YouTubeショートを実践し 集客率7.5割→9割増!
積極的な講座受講でLP改善も

株式会社テロス科学研究所
取締役 岩﨑 裕子 氏

会社名:株式会社テロス科学研究所   https://leadkobetu.com/
所在地:奈良県生駒市谷田町371-3-101
取材日:2022.9

 大学受験「パーソナルラボLEAD」を運営するテロス科学研究所。
 プロの講師が一人ひとりに対して個別でサポートするほか、英語留学の企画・サポートなどを実施している。

YouTubeショートなど他にない実践的情報でも入会率増

 講座の受講では良いホームページの基準や、手軽にできる塾としてYouTubeショートを教えてもらい導入。
 約半年で、入会率が7.5割から9割になった。

 というのも、『授業風景』『塾のシステム紹介』『駅から塾までの道のり』などの動画を制作し活用するようになった点を含め、最先端のマーケティングの基準を知ることで、問い合わせから体験・入会までの “仕組み”が出来たからだという。

「これまでは問い合わせが来てから、対応する人によってなんとなく伝える内容が違っていましたが、今では問い合わせが来た段階で用意した動画をお送りするようになりました。体験までに動画を観て頂くことで、塾のイメージを持った状態で来てもらえる。このスタートから仕組み化できたことが、結果的にお客様からの信頼に繋がっていると思います」


 過去には、塾までの行き方がわからず電話がかかってくることがあったというが、今では『動画での案内がわかりやすかった』という声も頂いたという。

「講座では、ショート動画のハードルを下げてもらえました。YouTube掲載に関しては『編集する時間もないし、良い機材を使わないといけないので難しい』と思っていましたが、携帯で撮ったもので良い、中小企業でも出来ると言ってくださったので、私たちにも出来ることがあったと思いましたね。次の段階はテーマ・目的を決めて発信すること。本格的に進めていきたいと思います」

塾のHPをリニューアル!きっかけは講師からのアドバイス

 2021年9月に登壇した株式会社オレコン・山本氏のセミナー「売り上げを伸ばすデザイン心理技術 “トラストフォーマット”」を受講した岩崎氏。
 質疑応答時には「URLをみてください」と積極的に発言し、実際に塾のHPを見てもらった。

 山本氏は、「よく出来ていると思う」と褒めつつも 「色数が多く、ボタンのようなデザインが多い。ミスクリックに繋がるので、本当のボタンのみを強調した方が良い」 と指摘。

 また、 「塾には子供が通うが申し込むのは保護者なので、保護者が信頼するページにすることが大事」「サイズ、色含めてレイアウトが見やすいのは日経電子版。ニュースよりのデザインになるため、信頼性もあがりやすい」 など直接アドバイスをした。

「貴重な機会なので質問しないともったいないですよね。今はアドバイスに沿って色合いを変えて、落ち着いたイメージのHP に改善しました。プロは具体的な切り口から組み立てていて、徹底度合いが全く違う。お客様視点で、ターゲットに沿って組み立てることの重要性・真剣さを学べたので勉強になりました」

 この山本氏からのアドバイスは塾のみならず、“ 英語留学事業 ”にも活きている。

「新たに社会人向けの留学を打ち出すことを決めたのですが、実は全然イメージが固まらなかったんです。しかし、講座でターゲットを絞ることの重要さなどを知ることが出来たので、『50代からのセレブ留学』と打ち出すことを決めました。今はHPもチラシもセレブ層に刺さるようなデザインで制作を進めています」

 この新たな事業に関しては講座会員同士の繋がりも役立った。
 留学サポートはフィリピンの大学と提携していることから、東南アジアの物件を扱うProperty Access株式会社(講座会員)に、「フィリピンの印象」や「フィリピンの不動産が9割売れていて人気があること」などの実情を聞いた。フィリピンに対するイメージが覆されたほか、このまま進めていくことへの自信に繋がったという。

「元々は経営者の繋がりがすごく少なかったですが、講座会員同士のネットワークは貴重なきっかけとなり、新たな可能性が広がると感じています。今後は海外に進出する企業の英語研修などBtoB向けの事業なども新たに企画していければ良いなと思っています。講座はすぐに変わっていく情報の最先端をキャッチアップできるので、今後も継続していきます」

Pickupインタビュー

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