マネジメント理論 “ 識学 ” のコンサルティング導入中
「社員教育に期待 会社の成長に繋がれば」

大吉不動産株式会社
代表取締役 山本 高昌 氏

会社名:大吉不動産株式会社   https://daikichi-ir.com/
所在地:東京都豊島区池袋2-23-2 ビルdeシャンテ2階
取材日:2022.9

 不動産投資コンサルティングや収益不動産の仲介・買取などを行う大吉不動産。
 かかわる全ての人を「大吉」にする不動産会社として、様々な事業に取り組んでいる。

「識学」導入で社内に変化

 大吉不動産は、チバテレ「稼ぐ力養成講座」にも登壇したマネジメント理論「識学」を導入。2022年の夏頃からコンサルティングを受けている。

  大吉不動産の体制は現在、少人数ということもあり “社員の距離の近さ”が良さの一つ。そんな中で、あえて社員と距離を取るような真逆の識学を取り入れた理由は何か、話を聞いた。

「次のリーダーに育ってほしいという思いがあり、識学の導入を決めました。今後は組織化して、人を増やしていきたいと考えています」

「導入に当たっては、識学の安藤さんが言っていた『プロセスの評価が全員100点満点だったとしても、結局売り上げあがらないと意味がない』という言葉が響きました。その時に仲が良くても売り上げが減ったら意味がないと思い、弊社では期限と状態を明確化する『完全結果』方式に切り替えています」

「完全結果」は、「〇月〇日〇時までに△△円の成約数を獲得する」等というように、本人と他者との間で認識にズレがない設定のこと。

 社内ではその他にも、「1週間ごとの成果確認」「役割の明確化」「個人が責任を持つ考え方の導入」など、営業管理の仕方も徐々に変えていっているという。

「これまでは自分が干渉してしまう部分が多かったので、そうすると部下が育たない。今もすぐ口を出したくなりますが、ここで口を出したらこれまでと同じなので、少し様子を見るようにしています。切り離し方が難しいですね。また、これまでの評価基準はド素人の私が作ったもので矛盾する部分があったため、このコンサルティングを機に、明確な評価基準が作れればと思います」

 社内に識学を導入したことで、実務に関する指示やコミュニケーションなど、様々な面で「これまでとのギャップ」が生まれ、識学的なマネジメント方法に対してアレルギーを持つ社員も出てしまっているというが、山本氏は、「いつかどこかでやらないと変わらない」と強い意思を持つ。

「今はマネジメントをお願いしていますが、あくまで仕組みを取り入れて、弊社の良いところも活かしながら運用が出来ればと思います。識学の考え方を理解した上で、弊社の最善を模索していきたいです」

「取り入れてやるからには成長してもらいたいですね。成長しない会社は面白くないじゃないですか。なので、社員が自分で考えながら成長して、結果、会社も成長できればと思います」


 講座について「様々な業種のプロの人から学べる。弊社に合うものがあれば取り入れていきたい」と話す大吉不動産は今後、不動産業界に対する「わからなさ」「胡散臭さ」を取り除くためにも、まずは講座で学んだ知識をもとに、集客・採用ともに生かせる「YouTubeショート」を実践する方針だ。

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