「auからpovoに乗り換えたいけどデメリットはあるのかな?」
「auからpovoに乗り換えるとブラックリストの対象になるって本当?」
このような疑問や悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、不安なくauからpovoに乗り換えるため、メリット・デメリットや注意点などについてまとめました。
- 乗り換えの詳しいやり方povo公式サイトで申し込み
- 乗り換える前に知っておきたいデメリットキャリアメールが有料になる
- 乗り換えのベストタイミングを解説キャンペーンが開催されている時
- auからpovoへの乗り換えはこんな人におすすめ!環境を変えずに料金を節約したい人
auの格安プランであるpovoは、同じ回線を使用していながら料金が安く、端末も基本的に同じものが使えるため、auユーザーにとってはおすすめの乗り換え先です。
また、povo2.0になって海外ローミングができなくなるという問題はありましたが、2023年8月から海外ローミングに対応し、解消されています。
auからpovoへの乗り換えは即日できるというのも魅力の一つです。
auからpovoへ乗り換えのメリットや乗り換え方法を理解して、この機会にぜひ乗り換えをしてみてください。
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※povo1.0・auからpovo2.0への変更はこちら
auからpovoへの乗り換え方法
auからpovoへの乗り換えは、以下のような方法で行います。
乗り換え手順について、簡単に説明していきましょう。
端末がpovo2.0に対応しているか確認
auからpovoに乗り換えるには、最初に端末がpovo2.0に対応しているかを確認します。
auのSIMカードとpovoのSIMカードは全く同じものなので、auで利用していた端末は基本的にpovoで使えます。
ただし、古い端末はpovo2.0アプリがOSに対応していないケースが考えられます。
povo2.0アプリはAndroid5.0以上、iOS11.0以上に対応していますので、古い端末は使えない可能性もあります。
povo公式サイトにアクセスして申し込み
次にpovo公式サイトにアクセスして申し込みをします。
申し込みに必要なのは以下の2点です。
- povo2.0に対応している端末
- クレジットカード
povo2.0を申し込むには、SIMフリーまたはSIMロックを解除した端末が必要です。
お支払い方法の設定には、クレジットカードがなくても株式会社Paidyが提供するオンライン決済サービスペイディという後払いサービスも利用できます。
auからpovo2.0へ変更を選択
次にauからpovo2.0へ変更を選択します。
auからpovoへの移行はあくまでも「プラン変更」という認識であることを頭に入れておきましょう。
そのためauから乗り換えの場合は、MNP予約番号を取得すると手続きが出来なくなります。
MNP予約番号を取得済みの方はキャンセルが必要です。
au IDのログインとpovo2.0のアカウント作成
次にau IDのログインとpovo2.0のアカウント作成を行います。
povo2.0に変更するauの回線のau IDを入力し、ログインの際に本人確認のための暗証番号を入力します。
暗証番号は、au契約時/au ID設定時に設定された4ケタの数字で、連続して3回入力を間違えると暗証番号がロックされ、当日中の手続きが出来なくなるので注意が必要です。
また、povoに移行すると、キャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)が利用できなくなるため、au IDに登録している連絡先メールアドレスがキャリアメールの場合は別のメールアドレスに変更しなければなりません。
ただ、povo2.0変更後もauで利用していたキャリアメールの引継ぎは可能ですが、別途申し込みが必要となり、povo2.0のアカウントとして登録することはできないので気をつけましょう。
暗証番号とメールアドレスについて事前に確認しておくと良いですね。
申し込みプランの選択
次に申し込みプランの選択をします。
povoは基本料0円のオンライン専用料金プランに、自分の好きなタイミング・好きな容量のデータを追加トッピングしながら使えます。
データトッピングの種類は以下です。
データ容量(利用可能期間) | 料金/回 |
---|---|
使い放題(24時間) | 330円 |
1GB(7日間) | 390円 |
3GB(30日間) | 990円 |
20GB(30日間) | 2,700円 |
60GB(90日間) | 6,490円 |
150GB(180日間) | 12,980円 |
データだけでなく通話のトッピングもあります。
トッピング名 | 料金/月 |
---|---|
5分以内通話かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 |
