上半期 新設住宅の着工戸数 2割減少

 ことし上半期の県内の新設住宅着工戸数は前の年の同じ時期よりもおよそ2割減少しました。

 県はこのほど、国土交通省が行っている建築着工統計調査の概要を発表しました。それによりますと、建築物のうち、ことし1月から6月までの県内の「新設住宅の着工戸数」は2万2583戸で、前の年の同じ時期と比べて4695戸、率にして17・2%減少しました。また、新設住宅の床面積は合わせて179万平方メートルと、こちらも前の年の同じ時期を17・9%下回りました。新設住宅の着工戸数が減少したことについて、県は「前年に大規模マンションの建築が集中したため相対的に減少したもので、着工戸数は例年並み」と分析しています。