「仕事の大切さを見直す機会に」講座内容を次々業務に取り入れ、更なるブランド力向上へ

ダイヤ株式会社
マーケティング室 小池 里美 氏

会社名:ダイヤ株式会社  https://www.daiya-idea.co.jp/
所在地:東京都中野区中野2丁目2番4号
取材日:2022.2

 ゴルフ用品、家庭用品、ベビー用品などの企画・商品開発を行うダイヤ株式会社。  ファブレスメーカーとして技術力のある国内・外の協力工場で自社の製品を製造していて、ゴルフ用品事業では「ゴルフティー」、家庭用品事業では「洗濯ネット」など数々のヒット商品を生み出している。

講座の受講で気付かされたこととは?

 ゴルフ商品のブランディング(SNSの運営やプレスリリースの配信など)を担当している小池氏。
 チバテレ「稼ぐ力養成講座」では、マーケティングやPR、SNS関係などの講座など、過去開催セミナーの9割程度の講座を受講している。

「ジャンルの違う講師が登壇しますが、どこかしらに共通点が見られるので受講していて、これ同じことを言っているから大事なポイントだと気がつける部分があります」

 2021年7月に受講した、一般社団法人PRマーケッター協会 代表理事 平川 雅之氏の 「400超えの無名の個人や中小企業が、コネなし広告費ゼロでTV、新聞、ラジオ等に取材され、売上UPしたノウハウPRマーケティング」セミナーでは、自分の仕事の大切さを改めて感じることができたという。

「マーケティング室に入り4〜5年。なんとなく理解したつもりでこの商品はお客様にとって良いのかなどを考えてしまっていたが、商品力は関係なくて、ブランディングをいかに作り込めるかで商品が勝手に売れていくという事実に気付かされて、改めて自分がやっている仕事の大切さを感じ、見直す良い機会になりました」

ブランド力強化に向けた、実践も

「インスタグラムやホームページ、オンラインショップなど、業務として取り入れやすいものが多いです」

 そう話す小池氏が、とくに参考になったと話すのは、10月に開催された 「売上を変える 『究極のネット通販・SNS戦略』」の講座。

「セミナーの中で、男性脳と女性脳についての説明があったんです。その時に男性脳の場合は数値で理解できないと伝わりにくいことを知りました。ゴルフは特にその通りで、男性ユーザーが多いので同じパターマットでも何が違うのかなどを数値化してみることにしました」

「ゴルフティーにしても、ダイヤのゴルフティーが有名だと言っているだけでは全然響きませんでしたが、データ収集をしてNo. 1という表記を入れることで関心や安心感に繋がっていると思います」

「数字をアピールしていくことは、商品だけでなくダイヤゴルフを知ってもらうためにも重要なのではないかと考えるようになりました。今後は商品だけでなく、同時に会社の名前を知ってもらうようにしていきたいです」

 また、ホームページのほかにも、魅せ方を変えたのはインスタグラム。

 2021年10月に開催された、株式会社アラモード 代表取締役 藤岡 佑一 氏の「ビジネスインスタグラムが集客の主役 ストーリーを打ち出し、間違いない投稿方法で売り上げの導線にする」では、基本的な投稿のポイントやストーリー性のある写真投稿をすること、ハッシュタグの効果的な入れ方などを学んだ。

「炎上したら…などと悩んでいたこともありましたが、ビジネスにおけるブランド認知としても効果的だということを知りました」

「これまでは、オンラインショップの商品ページのような写真を投稿していましたが、受講をきっかけに商品や番組の撮影風景を載せてみたり、画像内にテキスト埋め込んでみたりと、色々と取り組むようになりました」

 その結果、2021年4月から始めたインスタグラムは、講座を受けた10月時点で1600人だったが、取り入れるようになってから4000人を突破したという。

「講座では、口で説明するだけでなくて、画面を共有して細かく事例を説明してもらえるのがわかりやすいです。今後も、今のスタイルは続けてほしいですね。講師の方々は無料のツールやシステムの情報まで教えてくれたりするので、業務に取り入れやすいです」

 ダイヤはSNSなどを通じて、さらなるブランド力を強化していく。

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