初挑戦の「FAX DM」で問い合わせ・注文増!
展示会営業や商品開発などの講座は “ 新人教育 ” にも活用

オルト株式会社
執行役員 岡田 啓介 氏

会社名:オルト株式会社   https://www.ortho-corp.jp
所在地:東京都渋谷区渋谷1-19-5 渋谷美竹ビル 3F
取材日:2022.8

 化粧品メーカー、通販会社などの黒子となり健康食品・サプリメント等を受託開発するオルト。
 また、日本発のまつ毛専用サプリ「バンビウィンク」や日本初の紫外線&体脂肪対策サプリメント「ホワイエット」などの自社ブランド商品のサプリメントは、通販サイトで販売している。

新入社員が初実践!「FAX DM」と「展示会営業」

 自社ブランドを持つオルトは、サプリメント商品を一般消費者のみならず「エステサロン」(BtoB向け)にも紹介したいと考え、チバテレ「稼ぐ力養成講座」に登壇した、 BtoBマーケティング(FAX DM)と展示会営業の活用を決めた。

 20年以上、商品開発に携わる岡田氏はー

「これだけの講座をこのコストで受講出来て、資料も惜しみなく提供頂ける…本当に大満足です。受講を機にFAX DMと展示会営業を入社半年の新入社員に実践してもらいました」

 まず取り組んだのは、「FAX DM」
 オルトとしても初めての試みだったというが、講師として登壇した株式会社エイチアンドパートナーズ 代表取締役の平川雅之氏に業者を紹介してもらい、実践へと繋げた。
 原稿は5種類用意。いずれもオルトが書き、送付する作業を業者に任せたという。

「作り方のノウハウは講座内で話していたことを参考にしました。通常の折り込みチラシやポスティングのチラシを作ろうとすると、キャッチコピーや画像の配置など時間をかけて考えなければいけないですが、FAX DMの場合は、“A4チラシ1枚”、それもワードで作ったもので出来るので簡単でした」

 作成した5種類のチラシを都内のエステサロン向けに計約4500件送付した結果、「サンプルを下さい」などという問い合わせが約10件、そこから3~4件は注文にも繋がった。

「少額で始めたので反響があってもなくても良いかなと思っていましたが、思いのほか問い合わせもあり、注文にも繋がったので、面白かったですね」

“展示会営業” の講座は研修にも 学びを実践

 オルトは展示会の経験があったが、2022年2月に行われた展示会営業の講座は、研修代わりになり、とても役に立ったという。

 というのも、展示会営業を担当することになったのは、展示会を初挑戦する若手の女性社員。右も左もわからないまま2022年春の展示会に向けて準備を始めなければならない中、当講座でちょうど「展示会営業」をテーマのセミナーが開催された。

「既存の商品をしっかりと売れるようにと、研修の一環として入社半年で展示会を任せましたが、準備の段階で講座を視聴し勉強して自分なりに咀嚼していましたね。『講座ではこう話していましたが、こうしたいです』などという意見も出してくれました。講座のおかげで、“考える軸” が出来たのかなと思います」

 現在は、2022年9月下旬に開催される展示会に向けての準備を進めているという。

「担当社員にとっては2度目の展示会となりますが、講座で学んだことを春の展示会で実践し、それをフィードバックして次に活かそうとしています。取り組み方も視点も講座で言っていたことをきちんと肌身で理解できているので、成長していますね」

■ “商品開発” の講座は社全体の学びに

 後輩の成長をそばで見守る岡田氏が特に印象に残っているという講座は、商品企画エンジン株式会社 代表・梅澤大輔 氏が登壇した「超ヒット商品をつくる方法(商品開発編)」という講座だ。

「弊社は、10年前から梅澤大輔さんの父・伸嘉さんの合宿やセミナーに参加し、考え方やアイデアを増やす方法などを徹底的に学んできました。現在は、そこで学んだ開発手法に則って商品を開発しています。今回大輔さんの講座を受講することが出来て、中小企業にとって必要な情報が詰まっているなと改めて感じました」

 現在の社員は25人だが、教えてもらった商品開発の方法の通りに開発を進めた結果、自社商品である紫外線&体脂肪対策サプリメント「ホワイエット」は、ヒット商品に。TV通販では1日で数千万円の売上にまで繋がっているという。

「繰り返し聞くことで新しい気付きがあるので良いですよね。これまでも意識して考えていましたが、梅澤大輔さんからは “商品のコンセプト” に加えて、お客さんが興味を持ちそうな『ユニークなキャッチコピーをつけること』が大事だということを学びました」

 岡田氏をはじめ、積極的に講座を受講するオルトの社員は、“今日は録画受講を観る日” と決めて日程を調整する人や、受講をきっかけに「こういう事業をやりたい」と提案する人などがいて、やる気とモチベーションの向上に繋がっているという。

「部署がそれぞれあるので、もっと他のメンバーにも見せて意識を高めていく必要があると感じました。今後、まだまだ活用できると思います。社としては、講座でも学んだTikTok等のショート動画も活用出来たら良いなと思います。ちょうど30代くらい向けの商品も出来たので…課題でもある新規顧客開拓にも繋がるなと思います」

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