「楽天モバイルに乗り換えたいけどiPhoneだとおすすめしないって本当?」
「iPhoneで楽天モバイルを使う際に注意しなければならないことが知りたい」
こんな疑問や悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、楽天モバイルでiPhoneを使うときの注意点を説明すると同時に、「おすすめしない」という噂の真偽も確かめていきます。
- ・楽天モバイルのiPhone購入に使えるキャンペーンiPhoneトク得乗り換えキャンペーン
- ・楽天モバイルでiPhoneを使う時の注意点Rakuten Linkに機能制限がある
- ・楽天モバイルではiPhoneをおすすめしないって本当?古い端末は回線が自動で切り替わらないなどの懸念点はあり
- ・楽天モバイルでiPhone利用時の乗り換え方法・設定手順 iPhoneの対応機種を確認
楽天モバイルの最強プランはパケット容量が無制限のうえ、追加料金なしで通話かけ放題となっており、メリットしかないと言っても過言ではありません。
特に、パートナー回線エリアでも容量無制限になってから、楽天モバイルの評判は上昇中です。
iPhoneで楽天モバイルを使ってみた場合でも、容量無制限と通話かけ放題のメリットは享受できます。
ただ、専用アプリであるRakuten Linkに機能制限があるなど、楽天モバイルでiPhoneを使った場合、注意しなければならない点もあります。
この記事が、iPhoneを楽天モバイルで上手に使うための手助けになれば幸いです。
パケット容量無制限でiPhoneを使える!
楽天モバイルでiPhoneを使って乗り換える方法
楽天モバイルでiPhoneを使って乗り換える方法について解説します。
楽天モバイルは容量無制限で通話かけ放題だけでなく、自社回線のためスピードも優秀です。
最強プラン | |
---|---|
料金プラン | 最強プラン |
基本料金 | 3GBまで:1,078円/月 3~20GB:2,178円/月 20GB超:3,278円/月 |
通話オプション | 15分以内:1,100円/月 Rakuten LINK利用で国内無料通話かけ放題 |
通信速度 | 82.82Mbps ※引用:みんなのネット回線速度 |
店舗対応 | ◯ |
公式サイト | 楽天モバイル公式サイト |
※表の中は全て税込表記
楽天モバイルは通信速度が速いことも魅力の一つです。
楽天モバイルの通信速度は、キャリアのauや、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルと遜色ない数字です。
また直近の記録では、平均ダウンロード速度が136.36Mbpsとなっており、格安SIMの中でもトップクラスの通信速度になっています。
より詳しい内容については、楽天モバイル 速度で詳細をまとめているのでご確認ください。
iPhoneの入手法としては楽天モバイル申し込み時の同時購入、楽天モバイルで先に端末だけ購入するなど5つの方法があります。
一つずつ詳しくみていきます。
楽天モバイル乗り換え時にiPhoneを同時購入
iPhoneの入手法の中でも最もおすすめなのは、楽天モバイル乗り換え時にiPhoneを同時購入することです。
なぜなら、以下の表から分かるように、楽天モバイルは、国内のキャリアでiPhoneを最も安く購入できるキャリアだからです。
楽天モバイル | ドコモ | au | ソフトバンク | |
iPhone15 Pro Max 256GB |
224,800円 | 236,940円 | 230,360円 | 229,680円 |
iPhone15 Pro 128GB |
179,800円 | 192,060円 | 185,860円 | 185,760円 |
iPhone15 Plus 128GB |
156,800円 | 168,740円 | 163,490円 | 164,440円 |
iPhone15 128GB | 140,800円 | 149,490円 | 145,640円 | 145,440円 |
※表の中は全て税込表記
乗り換える場合には、現在使用しているキャリアでiPhoneを購入するより、楽天モバイルで買った方がリーズナブルです。
また、楽天モバイルで販売しているiPhoneは、表には記載していないSEを含めてSIMフリーです。
