稼ぐ力養成講座
Property Access株式会社
代表取締役 風戸 裕樹 氏
会社名:Property Access株式会社 https://propertyaccess.jp
所在地:東京都港区北青山2-7-11 青山但馬屋ビル4階
取材日:2022.8
海外不動産の資産運用を行う不動産コンサルタント会社のProperty Access。
日本、シンガポール、マレーシア、フィリピンを拠点としていて、約1年半で70億円超の海外投資を実施した実績を持つ。
現在、プロパティアクセスは、YouTubeチャンネル『風戸 裕樹の「ホンネで不動産」 by プロパティアクセス』を運用中。とくにショート動画に注力している。
ショート動画では、「海外の不動産って日本にいても買えるの?」「海外不動産って英語や現地語が分からなくても買える?」などといった解説動画を投稿。
ショート以外にも「世界に誇る日本のヤバイマンション(高級物件)を紹介」「住宅ローンの金利上昇中。固定金利と変動金利どっちがいい?不動産市況はどうなる?徹底解説」など、“絶対押さえておきたい不動産トレンド”の解説動画も掲載している。
YouTubeチャンネルは元々風戸氏が開設していたというが、本格的に始めたのは2021年から。
改善するにあたっては、チバテレ「稼ぐ力養成講座」での学び、例えば「YouTubeのトレンドやショートのポイント、アルゴリズムの違い」などをマーケティング担当者(20代)の従業員が活かして実践したという。
「ショートを多く取り入れていれるようになってから視聴数がガンっと回って、コメントも付くようになりました。本格的に改善するようになって、半年くらい経った2021年11月ごろから結果が出始めました」
改善したポイントとしては、
“きちんと目的を分けた” こと。
担当によって役割を変えて話すなどしている。
「これまではあまり目的を決めておらず、旬なトピックや話したい内容、問い合わせが来そうな内容を掲載していました。今は『ナーチャリング目的』『ブランディング目的』『セールス目的』と3つに構成を分けて動画を制作していて、担当によって役割を変えて話しをしたり、ショート動画と普通の投稿を使い分けて週に3度、月に10~15本ほど掲載しています」
「正直、我々がやっている海外不動産は属人性が強く、一定の富裕層が買う商材なので実はあんまりSNSに適していませんが、最近テレビなどでも取り上げられているので、これから少しずつ広がっていくと思います。その時に会社の信頼性や情報発信の頻度がある程度揃っていないと他社に負けてしまうので、他社との違いを出すためにも今はSEOやコンテンツを揃えていきたいです」
「SNSからくる問い合わせはすごく成約率が高いと話す風戸氏。
その理由は、解説動画は話している人に対して、視聴者がファン化するため、「この人に聞いてみたい、問い合わせしてみたい」と期待値が高い状態で問い合わせがくるからだという。
また、自社のSNSからの自然流入(オーガニック集客)は、提携会社などの紹介者を通さないため、収益を分ける必要がなく、入ってくる収益も高い。
「直接問い合わせが来た方のコンバージョン率を上げて、収益をあげていく。この強い収益構造に変えていくことを目指していましたが、この1年間でだいぶ変化しました」
これまで、自然流入は売上の6割程度あったものの、残りの4割は提携会社からの紹介に依存していた。その分収益も分けていたというが、今は8割~9割程度が自社のSNSや書籍からの流入に変わったという。
「YouTubeの構成を変える前までは、SNSからの流入は0件でした。今では自然流入8~9割のうち、2割~3割くらいはYouTubeからです。手応えはありますね」
「成約率が高いのでどんどんアクセル踏みたいところですが、今は営業のリソースがいっぱいいっぱいになっている部分もあるので、今は、GoogleのアナリティクスやYouTubeの分析をしっかり勉強してアクセル踏める時のために準備をしていこうと思います」
風戸氏は、過去2回開催された会員限定の交流会にも参加した。
「凄く価値があると思います。あそこで知り合う人や総合プロデューサー・大林さんの紹介して下さった人とは実際に成約しますし、ビジネスになる。講座を継続するメインの理由でもありますね。事務局は講座会員のビジネスのニーズを理解しているので、適切な人を紹介してくれます」
過去には、別の講座会員企業にお客さんに海外不動産を紹介してもらい、プロパティアクセスがコンサルティングするといった、業務提携するケースもあったそうだ。
「他にはないこの機会は素晴らしいです。交流会は会員同士が参加出来て、リアルに話せるのに金額的にコスパが良い。会員も増えていて、その分新たな人にも出会えるので良いですね」
プロパティアクセスは今後も、講座を活用しながら学びや人脈を広げ、さらにビジネスを強化していく。