県内の平均地価 6年連続で上昇

 千葉県内の公示地価が19日公表されました。

 県内の平均地価は全体として6年連続で上昇しています。

県によりますと、ことしの1月1日を基準日とした県内の更地1平方メートルあたりの平均地価は12万4200円で、前の年を1・1%上回り、6年連続で上昇しました。

用途別で見ますと、住宅地はアクアライン800円の継続で君津市と木更津市などで上昇した一方、野田市と白井市は住宅の供給が需要を上回っていることなどを背景に下落が目立つ結果となりました。

また、エリア別では浦安市や市川市、船橋市などの東京圏で地価の上昇がみられるものの、香取市や銚子市、いすみ市などの地方圏では下落傾向が続いていて、県内では地価の二極化がさらに進んでいます。

なお、県内の地点別の最高価格は住宅地が7年連続で市川市菅野の34万9千円、商業地では3年ぶりに千葉市中央区富士見が165万円でトップとなりました。