「災害から県民を守る」8年連続1位

 県政に関する世論調査の結果が発表されました。県政に対する要望のトップは8年連続で「災害から県民を守る」で、防災に対する関心の高さが際立ちました。

 県政に関する世論調査は去年9月21日から10月12日にかけて無作為で抽出した県内に住む18歳以上の男女3000人を対象に行われ、このうち1300人余りから回答を得ました。

それによりますと、県政への要望のトップは「災害から県民を守る」で、2011年度以降8年連続で1位となっています。

関連して「避難勧告」、「避難指示」の意味や違いを知っているか聞いたところ、全体の約8割が「知っている」と答えたほか、飲料水や食料を1日分以上備蓄している人も8割を超え、いずれも過去最高を更新しました。

この結果について県は「調査を実施する前と期間中に、大地震や豪雨、台風といった自然災害が頻発したため、こうした状況が防災に対する関心を更に高めたのではないか」と分析しています。

なお、県政に対する要望の2位には「高齢者の福祉を充実する」が、3位には「医療サービス体制を整備する」がランクインしています。