申し込みプランに迷っている方は、povo公式サイトにある料金シュミレーターを使ってシュミレーションすることもできます。
自分にあったプランを選びましょう。
契約手続きと確認事項への同意
次に契約手続きと確認事項への同意をします。
契約の手続きは、物理SIMを使う場合とeSIMを使う場合とで異なります。
auからpovoに物理SIMで乗り換える手続きは、以下のようになります。
- povoで利用する端末とクレジットカード情報を用意する
- au ID認証を行う
- povo2.0のアカウントを作る
- SIMタイプで「SIMカード」を選択
- 契約者情報を入力する
- 通信利用設定を行う
- 発信用テスト番号(111番)に電話をかける
以下の端末ではSIMカードの交換が必要になるので、一部の手続きはSIMカードの到着以降になります。
- iPhone6
- iPhone6 Plus
- iPhone7
- iPhone7 Plus
- iPhoneSE(第1世代)
auからpovoにeSIMで乗り換える場合には、以下のようになります。。
- povoで利用する端末とクレジットカード情報を用意する
- au ID認証を行う
- povo2.0のアカウントを作る
- SIMタイプで「eSIM」を選択
- 契約者情報を入力する
- eSIMの設定と有効化を行う
- 通信利用設定を行う
- 発信用テスト番号(111番)に電話をかける
eSIMの場合は端末乗り換えの際、設定を新旧端末間で移行できるため、対応している端末ならばこちらがおすすめです。
格安SIMの中にはeSIMに対応していないところも多いため、対応端末を使っている人は可能ならeSIMでのpovoへの乗り換えをおすすめします。
乗り換え手続き完了
これで乗り換え手続きが完了になります。
auからpovoへの乗り換えは、公式サイトを使って即日行うことができるので便利です。
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auからpovoに乗り換えるデメリットや注意点
auからpovoに乗り換えるデメリットや注意点について以下4点解説します。
auからpovoに乗り換える際の注意点として、留意しておいた方が良いでしょう。
auの店舗が利用できなくなる
auの別プランという扱いにはなっているものの、povoはauの店舗を利用することはできません。
ahamoのように、お金を払えば店舗のサービスが受けられるというわけでもありません。
auのメリットのひとつは、2000を超える店舗があり、対人サポートに不安がないことですが、それがなくなってしまうのです。
対人サポートがなく、ネットの手続きのみでは不安だという人には、あまりおすすめできないです。
家族割やauスマートバリューの対象外に
この記事に掲載されているauの料金を見て「自分はこんなにお金を払っていない」と思う人もいるでしょう。
料金が本来のものより安いのは、以下のような割引サービスの対象になっているケースが多いです。
- 家族割プラス
- auスマートバリュー
以下の表のように、家族割プラスは、複数の家族がauを利用することで1人当たりの料金が安くなるサービスです。
家族2人 | 家族3人以上 | |
使い放題MAX | 550円/月 | 1,100円/月 |
スマホミニプラン | 220円/月 | 550円/月 |
※表の中は全て税込表記
auを利用している家族が多ければ多いほど、割引額は大きくなる仕組みになっており、3世代でauを使うようなケースではピッタリです。
一方、auスマートバリューは「auひかり」などのインターネットサービスと同時に利用することで、以下のように1人当たりの料金が割引になるものです。
- 使い放題MAX1,100円/月割引
- スマホミニプラン550円/月割引
残念ながらpovoはこれらのサービスの対象外なので、複数の家族が利用しても料金が安くなることはありません。
ただし、家族割プラスとauスマートバリューを利用した場合のauとpovoの月額料金の最安値を比較すると、以下の表のようになります。
au | povo | |
1GBまで | 2,365円 | 990円 |
3GBまで | 3,388円 | 990円 |
25GBまで | 5,038円 | 2,164円 |
※表の中は全て税込表記
25GBの場合、povoの月額換算は2,164ですが、auは家族割とスマートバリューを適用しても月額5,038円と2倍近い料金となります。
このように、割引を適用しても、auよりpovoの方が安くなってしまうケースが多いのです。
確かに割引が適用されないこと自体はデメリットですが、auは元の料金が高いのであまり影響はないみたいですね。
もしも家族割を使いたいという方は、他の格安SIMに乗り換えることを検討しても良いでしょう。
たとえば、家族全員の毎月の利用料金が100円引きになる楽天モバイルや、2台目以降なら毎月1,100円割引きになるワイモバイルなどがあります。
家族割を使いたい方や家族全員で乗り換えを考えている方は、一度格安SIM 家族割の内容について比較検討してみることをおすすめします。
