講座で知らなかった知識を学習
サムネやタイトル変更でYouTube再生数が約20倍に…!

一般社団法人下町塾長会議
代表理事 亀山 卓郎 氏

会社名:一般社団法人下町塾長会議  https://shitamachi-jukucho.com/
所在地:東京都台東区上野桜木2丁目10-3 MSビル
取材日:2022.5

 2021年3月に設立された一般社団法人下町塾長会議。
 運営しているYouTubeチャンネル「下町塾長会議」では、進学個別桜学舎・自由塾町屋教室・大島栄伸塾、それぞれの塾を経営する塾長3 人が集まり、塾の先生の考えを発信するなどして、役に立つ情報を提供している。

試行錯誤の末に掴んだ “伸びるコツ”

 現在、運営しているYouTubeチャンネル「下町塾長会議」。
 東京東部の小さな学習塾の塾長3人が2019年から始めたチャンネルだ。

「ネットでのマーケティングは塾にものすごく関わるので興味深く聞いています。運営しているYouTubeの再生回数やチャンネル登録者数がそこまで伸びていない、もう少し観てもらいたいと思っていたところにYouTubeを題材にした講座がありました」

 そのため、受講した中でも勉強になったのは、インプリメント株式会社 取締役社長 木村博史氏が登壇した「中小企業800社以上を支援 経営者が活用すべきYouTubeの極意」 の講座だという。

 亀山氏は、木村さんが紹介していた本は全て買ったほか、受講後には学んだことを早速YouTubeチャンネル「下町塾長会議」に反映した。

「まず、サムネやタイトル・テロップの言葉を変えました。これまでは動画を掲載してから24時間以内の視聴回数が約80回くらいでしたが、今は24時間で2000回近く再生されたものもあります。20倍なので、凄いですよね」

 視聴回数だけでなく、チャンネル登録者数も200~300人増加。
 試行錯誤の末、今では動画が“伸びるコツ”も掴めるようになったという。

「前まではサムネの重要性もわからず、同じ画像を使い回して、タイトルだけ変えていたこともありました。講座のおかげで知らなかった知識を得ることが出来て、『なるほどね、そこか』と。今はサムネにこだわるようになり、色身を変えてイメージがしやすく、クリックしようと思ってもらえるように工夫して作るようにしています」

  また、サムネやタイトルのほかにも、動画の内容も変更。これまでは言いたいことを宣伝のように伝えたり、質問に答えるだけだったが、Google側が「有益なもの」の検索順位をあげると示していることから、“役立つような情報を掲載する” ようになった。

「『中学入ってから困ること3選』『親が受験生にいってはいけない言葉ランキング』など、知りたい!なんだろう?と思ってもらえるようなお役立ちコンテンツを制作するようになりました。その上で、もっと知りたい人はうちの塾へ…と呼び込む形をとっています」

 その結果、YouTubeを観てくれている人が「塾に入りたい」と言ってくれたり、オンラインセミナーに来てくれたりすることもあるという。

「特に、小学生のお母さん世代が今YouTubeで調べ物をしていることが多い。通常の紙媒体のマーケティングとは違うんだなと思いました。新聞の折り込みチラシをやった時は全然効果がなかったので…今はYouTubeとSNS、たまにテレビで集客している状態ですね」

 学んだことを実践して、結果へとつなげた亀山氏。
 チバテレ稼ぐ力養成講座について、「知らない知識が出てくるので有益だと思います。自走できるようにしてもらえるところが講座の価値なのでは」と話す。

「大手の塾を打ち負かすまでにはならないにせよ、大手が絶対に突っ込まないような場所を見つけられれば、独り勝ちできると思う。そういった意味でも、講座での学びは大きなヒントになっています。まずは、下町塾長会議のチャンネル登録者数を『2022年内に1000人以上にする』ことが目標です!」

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