公立高校入試 前期選抜始まる

 公立高校の前期選抜の入学試験が12日から一斉に始まり、受験生たちが闘志を胸に志望校の門を潜りました。

 千葉市中央区にある県立千葉高校では朝早くから受験生が次々と姿を見せ、駆け付けた学習塾の講師たちが教え子に声をかけ、激励する姿がみられました。

公立高校の前期選抜の入試は県内の全日制127校、定時制17校で一斉に行われ、県教育委員会によりますと、受験者数は3万8303人で平均倍率は全日制が1・71倍、定時制が0・86倍ということです。

前期選抜初日の12日は国語や数学など5教科の試験が行われ、13日は面接や作文などそれぞれの学校が独自の検査を実施します。

合格発表は2月19日の午前9時です。

なお、柏市にある県立柏の葉高校で行われた英語のリスニングテストの問題の一部で英文を読み上げる音声が聞こえなくなるトラブルがありました。

このため柏の葉高校はリスニングテストの4つある大問のうちトラブルのあった大問の1つについて受験者全員を満点とする救済措置を取ったということです。