特別支援学校の男性職員を懲戒処分

 現金50万円余りが入った他人のリュックサックを盗んだなどとして県教育委員会は6日、特別支援学校の男性職員に対し、停職6か月の懲戒処分を下しました。

 停職6か月の懲戒処分を受けたのは県立松戸特別支援学校の寄宿舎で生活指導などを担当する30代の男性職員です。

男性職員は6日付けで依願退職しています。

県教委によりますと、男性職員は去年10月28日午前9時ごろ、都内の飲食店で他の客の現金52万円などが入ったリュックサックを盗んだということです。

1月17日、男性職員が窃盗の疑いで警視庁に逮捕され、発覚しました。

県教委の聞き取りに対して男性職員は「教育公務員としての自覚が足りなかった」と話しているということです。

今年度の教職員の懲戒処分は15件に上るなど、相次ぐ不祥事について、県教委は陳謝するとともに「各学校に対し職員の綱紀粛正を通知するなどして、再発防止に全力で取り組む」と話しています。