このため、万が一楽天モバイルと相性が合わず、別の業者に乗り換えることになっても、端末はそのまま使い続けられます。
さらに、楽天モバイルへの乗り換え時にショップ限定のiPhoneを購入することができれば、さらに端末にかかるコストを抑えられます。
楽天モバイル乗り換え時にiPhoneを同時購入することには、これだけのメリットがあるのです。
SIMフリーのiPhoneを購入
家電量販店やアップルストアでSIMフリーのiPhoneを購入して使うのも、悪くない方法です。
楽天モバイル以外でもiPhone購入キャンペーンを行っていることがあるからです。
ヤマダ電機のiPhone SEが実質1円になるキャンペーンなどを利用することで、端末代の節約につながります。
問題は楽天モバイルよりiPhoneの料金が安くなるかどうかで、高いようならば量販店の利用価値は皆無です。
ちなみに、家電量販店やアップルストアのiPhoneはSIMフリーなので、楽天モバイルで使えないというようなことはありませんよ。
SIMロック解除された中古品のiPhoneを購入
SIMロック解除された中古品のiPhoneを購入することも一つの方法です。
iPhoneを新たに購入する場合、単純にコストが最も安くなるのは中古品だからです。
中古のiPhoneは基本的にSIMロックが解除されているため、楽天モバイルで使えないということはありません。
ただし、あくまでも中古品なので、どうしても新品と比較すると故障のリスクは高くなってしまいます。
また、安価な旧機種を購入した場合、楽天モバイルの自社回線とパートナー回線が自動で切り替わらないという問題が起きる可能性もあります。
安いのは間違いないですが、ここまで紹介した方法と比較すると「うーん」って感じなのが正直なところです。
今まで使用していたiPhoneで乗り換える
既にiPhoneを持っているのなら、今まで使用していたiPhoneで乗り換えるのが最もコストがかかりません。
ただし、キャリアで利用していたiPhoneが古い場合、そのままでは楽天モバイルでは使えないことは知っておいた方が良いでしょう。
古いiPhoneが、そのままでは楽天モバイルで使えない理由は、キャリアのSIMロックがかかっていることです。
このSIMロック、キャリア側でなければ解除できないので、面倒ですが前もって対処しておかなければならないんですよね。
2021年10月からはSIMロック禁止になったため、それ以降に購入したiPhoneは大丈夫ですが、2021年9月より前に買った端末ならキャリアで解除手続きを取らなければなりません。
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楽天モバイルのiPhone購入に使えるキャンペーン
楽天モバイルのiPhone購入に使えるキャンペーンを以下3つ紹介します。
楽天モバイルのキャンペーンは多種多様で、端末のみ購入しても利用できるものもあります。
買い替え超トクプログラムや下取りプログラムなど、楽天モバイルでの機種変更時などに役立つキャンペーンを利用してお得に乗り換えましょう。
過去には端末価格が実質1円になるキャンペーンも行われており今後も同様のキャンペーンが行われることが期待できます。
iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
iPhoneトク得乗り換えキャンペーンは、乗り換えと同時に対象のiPhoneを購入で最大32,000円お得になるという内容です。
以下の条件を満たすことで32,000円相当お得になります。
- ・楽天モバイルを初めて契約する
- ・他の業者から乗り換える
- ・対象のiPhoneを購入する
対象のiPhoneの購入は、1回払いもしくは24回払いの場合が当てはまります。
もし48回払い(買い替え超トクプログラム)で購入すると、32,000円相当ではなく、最大で12,000ポイントが還元されることになるので注意が必要です。
楽天モバイル買い替え超トクプログラム(iPhone)
楽天モバイル買い替え超トクプログラム(iPhone)は、購入した対象iPhoneの機種代の半額分が支払い不要となり、おトクに最新の製品に乗り換えできるサービスです。
