千葉県消防学校 新校舎が完成

 県民の生命と安全を守る消防士を育てるための千葉県消防学校が新たに市原市に完成しました。

 新校舎の落成式には森田健作知事や県内各地の消防本部の消防長、消防団長らが出席しました。

森田知事は多様な災害に対応する訓練施設を紹介し、「災害に強い千葉県づくりを推進します」と式辞を述べました。

新しい消防学校は現在の学校の倍の規模となっていて、消防職員・団員の教育や訓練に加えて、新たに設置した防災研修センターでは、地域の自治会や企業などの自主防災組織が避難所運営の勉強をする際などに利用できます。

また、訓練施設もマンションなどの建物火災や地下街・トンネルでの火災などを想定した救助訓練や、震災などで倒壊した建物での救助を想定した訓練場など充実した最新の設備を備えていてより実戦的な訓練が行えます。

この新しい消防学校は4月4月から共用が開始されます。