児童虐待担当者臨時会議を開催

 また、この事件を受けて野田市で7日、児童虐待の対応に取り組む関係機関の担当者による臨時の会議が開かれました。

 会議には市教育委員会や警察、柏児童相談所などの担当者約20人が参加し、冒頭全員で亡くなった心愛さんに黙とうを捧げました。

また、会議の状況把握のため野田市の今村繁副市長も出席し、次のように挨拶しました。

野田市 今村繁副市長「毎月開催される中で、この実態を把握できずに悲惨な結末を迎えてしまったこと、これを無駄にするわけにはいきません。市としては1番の課題はそれぞれの連携だと思っています」

非公開で行われた会議の終了後取材に応じた今村副市長は、今回の事件の対応について児相や市教委から反省の弁があがったものの、具体的な結論は出なかったとしました。

また、この会議ではこれまで心愛さんの案件については優先度が高くないと判断され、ほとんど議題に挙がらなかったということです。

野田市 今村繁副市長「心愛さんのことを考えるとそれぞれの機関が真剣に一から見直していかなければいけないというところが足りていない部分です」

なお、今後の具体的な改善策については、2月19日に行われる次回の会議で話し合われるということです。