白井市長選 元市幹部が出馬表明

 ことし4月に行われる白井市長選挙に、市の元幹部の男性が無所属で出馬する意向を表明しました。

 出馬表明した新人・笠井喜久雄氏「(現職の)伊澤市政の取り組みをさらに前進、発展させていきたい。次の世代の子どもたちに白井市を健全のまま引き継ぐのが使命」

白井市の元部長で新人の笠井喜久雄氏は11日記者会見し、4月14日告示、21日投開票の白井市長選に無所属で出馬すると表明しました。

笠井氏は白井市出身の59歳で、都内の大学を卒業後当時の白井町役場に入庁し、生涯学習課長や総務部長などを務めました。

地域の課題である北総線の運賃問題には現職の伊澤史夫市長と同様に対話姿勢で臨む考えで、基本的には現市政の路線を踏襲していくとしています。

具体的な選挙公約は検討中とのことですが、人口減少時代に対応した行財政運営が不可欠だとし、「市民の声を聞いた上で公共施設の統廃合や市民協働の街づくり、行政のスリム化に取り組みたい」と述べました。

また、今のところ特定の政党に支援を要請する考えはなく、”オール白井”で選挙戦に臨みたいとしています。

現職の伊澤市長は今期限りで政界から引退する意向で、白井市長選への出馬表明は笠井氏が初めてです。