キャリアメールが有料になる
auからpovoに乗り換えるデメリットとしてキャリアメールが有料になることがあげられます。
auを長く使っている人の中には「@au.com」「@ezweb.ne.jp」のようなキャリアメールを活用している人も多くありません。
auからpovoに移行しても「auメール持ち運び」サービスを利用すれば、キャリアメールを使い続けることは可能です。
ただし、auメール持ち運びサービスは有料で、月額330円が必要となってしまいます。
年間3,960円の支払いは判断が難しいところですが、今まで無料だったものが有料になるのは複雑な気分ですよね。
ブラックリストの対象となるリスクあり
auからpovoのように、KDDI系を短期間で乗り換えると「ブラックリスト」に入り、以後の契約ができなくなるという問題があります。
auとpovo、UQモバイルの間での乗り換えが、このブラックリストの対象となります。
短期間というのがどのぐらいなのか、KDDI側が公表していないので不明ですが、半年以内の乗り換えはブラックリスト入りのリスクが高いといわれています。
auの場合は他社での短期解約でもブラックリスト入りしたという情報もあり、条件が厳しめだといわれていますが、真相は不明です。
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auからpovoに乗り換えるメリット
auからpovoへの乗り換えるメリットについて以下の7点を解説します。
それでは詳しく説明していきましょう。
環境をほぼそのまま引き継げる
povoはauの格安プランという扱いなので、基本的にauで使用していた端末はpovoでそのまま使えますし、MNP手続きなしでも電話番号は変わりません。
auからpovoへ乗り換えた場合、端末の乗り換えのバックアップが不十分で、データが消えるという悲しいことは起こりません。
また、auからpovoに移行した場合、ライン(LINE)の引き継ぎも必要ありません。
他のアプリの引き継ぎについても、auからpovoに乗り換えた場合は基本的に不要です。
今の環境そのままで乗り換えられるということは、乗り換えに伴うトラブルが起きにくいということで、こんなに楽ができる乗り換え先は他にありません。
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利用料金が抑えられる
auからpovoへ乗り換えた場合利用料金が抑えられるというメリットがあります。
auとpovoでは厳密な意味での月額比較はできませんが、auの割引前の料金で比較すると以下の表のようになります。
au | povo | |
1GBまで | 3,465円 | 990円 |
2GBまで | 4,565円 | 990円 |
3GBまで | 5,423円 | 990円 |
4GBまで | 6,215円 | 2,164円 |
20GBまで | 7,238円 | 2,164円 |
25GBまで | 7,238円 | 2,164円 |
※表の中は全て税込表記
家族割やauスマートバリューを適用した場合の比較が、以下の表です。
au | povo | |
1GBまで | 2,365円 | 990円 |
3GBまで | 3,388円 | 990円 |
25GBまで | 5,038円 | 2,164円 |
※表の中は全て税込表記
月25GB以上のパケットが必要な場合は、150GBのトッピングを3回以上購入することになるのがお得で、月額換算は以下のように計算できます。
- 月37.5GB(150GB年3回購入)3,245円
- 月50GB(150GB年4回購入)4,326円
- 月62.5GB(150GB年5回購入)5,408円
- 月75GB(150GB年6回購入)6,490円
※全て税込表記
割引を適用しない場合、月75GBまでpovoの方が安いのです。
割引を適用している場合でも、月50GBまではpovoの方がリーズナブルです。
相当なヘビーユーザーでもない限り、月に50GBのパケットを消費することはあまりありませんから、povoは基本的にauより安いと認識してしまっていいかもしれませんね。
かけ放題オプションが安くなる
通話が多い人にとっても、以下の表のようにpovoはauよりかけ放題オプションが安く設定されているので、乗り換えがおすすめです。
au | povo | |
5分以内無料 | 770円/月 | 990円/月 |
かけ放題 | 1,870円/月 | 1,650円/月 |
※表の中は全て税込表記
月220円は小さな差かもしれませんが、年間で見れば2,640円で、馬鹿にならない金額です。
ちなみに、povoのかけ放題オプションは「月額」設定になっているので、パケット容量よりも厳密な計算がやりやすいのです。
通話を多くする方でより料金を抑えたいという方は、他の格安SIMに乗り換えることを検討しても良いです。
楽天モバイルでは専用のアプリを使うため国内通話が完全無料で使用できます。
また、ahamoには通話が5分無料になっており、5分以内の通話をする方にはピッタリだと言えます。
