると、1,100円割引 |
ワイモバイル | おうち割 | 対象固定通信サービス(SoftBank 光・SoftBank Air)に加入すると、最大1,650円割引 |
BIGLOBEモバイル | 自宅セット割 | ビッグローブ光に加入すると、最大1,100円割引 |
mineo | eo×mineoセット割 | eo光に加入すると、330円割引 |
※表の中は全て税込表記
ただし、BIGLOBEモバイルの「自宅セット割」とmineoの「eo×mineoセット割」に関しては、インターネットサービスに加入した本人にしか割引が適用されないので注意が必要です。
BIGLOBEモバイル・mineo以外のセット割では、複数人を割引対象にできます。
自宅にインターネット回線を引く際には、セット割の利用を検討してみても良いかもしれません。
機種代を分割払いしている
端末代を分割で支払っている場合、月々の携帯代は機種代込みの金額になります。
契約と同時にスマホ本体を購入し、分割代金が月々のプラン料金に上乗せされることで、平均よりも高い金額になる場合が多いようです。
スマホの端末代金はここ数年で上昇傾向にあり、特にiPhoneなどは10万円を超えるのが当たり前になっています。
そのような背景もあり、以前よりもスマホを分割払いで購入する方が増加しているのも事実です。
端末代も考慮したうえで、月々の携帯料金にいくらまで払えるのかを把握しておくようにしましょう。
スマホ代を安くできる格安SIM
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」やpovoの「データトッピング」などのように、割引を適用しなくてもスマホ代をお得にできる格安SIMは多数存在します。
本項では、以下5つの格安SIMについて紹介していきます。
スマホ代を安くできる格安SIM
・楽天モバイル|Rakuten最強プランでデータ無制限
・povo|トッピングでデータ使用量が自由自在
・LINEMO|LINEギガフリーでデータ使用量を節約
・mineo|余ったデータ量は翌月に繰り越し
・IIJmio|格安プランでauとドコモの高速通信
現在、大手キャリアを利用していてスマホ代が高いと感じている方は、参考にしてみてください。
楽天モバイル|Rakuten最強プランでデータ無制限
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、無数にあるスマホプランの中でも、無制限のデータ容量に関してトップクラスの安さを誇っています。
「Rakuten最強プラン」はデータ使用量に応じて料金が変化する従量課金制となっていて、月々のデータ容量を無駄なく使うことが可能です。
「Rakuten最強プラン」の料金プランは以下の通りです。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
3GB未満 | 1,078円 |
3GB~20GB | 2,178円 |
20GB超過後 | 3,278円 |
※表の中は全て税込表記
データ容量が20GBを超えた後は、月額3,278円で高速データ通信を無制限でできるのも楽天モバイルの特徴です。
また、楽天モバイルでは自社回線とパートナー回線であるau回線を利用できますが、以前はパートナー回線の利用に5GBの制限がありました。
しかし、2023年6月より提供が開始された「Rakuten最強プラン」から、パートナー回線の制限は撤廃されたのです。
定額で高速データ通信を無制限で利用できるという点で、楽天モバイルは最良の選択肢と言えるでしょう。
データ容量無制限の最強プラン!
povo|トッピングでデータ使用量が自由自在
povoの基本料金は0円で、必要に応じてデータ容量を購入する「トッピング」方式となっています。
データトッピングは、基本的にいつでも購入可能なため、データ量を使い切れずに無駄にしてしまうリスクを大幅に減らすことができます。
povoの「データトッピング」の一覧は以下の通りです。
データ容量 | 料金 |
---|---|
データ使い放題(24時間) | 330円 |
1GB(7日間) | 390円 |
3GB(30日間) | 990円 |
20GB(30日間) | 2,700円 |
60GB(90日間) | 6,490円 |
150GB(180日間) | 12,980円 |
※表の中は全て税込表記
プラン変更には、各種手続きが必要で手間がかかります。
povoであれば、容易にデータを追加購入できるうえに、携帯料金を抑えることも比較的容易です。
月々のデータ使用量が変動する方におすすめのプランと言えるでしょう。
データトッピングで自由自在!
※povo1.0・auからpovo2.0への変更はこちら
LINEMO|LINEギガフリーでデータ使用量を節約
LINEMOの「LINEギガフリー」を活用すれば、データ使用量を大幅に抑えることができます。
「LINEギガフリー」は、LINEアプリのトーク、音声通話やビデオ通話のデータ消費が0になるサービスです。
メールの代わりにLINEトークを使用しているという方も多いのではないでしょうか?
