第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会 千葉県大会/展望/試合結果

高校ラグビー千葉県大会トーナメント表
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 第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会展望 
千葉県高体連ラグビー専門部常任委員 鈴木学

 日本で開催中のラグビーワールドカップは、日本の活躍も含め大変な盛り上がりを見せている。第99回全国高校ラグビー大会千葉県予選も並行して行われ、予選プールを終了しいよいよ負けたら終わりの決勝トーナメントに入り目の離せない状況に来ている。今年も王者・流経大柏高校に挑戦する構図は変わらないが、関東大会・全国7人制大会に初出場した幕張総合や例年の展開ラグビーに大型FWとなった専修大松戸、どのチームも例年よりも底上げされ王者との差が縮まってきている。大会での選手の活躍とともにラグビーというスポーツの素晴らしさをこの千葉県高校ラグビー大会からも味わって欲しい。未来の日本代表選手の登場に期待!


試合結果


10/11

10/18

10/26
準決勝
11/9
決勝
11/17
10/11(金)
八千代松陰
17
(10-7)
(7-7)
千葉日大一
14
千葉東
19
(12-5)
(7-7)
検見川
12
東京学館浦安
94
(40-0)
(54-0)
市川
合同D
22
(12-7)
(10-7)
芝浦工大柏
14
千葉経大附属
50
(19-5)
(31-0)
合同C
柏中央
44
(20-7)
(24-0)
我孫子

10/18(金)
千葉南
40
(19-0)
(21-0)
東京学館浦安
合同D
不戦勝
( - )
( - )
日本体育大柏
棄権
柏中央
12
(12-14)
(0-14)
千葉北
28
専修大松戸
41
(19-0)
(22-0)
八千代松陰
佐倉
24
(19-0)
(5-12)
千葉経済大附
12
千葉東
(5-24)
(0-19)
県千葉
41
10/26(土)
流通経大柏
115
(42-0)
(73-0)
千葉北
千葉南
31
(19-5)
(12-12)
合同D
17
専修大松戸
43
(5-6)
(38-3)
県千葉
佐倉
(7-14)
(0-26)
幕張総合
40
 10月26日(土)の戦評 
流通経大柏 対 千葉北
前半、千葉北のシャロ―ディフェンスからの渾身のタックルが随所に光るゲームであったが、早いテンポでフェイズを重ねる流通経大柏が徐々にトライを重ね、スピードあるランニングで王者の貫禄を見せ勝利を収めた。

千葉南 対 合同D
前半、両チームとキックを使い陣地を取り合う展開となったが、千葉南がキックカウンターからボールを継続し得点を重ねた。 合同Dも素晴らしいチームワークを発揮、攻守でいいプレーを見せるも最後は力及ばず、千葉南が勝利した。

専修大松戸 対 県千葉
前半、県千葉は10番古川のキックが冴え、ペナルティーゴールで得点を重ねる。しかし専修大松戸は16番内舘の投入で流れをつかむと県千葉の激しいプレッシャーをはね返し、勝利を収めた。

佐倉 対 幕張総合
前半、佐倉は好タックルからトライを取りゲームの流れを掴んだ。幕張総合は初戦の緊張感からミスが目立ったが、21番梅本を投入後、チームの雰囲気が変わりトライを重ねた。佐倉も最後まで粘るも力及ばず、幕張総合が勝利した。

11/9(土)準決勝
専修大松戸
(0-10)
(7-5)
幕張総合
15
流通経大柏
34
(14-0)
(20-0)
千葉南
 11月9日(土)の戦評 
専修大松戸 対 幕張総合
幕張総合の早い球出しによるテンポの良いアタックに対し、フィジカルの強い専修大松戸が激しいディフェンスを見せた。しかし、専修大松戸の深いラインアタックが幕張総合の堅いディフェンスを崩すことができず幕張総合が勝利。

流通経大柏 対 千葉南
流通経大柏が個々のフィジカルで千葉南を攻撃し続けるが、激しいタックルではね返し前半終了。後半は千葉南が敵陣で攻撃する場面もあったが流通経大柏のフィジカルを止めることができず、連続トライを決めた流通経大柏の勝利。

11/17(日)決勝
流通経大柏
55
(27-3)
(28-7)
幕張総合
10
 11月17日(日)の戦評 
流通経大柏 対 幕張総合
前半、幕張総合の献身的なタックルが随所に光るゲームであったが、流通経大柏が連続トライで得点を重ねた。幕張総合も前半11番松田のペナルティゴールと後半に12番永山のトライで猛追するが、流通経大柏が落ち着いたプレーで全国大会出場を決めた。

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