このように通話料金を抑えたいという場合にはかけ放題の格安SIMの内容や条件を比較して、自分に一番合ったものを選ぶことをおすすめします。
端末をそのまま使い続けられる
キャリアが販売しているAndroid端末の中には、そのキャリアが利用しているBANDにしか対応していない製品があります。
他社のBANDに対応していない端末は、SIMロック解除をしてもらっても、そのキャリアの回線しか利用できないという問題を抱えています。
povoはauの格安プランという扱いなので、使用しているSIMも同じなら、回線も同じauです。
つまり、auからpovoへの乗り換えは、auのBANDにしか対応していない端末でも可能で、機種変更しなくてすむというわけです。
ちなみにiPhoneはどこで販売しているものでもハードウエア的には全く同じなので、こうした問題は起きませんよ。
auからpovoに乗り換えは即日で可能
auからpovoへの乗り換えは、基本的に即日で完了します。
乗り換えによってSIMカードを変更する必要は基本的になく、povoの専用アプリで手続きを行えば終わるからです。
eSIMの場合も同じで、auからpovoへは所定の手続きを行えば、即日切り替わります。
新しいSIMカードが郵送されてくるまで待たされるようなことがないので、ストレスを感じないのがうれしいですね。
ただ、eSIMはeSIM対応機種にしか使えないので注意も必要です。
ですが、auからpovoへの乗り換えはeSIM すぐ使えるので便利であることは確実です。
povoの他にもeSIMで即日に乗り換えられる格安SIMは10社以上もあるため、すぐに乗り換えをしたいという方は、それぞれの格安SIMの特徴を比較するのも良いでしょう。
スマホを海外でも使うことができる
povo2.0は、8月から国際ローミングに対応します。
これは、専用のトッピングを購入すれば、別のSIMを使うことなく海外でも同じスマホが同じように使えることを意味しています。
国際ローミングに完全に対応していないスマホは、データ通信に利用する海外用プリペイドSIMなどを別に購入する必要があり、SIMの挿入などの手間が生じていました。
こうした手間がなくなることは、これまでと比べて大きなメリットだと言っていいでしょう。
格安SIMの多くは国際ローミングに対応していなかったり、対応していてもデータ通信ができなかったりするところが多いので、アドバンテージだと言っていいでしょうね。
パケット容量がもらえる制度がある
povoには「ギガ活」という、パケット容量がプレゼントされるサービスがあります。
対象店舗での買い物をau Pay払いすることで、パケット容量がもらえる仕組みになっています。
プレゼントされるパケット容量は、以下の通りです。
- 300MB(3日間)
- 1GB(7日間)
- 3GB(30日間)
コンビニやドラッグストアで日用品の買い物をすることでパケット容量がもらえるので、上手に利用すれば節約につなげられます。
どの容量がもらえるかは店舗によって異なりますし、必要な支払額も違っていますので、詳細はpovo公式サイトの「ギガ活」のページでご確認ください。
このようにauからpovoに乗り換えるメリットはたくさんあります。
「大手キャリアからpovoに乗り換えたら1万円以上も毎月の料金が安くなった」という声や「データ使い放題もあって料金は330円だから使い勝手がいい」などの口コミも確認できます。
その一方で「povoの料金が安いのは間違いないけど、料金体系が少しめんどくさい印象」というマイナスな声もあるため、auからpovoに乗り換える前には、実際にpovoを利用している人の口コミや評判を知ることが大切です。
乗り換えた後に後悔しないためにも実際の利用者が感じているpovo 評判について確認しておきましょう。
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auからpovoへの乗り換えのタイミング
auからpovoへのおすすめの乗り換えタイミングについて以下3点紹介します。
それでは詳しく説明していきます。
月末に乗り換えるのがおすすめ
auからpovoに乗り換えるのにおすすめなのは月末です。
auからpovoに乗り換えた場合、乗り換え元であるauの料金は日割りでは計算されず、その月の全額を支払わなければなりません。
月初めに乗り換えても、月末に乗り換えても、支払う金額は同じなのです。
一方、povoのトッピングは購入日から定められて日数まで有効で、月初めか月末かは関係ありません。
このため、auを月末ギリギリ利用してからpovoに乗り換え、トッピングを購入するのがお得だと言えます。
povoは料金計算が独特なので、月末乗り換えのメリットが他の格安SIMよりも大きくなっているというわけですね。
キャンペーンを有効に使って節約
povoの乗り換えキャンペーンを上手に利用すれば、さらなる節約につなげられます。
2024年4月時点の乗り換えキャンペーンは以下の通りです。
- 他社からお乗り換えで au PAY 残高還元キャンペーン!
