国立歴博36年ぶりリニューアル

 佐倉市の国立歴史民俗博物館で先史から古代の展示室が36年ぶりに19日リニューアルオープン。

 ダイナミックでリアルな展示に多くの人が目をみはりました。

今回のリニューアルは国立歴史民俗博物館の先端的な研究によって先史時代の年代の捉え方が変わったことを踏まえ、開館から初めて先史・古代の展示室が大きく見直されたものです。

3年間の改装を経てオープン初日となった19日は、多くの人が待ちかねた様子で真新しい展示室を訪れました。

新たな展示では、石器や土器などの資料だけでなく人々の暮らしを分かりやすく伝えるため今にも動き出しそうな「生態復元模型」が作られたほか、植物や動物、火山灰など当時の自然環境も感じることができます。

オープンを記念して19日から「正倉院文書複製の特別公開」も行われるなど特集展示のコーナーでは今後も最新の研究成果を順次展開していくということです。