父親のスマホに女児の”けが”動画も

 野田市で小学4年生の女の子が自宅で死亡し両親が逮捕された事件で、父親のスマートフォンに女の子がけがをしている動画が残っていたことがわかりました。

 この事件は1月、野田市山崎の自宅で小学4年生の栗原心愛さんが死亡し、父親の勇一郎容疑者が傷害の疑いで逮捕されたほか、暴行を止めなかったことが共謀にあたるとして母親のなぎさ容疑者も逮捕されたものです。

警察は14日、勇一郎容疑者が去年の12月末から1月初めにかけて、心愛さんの胸や顔面を圧迫し胸の骨を折るなどの大けがをさせたとして、傷害の疑いで再逮捕しました。

勇一郎容疑者のスマートフォンには犯行の一部を撮影した動画や静止画が残されていて、その後の捜査関係者への取材で、このほかにも心愛さんがけがをしている動画などが保存されていたことが新たにわかりました。

警察は勇一郎容疑者本人が動画などを撮影していた可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。