端末を48回分割払いで購入することが条件で、iPhone15シリーズをはじめ以下の楽天モバイルで販売されているiPhoneは対象となっています。
- ・iPhone 15 Pro Max
- ・iPhone 15 Pro
- ・iPhone 15 Plus
- ・iPhone 15
- ・iPhone 14 Pro Max
- ・iPhone 14 Pro
- ・iPhone 14 Plus
- ・iPhone 14
- ・iPhone 13
- ・iPhone 13 mini
- ・iPhone SE
25カ月目に機種変更などによって端末を楽天モバイルが回収した場合、残りの支払いが免除されるため、実質半額になるというシステムです。
しかも、次に購入する端末もキャンペーンを利用することで、再び実質半額になってくれるという仕組みなのです。
楽天モバイルがキャンペーンの対象にしているのは最新のiPhone 15だけではなく、旧機種であるiPhone 14やiPhone 13も含まれています。
最安機種であるiPhone SEも、楽天モバイルのキャンペーンの対象となっているのです。
キャンペーンの終了日については、こちらも未定となっています。
以前はiPhoneのみのキャンペーンでしたが、2023年8月以降はAndroid端末も対象となっています。
スマホ下取りサービス
画像引用元/楽天モバイル
スマホ下取りサービスを利用すると、最新機種をお得に購入することができます。
2024年3月1日より、iPhone 11 / iPhone X / iPhone XR / iPhone XSと、一部Android製品の下取り価格がアップしているので、下取りに出すなら今がチャンスだと言えます。
また、2024年5月現在の下取り最高価格は以下の通りです。
- iPhone 14 Pro Max|最大99,770円
- Google Pixel Fold|最大91,000円
この下取りサービスは、他社での購入品も可能で、手数料などもかかりません。
箱などの付属品は必要なく本体のみの提出で良いので、気軽に行えます。
楽天モバイルのキャンペーンは新規ユーザーにとっても、長期間使い続ける人にとっても、お得になるものが用意されているんです。
以下にその他の楽天モバイルのキャンペーンを紹介します。
- 友達紹介キャンペーン|友達を紹介すると7,000ポイントもらえる
- スマホそのまま乗り換えキャンペーン|他社から乗り換えで6,000ポイントもらえる
- スマホトク得乗り換えキャンペーン|乗り換えと同時に対象Androidを購入で最大12,000ポイントもらえる
楽天キャンペーンについて簡単に紹介しましたが、詳しい内容については楽天モバイル キャンペーンで確認してみてください。
楽天モバイルのように、格安SIMには乗り換えにお得なキャンペーンがたくさん用意されています。
- LINEMO|6ヶ月間データ追加購入(550円/1GB)が毎月最大3回まで無料
- ahamo|SIMだけ乗り換えでdポイント10,000円相当もらえる
- povo|他社から乗り換えでau PAY残高最大10,000円相当還元
このように格安SIMにはそれぞれお得なキャンペーンがたくさんあるため、詳しい内容や特典について格安SIM キャンペーン比較することが大切です。
キャンペーンを利用してお得に格安SIMに乗り換えましょう。
楽天モバイルでiPhoneを使うときの注意点
楽天モバイルでiPhoneを使うときの注意点について以下の5つを解説します。
Raluten Linkの機能制限や回線切り替わりの仕様、室内の弱さが主な注意点です。
楽天モバイルにiPhoneで乗り換えても、こうした注意点を知っておけば危ないということはありません。
一つずつ詳しくみていきます。
Rakuten Linkの機能制限を理解しておく
iPhoneを楽天モバイルで利用する際は、Rakuten Linkの機能制限を理解しておくことが大切です。
楽天モバイル専用アプリであるRakuten Linkを利用すれば、追加料金なしで通話かけ放題になるなど、さまざまなメリットが享受できます。
問題は、iPhoneはRakuten Linkの一部機能が制限されており、メリットを100%享受できないことです。
Rakuten Linkを使わない人からかかってきた通話や、Rakuten Linkを使わない人とのSMSのやり取りが有料になるなど、以下のような制限が設けられているのです。
