高校サッカー部員が集団窃盗か

 四街道市にある私立高校のサッカー部員14人が他の生徒から現金や電子辞書などを盗んだ疑いがあることがわかりました。高校側は男子生徒らに自主退学を勧告したということです。

 現金などを盗んだ疑いがあるのは、四街道市にある千葉敬愛高校のサッカー部に所属する1年の男子生徒計14人です。高校や警察によりますと、男子生徒らはことし6月から8月にかけて練習試合に訪れた他校の生徒のかばんから現金約10万円を抜き取ったほか、在校生のロッカーなどから10台以上の電子辞書を盗んだということです。盗まれた電子辞書の一部はフリーマーケットアプリに出品されていました。先月生徒からの被害届を受けた警察が窃盗の疑いで調べを進めたところ、サッカー部の男子生徒らの関与が浮上したということです。高校の聞き取りに対し男子生徒らは事実関係を認めた上で「遊ぶ金ほしさにやった」「スリルを味わいたかった」などと話していて、高校側は今月男子生徒らに対して自主退学を勧告しました。