“オール千葉”で機運醸成を推進

 東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、産官学がスクラムを組み“オール千葉”での機運醸成を推進しようという会議が25日、千葉市内で開かれました。

 千葉市中央区にあるホテルで行われた会合には、千葉県をはじめ県内の主要な経済団体や業界団体の代表者が参加しました。

会合では県内6つの経済団体で構成される「みんなで応援!千葉県経済団体協議会」がスポーツを応援するチーバくんを前面に出したPRの実施状況などを報告しました。

また、学生団体「おりがみ」は障がい者と健常者がともにスポーツを楽しむ大運動会の開催や外国人労働者と日本人をつなぐ「ボーダレススポーツクラブ」の設立など2020年に向けて取り組みたい企画の数々を披露。

県内の各団体による事例報告を受けた森田健作知事は機運醸成に向けた取り組みに謝意を示した上で、「チーム千葉で助け合い力を合わせながらオリンピック・パラリンピックを成功させよう」と呼びかけました。

このほか大会期間中の交通規制について県の担当者は、東京都や大会組織委員会の取り組みを確認した上で、競技会場の1つとなる幕張メッセ周辺の企業などに対し、自動車の使用を控えて公共交通機関を使用するよう促すとともに、時差出勤の導入なども呼びかける考えを示しました。