TikTokは2投稿目で100万再生超え! バズってから問い合わせ・購入増

株式会社 はやぶさ・ホールディングス
代表取締役社長 CEO 城谷 晃 氏

株式会社 はやぶさ・ホールディングス https://hayabusa-holdings.com
所在地:東京都中央区築地 3-4-13 電気工事会館 5階

 節電システム「ecomo(エコモ)」のメーカーを中心に、電動モビリティ「DX GOGO」、副業支援システム「KATATEMA」、わらび餅専門店「甘味処さびと」、その他顧問業など多岐多角経営をしているはやぶさ・ホールディングス。今後はグローバル展開を視野に入れている。

講座がきっかけでSNSに注力

 会議室の大きなスクリーンで、毎回2~3人の社員がオンタイム受講していると話す城谷氏。SNSを始めたのも講座がきっかけのひとつだ。

「元々SNSをやらないといけない、外部委託しようと思っていたところで、講座に出会いました。プロデューサー大林さんとの打ち合わせでも講座でもSNSが重要だというので、それだけ重要ならやってみようと思い、始めてみました」

 とくに注力しているのは「TikTok」と「Instagram」。
 撮影や投稿自体は外部委託だというが、動画の企画内容を考えているのはグループ会社のメンバー。講座を受講しているメンバーは能力が備わってきていて、学んだことを活かしながら考えられているという。

「Instagramはまだ全然ですが、TikTokはめちゃめちゃバズリました。2023年夏頃から次世代電動モビリティ・DX GOGO の動画投稿を始めましたが、2投稿目で100万再生超え。累計で約400万再生いっています」

 バズってからの変化は問い合わせの数。1か月で再生回数がどんっとバズって以降から徐々に増えたという。

「今は2~3日に1回は問い合わせがきます。問い合わせの内容は試乗の予約が多い。実際に何台かは売れたので反響がすごいなと思います。展開としては、試乗会に集客して買ってもらう、キャンプ場やサウナ施設・ホテルなどに買ってもらって実際に置いてもらう等を考えているので、SNSを通じてそういう問い合わせが来たらいいなと思います」

「ただ、委託業者からはこれでもTikTokを使いきれていなくてもったいない。なぜInstagramに展開しないのか、なぜ良い導線つくらないのか等と言われているので課題です。これから考えているのは、フォロワー数が多いインフルエンサーが周りに沢山いるので、コラボ企画としてお互いに出演するなどして動画撮影していくのはどうかと考えているところです」

 顧問業としてアドバイザーをすることがあるという城谷氏。SNSの知識は喋るネタとしても役立っていると話す。

「講座で講師の人が話していた “流行っている動画に乗っかった方が良い” という話が新鮮でした。普段自分は、人と違うことを常にしたいタイプですが、SNSとくに動画の場合はむしろ流行りに乗った方が伸びることを知った。これまでとは違う感覚でした」

「これまで一通り勉強してきましたが、昔の知識でコンサルやっているとどうしても古くなっていってしまう。講座はこのノウハウや知識は今でも通用するのか?という視点で観ています。最新の状況がわかるので、期待しています」

「今後会社としては、本業として2024年からは一気に世界進出としていろんな国に展開を考えていて、グローバル企業にしたいというのが会社の方針です。SNSも今後展開を考えないといけないと思っています」

また、今後はマーケティングや広告戦略にも注力し、「知名度・信用度」向上を目指す。

「商品を持って行った時に『仕組みがしっかりと理解できないから導入できない』と断られることがある。それに対して思うのは“冷蔵庫がなぜ冷えるか仕組みを説明できるのか?”ということ。でもみんな冷蔵庫を使っているのは、知名度だったり当たり前になっているか・いないかの違いだと思うので、そこの課題を埋めるための総合的な打開策、ヒントを講座で得られれば良いなと思います」

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