中学生の個人情報入ったUSB紛失

 千葉市教育委員会は14日、中学校の生徒の個人情報などが入った教諭のUSBメモリが紛失したことを明らかにし、陳謝しました。

 千葉市教育委員会によりますと1月25日、匿名の市民から子どもが公園で拾ったなどと書かれた手紙とUSBメモリ1個が千葉市に届きました。

USBメモリを確認したところ、花見川区にある天戸中学校の生徒3人分の生徒指導の記録や中央区の中学校に通っていた生徒78人分の個人情報などが入っていました。

USBメモリは、天戸中学校に勤務する30代の男性教諭の私物で男性教諭は、「職員室の鍵のかかる自分の机に入れていたので、紛失したことには気付かなかった」と話しているということです。

今のところ、個人情報の漏えいによる被害は確認されていませんが、天戸中学校は、USBメモリが校内から盗まれた可能性もあるとして警察に被害届を提出し紛失の経緯を調査しています。

市教委は、「多大なる迷惑と心配をおかけしました。深くお詫びします」と陳謝しました。