- Rakuten Link未使用の相手からの着信は標準アプリになる
- Rakuten Link未使用の相手とのSMS送受信は標準アプリでないとできない
- ビデオ通話に対応していない
この中で問題になるのは、通話の着信とSMSの問題です。
Rakuten Linkを利用しなければ通話無料にならないので、相手がRakuten Linkを使用していなければ着信した通話は有料になるのです。
これは2021年7月に行われた仕様変更に伴う制限です。
画像引用元/楽天モバイル公式サイト
Android端末の場合はRakuten Linkに着信するので、相手が使用しているかどうか関係なく無料になるという点が違っています。
また、SMSについてもiPhoneの場合、相手がRakuten Linkを使用していなければ標準アプリでないと行えません。
こちらも2021年7月の仕様変更で制限が設けられました。
画像引用元/楽天モバイル公式サイト
結果としてAndroidなら無料になるSMSが、iPhoneだと有料になってしまうというわけです。
ビデオ通話については「使えなくてもコストに響かない」「あれば便利という程度の機能にすぎない」ので、深く考えることはないと思いますよ。
iPhone6以前のモデルは楽天モバイルに対応していない
iPhone6以前のモデルは楽天モバイルに対応していないということも注意することの一つです。
楽天モバイルに対応しているのは、iOS14.4以降へのアップデートされているiPhone6以降の機種です。
自身のiPhoneが楽天モバイルに対応しているかどうか最初に確かめましょう。
回線切り替えが必要な場合もある
iPhoneを楽天モバイルで利用する際に、回線切り替えが必要な場合もあるので覚えておきましょう。
楽天モバイルは自社回線エリア外では、パートナーであるauの回線につながる仕組みになっています。
この際に接続する回線の切り替えが行われますが、iPhone 12よりも古い機種では回線を自動で切り替えることができないのです。
自社回線からau回線への切り替えは地方で行われることが多いですが、大都市の中心部であっても地下街などでauのプラチナバンドを使うために切り替わることがあります。
楽天モバイルのiPhoneがいきなりつながらなくなった場合、まずこの問題を疑う必要があるというわけです。
もちろん手動で切り替えればちゃんと使えるようになるのですが、手間であることは間違いありませんよね。
室内や地下街に弱いことに留意しておく
楽天モバイルは室内や地下街に弱いことに留意しておく必要があります。
キャリアとしては後発である楽天モバイルはプラチナバンドを持っていないため、遮蔽物に弱く、室内や地下街で電波が届きにくいというウイークポイントがあります。
楽天モバイル自社回線エリアである都市部の地下街でau回線に切り替わるのは、このプラチナバンドを使うためです。
また、通信が遅い理由の一つにiPhoneのキャリア設定をアップデートしていないことも挙げられます。
「キャリア設定をアップロードする」というポップアップが出たら、アップデートをしiPhoneの再起動を行うようにしましょう。
近い将来、この問題は改善される見込みがありますので、そこに期待しておいてください。
iPhoneの初期設定が必要
iPhoneで楽天モバイルを利用する際は、初期設定が必要です。
初期設定の方法は、楽天モバイルでiPhone(eSIM・nanoSIM)をプランとセットで購入した場合と、今まで使っていたiPhoneを使い続ける場合で異なるため注意しておきましょう。
以下に今まで使っていた手持ちのiPhoneの場合の方法を簡潔にまとめました。
- OSをアップデート
- MNP転入/プラン変更(移行)手続き
- APN構成プロファイルを削除
- nanoSIMを挿しかえる
- キャリア設定をアップデートする
- 楽天モバイルの開通を確認する
詳しい初期設定の方法に関しては、「楽天モバイルでiPhone利用時の乗り換え方法・設定手順」で紹介しているのでご確認ください。
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楽天モバイルではiPhoneをおすすめしないって本当?
