風しん抗体検査の対象に配偶者も

 千葉市は、「風しん」の感染拡大を防ぐため、来週から風しん抗体検査の対象に妊娠を希望する女性のパートナーも追加します。

 千葉市によりますと、今年に入ってからの千葉市の風しん患者は10月7日時点で64人に上り、ここ数年の報告数をはるかに上回る状況となっています。

患者の多くは男性で、千葉市は妊婦や赤ちゃんを守るため、これまで妊娠を希望する女性に限っていた無料の抗体検査の対象を、妊娠を希望する女性のパートナーや風しんの抗体価が低い妊婦のパートナーにも拡大することにしました。

無料の抗体検査は千葉市内の医療機関で申込書を提出の上、受けられるということです。

千葉市は、予防接種の助成についても医師会と調整中で、年内の実施を目指しています。

風しんはくしゃみやせきで感染し、妊娠初期の女性が感染すると、赤ちゃんが難聴や心臓病、白内障になるリスクがあります。