- あと払い(ペイディ)で「データ追加3GB(30日間)」トッピングを購入すると全額キャッシュバック!
- Googleストア限定 povo2.0キャンペーン!
他社からお乗り換えで au PAY 残高還元キャンペーン!は、povo2.0 への乗り換えと対象トッピングの購入をすることで au PAY 残高へ最大10,000円相当が還元されるという内容です。
あと払い(ペイディ)で「データ追加3GB(30日間)」トッピングを購入すると全額キャッシュバック!は、乗り換えかつSIM有効化後7日以内に「データ追加3GB(30日間)」トッピングをあと払い(ペイディ)で購入すると、購入金額が全額キャッシュバックされるというものです。
また、Googleストア限定 povo2.0キャンペーン!は、Googleストアで対象商品を買うと、契約時に3GB(30日間)のトッピングがもらえるキャンペーンコードがプレゼントされます。
auからpovoに乗り換える際は、このような乗り換えキャンペーンを利用してお得に乗り換えるようにしましょう。
お得な乗り換えキャンペーンは期間限定のものもあり、自分の好みにあったpovo キャンペーンがなかった場合は、他の格安SIMのキャンペーンについて調べることをおすすめします。
たとえば、楽天モバイルでは乗り換えと同時に対象iphoneを購入することで最大32,000円お得になるキャンペーンがあります。
お得なキャンペーンを利用して乗り換えをしたいという方は、それぞれの格安SIM キャンペーンの条件や特典を確認して、最もお得な方法で乗り換えられるようにしましょう。
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auからpovoへの乗り換えがおすすめな人
auからpovoへの乗り換えを特におすすめしたいのは、以下のような人です。
どういう人がauからpovoへの乗り換えがおすすめな人なのか、早速解説していきます。
環境を変えずに料金を節約したい人
auからpovoに乗り換えるのにおすすめな人は、環境を変えずに料金を節約したい人です。
まず、auとpovoの月額料金を比較してみます。
auのプランは「使い放題MAX」と「スマホミニプラン」の2つに大きく分けられます。
「使い放題MAX」の料金体系は、以下の表のようになっています。
基本情報 | |
---|---|
料金プラン | 使い放題MAX(無制限) |
基本料金 | 3GBまで:5,423円/月 3GB超:7,238円/月 |
通話オプション | 通話定額(かけ放題):1,980円/月 通話定額ライト(5分無料):880円/月 |
通信速度 | 74.16Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | ◯ |
公式サイト | au公式サイト |
※表の中は全て税込表記
店舗数が多い、回線の質が高いなどキャリアならではのメリットはあるものの、MVNOのような格安SIMと比較すると割高に見えてしまう料金設定です。
「スマホミニプラン」は以下の表の通りです。
基本情報 | |
---|---|
料金プラン | スマホミニプラン |
基本料金 | 1GBまで:3,465円/月 1~2GB:4,565円/月 2~3GB:5,665円/月 3~4GB:6,215円/月 |
通話オプション | 通話定額(かけ放題):1,980円/月 通話定額ライト(5分無料):880円/月 |
通信速度 | 74.16Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | ◯ |
公式サイト | au公式サイト |
※表の中は全て税込表記
こちらも「容量の割には…」と思えてしまうような月額料金です。
一方、以下の表のようにpovoには基本料金が存在せず、必要な容量を好きなときに購入する「トッピング」方式を採用しています。
基本情報 | |
---|---|
トッピング | データ追加3GB(30日間) データ追加20GB(30日間) データ追加60GB(90日間) データ追加150GB(180日間) |
トッピング料金 | データ追加3GB(30日間):990円 データ追加20GB(30日間):2,700円 データ追加60GB(90日間):6,490円 データ追加150GB(180日間):12,980円 |
通話トッピング | 通話かけ放題:1,650円/月 5分以内通話かけ放題:550円/月 |