楽天モバイルではiPhoneをおすすめしないといわれる理由について以下の3点を解説します。
上記の問題はいずれも解決法があったり、将来的な改善の見込みがあったりするものなのです。
一つずつ見ていきましょう。
Rakuten Link経由でないと通話やSMSは有料になる
楽天モバイルがiPhoneにおすすめでないと言われる一つ目の理由は、Rakuten Link経由でないと通話やSMSは有料になることです。
通話についてはこちらからRakuten Linkを使っていない人にかける分には無料となりますが、楽天モバイル以外の業者や固定電話からかかってきた通話が無料になりません。
一度通話を切り、こちらからRakuten Linkを利用してかけ直せば、相手に通話料金が発生しなくなります。
また、SMSについてこちらから送る分についても有料となることも事実です。
こうした問題を解決するための荒業として「相手にも楽天モバイルを利用してもらう」というものがあります。
相手がRakuten Linkを利用してくれれば、通話やSMSが有料となる問題は解決できます。
古い端末は回線が自動で切り替わらない
楽天モバイルがiPhoneにおすすめでないと言われる理由に、古い端末は回線が自動で切り替わらないことが挙げられます。
iPhone12よりも古い端末は回線の切り替えが自動で行われないため、楽天モバイル自社回線エリアからau回線に切り替わる場所では、回線がつながらなくなってしまうことがあります。
楽天モバイル加入時にiPhoneを買った場合この問題は起きませんが、今まで使用していたiPhoneを使用する際には気をつけましょう。
ただ、あくまでも回線切り替えが自動で行われないというだけで、モバイル通信の設定を行うなどの方法で、手動で切り替えることは可能です。
- 「設定」内の「モバイル通信」から回線を選択する
- 機内モードに切り替えてすぐ解除する
- 端末を再起動する
モバイル通信で「Rakuten」もしくは「KDDI」を選べば、目的の回線につながりますが、やや面倒です。
機内モードは操作は楽で時間もかかりませんが、確実性には欠けます。
再起動は操作が楽で確実性もありますが、時間がかかってしまいます。
いずれの方法も、一長一短といったところです。
いきなりつながらなくなってもちゃんとした対処法はありますので、あまり焦ってはダメですよ。
対応端末でつながらないときは電波の届き方に原因あり
楽天モバイルには低周波帯のプラチナバンドがなく、遮蔽物に弱いため、室内や地下街で電波が届きにくいという弱点があります。
自宅ならば小型の基地局であるRakuten Casaを導入するなどの対策が可能ですが、パートナー回線に対応していない地下街などでは現時点ではどうすることもできません。
ただし、将来的にこのままというようなことはありません。
総務省が2023年10月23日、楽天モバイルにプラチナバンドである700MHz帯を割り当てることを決定したからです。
楽天モバイルの計画では2025年度の提供開始となっており、当初見込まれていた2023年内よりは遅くなるものの、改善されるメドがついたのです。
それまでは室内に弱いという問題は残ったままですが、少なくともこれまでのように「いつ改善するのか」という思いはしなくてすみそうです。
室内や地下街に弱いのは不便ですけれど、改善されるメドはついたのですから、もうちょっとの辛抱といったところですね。
楽天モバイルでiPhoneをおすすめしないといわれる理由としては、Rakuten Linkの機能制限や回線の切り替わりの問題、室内などでの電波の弱さがあります。
しかしながら、楽天モバイルの評価そのものは高めで、決しておすすめできない格安SIMではありません。
楽天モバイルの評判には、料金が安くなったなど以下のようなものが多く見られます。
- キャリアと比較して料金が5,000円以上も安くなった
- 楽天モバイルは繋がらないという声を聞いていて心配でしたが、問題なく利用できています
- 料金が安いのにも関わらず、専用アプリを使えば通話料は無料なので嬉しいです
この他にも実際の利用者の楽天モバイルに対する評判について詳しく知りたい方は、楽天モバイル 評判でまとめているのでぜひ確認してみてください。
iPhone特有の注意点を理解して解決法を知っておかないと「楽天モバイルに乗り換えて後悔した」という結果になりかねないのも確かです。
後悔しないためにも事前に情報収集しておくことが大切ですね。
楽天モバイルでiPhone利用時の乗り換え方法・設定手順
画像引用元/Apple公式サイト
楽天モバイルでiPhone利用時の乗り換え方法・設定手順は以下の通りです。
楽天モバイルの申し込み方法は、iPhoneもAndroidも大きく変わるものではありません。
ただし、OSのアップデートが必要になるケースがありますので、注意は必要です。
物理SIMとeSIMでは設定手順が多少異なっているので、前もって確認しておきましょう。
iPhoneの対応機種を確認
iPhoneで楽天モバイルを利用する前に、必ずiPhoneの対応機種を確認しておくことが大事です。
楽天モバイルは、iPhone6以前のモデルに対応していません。
必ず自身のiPhoneが楽天モバイルに対応していることを確認してから利用するようにしましょう。
SIMロック解除やiOSのアップデート
iPhoneで楽天モバイルを利用する際は、SIMロック解除やiOSのアップデートが必要になります。
iPhoneはどこで購入してもハードウェア的には同じなので、理論的に使えないということはありません。
ただし、2021年10月よりも前にキャリアで購入したiPhoneは、SIMロックがかかっているので、そのままでは楽天モバイルでは使えません。
キャリア側にSIMロックを解除してもらうことになりますので、やり方を確認しておく必要があります。
また、中古品などでiOSのバージョンが古いと、Rakuten Linkが対応していないケースもあり得ます。
さまざまな設定を行うまえに、まずOSのバージョンアップをしていきましょう。
乗り換えるためにはどのような準備が必要か確認しておかないと、トラブルの原因になりかねませんよ。
乗り換え(MNP)転入手続き
次に乗り換え(MNP)転入手続きをします。
楽天モバイルはMNPワンストップに対応しているので、他のキャリアから乗り換える場合にはMNP予約番号の取得は不要です。
MNPワンストップとは、乗り換え時に利用中の会社での手続きが不要となり、乗り換え先の手続きのみでできるという仕組みです。
乗り換えの際の手続きが1社で済むため、より手軽に乗り換えられますね!
