ホームページやInstagramを通じてテレビ取材!
やってきた“面白いこと”の発信力強化へ

富士企画株式会社
代表取締役 新川 義忠 氏

会社名:富士企画株式会社
 https://www.fuji-plan.net/
所在地:東京都新宿区四谷1-19-16 第一上野ビル6F
取材日:2022.4

 不動産投資物件に特化した富士企画。
 市場に出回らない投資物件・収益不動産の投資不動産の売買をはじめ、リフォームの相談、事業承継問題などにも取り組んでいる。

進んだ営業部との共通理解

 富士企画の社内で主に講座を受講しているのは営業部だが、新川氏いわく、営業部の社員たちは、受講をきっかけに “広報と広告の違い” を理解することが出来るようになったという。

「あまり時間がなく受講できないときもありますが、 会社を動かすのは営業部が多いので受講してもらっています。内容はとても学びになりますね。広報が大事だということを理解してくれるようになり、共通理解も出来るようになったと感じます。テレビの取材を受ける時も、協力的になりました。良い方向にむかっていますね」

これまでやってきた “面白いこと” 発信へ

「仕事も遊びも一生懸命」「やったことない事やってみよう」など、4つの柱を大事にしているという新川氏。
 過去には、趣味のサーフィンで企業とコラボをした経験を持つ。

「サーファーらしくいたいという思いから、サーフボードを持って富士山に登ったり、スーツを着てサーフィンをしていました。その時にふと『オーダースーツのSADA(同じく講座会員)がスーツ着て波乗ったら面白いんじゃないか』と思って、千葉テレビのプロデューサー・大林さんに伝えたんです」

その結果、両社の関わりはなかったものの、オーダースーツSADAのスーツを着て、新川氏がサーフィンをし、その様子が千葉テレビの番組で取り上げられたという。

「広報やテレビの活用に関しては、実践できているはずですが、現在、弊社には広報部がないんです。ネタは相当あるので、講座を活用しながら上手に発信して、もう少し世に出していきたいなと思っています」

 また、会社のホームページやInstagramでは、“社内の日常”を発信しているが、それが他の会社と異なり、ユニーク満載だ。

「入社式は毎年滝行に行っていますし、誰が持ってくるカレーが一番おいしいか選手権をやることもあります。健康でありたいという思いから、みんなでスクワットしたり…社員もノリが良いので、面白いことをやっています。個人的には、サーフボードを段ボールで作ってみたりもしていますね」

 他にも、テレワークが主流となる何年も前から、定休日を定めたくないという理由で、出勤日や出勤時間が決まっていない。

「社内コミュニケーションは十分とれていると思います。くすっと笑えるようなことを楽しむことが大事だと思っています。身内は面白い会社だと言ってくれていますね」

「広報って楽しむことが大事だと思います。でも楽しんでいることを上手にメディアに伝えないと、楽しんでいるだけになってしまう。今はあまり見られていなと感じるので、SNSも含めて広報に力を入れていきたいです。面白いと思う小ネタは山のようにあります!」

 こう話す新川氏だが、富士企画は、ホームページやInstagramをきっかけにメディアへ露出した実績を持つ。
 というのも、フジテレビ・『水曜日のダウンタウン』から依頼が来て、「社長が万歳やめなければ、部下は絶対にやめられない説」に出演した。

「スタッフから『この会社ならやってくれると思った』と言われました。日頃から楽しいことをホームページやInstagramで発信し続けていたので、その成果だと思います。広報の実践になったので、他の企業も学んでいるだけではなく、取材を受けたほうが良いと思いますね」

「人によっては “ふざけてる” と思う人もいるかもしれないですが、普通に過ごしていたら何のインパクトもないじゃないですか。知ってもらう理由のひとつになりますし。なので、今後も、社員や取引先など、弊社の取り組みに対して、面白いなと笑ってくれる人と一緒に仕事をしたいです」

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