通信速度 | 77.93Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | ✕ |
公式サイト | povo公式サイト |
※トッピングは30日以上のみ記載、表の中は全て税込表記
厳密な意味での月額料金というものは存在していないのですが、データ容量系のトッピングを月額換算すると、以下のようになります。
- データ追加3GB3GB990円/月
- データ追加20GB20GB2,700円/月
- データ追加60GB20GB2,164円/月
- データ追加150GB25GB2,164円/月
※全て税込表記
auとpovoの料金を比較すると、以下のようになります。
au | povo | |
1GBまで | 3,465円 | 990円 |
2GBまで | 4,565円 | 990円 |
3GBまで | 5,423円 | 990円 |
4GBまで | 6,215円 | 2,164円 |
20GBまで | 7,238円 | 2,164円 |
25GBまで | 7,238円 | 2,164円 |
※表の中は全て税込表記
25GBまではpovoの方が安いことは分かりますが、それを超える大容量についてはどうなのかという不安を持つ人も多いでしょう。
そうした疑問に答えるために、25GBを超える容量についての月額換算を計算してみると、以下のようになります。
- 月37.5GB(150GB年3回購入)3,245円
- 月50GB(150GB年4回購入)4,326円
- 月62.5GB(150GB年5回購入)5,408円
- 月75GB(150GB年6回購入)6,490円
※全て税込表記
75GBの場合、auが7,238円なのに対し、povoは6,490円ですみます。
このように、月に75GBのパケットを使用すると想定した場合でも、povoの方がリーズナブルなのです。
また、MVNOとは違い、povoはauの格安プランという扱いなので、auからpovoに乗り換えた場合は基本的にSIMカードはそのままですし、au用のAndroid端末も使えます。
povo2.0になった現在でも、auのSIMカードが基本的にそのまま使えることは同じです。
プラン変更の扱いなので、auからpovoへの移行で、au解約手続きが必要というようなことも起こりません。
回線についてもauと全く同じものを使用しているため、品質は全くといっていいほど変わらないことは明らかです。
2024年4月現在、格安SIMの中でpovoは楽天モバイルに続き2番目に通信速度が速いことが確認されており、速さの理由は大手キャリアau回線を使っていることが理由に挙げられます。
povoの通信速度が他の格安SIMと比べてどれだけ速いのか、また時間帯別の速度ランキングについて格安SIM 速度比較をし、自分が満足のいく速さであるかどうかを確認しておきましょう。
auユーザーにとっては、環境を大きく変えることなく、通信料金を大幅に抑えられるという夢のような選択肢がpovoというわけですね。
料金をフレキシブルに変更したい人
auからpovoに乗り換えるのにおすすめな人は、料金をフレキシブルに変更したい人です。
auの各プランの料金は決まっており、パケット容量を使わないと予測できる月のプラン変更自体は可能ですが、手間がかかります。
povoの場合、パケット容量を使わないことが分かっている月には、容量の少ないトッピングを購入することで、通信料金が抑えられます。
また、全くスマホを使わないことが分かっているケースだと、トッピングを全く購入しなくても即座に解約されるというようなことはありません。
つまり、一定期間ではありますが、無料で回線を維持することが可能なのです。
ただし、180日間トッピングを購入しないと、利用停止になったり、契約解除になったりしちゃいますので、気をつけてください。
通話が多い人
auからpovoに乗り換えるのにおすすめな人は、通話が多い人です。
実はかけ放題オプションについても、以下の表のようにauよりもpovoの方が安く設定されているのです。
au | povo | |
5分以内無料 | 770円/月 | 990円/月 |
かけ放題 | 1,870円/月 | 1,650円/月 |
※表の中は全て税込表記
月当たり220円の差ですから、年間だと2,640円差と無視できない金額になります。
そもそも通話料金を節約するためのかけ放題オプションなのですから、少しでも安い方が良いに決まってますよね!
