流山市当初予算案 一般会計600億円超

 人口増加率県内トップの流山市が新年度当初予算案を発表しました。一般会計の予算規模は初めて600億円を超え、過去最大を更新しました。

 流山市の2019年度一般会計の予算規模は、前年度を8%上回る600億6700万円で、3年連続で過去最大を更新し、初めて600億円を超えました。歳入は全体の47%を占める市税収入が、人口増加に伴う市民税や固定資産税の増加で去年の当初予算よりも13億円余り増える見込みです、一方、歳出は教育費が小学校の新設に向けた事業などで前年度よりも37%増えたほか、子育て支援やインフラ整備で民生費や土木費も5%前後の伸び率となっています。
 主な新規事業は、人口が増えているおおたかの森地区と南流山地区への子ども関連施設の整備や、部活動支援として市立学校のモデル校に部活動の指導員を新たに配置するなど、子育て・教育関連事業の更なる充実を図るとしています。流山市の人口はここ数年、年間3千人から5千人のペースで増えていて、去年12月には19万人を突破しています。