MNPワンストップについてより詳しく知りたい方は、MNPワンストップで詳細を解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
キャリアの格安プランやサブブランド、一部のMVNOから乗り換える場合もMNP予約番号は必要ありません。
ただ、多くのMVNOはMNPワンストップ制度の対象となっていません。
乗り換え元がMNPワンストップに対応していない状態で、今の番号を使い続けたいと思うのならば、前もってMNP予約番号を取得しなければなりません。
MNPワンストップ制度の対象は楽天モバイルの公式サイトなどで確認できますので、あらかじめ見ておきましょう。
APN構成プロファイルの削除
iPhoneで楽天モバイルを利用する際は、APN構成プロファイルの削除が必要になります。
APN構成プロファイルの削除はキャリアからの乗り換えだと不要ですが、MVNOからの乗り換えだと必要になることがあるので注意しましょう。
APN構成プロファイルの削除の方法は以下です。
- 設定を開く
- 「一般」をタップする
- 「プロファイル」をタップする
- 削除をする「構成プロファイル」をタップする
- 「プロファイルを削除」をタップする
- パスコードを入力する
- 構成プロファイルが削除されたことを確認する
ワイモバイル、UQモバイル、IIJmio、LINEモバイル、mineoなどでiPhoneを利用していた方は、MNP開通手続きやAPN設定の前に、プロファイルの削除が必要なので手順を確認しておきましょう。
キャリア設定のアップデート
iPhoneで楽天モバイルを利用する際、キャリア設定のアップデートの必要があります。
物理SIMを挿し替えると、キャリア設定のアップデートを行うようポップアップが出ますので、アップデートを行えば設定は完了です。
キャリア設定がアップデートされているかどうかの確認方法は以下になります。
- 設定を開く
- 「一般」をタップする
- 「情報」をタップする
- ポップアップが表示された場合は「アップデート」を選択する
- 「キャリア」項目でバージョンを確認する
バージョンが最新のものになっているのか確認しておきましょう。
楽天モバイルの回線開通
最後に楽天モバイルの回線開通を行います。
楽天モバイルの回線開通方法は、SIMカードの場合とeSIMの場合で異なります。
eSIMについては後述していますので、ここではSIMカードの場合の方法を以下にまとめました。
- 「my 楽天モバイル」Webサイトにて転入手続きをする
- 製品にSIMカードをセットする
- 「キャリア設定アップデート」と表示された場合、アップデートする
- Wi-FiをOFFにし、楽天回線の接続ができるかを確認する
電子機器の取り扱いに慣れている人なら何一つ難しいことはないのですが、不安がある方は比較的規模の大きい店舗で対人サポートを受けた方が良いかもしれません。
eSIMの場合は楽天モバイルアプリのインストールが必要
eSIMの場合はSIMの挿し替えは不要ですが、楽天モバイルアプリのインストールが必要になります。
設定手順は以下の通りです。
- 本人確認書類、楽天IDとパスワード、決済手段の情報を用意しておく
- Web、電話、ショップのいずれかで申し込む
- My楽天モバイルアプリをインストール
- 位置情報提供に同意するかどうかを決める
- アプリからの通知許可を設定する
- 位置情報の使用については「Appの使用中は許可」を選ぶ
- My楽天モバイルアプリにログインする
- APN構成プロファイルを削除
- スタートガイドのQRコードを読み取る
- 「開通手続きをする」をタップ
- モバイル通信プランを追加
- キャリア設定をアップデートする
My楽天モバイルのインストールが必要なのは、設定をアプリ上で行うためです。
ただ、やること自体は必要なところをタップするだけなので、難しいわけではありません。
面倒なのは専用アプリの設定ですが、端末のスロットを開けて物理SIMを挿し替えるのとどちらがより面倒なのかは、人によって判断が分かれるところです。
eSIMに対応しているiPhoneは比較的新しいものですが、機械を触るのが苦手という人は、こっちの方が楽かもしれませんね。
パケット容量無制限でiPhoneを使える!