ネットでの手続きに慣れている人
auからpovoに乗り換えるのにおすすめな人は、ネットでの手続きに慣れている人です。
auのメリットのひとつは店舗数が多いことですが、povoはauショップが使えないという問題点があります。
ahamoのように、お金を払えばドコモショップのサポートが受けられるというわけでもありません。
ただし、ネットでの手続きに慣れていれば、この点は全くといっていいほど問題にはなりません。
ネットに慣れている人にとっては、営業時間を考えなくて良い分、店舗より便利かもしれませんね。
海外でのスマホ利用が想定される人
画像引用元/povo公式サイト
auからpovoに乗り換えるのにおすすめな人は、海外でのスマホ利用が想定される人です。
povoは2.0になった当初は国際ローミングに対応しておらず、格安SIMの中では海外を利用する人にはおすすめできないものでした。
しかし、8月からはpovo2.0も国際ローミングに対応し、スマホをそのまま海外でも利用することが可能になったのです。
しかも、多くの格安SIMとは違い、海外での通話やSMSだけでなく、データ通信もできるのです。
国際ローミングを利用するために専用のトッピングを購入する必要があるのは、パケット容量やかけ放題サービスと同様です。
具体的には、以下のようなトッピングがあります。
- レギュラートッピング(90以上の国・地域対象)
- エリアトッピング(韓国)
- エリアトッピング(アメリカ)
- エリアトッピング(シンガポール・マレーシア)
- エリアトッピング(タイ・ベトナム)
- ワイドトッピング(160以上の国・地域対象)
エリアトッピングは比較的渡航者が多い地域に設定されており、レギュラーやワイドと比較して格安料金になっているので、お得と言えます。
欲を言えば欧州のエリアトッピングも欲しいところですが、今後に期待しましょう。
トッピングで利用環境に合わせたプランのカスタマイズが可能なメリットがある一方、データ容量の翌月への繰越ができないというデメリットもあるため、povo 海外の注意点や利用方法について事前に確認しておくことが大切です。
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auからpovoへの乗り換えでよくある質問
auからpovoへの乗り換えでよくある質問としては、以下4つについて解説します。
乗り換えの不安を少しでも解消するため、こうした不安に簡単に答えていきます。
auからpovoの乗り換えで機種変更はできる?
auからpovoの乗り換えで機種変更はできます。
auからpovoへ乗り換えをした後に、au online shopにて機種を購入し機種変更することが可能です。
その際、au契約時にアップグレードプログラムEX/DX/NXやかえトクプログラムを利用していたかを確認し、加入していない場合はプログラム利用の申し込みを行うこともできます。
auからpovoの乗り換えに違約金はかかる?
povoにauから乗り換える場合は、あくまでもプラン変更の扱いなので、auの解約にはならず、違約金の対象ではありません。
余談ですが、auでは既に2年契約に伴う違約金が廃止されていますので、auからpovoなどKDDI系以外への乗り換えでも支払う必要はありません。
auからpovoのプラン変更に解約手続きは必要?
auからpovoのプラン変更に解約手続きは必要ありません。
auからpovoの乗り換えは、プラン変更という形になり、解約手続きは不要です。
auからpovoへの乗り換えは、povo側での手続きだけで良いです。
SIMカードはそのまま利用できる?
povoは、基本的にauのSIMカードのままで利用できます。
ただし、以下の端末は乗り換え時にSIMカードの変更が必要になります。
- iPhone6
- iPhone6 Plus
- iPhone7
- iPhone7 Plus
- iPhoneSE(第1世代)
auからpovoに乗り換えてそのままの品質で安さを追求しよう
画像引用元/povo公式サイト
auからpovoへ乗り換えるメリット・デメリットや乗り換え手順などについてまとめました。
auからpovoへ乗り換えるのがおすすめな人は以下です。
- 環境を変えずに料金を節約したい人
- 料金をフレキシブルに変更したい人
- 通話が多い人
- ネットでの手続きに慣れている人
- 海外でのスマホ利用が想定される人
auからpovoへの乗り換えは、今までの環境をほぼ変えることなく可能なので、auを長く利用してきた人でも不安はありません。
あえて問題点を挙げるなら実店舗が使えないことですが、ネットでの手続きには営業時間の概念がないので、いつでも可能というメリットもあります。
何よりもauとは違い、利用状況に合わせて料金をフレキシブルに変えられるのは、povoにしかできないことです。
回線の質もこれまでと変わりありませんし、物価高の中で節約を考えているauユーザーは、乗り換えを検討してみるのも良さそうですね。
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いずれにしても、まず公式サイトで端末が対応しているかどうかを確認しておくことは必要でしょう。