ワオンポイント不正入手し商品詐取

 不正に入手したイオンの「ワオンポイント」を使って商品を騙し取ったとして、山梨県に住むカザフスタン国籍の男が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、山梨県甲府市に住むカザフスタン国籍のムカトフ・オルザス容疑者(26)です。

警察などによりますと、ムカトフ容疑者は去年9月、不正に入手した他人のイオンのワオンポイントを使い、甲府市内の店で缶コーヒーなどの商品13点を騙し取った疑いが持たれています。

去年9月、企業に客から「ポイントがなくなっている」と相談があり、警察が捜査していました。

ムカトフ容疑者は容疑を認めていて、「自分のお金を使うのがもったいなかった」と供述しているということです。

捜査関係者によりますと、去年9月ごろイオンのサーバーでは「リスト型攻撃」と呼ばれるIDやパスワードでの不正アクセスが約370万回あったということで、警察はムカトフ容疑者の余罪を調べるとともに不正アクセス禁止法違反の疑いでも捜査しています。