楽天モバイルでiPhoneを使うときのよくある質問
楽天モバイルでiPhoneを使うときのよくある質問について3つ紹介します。
iPhoneを不安なく楽天モバイルで使えるようにするため、こうした質問に簡単に答えていきましょう。
ヤフー知恵袋あたりで「楽天モバイルは最悪」と書くような人でも、こうした疑問点に対する回答を前もって得ていれば、悪い印象を抱くことはなかったのではないかと残念に思えます。
楽天モバイルで回線契約なしでiPhoneの購入のみはできる?
楽天モバイルで回線契約なしでiPhoneの購入のみはできます。
楽天モバイルでは、データプランに申し込まずに端末のみを購入することが可能です。
その際、「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用すればお得にiPhoneの購入をすることができます。
これは、対象のiPhoneを48回払いで購入し25カ月目以降にiPhoneを返却した場合に、残りの支払いが不要となりおトクに最新の製品に乗り換えできるサービスです。
最大半額の支払いをしなくて済むという魅力的なプログラムですね!
楽天モバイルで他社のiPhoneを使える?
楽天モバイルで他社のiPhoneは使えます。
iPhoneはどこで購入しても、同じ製品ならハードウェア的には何も変わらないからです。
ただし、2021年10月よりも前にキャリアで買った端末は、SIMロックがかかっており、そのままでは楽天モバイルでは使えません。
キャリアでSIMロックを解除してもらわない限り使えないのですが、これは楽天モバイルが悪いわけではありません。
今販売されているiPhoneはどこで買ってもSIMロックはかかっていないので、このような問題は起きませんよ。
楽天モバイルで購入できるiPhoneはSIMフリー?
楽天モバイルで販売している端末は、iPhoneを含めすべてSIMフリーです。
楽天モバイルで買ったiphoneをソフトバンクで使うことは可能です。
キャリアだけではなく、キャリアの格安プランや、キャリアの回線を使うMVNOについても同じで、楽天モバイルで買ったiphoneをahamoで使うこともできますよ。
ただ、端末を使うに当たってはキャリアやMVNOごとの設定を行わなければなりません。
楽天モバイルで買った端末をドコモで使うときには、そのための設定を行う必要があるのです。
楽天モバイルでiPhoneを上手に使えば便利でお得
楽天モバイルでiPhoneを使うのは、Rakuten Linkの機能制限など、ちょっと癖があるのは確かです。
また、自社のプラチナバンドがないため、室内や地下街に弱いという弱点もあります。
しかし、楽天モバイルは通信料金を抑えられるだけでなく、iPhoneの本体価格を実質的に抑えることもできるのです。
楽天モバイルのプラチナバンドの問題も将来は改善されますので、iPhoneでの不安要素はさらに減っていくでしょう。
iPhoneをお得に使うなら、予想以上にお得なのが楽天モバイルなのです。
iPhoneに乗り換えようと思っている人や、iPhoneを新調しようと考えている人は、同時に楽天モバイルに乗り換えることも検討してみてはいかがでしょうか。
低料金で容量無制限というキャリアは、他にないのですから。
パケット容量無制限でiPhoneを使える!
後ほど触れますが、楽天モバイルのキャンペーンには乗り換え時が対象のものもありますから、上手に利用すればよりお得になりますよ。