2016ちばぎんカップ 千葉ダービーマッチ決戦前スペシャルインタビュー！

柏レイソルからジェフ千葉に移籍されて、元チームメイトがライバルになるわけですが？

レイソルに14年いて、タニ（大谷選手）とも高校からずっと一緒なのでやっぱり複雑な気持ちもありますね（笑）。でももうジェフの選手なので、ジェフのサポーターのためにもいい試合を見せられたらと思います。（ジェフとレイソルの関係は）良きライバルですね。ジェフに来た以上はレイソルよりジェフが強いチームになれるようにやっていきたいです。

リーグ戦とちばぎんカップで違うことはありますか？

いつも独特の雰囲気があります。レイソルにいたときはジェフに負けたくないっていう気持ちがあったし、ジェフもそう思っていたと思うし。いい緊張感。リーグ戦への調子を占うという意味もあるので。千葉ダービーということもあって、サポーター同士も意識し合っていると思いますね。真剣にやりつつも、リーグ戦前のコンディションを整える。でもやっぱり負けたくない、勝ちに行きたいですね。

新体制のチームの雰囲気はいかがですか？

日本代表みたいに、ぱっと集まった感じです。集まって始まったばかりという感じ。慣れてくればチームとしてまとまってくると思いますが、仲が良いだけではなく厳しさも時には必要。自分が言わなくてはいけないところもあると思うので、嫌な役も買って出てしっかりできたら良いなと思います。

近藤選手はチームのリーダー的存在となると思いますが？

Ｊ２での戦い方の経験もあるのでしっかりそういったことを活かしていきたいです。ジェフも新しい選手がたくさん来たので、自分が持っている経験はしっかり伝えながら、みんなに信頼されるようなプレーをしなくてはならないと思っています。リーダーシップも取りながら、もちろん自分としての責任も感じてうまくチームをまとめていけたらなと思います。

ちばぎんカップへの意気込みをお願いします

レイソル相手に負けは許されないと思うので、個人的にも（笑）。勝ちを目指してやっていきます。リーグに向けて、ジェフの今年の形を体現できるようにしたいですね。サポーターの皆さんにも楽しみに待っていてほしいなと思います。

ちばぎんカップは大谷選手がプロとして初めて出場した試合ですが、どんな思いがありますか？

まだ高校を卒業してなかったし、まさか出られるなんて思っていなかったですね。入団一年目で運も良く試合に出られることになって、すごく緊張したことを覚えています。それまでユースでやっていた時とは違って、たくさんのお客さんがお金を払って見に来てくれる初めての試合だったので、とても鮮明に覚えています。

同じ千葉のプロチームであるジェフ千葉とは？

グッピー（岡本昌弘選手）とは、昔から一緒に試合をしていましたね。レイソルにとってジェフはやっぱり特別な相手ですし、毎年ちばぎんカップはとても楽しみです。サポーターの方もすごく楽しんでくれている感じがあっていいですよね。この年になると現役を辞めてしまう選手もいる中で、今も同じJリーグの舞台で戦っている選手にはすごく刺激を受けます。

ちばぎんカップで意識することはありますか？

毎年選手ごと、監督によって違ってくると思います。ただ、ダービーなので単純に負けたくないです（笑）。お祭りじゃないですけど、ダービーだからすごくそういう熱い雰囲気もありますし。ちばぎんカップがあると「いよいよ一年が始まる」という気持ちになりますね。これだけ長くやっている大会は他にはないですし、ずっと筒ぢて欲しいと思います。すごく大事な試合です。

リーグ戦とちばぎんカップで違うことはありますか？

違いはないですけど、シーズン最初にやる試合なので、サポーターの方も楽しみにしてくれているのがスタジアムから伝わるし、“今年のチームはどうだろう？”という期待も感じます。勝ってシーズンに入りたいという意識は強いし、キャンプをやってきた成果をサポーターの方に見せるのにもすごく大きな意味を持った試合だと思いますね。

ちばぎんカップへの意気込みをお願いします！

『今年レイソルはこういうサッカーをするんだ！』ということを、すべては難しいかもしれないですけど、方向性だけでもサポーターの方に見せたいと思います。しっかり勝って、フクアリからレイソルサポーターも自分たちも笑顔で柏まで帰って来られるようにしたいです。