LINEMOでLINEアプリを使用すれば、トークや通話など、他人とのやりとり全般をデータ消費0で行えるのは大きなメリットになります。
また、データ容量を使い切り通信制限が掛かってしまった場合でも、LINEアプリの通信速度は落ちません。
追加でデータ購入をしたくない方には、大変ありがたい機能を備えているのがLINEMOです。
LINEギガフリーでデータ使い放題!
mineo|余ったデータ量は翌月に繰り越し
mineoでは、当月に使い切れなかったデータ量を翌月に繰り越せるため、データ量を無駄なく使い切ることができます。
容量に関係なく繰り越すことができ、基本データ容量以外に、以下のデータ量も繰り越しの対象になります。
・パケットギフト
・フリータンク
・マイネおみくじで当選したパケット
「フリータンク」とはmineo独自のサービスで、全国のmineoユーザー同士でパケットをシェアし合える仕組みのことです。
余ったパケットをフリータンクに入れて他のmineoユーザーとシェアしたり、逆にパケットが足りなかった際にはパケットを引き出したりすることが可能です。
このように繰り越しやシェアができることで、データ量の残量が気になるストレスを減らすことができるのです。
パケットをユーザーみんなでシェア!
IIJmio|格安プランでauとドコモの高速通信
IIJmioは格安プランを提供していながら、auとドコモの回線を利用できるという、ユーザーにとって非常にありがたいメリットがあります。
IIJmioのプランは以下のように非常に豊富です。
画像引用元/IIJmio
画像引用元/IIJmio
このように、豊富かつ格安の料金を実現していながら、auとドコモという大手キャリア2社の回線を利用することができるのです。
通信が安定しているうえに、au・ドコモどちらかで通信障害が起こっても、他方に切り替えることができるのも大きなメリットと言えるでしょう。
また、IIJmioにはデータ繰り越しや低速モードなど、データ使用量を抑えることができる機能が複数備わっています。
データ使用量を抑えられるうえに、高速データ通信を安定して使えるなど、IIJmioには多くのメリットがあります。
格安SIM キャンペーンを比較すると期間限定のキャンペーンもあるため、携帯料金を安くできる機会は頻繁にあります。
ポイント還元や端末代の割引など、キャンペーン内容は各社ごとに様々なバリエーションがあります。
各社のキャンペーンについては、公式サイトで確認してみてください。
IIJMIOでは2023年11月現在、月額550円でデータ量が3か月間20%アップする「GOGOキャンペーン」が実施されています。
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スマホ代の平均に関するよくある質問
スマホ代の平均に関するよくある質問に答えていきます。
スマホ代の平均に関するよくある質問
・大手キャリアでもスマホ代を1万円以下にできますか?
・プラン別の料金を調べる方法はありますか?
・どの格安SIMだとスマホ代が最も安くなりますか?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
大手キャリアでもスマホ代を1万円以下にできますか?
大手キャリアのスマホを使用していても、月々の支払いを1万円以下にすることは可能です。
たしかに格安SIMに比べると、大手キャリアの料金プランは高い傾向にあります。
使いようによっては1万円を超えてしまう場合もありますが、少しの工夫で1万円以下にできるので安心してください。
大手キャリアでスマホ代を下げる方法には、以下のようなものがあります。
・家族割を適用する→家族割を適用していない
・セット割を適用する→セット割を適用していない
・期間限定のキャンペーンを活用する→IIJmio|格安プランでauとドコモの高速通信
本記事で紹介してきた方法も参考にして、携帯料金を引け下げましょう。
プラン別の料金を調べる方法はありますか?
各キャリア・格安SIMでは、公式サイトでプラン別の料金が確認できます。
また、auやドコモなどの大手キャリアであれば、公式サイトで料金シュミレーションをするページも設置されています。
データ使用量・通話頻度など、ユーザーの状況別の料金も調べることができるので、活用してみてください。
どの格安SIMだとスマホ代が最も安くなりますか?
スマホの使い方によって料金体系は変わるため比較は難しいですが、本記事で紹介したように、小容量帯プランでは日本通信SIM、中容量プランではHISモバイルが最も安い価格となっていました。
必要なデータ容量や通話オプションなどによって、選ぶべきプランは変わってきます。
単純な料金プランだけではなく、適用できるオプションや割引・キャンペーンを知ることで、スマホ代をよりお得にすることができます。
携帯料金を安くしたい場合格安SIM 比較をして、ご自身にあったプランを見つけてみてください。
携帯料金が1万超える場合はお得な格安SIMに乗り換えよう
携帯料金の平均額は、世帯構成やデータ使用量によって差が出ることがわかりました。
また、各状況別に料金をお得にできる方法も紹介してきました。
携帯料金の平均のまとめは以下の通りです。
・大容量プランには大手キャリアが多いため、平均額も高額になる
・学割・セット割の適用・格安SIMへの乗り換えで、携帯料金は安くできる
・データ無制限のプランなら楽天モバイルがおすすめ
・IIJmioなら格安で高速通信ができる
携帯料金が減少傾向にある現在、安くする方法があるにも関わらず、1か月の支払いが1万円を超えてしまうのは非常にもったいないです。
本記事を参考に、携帯料金をお得にする行動を起こしてみてください。
楽天モバイルでは11月現在、新規契約で2,000ポイント、他社からの乗り換えで6,000ポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。
楽天モバイルは、定額かつお得に高速データ通信を無制限で使用することができます。
気になった方は、楽天モバイルのご利用を検討してみてください。
データ容量無制限の最強プラン!
30代 男性
知り合いに携帯料金が3万を超えている人がいます。
どんな使い方をしたら、2万とか3万とかになりますか?