虐待の様子をデジカメでも撮影か

 野田市で小学4年生の女の子が自宅で死亡した虐待事件で、父親が虐待の様子をスマートフォン以外にデジタルカメラでも撮影していたことが分かりました。

 栗原勇一郎容疑者はことし1月、娘の心愛さんを浴室に追いやり、立たせ続けるなどした強要の疑いで20日、千葉地方検察庁松戸支部に身柄を送られました。

その後の捜査関係者への取材で、勇一郎容疑者が「楽しい予定もあったのにお前のせいで台無しだよ」などと心愛さんを怖がらせ、立たせ続けた様子をデジタルカメラで動画撮影していたことが分かりました。

勇一郎容疑者は容疑を否認しているということです。

なお、事件では勇一郎容疑者が傷害致死などの罪で、妻のなぎさ容疑者は傷害ほう助の罪で既に起訴されています。